明日は明日葉(アシタバ)
2019年03月25日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
3月25日の月曜日でございます。
さぁ、3月も残り1週間を切りました。
ボチボチ桜も咲きだしてるみたいでやんす。
来週は、4月1日、エイプリルフールですが、元号発表の日だったりするわけで、「新元号は○○だよ〜」なんて嘘をつくヤツがたくさんいそう(笑)
4月1日の何時頃に発表なんでしょ?
前回、平成の時は、とにかく昭和天皇崩御って知らせから、何だかバタバタしてるうちに、新元号が発表されておりました。
因みに午後2時36分だったそうです。
覚えてませんが…。
ですから、まぁ今回もそれ位の時間帯なんでしょうかね。
で、平成の時は当時の官房長官、小渕恵三さんがテレビで「平成」って書かれた額縁を掲げてらっしゃいましたが、今回もおそらくは官房長官が発表するんだろうとの見方が強い様です。
今回の官房長官は菅 義偉(すが よしひで )さんですんで、きっとしばらくは、この方が額縁を掲げる映像が流れまくるんでしょうな。
てな感じの3月後半ですが、今日も元気にネタに突入していきましょう。
今日のネタは、日本原産の「アシタバ」って植物に老化防止成分が含まれていることがオーストラリアの研究で判明したよってお話です。
この「アシタバ」は、日本に自生するセリ科の植物で、日本では古来から健康にいいとして食されてきた植物なんだそうですわ。
いや、知らん(笑)
この「アシタバ」、4,4'-ジメトキシカルコン(DMC)って成分が豊富に含まれているそうで、この成分が細胞内のタンパク質を分解する自食作用(オートファジー)を促して、アンチエイジングに有望であることがわかったという話です。
4,4'-ジメトキシカルコン(DMC)…
この最初の数字のとこ、何て読むねん?(笑)
と、読み方は置いといても、この成分がアンチエイジングに効果ありってことで、話題になってんだって。
では、自食作用(オートファジー)ってなんやねんってことなんですが、細胞の掃除メカニズムのようなもので、細胞の破損した部分を除去し、新しい健康な細胞が入れる場所を作るプロセスのことをいいます。
破損した部分がそのまま蓄積してしまうと、がんなどの病気になるリスクが高まりますし、また、自食作用に問題が生じると、変性疾患になることもあると言われています。
このように、自食作用は細胞の健康を維持するうえでそれだけ重要なメカニズムなのであるわけなんです。
そして、これが高ければ高いほど、老化は防げるって事になるわけですな。
オーストリア、グラーツ大学のフランク・マデオ氏らは、「フラボノイド類」をスクリーニングし、4,4’-ジメトキシカルコン(DMC)がアンチエイジングに有望であることを明らかにしました。
セリ科のアシタバは、日本では古来から健康にいいとして食されてきた植物で、DMCが豊富に含まれているんだそうで、これを酵母、線虫、ミバエに試してみたところ、すげーアンチエイジング効果が確認されたそうなんです。
たとえば、線虫やミバエでは寿命がおよそ2割延長したそうです。
寿命が2割?!
これはエグイな(笑)
ヒトなら、16〜17年寿命が延びるってことになるからねぇ…。
また心筋虚血(心臓への血流が乏しくなる症状)を長期間患ったマウスで実験してみると、DMCが心臓を守ることが明らかになったそうです。
さらに培養したヒトの細胞においても、自食作用を通じた若返り効果が確認されたそうで、日本ではアシタバの健康効果は昔から知られていたそうですが、これが科学的に実証されたのは初のことだ。
となれば、「アシタバ」バカバカ食うたらええやんって話になりますが、アシタバってそもそもなんやねん?
これ、いわゆる西日本にはあまり流通してない野菜のようで、伊豆大島や、八丈島が原産ってことのようです。
葉と茎を食用にするらしく、味に独特のクセがあるため、天ぷらやバター炒め、おひたし、マヨネーズ和え等、多少クセを抑える調理法がとられるそうです。
特に伊豆大島では、アシタバを椿油で揚げた天ぷらが名物料理になってるんやて。
伊豆諸島では農協やスーパーの店頭で野菜として通年販売されてますし、多くの土産品などにアシタバの粉末が使用され、いわゆる健康食品だけでなく、ケーキ、蕎麦、焼酎、茶、こんにゃく、アイスクリーム、アシタバの根入りドリンク等が販売されているんだそうです。
日本のアシタバの市場流通量は1,500t位らしいですが、うち約9割はサプリメントなどの加工用に用いられ、野菜として流通するのはごく一部だそうです。
野菜としてのアシタバの生産量は東京都が88.9%を占め、新興産地の茨城県が9.9%でこれに次ぐということで、関東近郊でしか流通していない模様です。
そりゃ、京都うまれの京都育ちのわたくし院長、知らなくても仕方ないってなもんですな。
では、この素晴らしいアンチエイジング効果でがあるアシタバですが、毎日ガンガン食べたら若返るかと言うと、そこはまだまだ研究の余地があるそうです。
酵母菌や線虫に効果があったからといって、それを生身の人間に試すとなればまったくの別問題ですし、哺乳類を対象とする研究であってすらも、それを人間にそのまま当てはめられることは稀だと言われてますからね。
あくまで、研究の結果の一つってことですが、たしかにアンチエイジング成分として有望なポテンシャルを示していて、DMCで自食作用を促進すれば、寿命を延ばすこともできそうですが…
そうであったとしても、人体における確かな有効性や効率性を確認するには、まだまだ研究が必要ってことのようです。
ですが、将来、この野菜が人類の「老化」を覆す「薬草」になる可能性は十分あるってことで、今後の研究に期待したいですな。
このネタも続報が入れば、お知らせしたいと思います〜。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月25日の月曜日でございます。
さぁ、3月も残り1週間を切りました。
ボチボチ桜も咲きだしてるみたいでやんす。
来週は、4月1日、エイプリルフールですが、元号発表の日だったりするわけで、「新元号は○○だよ〜」なんて嘘をつくヤツがたくさんいそう(笑)
4月1日の何時頃に発表なんでしょ?
前回、平成の時は、とにかく昭和天皇崩御って知らせから、何だかバタバタしてるうちに、新元号が発表されておりました。
因みに午後2時36分だったそうです。
覚えてませんが…。
ですから、まぁ今回もそれ位の時間帯なんでしょうかね。
で、平成の時は当時の官房長官、小渕恵三さんがテレビで「平成」って書かれた額縁を掲げてらっしゃいましたが、今回もおそらくは官房長官が発表するんだろうとの見方が強い様です。
今回の官房長官は菅 義偉(すが よしひで )さんですんで、きっとしばらくは、この方が額縁を掲げる映像が流れまくるんでしょうな。
てな感じの3月後半ですが、今日も元気にネタに突入していきましょう。
今日のネタは、日本原産の「アシタバ」って植物に老化防止成分が含まれていることがオーストラリアの研究で判明したよってお話です。
この「アシタバ」は、日本に自生するセリ科の植物で、日本では古来から健康にいいとして食されてきた植物なんだそうですわ。
いや、知らん(笑)
この「アシタバ」、4,4'-ジメトキシカルコン(DMC)って成分が豊富に含まれているそうで、この成分が細胞内のタンパク質を分解する自食作用(オートファジー)を促して、アンチエイジングに有望であることがわかったという話です。
4,4'-ジメトキシカルコン(DMC)…
この最初の数字のとこ、何て読むねん?(笑)
と、読み方は置いといても、この成分がアンチエイジングに効果ありってことで、話題になってんだって。
では、自食作用(オートファジー)ってなんやねんってことなんですが、細胞の掃除メカニズムのようなもので、細胞の破損した部分を除去し、新しい健康な細胞が入れる場所を作るプロセスのことをいいます。
破損した部分がそのまま蓄積してしまうと、がんなどの病気になるリスクが高まりますし、また、自食作用に問題が生じると、変性疾患になることもあると言われています。
このように、自食作用は細胞の健康を維持するうえでそれだけ重要なメカニズムなのであるわけなんです。
そして、これが高ければ高いほど、老化は防げるって事になるわけですな。
オーストリア、グラーツ大学のフランク・マデオ氏らは、「フラボノイド類」をスクリーニングし、4,4’-ジメトキシカルコン(DMC)がアンチエイジングに有望であることを明らかにしました。
セリ科のアシタバは、日本では古来から健康にいいとして食されてきた植物で、DMCが豊富に含まれているんだそうで、これを酵母、線虫、ミバエに試してみたところ、すげーアンチエイジング効果が確認されたそうなんです。
たとえば、線虫やミバエでは寿命がおよそ2割延長したそうです。
寿命が2割?!
これはエグイな(笑)
ヒトなら、16〜17年寿命が延びるってことになるからねぇ…。
また心筋虚血(心臓への血流が乏しくなる症状)を長期間患ったマウスで実験してみると、DMCが心臓を守ることが明らかになったそうです。
さらに培養したヒトの細胞においても、自食作用を通じた若返り効果が確認されたそうで、日本ではアシタバの健康効果は昔から知られていたそうですが、これが科学的に実証されたのは初のことだ。
となれば、「アシタバ」バカバカ食うたらええやんって話になりますが、アシタバってそもそもなんやねん?
これ、いわゆる西日本にはあまり流通してない野菜のようで、伊豆大島や、八丈島が原産ってことのようです。
葉と茎を食用にするらしく、味に独特のクセがあるため、天ぷらやバター炒め、おひたし、マヨネーズ和え等、多少クセを抑える調理法がとられるそうです。
特に伊豆大島では、アシタバを椿油で揚げた天ぷらが名物料理になってるんやて。
伊豆諸島では農協やスーパーの店頭で野菜として通年販売されてますし、多くの土産品などにアシタバの粉末が使用され、いわゆる健康食品だけでなく、ケーキ、蕎麦、焼酎、茶、こんにゃく、アイスクリーム、アシタバの根入りドリンク等が販売されているんだそうです。
日本のアシタバの市場流通量は1,500t位らしいですが、うち約9割はサプリメントなどの加工用に用いられ、野菜として流通するのはごく一部だそうです。
野菜としてのアシタバの生産量は東京都が88.9%を占め、新興産地の茨城県が9.9%でこれに次ぐということで、関東近郊でしか流通していない模様です。
そりゃ、京都うまれの京都育ちのわたくし院長、知らなくても仕方ないってなもんですな。
では、この素晴らしいアンチエイジング効果でがあるアシタバですが、毎日ガンガン食べたら若返るかと言うと、そこはまだまだ研究の余地があるそうです。
酵母菌や線虫に効果があったからといって、それを生身の人間に試すとなればまったくの別問題ですし、哺乳類を対象とする研究であってすらも、それを人間にそのまま当てはめられることは稀だと言われてますからね。
あくまで、研究の結果の一つってことですが、たしかにアンチエイジング成分として有望なポテンシャルを示していて、DMCで自食作用を促進すれば、寿命を延ばすこともできそうですが…
そうであったとしても、人体における確かな有効性や効率性を確認するには、まだまだ研究が必要ってことのようです。
ですが、将来、この野菜が人類の「老化」を覆す「薬草」になる可能性は十分あるってことで、今後の研究に期待したいですな。
このネタも続報が入れば、お知らせしたいと思います〜。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院