時間よとまれ〜♪
2019年06月04日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
6月4日の火曜日でございます
6月4日ということで、虫の日、蒸し料理の日、虫歯の日と、語呂合わせにはもってこいな数字のようです。
ボチボチ梅雨入りどうのって地域も出てきてますし、本格的に暑くなる頃だねぇ…。
蒸し暑いと蒸し料理はなんの関係もないですが、これからしばらく嫌な季節です。
とは言え、休んでもいられませんので、毎日気合い入れて頑張りますのことよ。
では、今日もネタ突入ですが、今日は人体の不思議なお話ー
人間は起きている間、平均して1割位の時間は、目をつぶっていると言います。
そうこれは、瞬き(まばたき)をするからですね。
パチッと瞬きをするたんびに、網膜は10ミリ秒から500ミリ秒(= 0.5秒)ほど視覚情報から遮断され、あたりは真っ暗闇になっているわけですよね。
まぁ、目を閉じてるわけですから、一瞬とは言え何も見えてない状態があるわけです。
ですが、そんなことは、普段全く気付きません。
そりゃ、瞬きのたんびに、暗くなった、明るくなったなんて気になってたら、落ち着きませんやね。
これって、一瞬だから気付かないってわけではなく、脳がうまく処理してるからなんだそうで、眼を閉じて暗黒の時間を脳が抑制し、分断された視覚情報を矛盾がないようにつなぎ合わせているんだそうですわ。
ですが、最新の研究によれば、そのせいである重要な影響が出ているのだということなんです。
それは、時間経過の感覚が一時的に失くなってしまうってことなんだって。
まず、私たちが時間の経過を感じる仕組みは正確にはまだ理解されておりません。
感覚処理が継続的に実行されていることの重要性については議論があります。
ですが、今回の研究は、視覚処理には確かに影響力があることを裏付けています。
瞬きの間に時間が止まると明らかになったことで、実行中の視覚処理と時間感覚との関連性を示すことができたんだとか…。
まぁ、色んなことを研究してる人がいるもんですが、今回、被験者22名に視覚的課題に、23名に聴覚的課題に取り組んでもらうという実験を行ないました。
まず視覚的課題を開始する前に、スクリーンに短時間(0.6秒)あるいは長時間(2.8秒)の間、白い円を表示し、これを被験者に見てもらいます。
そして今度は、ランダムな長さで先ほどと同じ白い円を表示します。
被験者はこれを見て、その表示期間が短時間と長時間のどちらに近いか当てるって実験です。
聴覚的課題に取り組む被験者も、似たようなことをしますが、こちらは白い円の代わりにノイズが流されます。
またどちらのグループでも、課題に取り組んでいる最中に、眼球の位置と瞳孔の大きさが観察・計測されるという実験です。
その結果、判明したのは、視覚的課題の最中にされた瞬きが、主観的な時間の感覚に影響を与えているということなんだそうです。
つまり、被験者が白い円を見つめている間に瞬きをしていた場合、白い円の表示時間が短めに評価されたってことなんですな。
さらに、瞬きで目をつぶっている時間が長いほど、それだけ円の表示時間が過小評価されることも分かりました。
ま、簡単にいうと目をつぶっている時間は、時間としてカウントされないって事ですね。
ですから、瞬き中に白い円が出現しても、短くカウントされ、瞬き時間が長ければ、園の表示時間は短くなると…。
こんな実験を真顔で行う人達の感覚も、少々理解できませんが、彼らの難しい言葉で言うと「客観的な感覚入力の喪失時間と主観的時間の喪失とには比例関係」があったってことなんだって。
難しい言葉はいいとして、結果的に瞬きしてる間は、脳は時間を止めてるって解釈でいけそうです(笑)
で、瞬きする瞬間、つまり目を閉じる瞬間と、目を開ける瞬間にズレがないよう調節してるってことのようです。
なお、瞬きで情報が途絶えることのない聴覚的課題に取り組んだグループでは、瞬きがノイズが流れている時間の判断に影響するようなことはなかったそうです。
ま、よくよく考えてみたら、一瞬であろうと目をつぶって何も見えない状況を作ってるわけですから、例えば車の運転中なんかでも、何か感じてもよさそうなもんだわね。
ですが、いちいち瞬きしてた瞬間の暗闇なんて誰も認識してないのは、脳が前の影像と後の影像をうまくくっつけて、暗闇だった部分を消去してるからってことのようです。
恐るべし脳。
このように、脳が処理する仕事と言うのは、我々が考えているより明らかに高度なようで、まだまだ全貌はみせてくれていないようです。
脳の全貌が明らかになる頃には、きっと脳はさらに進化していってることでしょうし、人類には永久に謎のままなのかもしれませんね。
これからも、脳の不思議はおっていきたいと思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月4日の火曜日でございます
6月4日ということで、虫の日、蒸し料理の日、虫歯の日と、語呂合わせにはもってこいな数字のようです。
ボチボチ梅雨入りどうのって地域も出てきてますし、本格的に暑くなる頃だねぇ…。
蒸し暑いと蒸し料理はなんの関係もないですが、これからしばらく嫌な季節です。
とは言え、休んでもいられませんので、毎日気合い入れて頑張りますのことよ。
では、今日もネタ突入ですが、今日は人体の不思議なお話ー
人間は起きている間、平均して1割位の時間は、目をつぶっていると言います。
そうこれは、瞬き(まばたき)をするからですね。
パチッと瞬きをするたんびに、網膜は10ミリ秒から500ミリ秒(= 0.5秒)ほど視覚情報から遮断され、あたりは真っ暗闇になっているわけですよね。
まぁ、目を閉じてるわけですから、一瞬とは言え何も見えてない状態があるわけです。
ですが、そんなことは、普段全く気付きません。
そりゃ、瞬きのたんびに、暗くなった、明るくなったなんて気になってたら、落ち着きませんやね。
これって、一瞬だから気付かないってわけではなく、脳がうまく処理してるからなんだそうで、眼を閉じて暗黒の時間を脳が抑制し、分断された視覚情報を矛盾がないようにつなぎ合わせているんだそうですわ。
ですが、最新の研究によれば、そのせいである重要な影響が出ているのだということなんです。
それは、時間経過の感覚が一時的に失くなってしまうってことなんだって。
まず、私たちが時間の経過を感じる仕組みは正確にはまだ理解されておりません。
感覚処理が継続的に実行されていることの重要性については議論があります。
ですが、今回の研究は、視覚処理には確かに影響力があることを裏付けています。
瞬きの間に時間が止まると明らかになったことで、実行中の視覚処理と時間感覚との関連性を示すことができたんだとか…。
まぁ、色んなことを研究してる人がいるもんですが、今回、被験者22名に視覚的課題に、23名に聴覚的課題に取り組んでもらうという実験を行ないました。
まず視覚的課題を開始する前に、スクリーンに短時間(0.6秒)あるいは長時間(2.8秒)の間、白い円を表示し、これを被験者に見てもらいます。
そして今度は、ランダムな長さで先ほどと同じ白い円を表示します。
被験者はこれを見て、その表示期間が短時間と長時間のどちらに近いか当てるって実験です。
聴覚的課題に取り組む被験者も、似たようなことをしますが、こちらは白い円の代わりにノイズが流されます。
またどちらのグループでも、課題に取り組んでいる最中に、眼球の位置と瞳孔の大きさが観察・計測されるという実験です。
その結果、判明したのは、視覚的課題の最中にされた瞬きが、主観的な時間の感覚に影響を与えているということなんだそうです。
つまり、被験者が白い円を見つめている間に瞬きをしていた場合、白い円の表示時間が短めに評価されたってことなんですな。
さらに、瞬きで目をつぶっている時間が長いほど、それだけ円の表示時間が過小評価されることも分かりました。
ま、簡単にいうと目をつぶっている時間は、時間としてカウントされないって事ですね。
ですから、瞬き中に白い円が出現しても、短くカウントされ、瞬き時間が長ければ、園の表示時間は短くなると…。
こんな実験を真顔で行う人達の感覚も、少々理解できませんが、彼らの難しい言葉で言うと「客観的な感覚入力の喪失時間と主観的時間の喪失とには比例関係」があったってことなんだって。
難しい言葉はいいとして、結果的に瞬きしてる間は、脳は時間を止めてるって解釈でいけそうです(笑)
で、瞬きする瞬間、つまり目を閉じる瞬間と、目を開ける瞬間にズレがないよう調節してるってことのようです。
なお、瞬きで情報が途絶えることのない聴覚的課題に取り組んだグループでは、瞬きがノイズが流れている時間の判断に影響するようなことはなかったそうです。
ま、よくよく考えてみたら、一瞬であろうと目をつぶって何も見えない状況を作ってるわけですから、例えば車の運転中なんかでも、何か感じてもよさそうなもんだわね。
ですが、いちいち瞬きしてた瞬間の暗闇なんて誰も認識してないのは、脳が前の影像と後の影像をうまくくっつけて、暗闇だった部分を消去してるからってことのようです。
恐るべし脳。
このように、脳が処理する仕事と言うのは、我々が考えているより明らかに高度なようで、まだまだ全貌はみせてくれていないようです。
脳の全貌が明らかになる頃には、きっと脳はさらに進化していってることでしょうし、人類には永久に謎のままなのかもしれませんね。
これからも、脳の不思議はおっていきたいと思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院