史上最強の獣。ホッキョクグマ説。
2019年02月28日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
2月28日の木曜日でございます。
あーそして、月末でやんす。
今日は朝から、お給料や家賃その他の、お振込みなんかがあったりして、一人バタバタしております。
明日から3月ってことで、まぁ何が変わるわけではないですが、月初は色々忙しいですから、それらが落ち着くまでなんとなく忙しいです。
でも3月ですから、少しずつ春めいてきますよね。
早く暖かくなってくれたら、きっと色んな意味で経済効果も高いと思うんですよね。
去年でしたか、一昨年でしたかはお花見の頃まで激寒で、花見客の数がかなり減ったとか…。
やはり寒いと動く気しねーっすもんね。
ってことで、今日はそんな寒さとは密接な関係があったんだろうなーって笑えぬお話…。
つい数週間前、ニュースで話題になったお話ですが、ロシアのある町で50頭を超えるホッキョクグマが出没し、非常事態宣言が発令されるてな大ごとになってるそうです。
このホッキョクグマが襲来したのは、3000人ほどが暮らすノバヤゼムリャ列島のベルーシャ・グバという町だそうです。
まぁ、普通の人なら聞いたこともない街でしょうけど、ロシア北西部、ノバヤゼムリャ列島アルハンゲリスク州にある町だそうで、昨年の12月から52頭のホッキョクグマが頻繁に出没するようになったんだとか。
中には攻撃的な振る舞いを示すヤツもいるため、町には非常事態宣言まで発令されてしまったそうなんですよ。
この「クマがでた」的なニュースは、結構日本でもありますよね。
大体が、山でエサが少なくなった野生のクマが人里に降りてきて農作物を荒らすとかなんとか…。
ですが、大体のクマは、ヒトを見れば逃げます。
よほどこちらから攻撃を仕掛けない限り、クマは向かってくることはありませんから、ケガ人が出るって事もあまりないわけなんですね。
これは、クマが本能的にヒトが怖いと思っているわけではなく、あえて争いを避けているのと、ヒトが武器を持っているのを知っているからという説もあります。
まぁ、我々のように都市に暮らすものからすると、クマとか言われても、プーさんかテディベアかってくらいのもんで、凶暴だろうって思っててもピンとはきませんよね。
ですが、このロシアのシロクマはちょっとタチが悪いようなんです。
町中には常に6〜10頭のホッキョクグマがうろついており、人を襲ったり、住居やオフィスビルなどに侵入してしまうクマもいるという話ですから、こりゃオチオチ仕事も出来ひんねぇ(笑)
中には軍の駐屯地にまで現れ、その施設に住み着いているクマもいるといいますから、みなお手上げ状態なわけですね。
またクマが住み着いてしまった建物を取り壊そうと作業が行われている中、取り壊しに抵抗し、人を追いかけまわすアグレッシブなヤツもいるという話なんですよ。
で、なんでここまで彼らがのさばってるかといいますと、ちゃんと訳があるんですよね。
それは、ホッキョクグマが絶滅危惧種に指定されているからなんですね。
絶滅危惧種=保護対象なので人間は逃げるしかないわけなんです。
ですから、彼らも最初は戦々恐々でしたが、攻撃されないと分かると怖いもんなしですし、今ではホッキョクグマに包囲されてしまった町として名を馳せてしまったわけです。
一応、役所によってモスクワの自然保護担当局にホッキョクグマへの銃の使用許可が申請されましたが、当然ながら却下されてしまいます。
かわりに専門家のチームが現地に派遣され、クマに襲われないようにするためのアドバイスが与えられることになったそうですが、これも野生種対象のもの。
ここにいるシロクマたちは、もはや人間を舐めてかかっており、安心してしまいまったく動じないんだそうです(笑)
まぁ、攻撃されないと分かれば、ヒトには対処できないやね。
ホッキョクグマと言えば、オスなら体重で400〜600kg(最大800kg)まで成長しますし、生息地によっても大きさに違いがありますが、ロシアの個体群が最も大型化するって話もあります。
これは、エサの関係だと思われますが、ホッキョクグマは、雑食性のクマの中でも、最も肉食性が強い種なんです。
アザラシを主食とするほか、魚類、鳥類やその卵、イッカクやシロイルカなどの哺乳類、クジラ等の動物の死骸となんでも食っちゃいます。
で、当然エサが少なくなって出てきたんですよね。
野生動物、これしか興味がない(笑)
これも地球温暖化の影響で、氷が溶けだしエサのアザラシなどが激減したためと考えられています。
ですが、こやつらの食欲は、ヒトが「飼える」レベルではござらん。
平均的な大きさ、500kgの雄の個体の体重を維持するには、1日に12,000キロカロリーを最低必要とし、これには1週間でアザラシ1頭の捕食を必要とするんだそうです。
こんなんが、50頭もおってみなさい、街でエサを与えるにしてもあっちゅう間に財政がピンチになりますよ。
つまり、人間はクマが飽きて出ていってくれるのを待つしかないわけですな。
もちろん、犬を使ったり威嚇したりして追い出そうとしてはいますが、そりゃクマも相手のが弱いと分かれば、逃げたりしませんよね。
そのうち人が襲われでもしたらまた話は変わってくるでしょうけど、絶滅危惧種である以上、地球規模で保護せんとアカンからね。
まぁ、話だけ聞いてると何となく、コミカルな感じもしないでもないですが、当事者達からすれば、まさしく死活問題でしょうし、何とかしてあげないとねぇ…。
今から地球温暖化をどうにかしてたんでは、とても間に合いませんし、わたくし的にはコッソリ囲いでも作って、いっそ野生のホッキョクグマがまじかで見れるテーマパークにでもして、入場料を取って餌代を稼ぐしかないかと…。
冗談みたいな話ですが、相手は飢えた獣ですから、ヒトの味をしめてしまわないうちに何とかしないとね。
この話も、続報が入ればお伝えしたいと思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月28日の木曜日でございます。
あーそして、月末でやんす。
今日は朝から、お給料や家賃その他の、お振込みなんかがあったりして、一人バタバタしております。
明日から3月ってことで、まぁ何が変わるわけではないですが、月初は色々忙しいですから、それらが落ち着くまでなんとなく忙しいです。
でも3月ですから、少しずつ春めいてきますよね。
早く暖かくなってくれたら、きっと色んな意味で経済効果も高いと思うんですよね。
去年でしたか、一昨年でしたかはお花見の頃まで激寒で、花見客の数がかなり減ったとか…。
やはり寒いと動く気しねーっすもんね。
ってことで、今日はそんな寒さとは密接な関係があったんだろうなーって笑えぬお話…。
つい数週間前、ニュースで話題になったお話ですが、ロシアのある町で50頭を超えるホッキョクグマが出没し、非常事態宣言が発令されるてな大ごとになってるそうです。
このホッキョクグマが襲来したのは、3000人ほどが暮らすノバヤゼムリャ列島のベルーシャ・グバという町だそうです。
まぁ、普通の人なら聞いたこともない街でしょうけど、ロシア北西部、ノバヤゼムリャ列島アルハンゲリスク州にある町だそうで、昨年の12月から52頭のホッキョクグマが頻繁に出没するようになったんだとか。
中には攻撃的な振る舞いを示すヤツもいるため、町には非常事態宣言まで発令されてしまったそうなんですよ。
この「クマがでた」的なニュースは、結構日本でもありますよね。
大体が、山でエサが少なくなった野生のクマが人里に降りてきて農作物を荒らすとかなんとか…。
ですが、大体のクマは、ヒトを見れば逃げます。
よほどこちらから攻撃を仕掛けない限り、クマは向かってくることはありませんから、ケガ人が出るって事もあまりないわけなんですね。
これは、クマが本能的にヒトが怖いと思っているわけではなく、あえて争いを避けているのと、ヒトが武器を持っているのを知っているからという説もあります。
まぁ、我々のように都市に暮らすものからすると、クマとか言われても、プーさんかテディベアかってくらいのもんで、凶暴だろうって思っててもピンとはきませんよね。
ですが、このロシアのシロクマはちょっとタチが悪いようなんです。
町中には常に6〜10頭のホッキョクグマがうろついており、人を襲ったり、住居やオフィスビルなどに侵入してしまうクマもいるという話ですから、こりゃオチオチ仕事も出来ひんねぇ(笑)
中には軍の駐屯地にまで現れ、その施設に住み着いているクマもいるといいますから、みなお手上げ状態なわけですね。
またクマが住み着いてしまった建物を取り壊そうと作業が行われている中、取り壊しに抵抗し、人を追いかけまわすアグレッシブなヤツもいるという話なんですよ。
で、なんでここまで彼らがのさばってるかといいますと、ちゃんと訳があるんですよね。
それは、ホッキョクグマが絶滅危惧種に指定されているからなんですね。
絶滅危惧種=保護対象なので人間は逃げるしかないわけなんです。
ですから、彼らも最初は戦々恐々でしたが、攻撃されないと分かると怖いもんなしですし、今ではホッキョクグマに包囲されてしまった町として名を馳せてしまったわけです。
一応、役所によってモスクワの自然保護担当局にホッキョクグマへの銃の使用許可が申請されましたが、当然ながら却下されてしまいます。
かわりに専門家のチームが現地に派遣され、クマに襲われないようにするためのアドバイスが与えられることになったそうですが、これも野生種対象のもの。
ここにいるシロクマたちは、もはや人間を舐めてかかっており、安心してしまいまったく動じないんだそうです(笑)
まぁ、攻撃されないと分かれば、ヒトには対処できないやね。
ホッキョクグマと言えば、オスなら体重で400〜600kg(最大800kg)まで成長しますし、生息地によっても大きさに違いがありますが、ロシアの個体群が最も大型化するって話もあります。
これは、エサの関係だと思われますが、ホッキョクグマは、雑食性のクマの中でも、最も肉食性が強い種なんです。
アザラシを主食とするほか、魚類、鳥類やその卵、イッカクやシロイルカなどの哺乳類、クジラ等の動物の死骸となんでも食っちゃいます。
で、当然エサが少なくなって出てきたんですよね。
野生動物、これしか興味がない(笑)
これも地球温暖化の影響で、氷が溶けだしエサのアザラシなどが激減したためと考えられています。
ですが、こやつらの食欲は、ヒトが「飼える」レベルではござらん。
平均的な大きさ、500kgの雄の個体の体重を維持するには、1日に12,000キロカロリーを最低必要とし、これには1週間でアザラシ1頭の捕食を必要とするんだそうです。
こんなんが、50頭もおってみなさい、街でエサを与えるにしてもあっちゅう間に財政がピンチになりますよ。
つまり、人間はクマが飽きて出ていってくれるのを待つしかないわけですな。
もちろん、犬を使ったり威嚇したりして追い出そうとしてはいますが、そりゃクマも相手のが弱いと分かれば、逃げたりしませんよね。
そのうち人が襲われでもしたらまた話は変わってくるでしょうけど、絶滅危惧種である以上、地球規模で保護せんとアカンからね。
まぁ、話だけ聞いてると何となく、コミカルな感じもしないでもないですが、当事者達からすれば、まさしく死活問題でしょうし、何とかしてあげないとねぇ…。
今から地球温暖化をどうにかしてたんでは、とても間に合いませんし、わたくし的にはコッソリ囲いでも作って、いっそ野生のホッキョクグマがまじかで見れるテーマパークにでもして、入場料を取って餌代を稼ぐしかないかと…。
冗談みたいな話ですが、相手は飢えた獣ですから、ヒトの味をしめてしまわないうちに何とかしないとね。
この話も、続報が入ればお伝えしたいと思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院