シンプルイズベスト。サカナ君。
2019年01月09日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
1月9日の水曜日でございます。
ま、1月も9日ってことで、もう1/3近く消化しちゃってるんですが、もうさすがに正月の事は忘れよう(笑)
後、11ヶ月と3週間くらいで、また次の正月がくるけんね(笑)
その前にGWもお盆もあるしねぇ…。
GWも楽しみですが、次は季節的にはやはり夏が持ちどおしいですな。
去年の夏はヤバい位暑かって、もうどうなるかと思ってたんですが、年々気温が上昇してるようですし、今年の夏はどうなるんやろ。
そうそう。
去年は夏が異常に暑かったもんですから、きっと暖冬だぁねぇとか言うてたんですが、まぁ普通に寒いしね。
てか、ここんとこの異常気象っていうんですか、なんだか四季ってより、二季に近づいていってる気がしますよね。
去年も、クーラーからヒーターへの移行期が、数日しかないって感じでしたから、秋らしい秋ってなかったですからね。
なんの影響なんでしょうかね。
ドンドン地球環境が変わっていってるようで、何となく恐ろしい感じもしないでもないんですが、変化も時には必要です。
進化って言葉は、変化に他ならないですから、長い時間をかけていろんなものが少しずつ、変わっていくんでしょう。
的な入り方ですが、今日のネタはそんな変化が、簡単に行えちゃうヤツらのお話です。
まず大原則として、生物学上の雌雄(オスメス)は、人間を含む陸上生物の場合、生まれてから死ぬまで変わることはありません。
雌メスに生まれれば、死ぬまでメスですし、雄オスに生まれれば死ぬまでオスです。
ま、人間の場合、多少のイレギュラーもありますが、あくまで生物学的な性別という意味でね。
ですが、魚をはじめとする水中生物に目を移すと、周辺の環境に合わせて性別を変えるものが存在するんですよ。
たとえば魚類の場合、地球上に約3万種いると言われていますが、そのうち400種ほどは性転換することが確認されているそうなんです。
この変化も、なかなかスゴイもんでしょ。
急に性別が変わるんですから、生物としての役割ごと変わっちゃいますからね〜。
では、詳しく見ていくと、魚の性転換には、大きく3パターンあるんです。
まず1つ目は、メスからオスへ性転換するもので、「ホンソメワケベラ」等がこれにあてはまります。
ホンソメワケベラは一夫多妻制で、オス1匹に複数のメスと言うグループを形成します。
そしてそのグループからオスがいなくなると、いちばん大きいメスがオスに性転換するという便利な構造を持ってます。
この変化、まず脳がオスに変化し、3週間後には体も完全に変化するということで、性転換したオスがこのグループのオスになるわけです。
二つ目は、オスからメスへ性転換するもので、アニメ「ファインディング・ニモ」で有名になったカクレクマノミもその一つなんだそうです。
この魚はイソギンチャクにコロニーを形成しますが、いちばん大きいのがメスで、残りの個体は全部オスという先ほどとは真逆の構成です。
そしてメスが死ぬと、大きさの順にオスからメスになっていくっていう、まぁ便利な生き物だねぇ…。
そして三つ目は、オスとメスの両方に何度でも変われる魚もいるんですね。
これはサンゴ礁に生息するダルマハゼがその代表として知られています。
とまぁ、色んな生き物がいるんやなぁ〜って、感心させられますが、じゃ、そもそも、水中生物はなんのために性転換するんかって話よね。
これについて、確実な事は分かってないようなんですが、多種多様な環境下で生き抜き、より強い遺伝子をより多く残そうとするための知恵だろうと推察されています。
基本的に、人間以外の動物の最大の目的は、自分の遺伝子を残すという事で、その中でも出来るだけ強く、優秀なものを残そうと本能的に行動します。
その中で、自分がオスでもメスでもそこはいいわけで、強い遺伝子を残すためなら他は何でもいんですよね。
ですから、性転換するヤツも、仲間うちで一番身体が大きいヤツっていう、身体的優位な者を選んでますしね。
まぁ、この性転換っていう最大の変化も、水中生物だからできるんですよね。
これが陸上生物なら、精巣卵巣の構造から、生殖器を含め構造に違いがあり過ぎるんですよね。
人間もそうですが、種によってはオスにだけ、またはメスにだけある臓器も存在しますから…。
ですが、水中生物の構造はそこまで複雑ではないため、精巣と卵巣を変化させるだけで変われるわけなんです。
いやー、異常気象の話から性転換に話はいっちゃいましたが、人間以外の動物たちは、ほんとシンプルでいいよねぇ〜。
生きる目的もハッキリしてるし、そのために最善をつくすっていう考えも、実にシンプル。
我々人間は、色んな事を考えすぎてるんだろうねぇ…。
って、事で今年の目標「シンプルに生きる」
これでいきたいと思います。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月9日の水曜日でございます。
ま、1月も9日ってことで、もう1/3近く消化しちゃってるんですが、もうさすがに正月の事は忘れよう(笑)
後、11ヶ月と3週間くらいで、また次の正月がくるけんね(笑)
その前にGWもお盆もあるしねぇ…。
GWも楽しみですが、次は季節的にはやはり夏が持ちどおしいですな。
去年の夏はヤバい位暑かって、もうどうなるかと思ってたんですが、年々気温が上昇してるようですし、今年の夏はどうなるんやろ。
そうそう。
去年は夏が異常に暑かったもんですから、きっと暖冬だぁねぇとか言うてたんですが、まぁ普通に寒いしね。
てか、ここんとこの異常気象っていうんですか、なんだか四季ってより、二季に近づいていってる気がしますよね。
去年も、クーラーからヒーターへの移行期が、数日しかないって感じでしたから、秋らしい秋ってなかったですからね。
なんの影響なんでしょうかね。
ドンドン地球環境が変わっていってるようで、何となく恐ろしい感じもしないでもないんですが、変化も時には必要です。
進化って言葉は、変化に他ならないですから、長い時間をかけていろんなものが少しずつ、変わっていくんでしょう。
的な入り方ですが、今日のネタはそんな変化が、簡単に行えちゃうヤツらのお話です。
まず大原則として、生物学上の雌雄(オスメス)は、人間を含む陸上生物の場合、生まれてから死ぬまで変わることはありません。
雌メスに生まれれば、死ぬまでメスですし、雄オスに生まれれば死ぬまでオスです。
ま、人間の場合、多少のイレギュラーもありますが、あくまで生物学的な性別という意味でね。
ですが、魚をはじめとする水中生物に目を移すと、周辺の環境に合わせて性別を変えるものが存在するんですよ。
たとえば魚類の場合、地球上に約3万種いると言われていますが、そのうち400種ほどは性転換することが確認されているそうなんです。
この変化も、なかなかスゴイもんでしょ。
急に性別が変わるんですから、生物としての役割ごと変わっちゃいますからね〜。
では、詳しく見ていくと、魚の性転換には、大きく3パターンあるんです。
まず1つ目は、メスからオスへ性転換するもので、「ホンソメワケベラ」等がこれにあてはまります。
ホンソメワケベラは一夫多妻制で、オス1匹に複数のメスと言うグループを形成します。
そしてそのグループからオスがいなくなると、いちばん大きいメスがオスに性転換するという便利な構造を持ってます。
この変化、まず脳がオスに変化し、3週間後には体も完全に変化するということで、性転換したオスがこのグループのオスになるわけです。
二つ目は、オスからメスへ性転換するもので、アニメ「ファインディング・ニモ」で有名になったカクレクマノミもその一つなんだそうです。
この魚はイソギンチャクにコロニーを形成しますが、いちばん大きいのがメスで、残りの個体は全部オスという先ほどとは真逆の構成です。
そしてメスが死ぬと、大きさの順にオスからメスになっていくっていう、まぁ便利な生き物だねぇ…。
そして三つ目は、オスとメスの両方に何度でも変われる魚もいるんですね。
これはサンゴ礁に生息するダルマハゼがその代表として知られています。
とまぁ、色んな生き物がいるんやなぁ〜って、感心させられますが、じゃ、そもそも、水中生物はなんのために性転換するんかって話よね。
これについて、確実な事は分かってないようなんですが、多種多様な環境下で生き抜き、より強い遺伝子をより多く残そうとするための知恵だろうと推察されています。
基本的に、人間以外の動物の最大の目的は、自分の遺伝子を残すという事で、その中でも出来るだけ強く、優秀なものを残そうと本能的に行動します。
その中で、自分がオスでもメスでもそこはいいわけで、強い遺伝子を残すためなら他は何でもいんですよね。
ですから、性転換するヤツも、仲間うちで一番身体が大きいヤツっていう、身体的優位な者を選んでますしね。
まぁ、この性転換っていう最大の変化も、水中生物だからできるんですよね。
これが陸上生物なら、精巣卵巣の構造から、生殖器を含め構造に違いがあり過ぎるんですよね。
人間もそうですが、種によってはオスにだけ、またはメスにだけある臓器も存在しますから…。
ですが、水中生物の構造はそこまで複雑ではないため、精巣と卵巣を変化させるだけで変われるわけなんです。
いやー、異常気象の話から性転換に話はいっちゃいましたが、人間以外の動物たちは、ほんとシンプルでいいよねぇ〜。
生きる目的もハッキリしてるし、そのために最善をつくすっていう考えも、実にシンプル。
我々人間は、色んな事を考えすぎてるんだろうねぇ…。
って、事で今年の目標「シンプルに生きる」
これでいきたいと思います。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院