永久凍土と60年後の未来。
2019年06月27日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
6月27日の木曜日でございます。
6月も残すところ後3日、今月も支払い週間がやってまいりました。
7月に入れば、何となくな夏感が漂うはずでしたが、今年はなんだか梅雨の様子がおかしいな。
昨日だか、今日だか梅雨入りしたってお話ですが、まだ雨らしい雨は降ってませんが、今日からエゲツなく降るんだとか…
遅れた分、取り戻そうとかそんな降り方をしてくれたら、また水害とかなるじゃないの。
水不足も困りますが、一気に降るの困りものやし。
わたくし院長の居住する京都市内では、断水された記憶はありませんが、これはきっと琵琶湖の貯水量がハンパないからでしょう。
ですが、地球温暖化が叫ばれる近年、水は貴重な資源になるであろうことは間違いありません。
ってことで、今日もネタに突入ですが、今日はそんな地球温暖化の影響のお話…。
地球温暖化の影響で、永久凍土に覆われていたシベリアにも人が住めるようになるであろうって、いいのか悪いのかよく分からないお話をいってみたいと思います。
ご存知の通り、シベリアなど、ロシア内の北アジア地域の大部分は永久凍土に覆われております。
ですが最新の研究では、21世紀後半までには温暖化の影響から、人が住めるようになるんではないかというお話です。
これは気候変動の影響によるもので、温暖化により極寒の地が人が住めるような温度まで上がり、居住区になり得るということです。
ロシア領内のアジア地域はウラル地方東部から太平洋にかけて1300万平方キロに広がっています。
これは実に、ロシア領の77%に当たる広大な土地です。
せっかくの土地であるにもかかわらず、人口という点で見れば、ロシアの人口のたった27%の人しか暮らしておらず、それも比較的気候が穏やかな南部の森林ステップのあたりに集中しています。
それもそのはず、この地域は永久凍土で閉ざされた極寒の地で、とても人が暮らしていける気温ではないわけですな。
テクノロジーが発展した現在では、人はそうした環境的な制約にそれほど左右されなくなってきていますが、深刻を増す温暖化によってロシアの居住環境がかなり変わるであろう試算が出ているわけです。
そこでクラスノヤルスク連邦研究所とアメリカ航空宇宙局の研究チームは、現在および将来の気候シナリオを利用して、ロシア内アジア地域の気候動向について調査し、21世紀中に人が住めるようになるかどうか検証してみたんだそうです。
この研究では、20の一般的な循環モデルの組み合わせと2つの代表的濃度経路シナリオを分析し、6月と7月の気温および年間降雨量の平均をロシア内アジア地域に当てはめてみると、それらが人間の暮らしやすさに重要とされる3つの気候指標(生態系ランドスケープポテンシャル、冬期の厳しさ指数、永久凍土面積)を改善することがわかったそうなんです。
簡単に言いますと、予測された気温の変化は、真冬で3.4〜9.1度、真夏で1.9〜5.7度ほど気温が上昇し、年間の降水量は60〜140ミリ増加するというものだったそうなんです。
真冬で3.4度から9.1度!
まぁ、我々日本人では、9度もの温度上昇ってのは、意味が分からないですが、マイナス20℃から、9度上昇してもマイナス11℃ですからねぇ(笑)
研究者の話では、2080年までにロシア内アジア地域はずいぶん穏やかな気候になり、永久凍土で覆われた地域の割合は現在の65%から40%まで減るであろうと話しているそうです。
それにより、少なくとも現在の5倍の人口が暮らせるようになるという結果が出たってお話です。
これって、ロシアの人々にとっては、有り難いことでしょう。
住める場所が増えますし、おまけに気候が温暖化すると農業率や生産性も上がると考えられますからね。
ですが、これはこのまま温暖化が進んだらの話であり、少なくとも良い話とうけとめるだけではダメでしょうねぇ。
でも、永久凍土が溶けたら、なにか影響があるんでしょうかね?
その辺の細かい所は分からないんですが、それだけの氷が溶けちゃうわけですから、影響ないわけないですよね。
ひとつ思うのは、ロシアでそこまで気温が上がるなら、その他の国ではどうなるん?って事ですが、日本の夏があと2、3度気温上昇すれば、ほんとに外出出来ないレバルになりかねませんしね。
地球全体の事を考えると、やはり温暖化対策は何とかしないといけんのでしょうねぇ…。
毎回、この問題の最後はこんな終わり方ですが、やはり世界中が一丸となるしかないと思いますよね。
2080年の未来のお話でしたが、60年後はわたくし院長、おそらく生きてません。
ですが、我々世代がギリギリで、その子の世代から確実に影響があるって考えると、もうすぐそこの未来なんですよね。
今のうちになんとかしないと…。
ですよねぇ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月27日の木曜日でございます。
6月も残すところ後3日、今月も支払い週間がやってまいりました。
7月に入れば、何となくな夏感が漂うはずでしたが、今年はなんだか梅雨の様子がおかしいな。
昨日だか、今日だか梅雨入りしたってお話ですが、まだ雨らしい雨は降ってませんが、今日からエゲツなく降るんだとか…
遅れた分、取り戻そうとかそんな降り方をしてくれたら、また水害とかなるじゃないの。
水不足も困りますが、一気に降るの困りものやし。
わたくし院長の居住する京都市内では、断水された記憶はありませんが、これはきっと琵琶湖の貯水量がハンパないからでしょう。
ですが、地球温暖化が叫ばれる近年、水は貴重な資源になるであろうことは間違いありません。
ってことで、今日もネタに突入ですが、今日はそんな地球温暖化の影響のお話…。
地球温暖化の影響で、永久凍土に覆われていたシベリアにも人が住めるようになるであろうって、いいのか悪いのかよく分からないお話をいってみたいと思います。
ご存知の通り、シベリアなど、ロシア内の北アジア地域の大部分は永久凍土に覆われております。
ですが最新の研究では、21世紀後半までには温暖化の影響から、人が住めるようになるんではないかというお話です。
これは気候変動の影響によるもので、温暖化により極寒の地が人が住めるような温度まで上がり、居住区になり得るということです。
ロシア領内のアジア地域はウラル地方東部から太平洋にかけて1300万平方キロに広がっています。
これは実に、ロシア領の77%に当たる広大な土地です。
せっかくの土地であるにもかかわらず、人口という点で見れば、ロシアの人口のたった27%の人しか暮らしておらず、それも比較的気候が穏やかな南部の森林ステップのあたりに集中しています。
それもそのはず、この地域は永久凍土で閉ざされた極寒の地で、とても人が暮らしていける気温ではないわけですな。
テクノロジーが発展した現在では、人はそうした環境的な制約にそれほど左右されなくなってきていますが、深刻を増す温暖化によってロシアの居住環境がかなり変わるであろう試算が出ているわけです。
そこでクラスノヤルスク連邦研究所とアメリカ航空宇宙局の研究チームは、現在および将来の気候シナリオを利用して、ロシア内アジア地域の気候動向について調査し、21世紀中に人が住めるようになるかどうか検証してみたんだそうです。
この研究では、20の一般的な循環モデルの組み合わせと2つの代表的濃度経路シナリオを分析し、6月と7月の気温および年間降雨量の平均をロシア内アジア地域に当てはめてみると、それらが人間の暮らしやすさに重要とされる3つの気候指標(生態系ランドスケープポテンシャル、冬期の厳しさ指数、永久凍土面積)を改善することがわかったそうなんです。
簡単に言いますと、予測された気温の変化は、真冬で3.4〜9.1度、真夏で1.9〜5.7度ほど気温が上昇し、年間の降水量は60〜140ミリ増加するというものだったそうなんです。
真冬で3.4度から9.1度!
まぁ、我々日本人では、9度もの温度上昇ってのは、意味が分からないですが、マイナス20℃から、9度上昇してもマイナス11℃ですからねぇ(笑)
研究者の話では、2080年までにロシア内アジア地域はずいぶん穏やかな気候になり、永久凍土で覆われた地域の割合は現在の65%から40%まで減るであろうと話しているそうです。
それにより、少なくとも現在の5倍の人口が暮らせるようになるという結果が出たってお話です。
これって、ロシアの人々にとっては、有り難いことでしょう。
住める場所が増えますし、おまけに気候が温暖化すると農業率や生産性も上がると考えられますからね。
ですが、これはこのまま温暖化が進んだらの話であり、少なくとも良い話とうけとめるだけではダメでしょうねぇ。
でも、永久凍土が溶けたら、なにか影響があるんでしょうかね?
その辺の細かい所は分からないんですが、それだけの氷が溶けちゃうわけですから、影響ないわけないですよね。
ひとつ思うのは、ロシアでそこまで気温が上がるなら、その他の国ではどうなるん?って事ですが、日本の夏があと2、3度気温上昇すれば、ほんとに外出出来ないレバルになりかねませんしね。
地球全体の事を考えると、やはり温暖化対策は何とかしないといけんのでしょうねぇ…。
毎回、この問題の最後はこんな終わり方ですが、やはり世界中が一丸となるしかないと思いますよね。
2080年の未来のお話でしたが、60年後はわたくし院長、おそらく生きてません。
ですが、我々世代がギリギリで、その子の世代から確実に影響があるって考えると、もうすぐそこの未来なんですよね。
今のうちになんとかしないと…。
ですよねぇ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院