春眠暁を覚えず。なわけ。
2019年03月11日 [日々のこと]
お疲れ様です。院長です。
3月11日の月曜日でございます。
3月の1/3が過ぎていきました。
その分、春が接近したという事で、もう春でええか(笑)
春と言えば、春眠、春眠暁を覚えずなんて言葉もあるとおり、眠いんだよね。
秋は、睡眠の秋ともいいますが、他にも食欲だったり、芸術だったり色々あるしね。
でも、食欲の春とは言わないですから、やはり春は眠い季節って事でよろしいかと…。
慢性的に寝不足なわたくし院長としましては、春眠でも冬眠でも(笑)なにせいつでもどこでも寝れるっていう特技を持ってますが、それでも歳とともに寝れなくなってきておりますねぇ…。
これは、もうそこまでの眠りが必要ないのか、それもと眠るパワーがなくなったのかは分かりませんが、寝れなくなったってのも、何だか寂しい話です。
眠り=成長って図式もありますし、記憶も寝ることによって定着するなんて言われますし、ヒトにとって眠りとはそれは必要不可欠なもんなんですよね。
ってことで、今日のネタに突入ですが、そんな「眠り」ですが、必要としてるのはヒトだけではありません。
なんと、イタリアの研究で、「眠らせることで性能が向上する」AIが開発されたんだそうです。
先ほどもお伝えした通り、ヒトにとって睡眠は重要な行動です。
いくつもの研究によって、それがヒトの健康や正常な機能を維持するために不可欠であることが示されています。
脳にとっても重要で、眠りによって、起きている間に生じた不要なシナプス結合が取り除かれ、その健康が保たれるという研究データがでています。
この「シナプス恒常性」とよばれる過程は、無駄な記憶のために脳の負荷が限度を超えてしまうことを防いでくれる工程で、夢を見ている間に記憶が処理され、認知能力が改善しているそうなんですよ。
わたくし院長、やたら夢見ます(笑)
夢見がちな中年って意味じゃないですよ。
毎日、毎晩、睡眠と同時に夢を見てる感じで、そりゃもう、映画でも観てる気分です。
この「夢」についても色々研究されてますが、どうやらAI(人工知能)についても、眠って夢を見られるようにしさえすれば、似たようなことが起きるそうなんですよ。
人工ニューラルネットワーク(ANN)は、生物学的な神経ネットワークをモデルにした人工知能の一種ですが、放っておかれたからといって自然と眠りについて、夢を見たりは当然しません。
ですが、イタリア・サレント大学の数学者アドリアーノ・バッラ氏は、哺乳類の脳に備わった睡眠と夢のメカニズムにヒントを得て、「ホップフィールド・ネットワーク」なるANNの一種に睡眠機能を実装したんだそうです。
なんでも作っちゃう人がいるんよねぇ…。
世の中には天才しかおらんのかと思うくらい、いろんな分野の天才が存在していますねぇ…。
では話を戻して、人間の睡眠パターンには、レム睡眠とノンレム睡眠というサイクルがございます。
そして、睡眠のひとつの役割として記憶に関する働きってのがあり、レム睡眠は不要な記憶を取り除き、ノンレム睡眠は重要な記憶を固着すると考えられています。
で、このアドリアーノ・バッラ氏は、このサイクルを数学的に実行する方法を考案し、オンライン時(覚醒時)に学習し、オフライン時(睡眠)に非学習・統合を行うメカニズムってのを開発したんだそうです。
つまり起きている間に学習を進めて、パターンを保存し、眠っている間に不要な情報を削除し、残された重要な情報を強化するようにしたってことのようですよ。
そしてその結果は素晴らしく、睡眠がない場合に比べ、睡眠を導入することで記憶の上限が引き上げられたってことなんですって。
まぁ、AIは機械ではありますが、学習するっていうプロセスに関しては、ヒトと同じなのかもねぇ…。
例えばパソコンなんかにしても、使ってるとなんとなく不具合がでることや、やたら調子が悪い日があったりします。
パソコンの場合でも、再起動させたりすることで動きが良くなったりもしますし、AIの睡眠ってのもそういう意味合いからも必要なのかもねぇ…。
でも、そこまで、人間っぽくなってしまったら、「使う」側としては使いにくい部分もありますよね。
こう言っちゃなんですが、「機械」だからやらせられるって事もあるわけで、その「機械」を休ませなきゃいけないとかなってくると、段々扱いがややこしくなりますよねぇ…
それだけAIも高度になってきてるってことでしょうけど、まんま「人間」なAIにしちゃうと、意味なくないか?
って気もするんですけど、もはや「便利だから」って感覚で、作ってるわけではなさそうですよね。
家電なんかだと、利便性を追求する中で、新しい技術なんかが生まれてくるもんなんでしょうけど、AIに関して言えば、「人工知能」ってだけあって、究極「ヒト」にしたいんでしょうしね。
ヒトが人を作りだす…
もう、そろそろ踏み込んじゃいけん領域に入ってきてんじゃないのかねぇ?
わたくしはこれ以上の便利さは求めませんし、十分だと思いますけど、世の中のみなさんはそうでもないんでしょうか…
このAIネタはこれからもドンドンぶっこんでいきたいと思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月11日の月曜日でございます。
3月の1/3が過ぎていきました。
その分、春が接近したという事で、もう春でええか(笑)
春と言えば、春眠、春眠暁を覚えずなんて言葉もあるとおり、眠いんだよね。
秋は、睡眠の秋ともいいますが、他にも食欲だったり、芸術だったり色々あるしね。
でも、食欲の春とは言わないですから、やはり春は眠い季節って事でよろしいかと…。
慢性的に寝不足なわたくし院長としましては、春眠でも冬眠でも(笑)なにせいつでもどこでも寝れるっていう特技を持ってますが、それでも歳とともに寝れなくなってきておりますねぇ…。
これは、もうそこまでの眠りが必要ないのか、それもと眠るパワーがなくなったのかは分かりませんが、寝れなくなったってのも、何だか寂しい話です。
眠り=成長って図式もありますし、記憶も寝ることによって定着するなんて言われますし、ヒトにとって眠りとはそれは必要不可欠なもんなんですよね。
ってことで、今日のネタに突入ですが、そんな「眠り」ですが、必要としてるのはヒトだけではありません。
なんと、イタリアの研究で、「眠らせることで性能が向上する」AIが開発されたんだそうです。
先ほどもお伝えした通り、ヒトにとって睡眠は重要な行動です。
いくつもの研究によって、それがヒトの健康や正常な機能を維持するために不可欠であることが示されています。
脳にとっても重要で、眠りによって、起きている間に生じた不要なシナプス結合が取り除かれ、その健康が保たれるという研究データがでています。
この「シナプス恒常性」とよばれる過程は、無駄な記憶のために脳の負荷が限度を超えてしまうことを防いでくれる工程で、夢を見ている間に記憶が処理され、認知能力が改善しているそうなんですよ。
わたくし院長、やたら夢見ます(笑)
夢見がちな中年って意味じゃないですよ。
毎日、毎晩、睡眠と同時に夢を見てる感じで、そりゃもう、映画でも観てる気分です。
この「夢」についても色々研究されてますが、どうやらAI(人工知能)についても、眠って夢を見られるようにしさえすれば、似たようなことが起きるそうなんですよ。
人工ニューラルネットワーク(ANN)は、生物学的な神経ネットワークをモデルにした人工知能の一種ですが、放っておかれたからといって自然と眠りについて、夢を見たりは当然しません。
ですが、イタリア・サレント大学の数学者アドリアーノ・バッラ氏は、哺乳類の脳に備わった睡眠と夢のメカニズムにヒントを得て、「ホップフィールド・ネットワーク」なるANNの一種に睡眠機能を実装したんだそうです。
なんでも作っちゃう人がいるんよねぇ…。
世の中には天才しかおらんのかと思うくらい、いろんな分野の天才が存在していますねぇ…。
では話を戻して、人間の睡眠パターンには、レム睡眠とノンレム睡眠というサイクルがございます。
そして、睡眠のひとつの役割として記憶に関する働きってのがあり、レム睡眠は不要な記憶を取り除き、ノンレム睡眠は重要な記憶を固着すると考えられています。
で、このアドリアーノ・バッラ氏は、このサイクルを数学的に実行する方法を考案し、オンライン時(覚醒時)に学習し、オフライン時(睡眠)に非学習・統合を行うメカニズムってのを開発したんだそうです。
つまり起きている間に学習を進めて、パターンを保存し、眠っている間に不要な情報を削除し、残された重要な情報を強化するようにしたってことのようですよ。
そしてその結果は素晴らしく、睡眠がない場合に比べ、睡眠を導入することで記憶の上限が引き上げられたってことなんですって。
まぁ、AIは機械ではありますが、学習するっていうプロセスに関しては、ヒトと同じなのかもねぇ…。
例えばパソコンなんかにしても、使ってるとなんとなく不具合がでることや、やたら調子が悪い日があったりします。
パソコンの場合でも、再起動させたりすることで動きが良くなったりもしますし、AIの睡眠ってのもそういう意味合いからも必要なのかもねぇ…。
でも、そこまで、人間っぽくなってしまったら、「使う」側としては使いにくい部分もありますよね。
こう言っちゃなんですが、「機械」だからやらせられるって事もあるわけで、その「機械」を休ませなきゃいけないとかなってくると、段々扱いがややこしくなりますよねぇ…
それだけAIも高度になってきてるってことでしょうけど、まんま「人間」なAIにしちゃうと、意味なくないか?
って気もするんですけど、もはや「便利だから」って感覚で、作ってるわけではなさそうですよね。
家電なんかだと、利便性を追求する中で、新しい技術なんかが生まれてくるもんなんでしょうけど、AIに関して言えば、「人工知能」ってだけあって、究極「ヒト」にしたいんでしょうしね。
ヒトが人を作りだす…
もう、そろそろ踏み込んじゃいけん領域に入ってきてんじゃないのかねぇ?
わたくしはこれ以上の便利さは求めませんし、十分だと思いますけど、世の中のみなさんはそうでもないんでしょうか…
このAIネタはこれからもドンドンぶっこんでいきたいと思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院