寝不足だから寝だめする。
2019年04月29日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
4月29日の月曜日でございます。
平成カウントダウンも2となり、明日で平成は終わりです。
そして今日は昭和の日。
明日は平成最後の日。
明後日は、即位の令ですから、令和の日ってことで、わたくし院長が生きてきた3つの時代がこの3日間でやってくるわけですわ。
ここでお祭り騒ぎしなきゃ、どこですんねん?って位、もう2度とないパターンでしょう。
昭和〜平成〜令和が立て続けで、しかも全部祝日ですもんね。
明日はみんな本当のカウントダウンを楽しむんでしょうなぁ…。
くれぐれも騒ぎすぎて、他人に迷惑をかけないようにね。
ってことで、4月も終りですからいよいよ春なはずですが、ここんとこなんか涼しいねぇ(笑)
昼間は、まぁなんとかなりますが、朝晩少し肌寒いですが、まぁ過ごしやすい気候ではありますね。
良い季節は長く続きませんから、すぐに暑くなるんですが、これ位の季節はほんとに気持ちいいっすよね。
春眠暁を覚えずなんて言いますし、いつまでも寝てたい気分ですわ(笑)
ってことで、今日のネタに突入ですが、今日はそんな眠りについてのアメリカの調査をご報告しようかと思っとります。
この調査は、睡眠時間と血糖値の関係調査で、健康な男女の被験者が3つのグループに分けられ実験されました。
10日間、8〜9時間の睡眠をとったのが第1のグループで、第2グループは5時間睡眠を10日間続けました。
最後のグループは月曜から金曜までは5時間睡眠、土日は好きなだけ寝られますが、月曜日にはまた5時間睡眠に戻すという、週末寝だめパターンを行ったわけです。
この週末寝だめパターンって人、結構多いと思います。
ま、それでも好きなだけは寝れませんけどねぇ(笑)
で、実験の結果、第2と第3グループは実験中に体重が増えたそうなんです。
その増加度は第2グループの男性で2.8%、女性で1.1%。第3グループは、男性で3%、女性が0.05%だったそうです。
この数字が多いのか少ないのかピンときませんが、増加してる事実はあるわけで、問題は10日間ってとこですな。
これを続けていけば、さらに体重増加に繋がるのか、慣れてくるのかってのはありますが、まぁ増えないに越したことはないですからねぇ…。
では、このメカニズムとして考えられるのは、慢性的な睡眠不足によって、食欲を抑える満腹ホルモンのレプチンが低下し、同時に空腹ホルモンのグレリンが上がるので、食欲が増進され余計に食べてしまうというわけなんですな。
結局、これは血糖値のコントロールにも影響するわけで、睡眠不足は血糖値を調節する能力が損なわれるわけですな。
さらに、第3グループでは、筋肉と肝臓のインスリン感受性が上がっていたそうなんです。
そしてこのインスリン感受性の上昇は第2グループには見られなかったそうなんですよね。
わたくし院長も、どちらかと言うと、超不規則睡眠なんですが…。
この不規則睡眠の場合、概日リズムの狂いが生じて、ホルモンバランスが崩れるのが原因だろうと推測されるそうです。
わたくし院長、基本的に毎日、4〜5時間の睡眠なんですが、昼寝をする習慣もありますし、週末は寝だめする典型例だと思います。
で、確かに起きてる時間が長い分、活動量が少なからず増えますから、お腹が減るってことはあるんですが、だからといって食べるかどうかはその人次第ですからねぇ…。
満腹中枢が低下し、空腹ホルモンが出ようが出まいが、食べない人は食べませんしね。
この点を考えれば、睡眠不足は太るって意見には真っ向反対で、決まった時間にしか食べない意志のある人なら、逆に痩せます。
だって、起きて活動してるわけですしね。
ですが、この筋肉と肝臓のインスリン感受性が上がるのは、そういう問題ではなく、まずい現象ですな。
細かく言説明し過ぎると余計にややこしいので、簡単に説明すると、インスリンとは血糖値を下げる他に、色々役割があります。
特に太るというキーワードで考えると、肝臓や筋肉でブドウ糖からグリコーゲン(貯蔵糖)が合成されるのを促進します。
さらに、貯蔵されているグリコーゲンが分解されるのを抑制します。
そして、脂肪組織で脂肪が合成されるのを促進したり、脂肪の分解を抑制します。
簡単に言うと、今ある脂肪を出来るだけ分解されないようにして、なおかつさらに脂肪を作るようにするってことですからね。
こんなもんの感受性が上がったら、そりゃ太りやすくもなりますねぇ…。
しかも、寝だめがダメとは…
これから夏に向け、薄着の季節ですし太りやすいと言われれば、改善しないとなぁ〜って思いますよね。
でも、これが本当なら寝だめをやめたら、痩せるって事だしね…。
寝だめ派で、最近痩せにくくなったなぁ〜とか思ってる人は、これが原因の可能性はありますから、一度寝だめをやめてみましょう。
わたくし院長は、寝だめどころか連休中は、何日か「好きなだけ寝ていい日」を満喫しようと思ってますから(笑)
ではみなさん、最後の平成を楽しみましょう。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
4月29日の月曜日でございます。
平成カウントダウンも2となり、明日で平成は終わりです。
そして今日は昭和の日。
明日は平成最後の日。
明後日は、即位の令ですから、令和の日ってことで、わたくし院長が生きてきた3つの時代がこの3日間でやってくるわけですわ。
ここでお祭り騒ぎしなきゃ、どこですんねん?って位、もう2度とないパターンでしょう。
昭和〜平成〜令和が立て続けで、しかも全部祝日ですもんね。
明日はみんな本当のカウントダウンを楽しむんでしょうなぁ…。
くれぐれも騒ぎすぎて、他人に迷惑をかけないようにね。
ってことで、4月も終りですからいよいよ春なはずですが、ここんとこなんか涼しいねぇ(笑)
昼間は、まぁなんとかなりますが、朝晩少し肌寒いですが、まぁ過ごしやすい気候ではありますね。
良い季節は長く続きませんから、すぐに暑くなるんですが、これ位の季節はほんとに気持ちいいっすよね。
春眠暁を覚えずなんて言いますし、いつまでも寝てたい気分ですわ(笑)
ってことで、今日のネタに突入ですが、今日はそんな眠りについてのアメリカの調査をご報告しようかと思っとります。
この調査は、睡眠時間と血糖値の関係調査で、健康な男女の被験者が3つのグループに分けられ実験されました。
10日間、8〜9時間の睡眠をとったのが第1のグループで、第2グループは5時間睡眠を10日間続けました。
最後のグループは月曜から金曜までは5時間睡眠、土日は好きなだけ寝られますが、月曜日にはまた5時間睡眠に戻すという、週末寝だめパターンを行ったわけです。
この週末寝だめパターンって人、結構多いと思います。
ま、それでも好きなだけは寝れませんけどねぇ(笑)
で、実験の結果、第2と第3グループは実験中に体重が増えたそうなんです。
その増加度は第2グループの男性で2.8%、女性で1.1%。第3グループは、男性で3%、女性が0.05%だったそうです。
この数字が多いのか少ないのかピンときませんが、増加してる事実はあるわけで、問題は10日間ってとこですな。
これを続けていけば、さらに体重増加に繋がるのか、慣れてくるのかってのはありますが、まぁ増えないに越したことはないですからねぇ…。
では、このメカニズムとして考えられるのは、慢性的な睡眠不足によって、食欲を抑える満腹ホルモンのレプチンが低下し、同時に空腹ホルモンのグレリンが上がるので、食欲が増進され余計に食べてしまうというわけなんですな。
結局、これは血糖値のコントロールにも影響するわけで、睡眠不足は血糖値を調節する能力が損なわれるわけですな。
さらに、第3グループでは、筋肉と肝臓のインスリン感受性が上がっていたそうなんです。
そしてこのインスリン感受性の上昇は第2グループには見られなかったそうなんですよね。
わたくし院長も、どちらかと言うと、超不規則睡眠なんですが…。
この不規則睡眠の場合、概日リズムの狂いが生じて、ホルモンバランスが崩れるのが原因だろうと推測されるそうです。
わたくし院長、基本的に毎日、4〜5時間の睡眠なんですが、昼寝をする習慣もありますし、週末は寝だめする典型例だと思います。
で、確かに起きてる時間が長い分、活動量が少なからず増えますから、お腹が減るってことはあるんですが、だからといって食べるかどうかはその人次第ですからねぇ…。
満腹中枢が低下し、空腹ホルモンが出ようが出まいが、食べない人は食べませんしね。
この点を考えれば、睡眠不足は太るって意見には真っ向反対で、決まった時間にしか食べない意志のある人なら、逆に痩せます。
だって、起きて活動してるわけですしね。
ですが、この筋肉と肝臓のインスリン感受性が上がるのは、そういう問題ではなく、まずい現象ですな。
細かく言説明し過ぎると余計にややこしいので、簡単に説明すると、インスリンとは血糖値を下げる他に、色々役割があります。
特に太るというキーワードで考えると、肝臓や筋肉でブドウ糖からグリコーゲン(貯蔵糖)が合成されるのを促進します。
さらに、貯蔵されているグリコーゲンが分解されるのを抑制します。
そして、脂肪組織で脂肪が合成されるのを促進したり、脂肪の分解を抑制します。
簡単に言うと、今ある脂肪を出来るだけ分解されないようにして、なおかつさらに脂肪を作るようにするってことですからね。
こんなもんの感受性が上がったら、そりゃ太りやすくもなりますねぇ…。
しかも、寝だめがダメとは…
これから夏に向け、薄着の季節ですし太りやすいと言われれば、改善しないとなぁ〜って思いますよね。
でも、これが本当なら寝だめをやめたら、痩せるって事だしね…。
寝だめ派で、最近痩せにくくなったなぁ〜とか思ってる人は、これが原因の可能性はありますから、一度寝だめをやめてみましょう。
わたくし院長は、寝だめどころか連休中は、何日か「好きなだけ寝ていい日」を満喫しようと思ってますから(笑)
ではみなさん、最後の平成を楽しみましょう。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院