3年寝太郎×9ってとこだな。
2019年05月08日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
5月8日の水曜日でございます。
はぁ…
眠たい(笑)
まだまだ身体が、日常を拒否してると思いますが、そうも言うておられまへんでしょう。
心と身体は正直なもので、例えば日頃から無理のない、生活をされてる方は、特に休みが多くても生活がそこまで変わることはないんですよね。
ですが、日頃、身体に無理をかけてる人達は、休みになると、身体が休もう休もうと欲求します。
で、そこで身体の要求するまま、休めてしまうもんですから、休み中に一番いい状態に戻っちゃうわけですよ。
例えば睡眠時間ひとつとっても、8時間前後が理想とされてますが、まぁ、その時間を確保できる人は少ないでしょう。
で、休み中は身体の要求通り、8時間睡眠を敢行してしまい、これが長ければ長いほど、元に戻すのが困難なわけですよ。
ですから、普段から十分な睡眠とスケジュールで生活出来ている方々の場合、休み中もさほど生活習慣は変わらず、元にも戻りやすいわけですね。
ってことで、わたくしは眠いんだということを猛アピールしたところで、今日のネタに突入しましょう。
今日は、まさにその「眠り」を超越したはなしで、医学的には「昏睡」とう状態があります。
これは意識障害という分類のレベルで、以下のようなもんがあります。
ま、これ以外にも表現はあるんですが、参考までに…
意識障害のレベル
嗜眠(しみん)
意識はあるが、精神がやや不鮮明になった状態(意識の混濁)。
昏蒙(こんもう)
意識がなく、外部からの刺激に反応はするが、すぐまた深い眠りに入ってしまう状態。
昏迷(こんめい)
過度に深いまたは過度に長く続く無反応の状態です。
繰り返し体を揺する、大声で呼びかける、体をつねるなどの強い刺激を与えると、短時間だけ目を覚ますことができます。
昏睡(こんすい)
(一部の自動的な反射を除き)完全に無反応となった状態です。
患者を覚醒させることはまったくできません。眼は閉じたままです。深い昏睡状態にある患者では、痛みを起こすものから腕や脚を避けるといった意図的な反応がみられません。
こんなんがあります。
ま、この分類は何となくでいいんんですが、とりあえず最後の「昏睡」って状態は、もうこのままいしきが戻らない可能性が非常に高く、回復が見られないまま、最悪の場合は、呼吸や循環などの機能だけを残して生存し続ける植物状態のまま命を落としてしまうこともある状態です。
しかし、この世には奇跡というものがありますよね。
ってことで、今日のネタは、27年間昏睡状態に陥っていた女性が、覚醒したってお話でございます。
この方は、交通事故で深刻な脳の損傷を負い、昏睡状態に陥っていたアラブ首長国連邦(UAE)在住の女性が、実に27年の月日を経て、長い昏睡状態から覚醒したって話です。
事故にあったのは、1991年で、当時32歳だったムニラ・アブドゥラさんというかたのお話です。
自動車の後部座席に座っていて、スクールバスと衝突し、ムニラさんは脳に深刻な損傷を負ってしまいました。
当時、携帯電話等が無かったため、すぐに救急車を呼べず、事故後ムニラさんは数時間も治療が受けられない状態だったそうなんです。
その後、病院に移送されたムニラさんは、呼びかけには応答できないが、痛みを感じることができる植物状態となっており、医師らは今後ムニラさんが意識を取り戻すことはかなり困難であると感じていたそうです。
その後、ムニラさんは、数年間にわたり病院で治療を受け、管を通して栄養を摂取しながら、運動不足により筋肉の縮小を防ぐための理学療法を受けました。
更に、保険の適用条件に見合った複数の医療施設を転々とした後、ムニラさん一家はアブダビにある政府機関のクラウン・プリンス裁判所から国家補助金を受け取って、2017年4月にドイツの病院に移ったそうです。
ここで、奇跡が起きるわけですね。
この時点で、25年程経過していますし、看病されたいたご家族の大変さは計りしれませんよね。
この病院で、ムニラさんは腕と脚の筋肉の収縮を治す手術を複数にわたり受け、1年間にわたり意識の回復や状態を改善させるための投薬治療や理学療法を受けました。
息子さんは常に希望を捨てずに、効果のありそうな治療はすべて受けさせ、ムニラさんが少しずつ周りの人々を僅かながら認識できるようになっていると感じはじめていたそうなんです。
そして、奇跡が起こった瞬間は、この息子さんと医師が、ムニラさんの病室で口論していたときだったそうです。
後に、息子さんはその口論の声が、息子さんが危険にさらされてると、ムニラさんが感じたんではないかと話しています。
そして、現在も理学療法やリハビリを受け続けているムニラさんは、家族や友人らの質問に答えて簡単な会話を交わしたり、イスラム教の聖書「クルアーン」を暗唱したりするまでに回復しているそうです。
てな、奇跡の話ですが、結局医師たちも回復した原因は分からないという事で、逆に言うと昏睡状態から、目覚めさせる可能性はまだあるわけですよね。
息子さんの声が引き金になったのは、偶然でしょうが、医師らは治療してきた過程をもう一度整理して、分析しようとしているそうです。
27年ですよ。
どこまで回復するかは今後の話ですが、きっと清々しい目覚めやったんやろなぁーと…。
連休明けのボケた頭で、考える院長でした。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月8日の水曜日でございます。
はぁ…
眠たい(笑)
まだまだ身体が、日常を拒否してると思いますが、そうも言うておられまへんでしょう。
心と身体は正直なもので、例えば日頃から無理のない、生活をされてる方は、特に休みが多くても生活がそこまで変わることはないんですよね。
ですが、日頃、身体に無理をかけてる人達は、休みになると、身体が休もう休もうと欲求します。
で、そこで身体の要求するまま、休めてしまうもんですから、休み中に一番いい状態に戻っちゃうわけですよ。
例えば睡眠時間ひとつとっても、8時間前後が理想とされてますが、まぁ、その時間を確保できる人は少ないでしょう。
で、休み中は身体の要求通り、8時間睡眠を敢行してしまい、これが長ければ長いほど、元に戻すのが困難なわけですよ。
ですから、普段から十分な睡眠とスケジュールで生活出来ている方々の場合、休み中もさほど生活習慣は変わらず、元にも戻りやすいわけですね。
ってことで、わたくしは眠いんだということを猛アピールしたところで、今日のネタに突入しましょう。
今日は、まさにその「眠り」を超越したはなしで、医学的には「昏睡」とう状態があります。
これは意識障害という分類のレベルで、以下のようなもんがあります。
ま、これ以外にも表現はあるんですが、参考までに…
意識障害のレベル
嗜眠(しみん)
意識はあるが、精神がやや不鮮明になった状態(意識の混濁)。
昏蒙(こんもう)
意識がなく、外部からの刺激に反応はするが、すぐまた深い眠りに入ってしまう状態。
昏迷(こんめい)
過度に深いまたは過度に長く続く無反応の状態です。
繰り返し体を揺する、大声で呼びかける、体をつねるなどの強い刺激を与えると、短時間だけ目を覚ますことができます。
昏睡(こんすい)
(一部の自動的な反射を除き)完全に無反応となった状態です。
患者を覚醒させることはまったくできません。眼は閉じたままです。深い昏睡状態にある患者では、痛みを起こすものから腕や脚を避けるといった意図的な反応がみられません。
こんなんがあります。
ま、この分類は何となくでいいんんですが、とりあえず最後の「昏睡」って状態は、もうこのままいしきが戻らない可能性が非常に高く、回復が見られないまま、最悪の場合は、呼吸や循環などの機能だけを残して生存し続ける植物状態のまま命を落としてしまうこともある状態です。
しかし、この世には奇跡というものがありますよね。
ってことで、今日のネタは、27年間昏睡状態に陥っていた女性が、覚醒したってお話でございます。
この方は、交通事故で深刻な脳の損傷を負い、昏睡状態に陥っていたアラブ首長国連邦(UAE)在住の女性が、実に27年の月日を経て、長い昏睡状態から覚醒したって話です。
事故にあったのは、1991年で、当時32歳だったムニラ・アブドゥラさんというかたのお話です。
自動車の後部座席に座っていて、スクールバスと衝突し、ムニラさんは脳に深刻な損傷を負ってしまいました。
当時、携帯電話等が無かったため、すぐに救急車を呼べず、事故後ムニラさんは数時間も治療が受けられない状態だったそうなんです。
その後、病院に移送されたムニラさんは、呼びかけには応答できないが、痛みを感じることができる植物状態となっており、医師らは今後ムニラさんが意識を取り戻すことはかなり困難であると感じていたそうです。
その後、ムニラさんは、数年間にわたり病院で治療を受け、管を通して栄養を摂取しながら、運動不足により筋肉の縮小を防ぐための理学療法を受けました。
更に、保険の適用条件に見合った複数の医療施設を転々とした後、ムニラさん一家はアブダビにある政府機関のクラウン・プリンス裁判所から国家補助金を受け取って、2017年4月にドイツの病院に移ったそうです。
ここで、奇跡が起きるわけですね。
この時点で、25年程経過していますし、看病されたいたご家族の大変さは計りしれませんよね。
この病院で、ムニラさんは腕と脚の筋肉の収縮を治す手術を複数にわたり受け、1年間にわたり意識の回復や状態を改善させるための投薬治療や理学療法を受けました。
息子さんは常に希望を捨てずに、効果のありそうな治療はすべて受けさせ、ムニラさんが少しずつ周りの人々を僅かながら認識できるようになっていると感じはじめていたそうなんです。
そして、奇跡が起こった瞬間は、この息子さんと医師が、ムニラさんの病室で口論していたときだったそうです。
後に、息子さんはその口論の声が、息子さんが危険にさらされてると、ムニラさんが感じたんではないかと話しています。
そして、現在も理学療法やリハビリを受け続けているムニラさんは、家族や友人らの質問に答えて簡単な会話を交わしたり、イスラム教の聖書「クルアーン」を暗唱したりするまでに回復しているそうです。
てな、奇跡の話ですが、結局医師たちも回復した原因は分からないという事で、逆に言うと昏睡状態から、目覚めさせる可能性はまだあるわけですよね。
息子さんの声が引き金になったのは、偶然でしょうが、医師らは治療してきた過程をもう一度整理して、分析しようとしているそうです。
27年ですよ。
どこまで回復するかは今後の話ですが、きっと清々しい目覚めやったんやろなぁーと…。
連休明けのボケた頭で、考える院長でした。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院