LGBTI←最後の「I」についてのお話。
2019年01月21日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
1月21日の月曜日でございます。
毎日、寒おますなぁ…。
朝なんか、ほんまに極寒でやんす。
1月もあと10日程ですから、まぁそろそろ年間通して、一番寒い時期に入るわけですね。
寒いと当然、身体も動きにくくなりますし、なによりテンション下がりません?
ま、人にもよるかもしれませんけど生物的に、やはり冬は「耐える」季節となってます。
野生動物の一部は、寒いのが嫌すぎて「冬眠」とかしよりますけんね(笑)
まぁ、寒いのが嫌ってわけではないでしょうけど、冬はエサも少ないですしね。
でも、毎朝寒い中目覚める時、一度は思ったことないっすか?
「オレも冬眠してぇ」って(笑)
寒くなるまでに、出来るだけ食べて脂肪つけて、暖かくなったら起こしてや〜って、最高やんけ〜お前ら〜って、わたくし院長は、毎朝思いますのことよ。
ちなみに冬眠する「哺乳類」は全部で183種いるそうです。
比較的、ヒトにちかいサルの仲間でも、冬眠するやつはいるそうです。
ハイイロショウネズミキツネザルとかがそうらしいんですが、コイツに冬眠できるなら、ヒトも出来んじゃねぇの…
的な、生物学的な生態をひっくり返してでも冬眠してみたい院長ですが、今日はそんな生物学的にあたらしいことが生まれた話でもいってみたいと思います。
それはドイツでの出来事で、新しく「ディバース(diverse)」ってものが、公式に認められたそうなんです。
でぃばーす?
なに?
当然、そう思うでしょう。
実はこれ、第三の性の呼称なんですね。
2019年1月1日より、ドイツでは、自分を男でも女でもないと認識している人たちに対し、公式な書類の性別記入欄で、第三の性を選択できるオプションを導入しました。
昨年8月、ドイツの国会で出生証明や公的な身分証明書に第三の性の記載を認めるという法案が可決していて、これによってインターセックス(中間的な性)の人は、「男」と「女」にくわえて、「ディバース(diverse)」を選べるようになったそうなんです。
インターセックスとは、一般的に、自分の性別が生物学的に男でも女でもないと認識している人のことを指すそうで、いわゆる性同一性障害ってものと少ーしニュアンスが違う様なんですね。
この件に関して、国連人権高等弁務官事務所によると、「身体の性が男女の典型的な定義に当てはまらない」人のことを指すとのことです。
ですから、生物学的な性別が男なのに、意識下では女って言うものとは若干、意味合いが違います。
これは、性分化疾患などとも呼ばれており、しばしば1つあるいは複数の性別の特徴をもって生まれてしまう場合を指します。
日本語で「半陰陽」なんて言葉もありますが、要するに気持ちの問題ではなく生物学的に、どちらの性かを判別しにくい(できない)人のことですね。
ドイツでは、連邦憲法裁判所で公的な文書の性別欄に第三の性を設けるか、性別欄そのものを削除せよという求めに応じたもので、すでに法案は独国会の両院で可決されています。
ただし現時点ではインターセックスであることを証明する医師の診断書が必要となるそうです。
これと似たような流れはドイツ以外にもありまして、オーストラリアのタスマニア州議会では、昨年10月に出生証明から性別欄を削除するという法案が表決にかけられました。
これは就職といった身分を公表せねばならないような場面で、トランスジェンダーや性転換手術を受けた人たちが自分の立場を明かさなくても済むようにするためのものなんだそうです。
いや、こう考えると日本は遅れてるのかもしれませんねぇ…。
いまだ、そんな声も聞こえてこないですし、法案に乗るなんてこと、全く想像も出来ません。
このインターセックスにしても、トランスジェンダーにしても、日本ではまだまだ、認知されかけだしてる(笑)くらいに過ぎません。
これについては、学校教育の場から見直す必要もあるとして、スコットランドでは、昨年、LGBTI(性的少数者)に関する教育課程を設け、全ての公立学校で授業を義務づける方針を明らかにしています。
確かに、この辺の事はキッチリと教育として、教える必要があるかもしれませんねぇ…。
わたくし院長も、少なからず医療の場に身を置くものとして、多少は勉強していますが、今日のインターセックス「ディバース」は初めて知りましたし。
今日のインターセックスは、身体的な特徴として、男女に分け辛いって人達ですが、この問題と心の問題(性同一性)は全く別もんですしね。
そして先ほど出てきた「LGBTI」も若干意味合いが違う部分があります。
性同一性障害の場合、身体的な性別と、こころの性別に違いがあるわけで、例えば恋愛対象としては、こころの性別によってある意味「普通」なわけですよ。
ここであえて「普通」という言葉を使わせて貰いましたが、普通って言葉自体が問題だったりするのは分かっておりますが、説明しずらいしご容赦願いたい。
で、話をもどし、この「LGBTI」は、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、インターセックスの頭文字で、一括りにしてますが、レズビアン、ゲイとは同性愛者のことを指してます。
この場合、自身の性に関しては問題のない人が多いんですよ。
つまり、自分が自分を男と認識していて、男で問題ないんですが、恋愛対象がこれまた男なわけです。
これと、自分の肉体は男なのに、気持ちは女で、恋愛対象が男ってのとは、やっぱ意味が違うよね?
まぁ、「LGBTI」て言葉は、その辺のを全部ひとまとめにして、「性的少数者」としてますが、やはり当事者達からしたら、違うわい!って思うでしょうしね。
まず、我々も関心をもって、勉強することことから始めなければいけないかなぁ〜と思いますね。
ちなみに、今日のメインのお話だったドイツのインターセックスを認めるって話ですがこのドイツって国、先週の動物愛護の話でも、殺処分が限りなくゼロに近い国として有名なんですよ。
いや、色々見習わなきゃいけないと思いますね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月21日の月曜日でございます。
毎日、寒おますなぁ…。
朝なんか、ほんまに極寒でやんす。
1月もあと10日程ですから、まぁそろそろ年間通して、一番寒い時期に入るわけですね。
寒いと当然、身体も動きにくくなりますし、なによりテンション下がりません?
ま、人にもよるかもしれませんけど生物的に、やはり冬は「耐える」季節となってます。
野生動物の一部は、寒いのが嫌すぎて「冬眠」とかしよりますけんね(笑)
まぁ、寒いのが嫌ってわけではないでしょうけど、冬はエサも少ないですしね。
でも、毎朝寒い中目覚める時、一度は思ったことないっすか?
「オレも冬眠してぇ」って(笑)
寒くなるまでに、出来るだけ食べて脂肪つけて、暖かくなったら起こしてや〜って、最高やんけ〜お前ら〜って、わたくし院長は、毎朝思いますのことよ。
ちなみに冬眠する「哺乳類」は全部で183種いるそうです。
比較的、ヒトにちかいサルの仲間でも、冬眠するやつはいるそうです。
ハイイロショウネズミキツネザルとかがそうらしいんですが、コイツに冬眠できるなら、ヒトも出来んじゃねぇの…
的な、生物学的な生態をひっくり返してでも冬眠してみたい院長ですが、今日はそんな生物学的にあたらしいことが生まれた話でもいってみたいと思います。
それはドイツでの出来事で、新しく「ディバース(diverse)」ってものが、公式に認められたそうなんです。
でぃばーす?
なに?
当然、そう思うでしょう。
実はこれ、第三の性の呼称なんですね。
2019年1月1日より、ドイツでは、自分を男でも女でもないと認識している人たちに対し、公式な書類の性別記入欄で、第三の性を選択できるオプションを導入しました。
昨年8月、ドイツの国会で出生証明や公的な身分証明書に第三の性の記載を認めるという法案が可決していて、これによってインターセックス(中間的な性)の人は、「男」と「女」にくわえて、「ディバース(diverse)」を選べるようになったそうなんです。
インターセックスとは、一般的に、自分の性別が生物学的に男でも女でもないと認識している人のことを指すそうで、いわゆる性同一性障害ってものと少ーしニュアンスが違う様なんですね。
この件に関して、国連人権高等弁務官事務所によると、「身体の性が男女の典型的な定義に当てはまらない」人のことを指すとのことです。
ですから、生物学的な性別が男なのに、意識下では女って言うものとは若干、意味合いが違います。
これは、性分化疾患などとも呼ばれており、しばしば1つあるいは複数の性別の特徴をもって生まれてしまう場合を指します。
日本語で「半陰陽」なんて言葉もありますが、要するに気持ちの問題ではなく生物学的に、どちらの性かを判別しにくい(できない)人のことですね。
ドイツでは、連邦憲法裁判所で公的な文書の性別欄に第三の性を設けるか、性別欄そのものを削除せよという求めに応じたもので、すでに法案は独国会の両院で可決されています。
ただし現時点ではインターセックスであることを証明する医師の診断書が必要となるそうです。
これと似たような流れはドイツ以外にもありまして、オーストラリアのタスマニア州議会では、昨年10月に出生証明から性別欄を削除するという法案が表決にかけられました。
これは就職といった身分を公表せねばならないような場面で、トランスジェンダーや性転換手術を受けた人たちが自分の立場を明かさなくても済むようにするためのものなんだそうです。
いや、こう考えると日本は遅れてるのかもしれませんねぇ…。
いまだ、そんな声も聞こえてこないですし、法案に乗るなんてこと、全く想像も出来ません。
このインターセックスにしても、トランスジェンダーにしても、日本ではまだまだ、認知されかけだしてる(笑)くらいに過ぎません。
これについては、学校教育の場から見直す必要もあるとして、スコットランドでは、昨年、LGBTI(性的少数者)に関する教育課程を設け、全ての公立学校で授業を義務づける方針を明らかにしています。
確かに、この辺の事はキッチリと教育として、教える必要があるかもしれませんねぇ…。
わたくし院長も、少なからず医療の場に身を置くものとして、多少は勉強していますが、今日のインターセックス「ディバース」は初めて知りましたし。
今日のインターセックスは、身体的な特徴として、男女に分け辛いって人達ですが、この問題と心の問題(性同一性)は全く別もんですしね。
そして先ほど出てきた「LGBTI」も若干意味合いが違う部分があります。
性同一性障害の場合、身体的な性別と、こころの性別に違いがあるわけで、例えば恋愛対象としては、こころの性別によってある意味「普通」なわけですよ。
ここであえて「普通」という言葉を使わせて貰いましたが、普通って言葉自体が問題だったりするのは分かっておりますが、説明しずらいしご容赦願いたい。
で、話をもどし、この「LGBTI」は、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、インターセックスの頭文字で、一括りにしてますが、レズビアン、ゲイとは同性愛者のことを指してます。
この場合、自身の性に関しては問題のない人が多いんですよ。
つまり、自分が自分を男と認識していて、男で問題ないんですが、恋愛対象がこれまた男なわけです。
これと、自分の肉体は男なのに、気持ちは女で、恋愛対象が男ってのとは、やっぱ意味が違うよね?
まぁ、「LGBTI」て言葉は、その辺のを全部ひとまとめにして、「性的少数者」としてますが、やはり当事者達からしたら、違うわい!って思うでしょうしね。
まず、我々も関心をもって、勉強することことから始めなければいけないかなぁ〜と思いますね。
ちなみに、今日のメインのお話だったドイツのインターセックスを認めるって話ですがこのドイツって国、先週の動物愛護の話でも、殺処分が限りなくゼロに近い国として有名なんですよ。
いや、色々見習わなきゃいけないと思いますね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院