やっぱ寝る子は育つでしょ。
2019年06月20日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
6月20日の木曜日でございます。
6月も残すところ後1/3ってことで、もう後半戦なんやねぇ…。
早いもんですわ。
にも関わらず、近畿地方まだ梅雨入りしておらぬ。
予報では今週末辺りから崩れ出すって話ですが、どうなることやら…
昨日は、少子化問題についてお話ししましたが、今日もそんな子供たちに関するお話でもしてみようかと思います。
アメリカの研究で、昼寝を多くする子供たちは、幸福度や学力が高く、問題行動が少ないという研究結果が発表されました。
「寝る子は育つ」と言われるように、子供にとって睡眠は心身の成長に非常に大切なものです。
そこで、今日は夜に足りない睡眠を補うために昼寝をするのはどうなのかってことを考察したいと思います。
今回、アメリカの研究チームが小学生を対象とした調査を行ったところ、昼寝をする子供ほど幸福度や学力が高く、行動面においても問題が少ないという結果が報告されたそうなんです。
この研究はアメリカのペンシルベニア大学とカリフォルニア大学アーバイン校の研究チームにより行われたものだそうで、睡眠習慣が悪いと子供たちが認知的、感情的、身体的に悪影響を受けることは過去にも立証されているんですが、その研究のほとんどは就学前の幼児を対象にしたものでした。
これは、子供が大きくなるにつれて昼寝の習慣を完全に止めることが多いお国柄も関係しています。
ま、日本でも幼児以上になれば、お昼寝って習慣はなくしますよねぇ…。
ですが、例えば中国なんかでは、昼寝は日常生活に取り入れられており、小学校から中学校、更には成人期まで続けられているそうなんです。
他にもインド・ベトナムの一部地域や、ギリシャ・イタリア・スペインなどラテン系の国、南米などでも午睡(シエスタ)の習慣が残っているそうです。
ラテン系の国とか、昼寝しそう(笑)
で、研究チームは、両大学の睡眠研究者や生物統計学者らとともに、2004年から開始された中国金壇(ジンタン)区のコホート研究を活用し、幼児期から思春期までの被験者を追跡し調査しました。
小学4年生〜6年生に該当する10歳〜12歳の中国の子供たち2,928人から、昼寝の頻度とその時間についてのデータを集めました。
そして特に6年生には、幸福度や気骨精神などの心理面やBMI、血糖値などの身体面における計測も併せて行われました。
また、教師には各生徒についての行動的および学術的情報を提供してもらい、性別、学年、学校の所在地、更には両親の教育レベル、睡眠習慣を調整しながらそれぞれの結果と昼寝の関係性を分析したそうです。
なかなか…
大掛かりな調査になってますな。
で、その調査の結果、週に少なくとも3日、30分〜60分の昼寝をした子供たちは、全ての面においていい効果が表れることが明らかになったそうなんです。
幸福度はもちろん学力も向上し、問題行動を起こすことも少なかったといいますから、昼寝万歳でんがな。
この結果を考慮し、研究者らは学校に「昼寝タイム」の導入を勧めているそうなんです。
1週間に3回以上、昼寝をした6年生の子供は、成績が7.6%向上していることが分かったそうで、効率よく学習能力を上げる効果があるとしています。
まぁ、学校が導入するかどうかは別としても、効果があるってことなら考えてみる価値はありそうですしね。
さらに今回の研究調査では、様々なことが明らかになりましたが、興味深いのは、高学歴の親を持つ子供たちの方が、昼寝を多くしているとのこと。
これにはどんな因果関係があるんでしょう?
こういった事も含め、昼寝の効果については、まだまだ不確定要素が多いんですが、文化や個性の影響を調べることによって、昼寝の導入を世界規模で進められるかどうかも調査していくとのことだそうですから頑張っていただきたい。
子供の成長に、睡眠は悪い要素なんか全くないわけですから、昼寝もした方が良いに決まってる気はしますけどね。
ただ、大きくなるにつれ、なかなか時間が取れなくなっていくのも事実でしょう。
大人になれば尚更です。
ですがわたくし院長、実は昼寝の習慣がございます。
この仕事、昼休みがちょっと長いんで、小一時間寝るってのは、業界アルアルかと思います。
それがどんな効果があるかまでは分かりませんが、少々夜に睡眠不足でも大丈夫な気はします。
ですが、めんどくさい事に、休日でも同時刻に眠くなってきます。
まぁ、習慣ですから当然っちゃ当然なんですが、休日まで昼寝はいらんかなぁと…。
大人はともかく、子供は少なくとも悪影響がないのなら、出来るだけ昼寝はさせた方が良いとわたくしも思います。
寝る子は育つ。
んですから。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月20日の木曜日でございます。
6月も残すところ後1/3ってことで、もう後半戦なんやねぇ…。
早いもんですわ。
にも関わらず、近畿地方まだ梅雨入りしておらぬ。
予報では今週末辺りから崩れ出すって話ですが、どうなることやら…
昨日は、少子化問題についてお話ししましたが、今日もそんな子供たちに関するお話でもしてみようかと思います。
アメリカの研究で、昼寝を多くする子供たちは、幸福度や学力が高く、問題行動が少ないという研究結果が発表されました。
「寝る子は育つ」と言われるように、子供にとって睡眠は心身の成長に非常に大切なものです。
そこで、今日は夜に足りない睡眠を補うために昼寝をするのはどうなのかってことを考察したいと思います。
今回、アメリカの研究チームが小学生を対象とした調査を行ったところ、昼寝をする子供ほど幸福度や学力が高く、行動面においても問題が少ないという結果が報告されたそうなんです。
この研究はアメリカのペンシルベニア大学とカリフォルニア大学アーバイン校の研究チームにより行われたものだそうで、睡眠習慣が悪いと子供たちが認知的、感情的、身体的に悪影響を受けることは過去にも立証されているんですが、その研究のほとんどは就学前の幼児を対象にしたものでした。
これは、子供が大きくなるにつれて昼寝の習慣を完全に止めることが多いお国柄も関係しています。
ま、日本でも幼児以上になれば、お昼寝って習慣はなくしますよねぇ…。
ですが、例えば中国なんかでは、昼寝は日常生活に取り入れられており、小学校から中学校、更には成人期まで続けられているそうなんです。
他にもインド・ベトナムの一部地域や、ギリシャ・イタリア・スペインなどラテン系の国、南米などでも午睡(シエスタ)の習慣が残っているそうです。
ラテン系の国とか、昼寝しそう(笑)
で、研究チームは、両大学の睡眠研究者や生物統計学者らとともに、2004年から開始された中国金壇(ジンタン)区のコホート研究を活用し、幼児期から思春期までの被験者を追跡し調査しました。
小学4年生〜6年生に該当する10歳〜12歳の中国の子供たち2,928人から、昼寝の頻度とその時間についてのデータを集めました。
そして特に6年生には、幸福度や気骨精神などの心理面やBMI、血糖値などの身体面における計測も併せて行われました。
また、教師には各生徒についての行動的および学術的情報を提供してもらい、性別、学年、学校の所在地、更には両親の教育レベル、睡眠習慣を調整しながらそれぞれの結果と昼寝の関係性を分析したそうです。
なかなか…
大掛かりな調査になってますな。
で、その調査の結果、週に少なくとも3日、30分〜60分の昼寝をした子供たちは、全ての面においていい効果が表れることが明らかになったそうなんです。
幸福度はもちろん学力も向上し、問題行動を起こすことも少なかったといいますから、昼寝万歳でんがな。
この結果を考慮し、研究者らは学校に「昼寝タイム」の導入を勧めているそうなんです。
1週間に3回以上、昼寝をした6年生の子供は、成績が7.6%向上していることが分かったそうで、効率よく学習能力を上げる効果があるとしています。
まぁ、学校が導入するかどうかは別としても、効果があるってことなら考えてみる価値はありそうですしね。
さらに今回の研究調査では、様々なことが明らかになりましたが、興味深いのは、高学歴の親を持つ子供たちの方が、昼寝を多くしているとのこと。
これにはどんな因果関係があるんでしょう?
こういった事も含め、昼寝の効果については、まだまだ不確定要素が多いんですが、文化や個性の影響を調べることによって、昼寝の導入を世界規模で進められるかどうかも調査していくとのことだそうですから頑張っていただきたい。
子供の成長に、睡眠は悪い要素なんか全くないわけですから、昼寝もした方が良いに決まってる気はしますけどね。
ただ、大きくなるにつれ、なかなか時間が取れなくなっていくのも事実でしょう。
大人になれば尚更です。
ですがわたくし院長、実は昼寝の習慣がございます。
この仕事、昼休みがちょっと長いんで、小一時間寝るってのは、業界アルアルかと思います。
それがどんな効果があるかまでは分かりませんが、少々夜に睡眠不足でも大丈夫な気はします。
ですが、めんどくさい事に、休日でも同時刻に眠くなってきます。
まぁ、習慣ですから当然っちゃ当然なんですが、休日まで昼寝はいらんかなぁと…。
大人はともかく、子供は少なくとも悪影響がないのなら、出来るだけ昼寝はさせた方が良いとわたくしも思います。
寝る子は育つ。
んですから。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院