エリクサー。
2019年03月21日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
3月21日の木曜日でございます。
本日、春分の日ってことで、春の始まり的な日ですな。
もう南から桜は咲だしてるようで、東京でも開花宣言が出たか出ないか(笑)
そして、当院は昨日、今日と連休でして、のんびりと春を満喫させてもらっております。
と言っても、どこかに出掛けてるわけでもなく、昨日も今日も、ジムに行って酒飲んでってナイスな休日でした。
今日は、そんな浮かれ気分な春にもってこいの、ちょっとファンタジーなお話でもいってみましょう。
みなさん、「エリクサー」ってご存知?
これは、まぁ、伝説の秘薬とかを指す言葉で、飲むと不老不死になるとかっていう代物です。
まぁ、言うても伝説上の話ですんで、フンフンって感じですが、一応、Wikiにも、錬金術で飲めば不老不死になれると伝えられる霊薬、万能薬って記述がございます。
わたしゃ、始めて聞きましたけどね。
で、今日のファンタジーはそんな「エリクサー」が発見されたってな嘘みたいな話をお送りしたいと思います。
場所は、中国河南省で、古墳の発掘調査を行っていたところ、黄色っぽい謎めいた液体が発見されたんだと。
で、発表では、どうやらこれが、飲めば永遠の命が授けられるというエリクサーだと…。
なんで?
って感じですが、洛陽市文物考古学研究院の史家珍氏は、とても貴重な液体で、これを研究すれば、古代中国人の不老不死に対する考え方や、中国文明の発展について知る手がかりになると言うたはります。
210平米ほどの古墳から発掘された青銅のつぼは、前漢時代(紀元前202〜西暦8年)のものらしいので、この中に液体ってだけで貴重なものってことはわかります。
約2000年前のものなわけですから、液体として残ってたことが奇跡と言えるかもしれません。
この青銅のツボ、彩色された土器やガチョウの形のランプといった、いくつもの遺物に混じって置かれていたそうで、むろん埋葬された遺体も見つかっています。
そしてこのツボの中には謎めいた液体が3.5リットルも湛えられていたそうなんですよ。
それは芳醇なワインにも似た香りを放つ液体だそうなんです。
って、ワインちゃうんかい?
じつはこれまでの発掘調査でも、米とトウモロコシから作られたお酒が発見されたことがあり、当初、発掘チームはおそらくそれに似たお酒ではないかと推測しました。
ところが解析の結果、その液体は硝酸カリウムとミョウバン石を混ぜたものであることが分かったそうです。
より最近では、硝酸カリウムは、花火から肥料、食品添加物まで、ありとあらゆるものに利用されています。
ところが硝酸カリウムとミョウバン石の組み合わせってのがくせ者で、古代の道教の経典に記された不老不死の霊薬の材料に一致するそうなんです。
古代の道教の経典…
実にあやしい響きやな(笑)
エリクサーへの言及は、さまざまな文化で見ることができます。
中国でも、錬丹術という不老不死の仙人になるための霊薬を作る術が伝わっています。
しかし、これらは金・翡翠・水銀・ヒ素といった、普通なら食べないものや毒物を混ぜ合わせたものなんですね。
事実、エリクサーの毒性は悪名が高く、たとえば、唐の皇帝の中には仙丹(錬丹術で作られる霊薬)を服用して命を落とした者がたくさんいるって話なんですよ。
硝酸カリウムとて大量に服用すれば命にかかわる物質ですし、今回発見されたエリクサー?が本当に服用されたのかどうかははっきりとは分かりません。
が、恐らくエリクサーを作ったのであろうって考えると、墓に入れてる時点でどうなんでしょうねぇ…。
不老不死ですから、死なないわけで、もしかすると復活したら飲めよ的な、おまじないの意味合いで埋葬されてた可能性もあると専門家も言っとります。
実際の効果は分かりませんが、少なくとも命を落とす危険性があるようなもんは、飲まない方がいいでしょう(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月21日の木曜日でございます。
本日、春分の日ってことで、春の始まり的な日ですな。
もう南から桜は咲だしてるようで、東京でも開花宣言が出たか出ないか(笑)
そして、当院は昨日、今日と連休でして、のんびりと春を満喫させてもらっております。
と言っても、どこかに出掛けてるわけでもなく、昨日も今日も、ジムに行って酒飲んでってナイスな休日でした。
今日は、そんな浮かれ気分な春にもってこいの、ちょっとファンタジーなお話でもいってみましょう。
みなさん、「エリクサー」ってご存知?
これは、まぁ、伝説の秘薬とかを指す言葉で、飲むと不老不死になるとかっていう代物です。
まぁ、言うても伝説上の話ですんで、フンフンって感じですが、一応、Wikiにも、錬金術で飲めば不老不死になれると伝えられる霊薬、万能薬って記述がございます。
わたしゃ、始めて聞きましたけどね。
で、今日のファンタジーはそんな「エリクサー」が発見されたってな嘘みたいな話をお送りしたいと思います。
場所は、中国河南省で、古墳の発掘調査を行っていたところ、黄色っぽい謎めいた液体が発見されたんだと。
で、発表では、どうやらこれが、飲めば永遠の命が授けられるというエリクサーだと…。
なんで?
って感じですが、洛陽市文物考古学研究院の史家珍氏は、とても貴重な液体で、これを研究すれば、古代中国人の不老不死に対する考え方や、中国文明の発展について知る手がかりになると言うたはります。
210平米ほどの古墳から発掘された青銅のつぼは、前漢時代(紀元前202〜西暦8年)のものらしいので、この中に液体ってだけで貴重なものってことはわかります。
約2000年前のものなわけですから、液体として残ってたことが奇跡と言えるかもしれません。
この青銅のツボ、彩色された土器やガチョウの形のランプといった、いくつもの遺物に混じって置かれていたそうで、むろん埋葬された遺体も見つかっています。
そしてこのツボの中には謎めいた液体が3.5リットルも湛えられていたそうなんですよ。
それは芳醇なワインにも似た香りを放つ液体だそうなんです。
って、ワインちゃうんかい?
じつはこれまでの発掘調査でも、米とトウモロコシから作られたお酒が発見されたことがあり、当初、発掘チームはおそらくそれに似たお酒ではないかと推測しました。
ところが解析の結果、その液体は硝酸カリウムとミョウバン石を混ぜたものであることが分かったそうです。
より最近では、硝酸カリウムは、花火から肥料、食品添加物まで、ありとあらゆるものに利用されています。
ところが硝酸カリウムとミョウバン石の組み合わせってのがくせ者で、古代の道教の経典に記された不老不死の霊薬の材料に一致するそうなんです。
古代の道教の経典…
実にあやしい響きやな(笑)
エリクサーへの言及は、さまざまな文化で見ることができます。
中国でも、錬丹術という不老不死の仙人になるための霊薬を作る術が伝わっています。
しかし、これらは金・翡翠・水銀・ヒ素といった、普通なら食べないものや毒物を混ぜ合わせたものなんですね。
事実、エリクサーの毒性は悪名が高く、たとえば、唐の皇帝の中には仙丹(錬丹術で作られる霊薬)を服用して命を落とした者がたくさんいるって話なんですよ。
硝酸カリウムとて大量に服用すれば命にかかわる物質ですし、今回発見されたエリクサー?が本当に服用されたのかどうかははっきりとは分かりません。
が、恐らくエリクサーを作ったのであろうって考えると、墓に入れてる時点でどうなんでしょうねぇ…。
不老不死ですから、死なないわけで、もしかすると復活したら飲めよ的な、おまじないの意味合いで埋葬されてた可能性もあると専門家も言っとります。
実際の効果は分かりませんが、少なくとも命を落とす危険性があるようなもんは、飲まない方がいいでしょう(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院