スパイダーマンはさすがヒーローだわ。
2019年05月13日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
5月13日の月曜日でございます。
ボチボチ休みボケも解消されてきましたかね。
日々が勝手に過ぎていきますから、ボケててもボケてなくても、同じなんですけどね(笑)
ですが、そろそろ休んでた分を色々取り戻さないといけないんで、頑張らないとねぇ…。
そんな空回り気味の院長ですが、今日もネタ頑張りましょう。
今日のネタは「恐怖症」のお話です。
このブログでも、以前に「トライポフォビア」のお話とかしたことがあります。
「トライポフォビア」とは、小さな穴や斑点の集合体を怖がる恐怖症でした。
で、今日の恐怖症は「アラクノフォビア」でございます。
これは、なんの恐怖症かといいますと、「クモ」でございます。
つまり、クモ恐怖症のお話です。
恐怖症患者は、なるべく恐怖の対象に接触、遭遇しないように日常生活を心がけますが、クモはいきなり出没するため、完全に避けることが難しいですよね。
実際にクモ恐怖症の女性が運転中の車内でクモを発見してしまい、パニックに陥り車を大破させるほどの衝突事故を起こしたという事件がこないだありました。
で、これから夏の時期、遭遇確率もアップするであろうクモですが、ほとんどのクモは小さいし害がなく、むしろ益虫とも言われていますが、恐怖症の人にとっては、そんな理屈は通じませんな。
そんな中、ある克服法が簡単でありながら効果があるという研究結果が報告されました。
ほんま、嘘みたいな話ですが、スパイダーマンから抜粋したシーンを7秒見るだけでクモに対する恐怖心が、2割も緩和されたのだとか…。
恐怖心が2割緩和ってのも、もうなんやねんて話ですが、クモ恐怖にスパイダーマンて(笑)
まず、恐怖症の治療として疑似体験療法というものがあります。
これは恐怖の対象となる刺激に徐々になれることで、それを克服しようというやり方で、比較的一般的な方法と思われます。
イスラエル、アリエル大学のメナヘム・ベン=エズラ教授らは、424名の被験者にスパイダーマンを鑑賞してもらい、彼らのクモ恐怖症とアリ恐怖症の症状に変化があるかどうか実験してみたそうです。
その結果、「スパイダーマン2」から抜粋した7秒のシーンを視聴した被験者は、視聴前と比べてクモ恐怖症の症状が2割減っていたって話です。
またクモ恐怖症と同様、アリに尋常じゃない恐怖を感じてしまうアリ恐怖症があるそうなんですが、彼らに「アントマン」からの7秒のシーンを視聴してもらったところ、やはり同様に、アリ恐怖症が和らいでいたと…。
ただ、昆虫一般ということになると、これらの映画にくわえて、自然の風景の映像を7秒間観てもらった場合でも、特に嫌悪感が和らぐようなことはなかったそうなんです。
このことは、こうした治療効果が、マーベルのスーパーヒーロー映画や自然の風景の映像それ自体ではなく、映画の中でアリやクモと疑似的に接触することで得られるらしいことを示しているんだそうです。
んー…
言われてみれば…
何となく…
ベン=エズラ教授らによると、これまでに行われていた室内での疑似体験治療にはそれほど効果がでなかったそうですが、映画鑑賞による疑似体験は、楽しく行えながら、それでいてしっかりとした治療効果を発揮してくれるという点で重要であるそうです。
室内での疑似体験の可能性としては、バーチャルリアリティを利用する方法が考えられますが、こちらの方法は往々にして刺激が強すぎ、恐怖症を持つ患者には恐ろしすぎて適切でないことが多いようなんです。
そりゃ、バーチャルと分かってても、怖いもんは怖いわな。
でなきゃ、恐怖映画なんて成立しませんしね。
しかし、この映画による疑似体験なら、もう少しマイルドな刺激で、しかも楽しみながら行えるために、これまでのやり方に足りなかった部分を補完することができるってことのようなんです。
スーパーヒーローたちは映画の中で悪から地球を守るだけでなく、現実の患者たちも救ってくれるのかもしれない。ってお話でした。
まぁ、恐怖心が2割減るとか、3割減るとか、割合で計れるもんでもないやろーって思いますが、効果はあるようなんで、クモ嫌いはとりあえず「スパーダーマン」観てみたら?
わたくし院長も、実は虫全般大嫌いです。
でも、スパイダーマンは全作観ていますし、ひょっとしたら、クモには恐怖心がなくなってるかもしれません。
それを確認するには、クモに出会わなきゃいけんのですが、そんなチョイチョイ出てきませんしね(笑)
ま、あえて見たくもないですし、ええんですけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月13日の月曜日でございます。
ボチボチ休みボケも解消されてきましたかね。
日々が勝手に過ぎていきますから、ボケててもボケてなくても、同じなんですけどね(笑)
ですが、そろそろ休んでた分を色々取り戻さないといけないんで、頑張らないとねぇ…。
そんな空回り気味の院長ですが、今日もネタ頑張りましょう。
今日のネタは「恐怖症」のお話です。
このブログでも、以前に「トライポフォビア」のお話とかしたことがあります。
「トライポフォビア」とは、小さな穴や斑点の集合体を怖がる恐怖症でした。
で、今日の恐怖症は「アラクノフォビア」でございます。
これは、なんの恐怖症かといいますと、「クモ」でございます。
つまり、クモ恐怖症のお話です。
恐怖症患者は、なるべく恐怖の対象に接触、遭遇しないように日常生活を心がけますが、クモはいきなり出没するため、完全に避けることが難しいですよね。
実際にクモ恐怖症の女性が運転中の車内でクモを発見してしまい、パニックに陥り車を大破させるほどの衝突事故を起こしたという事件がこないだありました。
で、これから夏の時期、遭遇確率もアップするであろうクモですが、ほとんどのクモは小さいし害がなく、むしろ益虫とも言われていますが、恐怖症の人にとっては、そんな理屈は通じませんな。
そんな中、ある克服法が簡単でありながら効果があるという研究結果が報告されました。
ほんま、嘘みたいな話ですが、スパイダーマンから抜粋したシーンを7秒見るだけでクモに対する恐怖心が、2割も緩和されたのだとか…。
恐怖心が2割緩和ってのも、もうなんやねんて話ですが、クモ恐怖にスパイダーマンて(笑)
まず、恐怖症の治療として疑似体験療法というものがあります。
これは恐怖の対象となる刺激に徐々になれることで、それを克服しようというやり方で、比較的一般的な方法と思われます。
イスラエル、アリエル大学のメナヘム・ベン=エズラ教授らは、424名の被験者にスパイダーマンを鑑賞してもらい、彼らのクモ恐怖症とアリ恐怖症の症状に変化があるかどうか実験してみたそうです。
その結果、「スパイダーマン2」から抜粋した7秒のシーンを視聴した被験者は、視聴前と比べてクモ恐怖症の症状が2割減っていたって話です。
またクモ恐怖症と同様、アリに尋常じゃない恐怖を感じてしまうアリ恐怖症があるそうなんですが、彼らに「アントマン」からの7秒のシーンを視聴してもらったところ、やはり同様に、アリ恐怖症が和らいでいたと…。
ただ、昆虫一般ということになると、これらの映画にくわえて、自然の風景の映像を7秒間観てもらった場合でも、特に嫌悪感が和らぐようなことはなかったそうなんです。
このことは、こうした治療効果が、マーベルのスーパーヒーロー映画や自然の風景の映像それ自体ではなく、映画の中でアリやクモと疑似的に接触することで得られるらしいことを示しているんだそうです。
んー…
言われてみれば…
何となく…
ベン=エズラ教授らによると、これまでに行われていた室内での疑似体験治療にはそれほど効果がでなかったそうですが、映画鑑賞による疑似体験は、楽しく行えながら、それでいてしっかりとした治療効果を発揮してくれるという点で重要であるそうです。
室内での疑似体験の可能性としては、バーチャルリアリティを利用する方法が考えられますが、こちらの方法は往々にして刺激が強すぎ、恐怖症を持つ患者には恐ろしすぎて適切でないことが多いようなんです。
そりゃ、バーチャルと分かってても、怖いもんは怖いわな。
でなきゃ、恐怖映画なんて成立しませんしね。
しかし、この映画による疑似体験なら、もう少しマイルドな刺激で、しかも楽しみながら行えるために、これまでのやり方に足りなかった部分を補完することができるってことのようなんです。
スーパーヒーローたちは映画の中で悪から地球を守るだけでなく、現実の患者たちも救ってくれるのかもしれない。ってお話でした。
まぁ、恐怖心が2割減るとか、3割減るとか、割合で計れるもんでもないやろーって思いますが、効果はあるようなんで、クモ嫌いはとりあえず「スパーダーマン」観てみたら?
わたくし院長も、実は虫全般大嫌いです。
でも、スパイダーマンは全作観ていますし、ひょっとしたら、クモには恐怖心がなくなってるかもしれません。
それを確認するには、クモに出会わなきゃいけんのですが、そんなチョイチョイ出てきませんしね(笑)
ま、あえて見たくもないですし、ええんですけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院