自らに恋をしたナルキッソス。
2019年02月05日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
2月5日の火曜日でございます。
立春もすぎましたから、少しは春っぽくなりゃいいのに、まだまだ寒おますなぁ。
わたくし院長、寒がりの暑がりなんで、冬の何が嫌かって、まぁ、寒いのももちろん嫌なんですが、暑がりでもありますから、寒いから厚着をするんですが、少し動くと暑くなってきて汗ばんだりするんですよね。
で、少しとまるとまた冷えるでしょ?
この寒暖差がかなり嫌いなのと、どうしても厚着をするとなると、服がゴワゴワしてくるのも嫌なんですねぇ…。
冬はオシャレを楽しむなんて人も多いと思いますけど、わたくしの場合、それでなくてもゴツゴツしてますから、着こむともうオシャレもクソもおへん。
こういった「見た目」に関することも、年々気にならなくなってきてるのが、歳やがなって感じる事もありますが、まぁ寒いもんは寒い。
はやく薄着でイケるくらい暖かくなって下さい。
ということで、今日もネタに入っていきますが、今日は、そんな「見た目」を気にし過ぎる人、いわゆる「ナルシスト」と「人格障害」についてお送りしたいと思います。
「ナルシスト」という言葉は、日常的に使用されている言葉ですよね。
ま、意味合い的には、自惚れ屋さんといいますか、自己愛が強すぎる行動を取る人に対して、あまりいい意味で使われない事も多い言葉だと思います。
最近では特にSNSの普及により、この自己愛的な行動が目立ちやすくなっております。
ネットを開けば、自分の姿を毎日のように自撮りして投稿したり、自分の生活を他人に見せる人であふれておるわけです。
自分の姿を自撮りして、生活を公開することが即ナルシシズムとはいいませんが、少なくとも以前より、そういった類の人達を多く目にするようになりました。
ま、誰でも自己愛ってのはあって当たり前ですけどね。
ですが、何ごとも程度を超えると、それは障害ってレベルに入ってしまうわけです。
特に精神性障害の場合、線引きが難しいですが、このナルシシズムも、自己愛という誰にでも当たり前に備わってるものの枠を超えると、「自己愛性パーソナリティ障害」なんて名前の人格障害となってしまうんですね。
では、この線引きはどこかってことになるんですが、もちろん、ここからここまでって決まりがあるわけではありません。
普通の人間なら、鏡で自分の顔を確認したりするのは当たり前ですし、自分のことが好きで、自分のことを話し、ときに自慢話をしたりしても、病気でもなんでもないわけです。
それは一般的な自尊心というものですが、この「自己愛性パーソナリティ障害 (NPD) 」と診断されるのは、「思考」「感情」「他人との交流」「衝動の抑制」の2つ以上において、思考と行動の不適応パターンが長期的に認められるような場合だということなんです。
はい。ややこしい(笑)
分かりやすく不適応パターンでいうと、たとえば次のようなものがあります。
これらのうち5つ以上が日常から認められるようなら、自己愛性パーソナリティ障害かもしれないってことらしいです。
・誇大な過剰すぎる自意識
・過大な成功や権力に関する強い妄想
・自分は特別で、同じように特別な人間にしか理解できないという思い
・傷つきやすい自尊心の持ち主で、それゆえに絶え間ない賞賛を期待する
・自分は特別であると思い込み、人が自分の欲求を満たすことを期待する
・自分の欲求のために、人を利用する
・他人への共感の欠如
・他人に嫉妬する、あるいは他人から嫉妬されていると思い込む
・常に横柄で尊大な態度や行動を示す
まぁ、こんなもんが5つ以上あったら、まさしくナルですな(笑)
ですが、ここまでひどくなると、社会生活を営むことが難しくなったりしてきます。
やはり、そこが線引きなのかもしれませんねぇ。
この人格障害と、健全な自己愛というものが、全く別のものという考え方もあるそうなんですが、わたくしには、延長線にあるもののように思えるんですがね。
では、病的でない普通の自己愛を持つ人は、自分の長所をきちんと理解していながら、限界や弱さについても知っているというのが大きな違いだそうです。
また他人に共感を示したり、失敗から教訓を学んだりすることも当然出来ます。
でも、こんな健全な自己愛の持ち主であっても、病的とみなせる自己愛性行動を示すことが時にあるんですが、大切なのは、そうした人の多くがやり過ぎてしまったことを自覚しているという点だということです。
また多くの場合、それを反省し、間違いを直そうとします。
ですが、自己愛性パーソナリティ障害の人は、他人の気持ちなどほとんど気にすることはないし、自分の行動で他人がどのように傷つくかといったことにも関心がないというわけなんです。
ただ、こういった行動や言動も、なにもかもに関してと言うわけではありません。
もし、そうなら、その人はきっと他人と関係を築くことは出来ないでしょうし、社会からはみ出してしまうでしょう。
この自己愛性パーソナル障害に関しては、その名の通り、「自己愛」「自己顕示」それらに関してだけ、簡単に言うと融通がきかなくなるわけです。
ですが、この自己顕示ってものは、自己を顕示するわけですから、全てにおいて自信たっぷりの横柄さんになってしまう可能性もあると…。
そうなると、ちょっとナルシストとの意味合いが違ってきますよね。
まぁ、ナルシストのイメージで言うと、自分大好きでとりあえず、自分の理想を追求し曲げないって感じですが、この障害になると、自分が好き=自分がベストという図式が成り立ち、ゆえに横柄な態度に出てしまうと…。
自信があるのは良い事ですけどね。
何事もほどほどが一番ってことなんでしょう。
こういった人格障害も、まずそんな障害があるんだよってことを知ることが大事ですから、これを読んで当てはまる部分のある人は、自分を見つめ直すチャンスですよ(笑)
てことで、冬服に自信のない院長でした。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月5日の火曜日でございます。
立春もすぎましたから、少しは春っぽくなりゃいいのに、まだまだ寒おますなぁ。
わたくし院長、寒がりの暑がりなんで、冬の何が嫌かって、まぁ、寒いのももちろん嫌なんですが、暑がりでもありますから、寒いから厚着をするんですが、少し動くと暑くなってきて汗ばんだりするんですよね。
で、少しとまるとまた冷えるでしょ?
この寒暖差がかなり嫌いなのと、どうしても厚着をするとなると、服がゴワゴワしてくるのも嫌なんですねぇ…。
冬はオシャレを楽しむなんて人も多いと思いますけど、わたくしの場合、それでなくてもゴツゴツしてますから、着こむともうオシャレもクソもおへん。
こういった「見た目」に関することも、年々気にならなくなってきてるのが、歳やがなって感じる事もありますが、まぁ寒いもんは寒い。
はやく薄着でイケるくらい暖かくなって下さい。
ということで、今日もネタに入っていきますが、今日は、そんな「見た目」を気にし過ぎる人、いわゆる「ナルシスト」と「人格障害」についてお送りしたいと思います。
「ナルシスト」という言葉は、日常的に使用されている言葉ですよね。
ま、意味合い的には、自惚れ屋さんといいますか、自己愛が強すぎる行動を取る人に対して、あまりいい意味で使われない事も多い言葉だと思います。
最近では特にSNSの普及により、この自己愛的な行動が目立ちやすくなっております。
ネットを開けば、自分の姿を毎日のように自撮りして投稿したり、自分の生活を他人に見せる人であふれておるわけです。
自分の姿を自撮りして、生活を公開することが即ナルシシズムとはいいませんが、少なくとも以前より、そういった類の人達を多く目にするようになりました。
ま、誰でも自己愛ってのはあって当たり前ですけどね。
ですが、何ごとも程度を超えると、それは障害ってレベルに入ってしまうわけです。
特に精神性障害の場合、線引きが難しいですが、このナルシシズムも、自己愛という誰にでも当たり前に備わってるものの枠を超えると、「自己愛性パーソナリティ障害」なんて名前の人格障害となってしまうんですね。
では、この線引きはどこかってことになるんですが、もちろん、ここからここまでって決まりがあるわけではありません。
普通の人間なら、鏡で自分の顔を確認したりするのは当たり前ですし、自分のことが好きで、自分のことを話し、ときに自慢話をしたりしても、病気でもなんでもないわけです。
それは一般的な自尊心というものですが、この「自己愛性パーソナリティ障害 (NPD) 」と診断されるのは、「思考」「感情」「他人との交流」「衝動の抑制」の2つ以上において、思考と行動の不適応パターンが長期的に認められるような場合だということなんです。
はい。ややこしい(笑)
分かりやすく不適応パターンでいうと、たとえば次のようなものがあります。
これらのうち5つ以上が日常から認められるようなら、自己愛性パーソナリティ障害かもしれないってことらしいです。
・誇大な過剰すぎる自意識
・過大な成功や権力に関する強い妄想
・自分は特別で、同じように特別な人間にしか理解できないという思い
・傷つきやすい自尊心の持ち主で、それゆえに絶え間ない賞賛を期待する
・自分は特別であると思い込み、人が自分の欲求を満たすことを期待する
・自分の欲求のために、人を利用する
・他人への共感の欠如
・他人に嫉妬する、あるいは他人から嫉妬されていると思い込む
・常に横柄で尊大な態度や行動を示す
まぁ、こんなもんが5つ以上あったら、まさしくナルですな(笑)
ですが、ここまでひどくなると、社会生活を営むことが難しくなったりしてきます。
やはり、そこが線引きなのかもしれませんねぇ。
この人格障害と、健全な自己愛というものが、全く別のものという考え方もあるそうなんですが、わたくしには、延長線にあるもののように思えるんですがね。
では、病的でない普通の自己愛を持つ人は、自分の長所をきちんと理解していながら、限界や弱さについても知っているというのが大きな違いだそうです。
また他人に共感を示したり、失敗から教訓を学んだりすることも当然出来ます。
でも、こんな健全な自己愛の持ち主であっても、病的とみなせる自己愛性行動を示すことが時にあるんですが、大切なのは、そうした人の多くがやり過ぎてしまったことを自覚しているという点だということです。
また多くの場合、それを反省し、間違いを直そうとします。
ですが、自己愛性パーソナリティ障害の人は、他人の気持ちなどほとんど気にすることはないし、自分の行動で他人がどのように傷つくかといったことにも関心がないというわけなんです。
ただ、こういった行動や言動も、なにもかもに関してと言うわけではありません。
もし、そうなら、その人はきっと他人と関係を築くことは出来ないでしょうし、社会からはみ出してしまうでしょう。
この自己愛性パーソナル障害に関しては、その名の通り、「自己愛」「自己顕示」それらに関してだけ、簡単に言うと融通がきかなくなるわけです。
ですが、この自己顕示ってものは、自己を顕示するわけですから、全てにおいて自信たっぷりの横柄さんになってしまう可能性もあると…。
そうなると、ちょっとナルシストとの意味合いが違ってきますよね。
まぁ、ナルシストのイメージで言うと、自分大好きでとりあえず、自分の理想を追求し曲げないって感じですが、この障害になると、自分が好き=自分がベストという図式が成り立ち、ゆえに横柄な態度に出てしまうと…。
自信があるのは良い事ですけどね。
何事もほどほどが一番ってことなんでしょう。
こういった人格障害も、まずそんな障害があるんだよってことを知ることが大事ですから、これを読んで当てはまる部分のある人は、自分を見つめ直すチャンスですよ(笑)
てことで、冬服に自信のない院長でした。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院