まさしくハングリースパイダーやな。
2019年01月17日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
1月17日の木曜日でございます。
今月も後2週間となりましたが、さすがに寒さが厳しい日が多くなってきましたね。
雪が降る日があったりして、しばらくは寒さとの戦いですな。
でも、なんでもそうですが、この寒さを乗り越えるからこそ、春の日差しが暖かいんですわ。
春になるのが楽しみでやんす。
今年の春は、文字通り「新しい」時代に突入するわけですから、スタート感は満載ですよね。
新元号も4月1日発表とかって発表もありましたし、今頃お偉いさん方は会議でもしてるんでしょうかね。
ああでもない、こうでもない言うてるんでしょうか。
それとも、いくつかの候補から、多数決とかでスパッと決めるんでしょうか…。
まぁ、我々は決められたもんに従うだけですが、平成の時もなんかシックリこんかったし(笑)
まぁ、なんでも慣れですけどね。
てことで、今日も始まりましたが、今日のお話はそんな事とは何の関係もなく…
動物の不思議についてお話していこうかと思います。
今日の主役は「クモ」なんですが…
はい。
わたくし院長も結構嫌いです。
蜘蛛。
漢字で書くと余計に気持ち悪い(笑)
そんなクモがどうしたって話ですが、このたび中国の研究グループが、「ミルクを生産し子に授乳してるクモの種類がある」と発表しました。
一般的に、哺乳類というものは、子供を産み、ミルクを生産する動物であると定義付けられています。
至ってシンプルな定義ですが、ご存じの方も多いと思いますが、例えばカモノハシってヤツは、この哺乳類のクセに卵を産みよります。
また逆に、非哺乳類動物でありながら、その子孫のためにミルクを生産している生き物もいるというわけですわな。
そして、そのクモの子たちは、比較的長い期間、そのミルクを摂取し続け、そのミルクらしきものは、とても栄養価が高いものであることも説明しているそうです。
このクモ、「ハエトリグモ」の一種らしいんですが、このハエトリグモってヤツは種類も多いですが、割とそこいらで見かける普通のクモみたいです。
で、中国の研究者は、クモの子育てをテーマに、継続的に観察するため、研究室内に母親クモと子供たちの巣をつくり観察し続けました。
すると驚いたことに、そのクモの子供たちは、巣の中に1カ月以上も居続けていたことがわかったそうなのです。
これはクモにとっては、非常に長い期間と言えるのだそうで、この発見自体スゴイ事なんだって。
知らんけど(笑)
で、このクモの母親は、この巣の中で自分の身体から分泌される体液を、子グモに与えていたってことなんです。
そしてさらに詳細に調査を重ねた結果、研究者たちは母親クモが何らかの物質を産み出し、それを巣の床に分泌していることを確認しました。
子供たちは、最初はその物質を摂取し、さらに約1週間後には、母親クモに直接触りながら摂取し始めたそうなんですよ。
こうなると、まるで授乳やねぇ…。
そしてさらに、この液体を調べたところ、糖質、脂質、そして牛乳の4倍近くのタンパク質が含まれていて、「ミルク」と呼ぶにふさわしいものだったということなんです。
スゴイなこれ…
これは、もうミルクですな。
クモの子供たちは一般的に約20日間過ぎれば、巣を離れて自分たちで生きていけるようになるものなんだそうですが、この研究室の子供たちは巣の中で約38日もの間、「クモミルク」を飲みながら生活していたそうなんです。
で、ここまでは実験室の観察で分かったそうなんですが、こうなるとこの種族だけが唯一、「授乳をするクモなのか?」それとも、クモにとってこの行動は、至って普通なのか?って事なんですが、実はまだよく分かっていないそうなんです。
これからの研究で明らかになっていくんでしょうけど、実に面白い生態ですな。
これはわたくし院長の勝手な意見ですが、こういった「飼われた」空間にいたからこそ、母親クモはわが身を削り、ミルクを作ってたんじゃないですかねぇ…。
普通の環境なら、エサを探して与えるでしょうし、そもそもクモは産れて20日もすれば、自立して生活するわけですからね。
本来、この20日間の間に、母親をマネて狩りをしたりするでしょ?
あ、ちなみにこのハエトリグモの種類は、その名の通りハエだのアリだのの小型の虫を捕食します。
つまり、狩るんですが、これって大体、生まれてからすぐに親に教わるでしょ?
でも、飼われてるとそれが上手くできないから、母親は無理にミルクを作って与えたんじゃないかなぁと…。
と言うのも、クモの種類によっては、自分の身体を溶かして子供に与える種もいるそうで、このミルクもそういった行動の一種なんじゃないんかと…
この自分の身体を溶かすクモも、内臓を液状化させて子供に与え続けますしね。
まぁ、これは推測ですが、これからドンドン研究されて、実態が解明されることでしょう。
しかし地球には、100万種以上の無脊椎動物が生息していると言われてますから、我々人間が想像もつかない事をしでかす「ヤツら」はまだまだたくさんいるんでしょうね。
研究者のみなさん、ぜひ頑張って研究して下さい。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月17日の木曜日でございます。
今月も後2週間となりましたが、さすがに寒さが厳しい日が多くなってきましたね。
雪が降る日があったりして、しばらくは寒さとの戦いですな。
でも、なんでもそうですが、この寒さを乗り越えるからこそ、春の日差しが暖かいんですわ。
春になるのが楽しみでやんす。
今年の春は、文字通り「新しい」時代に突入するわけですから、スタート感は満載ですよね。
新元号も4月1日発表とかって発表もありましたし、今頃お偉いさん方は会議でもしてるんでしょうかね。
ああでもない、こうでもない言うてるんでしょうか。
それとも、いくつかの候補から、多数決とかでスパッと決めるんでしょうか…。
まぁ、我々は決められたもんに従うだけですが、平成の時もなんかシックリこんかったし(笑)
まぁ、なんでも慣れですけどね。
てことで、今日も始まりましたが、今日のお話はそんな事とは何の関係もなく…
動物の不思議についてお話していこうかと思います。
今日の主役は「クモ」なんですが…
はい。
わたくし院長も結構嫌いです。
蜘蛛。
漢字で書くと余計に気持ち悪い(笑)
そんなクモがどうしたって話ですが、このたび中国の研究グループが、「ミルクを生産し子に授乳してるクモの種類がある」と発表しました。
一般的に、哺乳類というものは、子供を産み、ミルクを生産する動物であると定義付けられています。
至ってシンプルな定義ですが、ご存じの方も多いと思いますが、例えばカモノハシってヤツは、この哺乳類のクセに卵を産みよります。
また逆に、非哺乳類動物でありながら、その子孫のためにミルクを生産している生き物もいるというわけですわな。
そして、そのクモの子たちは、比較的長い期間、そのミルクを摂取し続け、そのミルクらしきものは、とても栄養価が高いものであることも説明しているそうです。
このクモ、「ハエトリグモ」の一種らしいんですが、このハエトリグモってヤツは種類も多いですが、割とそこいらで見かける普通のクモみたいです。
で、中国の研究者は、クモの子育てをテーマに、継続的に観察するため、研究室内に母親クモと子供たちの巣をつくり観察し続けました。
すると驚いたことに、そのクモの子供たちは、巣の中に1カ月以上も居続けていたことがわかったそうなのです。
これはクモにとっては、非常に長い期間と言えるのだそうで、この発見自体スゴイ事なんだって。
知らんけど(笑)
で、このクモの母親は、この巣の中で自分の身体から分泌される体液を、子グモに与えていたってことなんです。
そしてさらに詳細に調査を重ねた結果、研究者たちは母親クモが何らかの物質を産み出し、それを巣の床に分泌していることを確認しました。
子供たちは、最初はその物質を摂取し、さらに約1週間後には、母親クモに直接触りながら摂取し始めたそうなんですよ。
こうなると、まるで授乳やねぇ…。
そしてさらに、この液体を調べたところ、糖質、脂質、そして牛乳の4倍近くのタンパク質が含まれていて、「ミルク」と呼ぶにふさわしいものだったということなんです。
スゴイなこれ…
これは、もうミルクですな。
クモの子供たちは一般的に約20日間過ぎれば、巣を離れて自分たちで生きていけるようになるものなんだそうですが、この研究室の子供たちは巣の中で約38日もの間、「クモミルク」を飲みながら生活していたそうなんです。
で、ここまでは実験室の観察で分かったそうなんですが、こうなるとこの種族だけが唯一、「授乳をするクモなのか?」それとも、クモにとってこの行動は、至って普通なのか?って事なんですが、実はまだよく分かっていないそうなんです。
これからの研究で明らかになっていくんでしょうけど、実に面白い生態ですな。
これはわたくし院長の勝手な意見ですが、こういった「飼われた」空間にいたからこそ、母親クモはわが身を削り、ミルクを作ってたんじゃないですかねぇ…。
普通の環境なら、エサを探して与えるでしょうし、そもそもクモは産れて20日もすれば、自立して生活するわけですからね。
本来、この20日間の間に、母親をマネて狩りをしたりするでしょ?
あ、ちなみにこのハエトリグモの種類は、その名の通りハエだのアリだのの小型の虫を捕食します。
つまり、狩るんですが、これって大体、生まれてからすぐに親に教わるでしょ?
でも、飼われてるとそれが上手くできないから、母親は無理にミルクを作って与えたんじゃないかなぁと…。
と言うのも、クモの種類によっては、自分の身体を溶かして子供に与える種もいるそうで、このミルクもそういった行動の一種なんじゃないんかと…
この自分の身体を溶かすクモも、内臓を液状化させて子供に与え続けますしね。
まぁ、これは推測ですが、これからドンドン研究されて、実態が解明されることでしょう。
しかし地球には、100万種以上の無脊椎動物が生息していると言われてますから、我々人間が想像もつかない事をしでかす「ヤツら」はまだまだたくさんいるんでしょうね。
研究者のみなさん、ぜひ頑張って研究して下さい。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院