明るく生きるのは難しい事じゃないかもしれないよ。
2019年01月10日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
1月10日の木曜日でございます。
1月も10日って事で1/3は終りですわ。
また一歩、お正月に近づいたわけですね(笑)
早く来い来いお正月♪
てな気楽なテンションの院長ですが、これから最後の寒さが来ますよねぇ…。
受験生なんかも、そろそろ最後の追い込みですし、毎年受験日に大雪で、試験会場に到達できない受験生の救済措置がああだのこうだのありますもんね。
毎年、雪降ってワヤクチャになるのに、受験日を変えようって動きはあんまり起んないんですよね。
一時期、秋入試って形で9月入学とかの学校も、チラホラ出だしたんですが、そこまで増えることもなかったですからねぇ…
って話はそれだしましたが、これから本当に寒い冬がやってきます。
寒いとテンション下がりますよね。
そして、そんなテンションだだ下がりが原因なのか、これからの寒い季節から春先にかけ、自殺者が増えたりするんですよね。
まぁ、これは勝手なイメージですが、サンサンと太陽が明るい夏より、どんより寒い冬の方が色んな事を悲観的に考えてしまう気持ちは分かる気はします。
あまり知られてはいませんが、日本は実は自殺大国と言われるくらい自殺者が多い国で、1年間の自殺者数が2万5千人を超えることが分かっており、特に若年層に限れば先進国でもトップクラスなんだそうです。
ですから当然、この自殺者を減らそうと、行政も色々と動きを見せるんですが、なかなか思う様な成果はでず、増加傾向なのが実情です。
まず、自殺者を減らせない理由の一つとして、その人がなぜ自殺をしてしまったのかという理由が、潜在的なものも含め、多様過ぎて特定出来ないという事が挙げられます。
そんな中このたび、一つの指針として、職業にも傾向が出ているんやないかという事で、職業別に調査をし、その中から自殺することの多い職業の特徴を推察したデータが公表されました。
で、この調査をみると、わたくし的には意外だなぁと思う職業が、上位にランクされてました。
まず、一番意外だとおもったのが、漁師、林業や農業従事者が、一番自殺しやすい職業ってことになってました。
なんか意外でしょ?
自然とともに仕事してはるんで、何となく大らかな感じかなぁと、勝手に想像してたんですが、自然を相手にした職業は、基本労働条件が過酷なうえ、予期せぬ天候不良や災害で育てた作物に被害が出るなどして、収入が激減したりと、安定しない事も要因なんだそうです。
確かに、台風なんかでリンゴの実が全部落ちちゃってる影像なんか観たことありますよね。
これ、あー大変やなぁ〜ってみてる側は思うだけですが、当事者からしたらやっとここまで育てて、お金になるってとこで全部パーになるわけで、想像以上に大変ですよね。
次に、意外と言うか自殺の多い職業が、大工、鉱山労働者、電気技師などとなってました。
なんか、大工さんと自殺ってのもピンと来ない部分があるんですが、こちらも屋外で働き、危険を伴う作業が多いため、心身ともに疲労が蓄積しやすいからだと考えられています。
続いて、機械工および機器の設置、メンテナンス等の仕事の方で、こちらも重労働であり、取引先などとのコミュニケーションも必要で、トラブルが発生すると駆けつけなくてはいけないという、落ち着かない環境からきていると考えられています。
わたくし的には、この辺の職業の方が上位を占めるとは思ってませんでしたし、なかなか奥が深いなぁと…。
で、この次あたりから建築でも技術者、設計者などが続き、その次に警官、消防士、刑務官等が並びます。
ここらへんから、いわゆる「心労」的な部分からの自殺が多いようで、警官、消防士などは、常に危険と隣り合わせで、事故や事件などショッキングな場面に立ち会うことなどが原因と考えられています。
この次あたりから、芸術家、デザイナー、芸能人、スポーツ選手と比較的、華やかなな職業が続きます。
で、これらの職業の方は、浮き沈みの激しさと、最近ではネットでの中傷などが原因のひとつと考えられるとのことです。
そして、もう一つの特徴としては、どの職業にも共通して、「うつ病」を発症してからの自殺と言うのが、近年では急増しているようです。
うつ病ねぇ…。
もはや、社会現象といっても過言でない位、この病気の罹患者は年々増え続けていますし、WHO(世界保健機関)が公表しているデータによれば、自殺者の実に約97%が、何らかの精神障害の診断がつく状態であったことが分かっているそうです。
この97%という数字を見ても分かるように、まずここに重きを置くべきですよね。
つまり、自殺者を減らすには、うつ病を初めとする精神疾患にもっと目をむけるべきで、特に日本ではそこのケアが遅れていると思われます。
まだまだ日本では、精神障害に対し偏見が根強くありますし、理解されていない部分がとても多いと思います。
「うつ病」ひとつとっても、これは周りの理解がないと、どうにもならない病気ですし、職場の理解や家族の理解がないことから、自殺にはしる傾向もかなりあると思われます。
とはいえ、なかなか自己申告でしか判断できない部分があり、職場でも家庭でも下手すれば「サボっている」だの「だらけている」だのの評価をされてしまうでしょうし、職場や身内に、そういう罹患者がいても気付けないのが現状だと思います。
ですから、自殺者を減らすって作業の前にこのうつ病をはじめとする、「精神障害」について、もっと理解を深めるよう、手を打っていかないといけないと思います。
難しいですけどね。
目に見えない部分も多いですし、自己申告だけって事じゃ、なかなかねぇ…。
ですが、97%の自殺者は、なんらかの精神疾患を抱えてるってデータがある以上、避けては通れない道ですからね。
ここ10年でうつ病罹患者は、倍以上に膨れ上がってます。
ですが、実際10年で倍に増えたと考えるより、それだけ認知されてきたと考えるべきだと思うんですよね。
そして、まだまだ日本では、認知度も低いですしそもそも「うつ病」を知らない人が多いですしね。
こういった部分も含めて、「自殺願望のある人のケア」なんて言ってたら、自殺者は減りませんよね。
本当に自殺願望のある人なら、死にたいわけですから絶対周りに悟られないように、そっと死にますよ。
悟られたら止められるに決まってるんですから…。
とにかく、デリケートな問題ですが、意識を少し変えるだけで救えることも多いと思います。
みなさんも、まず勉強してみて下さい。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月10日の木曜日でございます。
1月も10日って事で1/3は終りですわ。
また一歩、お正月に近づいたわけですね(笑)
早く来い来いお正月♪
てな気楽なテンションの院長ですが、これから最後の寒さが来ますよねぇ…。
受験生なんかも、そろそろ最後の追い込みですし、毎年受験日に大雪で、試験会場に到達できない受験生の救済措置がああだのこうだのありますもんね。
毎年、雪降ってワヤクチャになるのに、受験日を変えようって動きはあんまり起んないんですよね。
一時期、秋入試って形で9月入学とかの学校も、チラホラ出だしたんですが、そこまで増えることもなかったですからねぇ…
って話はそれだしましたが、これから本当に寒い冬がやってきます。
寒いとテンション下がりますよね。
そして、そんなテンションだだ下がりが原因なのか、これからの寒い季節から春先にかけ、自殺者が増えたりするんですよね。
まぁ、これは勝手なイメージですが、サンサンと太陽が明るい夏より、どんより寒い冬の方が色んな事を悲観的に考えてしまう気持ちは分かる気はします。
あまり知られてはいませんが、日本は実は自殺大国と言われるくらい自殺者が多い国で、1年間の自殺者数が2万5千人を超えることが分かっており、特に若年層に限れば先進国でもトップクラスなんだそうです。
ですから当然、この自殺者を減らそうと、行政も色々と動きを見せるんですが、なかなか思う様な成果はでず、増加傾向なのが実情です。
まず、自殺者を減らせない理由の一つとして、その人がなぜ自殺をしてしまったのかという理由が、潜在的なものも含め、多様過ぎて特定出来ないという事が挙げられます。
そんな中このたび、一つの指針として、職業にも傾向が出ているんやないかという事で、職業別に調査をし、その中から自殺することの多い職業の特徴を推察したデータが公表されました。
で、この調査をみると、わたくし的には意外だなぁと思う職業が、上位にランクされてました。
まず、一番意外だとおもったのが、漁師、林業や農業従事者が、一番自殺しやすい職業ってことになってました。
なんか意外でしょ?
自然とともに仕事してはるんで、何となく大らかな感じかなぁと、勝手に想像してたんですが、自然を相手にした職業は、基本労働条件が過酷なうえ、予期せぬ天候不良や災害で育てた作物に被害が出るなどして、収入が激減したりと、安定しない事も要因なんだそうです。
確かに、台風なんかでリンゴの実が全部落ちちゃってる影像なんか観たことありますよね。
これ、あー大変やなぁ〜ってみてる側は思うだけですが、当事者からしたらやっとここまで育てて、お金になるってとこで全部パーになるわけで、想像以上に大変ですよね。
次に、意外と言うか自殺の多い職業が、大工、鉱山労働者、電気技師などとなってました。
なんか、大工さんと自殺ってのもピンと来ない部分があるんですが、こちらも屋外で働き、危険を伴う作業が多いため、心身ともに疲労が蓄積しやすいからだと考えられています。
続いて、機械工および機器の設置、メンテナンス等の仕事の方で、こちらも重労働であり、取引先などとのコミュニケーションも必要で、トラブルが発生すると駆けつけなくてはいけないという、落ち着かない環境からきていると考えられています。
わたくし的には、この辺の職業の方が上位を占めるとは思ってませんでしたし、なかなか奥が深いなぁと…。
で、この次あたりから建築でも技術者、設計者などが続き、その次に警官、消防士、刑務官等が並びます。
ここらへんから、いわゆる「心労」的な部分からの自殺が多いようで、警官、消防士などは、常に危険と隣り合わせで、事故や事件などショッキングな場面に立ち会うことなどが原因と考えられています。
この次あたりから、芸術家、デザイナー、芸能人、スポーツ選手と比較的、華やかなな職業が続きます。
で、これらの職業の方は、浮き沈みの激しさと、最近ではネットでの中傷などが原因のひとつと考えられるとのことです。
そして、もう一つの特徴としては、どの職業にも共通して、「うつ病」を発症してからの自殺と言うのが、近年では急増しているようです。
うつ病ねぇ…。
もはや、社会現象といっても過言でない位、この病気の罹患者は年々増え続けていますし、WHO(世界保健機関)が公表しているデータによれば、自殺者の実に約97%が、何らかの精神障害の診断がつく状態であったことが分かっているそうです。
この97%という数字を見ても分かるように、まずここに重きを置くべきですよね。
つまり、自殺者を減らすには、うつ病を初めとする精神疾患にもっと目をむけるべきで、特に日本ではそこのケアが遅れていると思われます。
まだまだ日本では、精神障害に対し偏見が根強くありますし、理解されていない部分がとても多いと思います。
「うつ病」ひとつとっても、これは周りの理解がないと、どうにもならない病気ですし、職場の理解や家族の理解がないことから、自殺にはしる傾向もかなりあると思われます。
とはいえ、なかなか自己申告でしか判断できない部分があり、職場でも家庭でも下手すれば「サボっている」だの「だらけている」だのの評価をされてしまうでしょうし、職場や身内に、そういう罹患者がいても気付けないのが現状だと思います。
ですから、自殺者を減らすって作業の前にこのうつ病をはじめとする、「精神障害」について、もっと理解を深めるよう、手を打っていかないといけないと思います。
難しいですけどね。
目に見えない部分も多いですし、自己申告だけって事じゃ、なかなかねぇ…。
ですが、97%の自殺者は、なんらかの精神疾患を抱えてるってデータがある以上、避けては通れない道ですからね。
ここ10年でうつ病罹患者は、倍以上に膨れ上がってます。
ですが、実際10年で倍に増えたと考えるより、それだけ認知されてきたと考えるべきだと思うんですよね。
そして、まだまだ日本では、認知度も低いですしそもそも「うつ病」を知らない人が多いですしね。
こういった部分も含めて、「自殺願望のある人のケア」なんて言ってたら、自殺者は減りませんよね。
本当に自殺願望のある人なら、死にたいわけですから絶対周りに悟られないように、そっと死にますよ。
悟られたら止められるに決まってるんですから…。
とにかく、デリケートな問題ですが、意識を少し変えるだけで救えることも多いと思います。
みなさんも、まず勉強してみて下さい。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院