バッドニュース・アレン
2018年12月28日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
12月28日の金曜日でございます。
ついに、明日で今年の診療も終りでございます。
今年も一年、お疲れ様でした。
そしてお世話になった全ての方々、ありがとうございました。
おかげ様で、2018年平成30年も無事に終了できそうでございます。
今年一年、特に大きなトラブルもなく、また休まなきゃならないような病気やケガもなく過ごせたことに感謝しつつ…
正月休みに浮かれ気分な院長でございます。
今年の初めに、色々目標とか立てたと思うんですが、みなさんはいかがな一年でした?
わたくし院長は、まぁ無難に過ごせた一年だったかなぁと…。
細かい事は色々ありましたけどね。
いい事悪い事含めて、人生ですからねぇ(笑)
とは言え、悪い事は起って欲しくないですし、悪いニュースは聞きたくないですよね。
では、そんな悪いニュースをあなたが伝えなきゃいけない状態だとしたらどうします?
あなたが誰かに、悪い知らせを話さなきゃならない…
では、これをいつ伝えるのがベストでしょうか。
今日は、そんな話をしてみたいと思います。
その前に、こないだこのブログでこんな話をかきました。
内容を掻い摘みまくると、夜にケガをするのと昼にケガをするのでは、治りが全然違うってお話でした。
この場合、昼にケガをした方がかなり治りが早いって結果だったんですが、これと同じように、悪いニュースを相手に伝える場合、朝がいいのでしょうか、夜がいいでしょうか?
答えを先に言うと、悪い話を聞かされた相手の心は、朝の方がいっそう苦しむんだそうです。
てことは、やはり悪いニュースを伝えるのは夜の方がいいんでしょうか?
心理的なものであれ、物理的なものであれ、脅威がすぐに消えないような場合、脳が恐怖に反応して、ストレスホルモンとして知られる「コルチゾール」てのが分泌されます。
するとコルチゾールの作用で、エネルギー源としてのグルコース(ブドウ糖)が血流に放出され、筋肉に戦いや逃げる準備をさせるのがストレス反応と呼ばれるものです。
そこでポイントとなるのが、コルチゾールの量なんですが、これが1日の中で多い時があったり少なかったりと一定ではないんですよ。
健康な人なら一般的には朝、目覚めるときにコルチゾールが一気に増え、あとは1日を通して徐々に減っていきます。
他にも年齢、性別、睡眠パターン、運動の週間、日頃からのストレスレベルなどの影響により、コルチゾールの量は変化します。
こうした要因があるために、ストレスを1日のどの時間によって受けたかで、コルチゾールが増加する割合に違いがあるだろうと推測することができるわけです。
これを確かめるために、北海道大学の山仲勇二郎氏らは、一般的な睡眠サイクルを持つ健康な被験者(男性20名、女性7名)を集め、ある実験を行ないました。
実験ではまず、被験者から2時間毎に唾液を提供してもらい、1日のコルチゾールレベルの通常の変化を評価します。
次いで被験者には、起床後2時間あるいは10時間後のいずれかのタイミングでストレス体験を与えるという実験にうつりました。
この場合のストレス体験とは、面接官に対してプレゼンテーションを行うとか、暗算をするといった、この手の実験ではよく使われる標準的な社会ストレステストでした。
この体験の前、および体験後30分にわたり10分間隔で唾液のサンプルを回収し、ストレス体験によるコルチゾールの変化を確かめたところ、朝にストレス体験をした被験者ではコルチゾールレベルが有意に高まっていることが分かったそうです。
つまり、朝の方が急性心理ストレスに対して、強く反応するって結果がでたわけです。
ですから、悪いニュースは夜に知らせてあげる方が、相手の心理的ストレスを軽減してあげることは出来るようなんです。
ですが、これはあくまで心理的ストレス軽減の話であって、危険回避という観点から考えれば逆効果なんですよね。
つまり、差し迫った危険に対して備え、もしくは戦う必要がある場合などは、よりストレス反応を起こしやすい、コルチゾールが最大に分泌されている起床時に知らせる方が良いとも考えれられますよねぇ。
まぁ、結局、そのニュースの内容による。ってことになっちゃうんですが、これ、自分自身にも使えますよね。
例えば悪い知らせになり得る内容のものならば、悪い結果になった場合をみこして、夜に結果を聞くようにすると、少しでもダメージを抑えられるわけですよ。
逆に、悪い結果になった場合、そのまま戦う、もしく逃げるといった行動に出なければいけない知らせの場合は、すぐにマックスボルテージで動けるように、朝に知らせを聞くと…
どっちでもええわって思われるかもしれませんけど、こういったホルモンの分泌バランス一つで、人間は命に関わったりもするわけで、一概にバカにはできません。
今日の話は覚えておいて損はないので、是非その時がきたら活用して下さい。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月28日の金曜日でございます。
ついに、明日で今年の診療も終りでございます。
今年も一年、お疲れ様でした。
そしてお世話になった全ての方々、ありがとうございました。
おかげ様で、2018年平成30年も無事に終了できそうでございます。
今年一年、特に大きなトラブルもなく、また休まなきゃならないような病気やケガもなく過ごせたことに感謝しつつ…
正月休みに浮かれ気分な院長でございます。
今年の初めに、色々目標とか立てたと思うんですが、みなさんはいかがな一年でした?
わたくし院長は、まぁ無難に過ごせた一年だったかなぁと…。
細かい事は色々ありましたけどね。
いい事悪い事含めて、人生ですからねぇ(笑)
とは言え、悪い事は起って欲しくないですし、悪いニュースは聞きたくないですよね。
では、そんな悪いニュースをあなたが伝えなきゃいけない状態だとしたらどうします?
あなたが誰かに、悪い知らせを話さなきゃならない…
では、これをいつ伝えるのがベストでしょうか。
今日は、そんな話をしてみたいと思います。
その前に、こないだこのブログでこんな話をかきました。
内容を掻い摘みまくると、夜にケガをするのと昼にケガをするのでは、治りが全然違うってお話でした。
この場合、昼にケガをした方がかなり治りが早いって結果だったんですが、これと同じように、悪いニュースを相手に伝える場合、朝がいいのでしょうか、夜がいいでしょうか?
答えを先に言うと、悪い話を聞かされた相手の心は、朝の方がいっそう苦しむんだそうです。
てことは、やはり悪いニュースを伝えるのは夜の方がいいんでしょうか?
心理的なものであれ、物理的なものであれ、脅威がすぐに消えないような場合、脳が恐怖に反応して、ストレスホルモンとして知られる「コルチゾール」てのが分泌されます。
するとコルチゾールの作用で、エネルギー源としてのグルコース(ブドウ糖)が血流に放出され、筋肉に戦いや逃げる準備をさせるのがストレス反応と呼ばれるものです。
そこでポイントとなるのが、コルチゾールの量なんですが、これが1日の中で多い時があったり少なかったりと一定ではないんですよ。
健康な人なら一般的には朝、目覚めるときにコルチゾールが一気に増え、あとは1日を通して徐々に減っていきます。
他にも年齢、性別、睡眠パターン、運動の週間、日頃からのストレスレベルなどの影響により、コルチゾールの量は変化します。
こうした要因があるために、ストレスを1日のどの時間によって受けたかで、コルチゾールが増加する割合に違いがあるだろうと推測することができるわけです。
これを確かめるために、北海道大学の山仲勇二郎氏らは、一般的な睡眠サイクルを持つ健康な被験者(男性20名、女性7名)を集め、ある実験を行ないました。
実験ではまず、被験者から2時間毎に唾液を提供してもらい、1日のコルチゾールレベルの通常の変化を評価します。
次いで被験者には、起床後2時間あるいは10時間後のいずれかのタイミングでストレス体験を与えるという実験にうつりました。
この場合のストレス体験とは、面接官に対してプレゼンテーションを行うとか、暗算をするといった、この手の実験ではよく使われる標準的な社会ストレステストでした。
この体験の前、および体験後30分にわたり10分間隔で唾液のサンプルを回収し、ストレス体験によるコルチゾールの変化を確かめたところ、朝にストレス体験をした被験者ではコルチゾールレベルが有意に高まっていることが分かったそうです。
つまり、朝の方が急性心理ストレスに対して、強く反応するって結果がでたわけです。
ですから、悪いニュースは夜に知らせてあげる方が、相手の心理的ストレスを軽減してあげることは出来るようなんです。
ですが、これはあくまで心理的ストレス軽減の話であって、危険回避という観点から考えれば逆効果なんですよね。
つまり、差し迫った危険に対して備え、もしくは戦う必要がある場合などは、よりストレス反応を起こしやすい、コルチゾールが最大に分泌されている起床時に知らせる方が良いとも考えれられますよねぇ。
まぁ、結局、そのニュースの内容による。ってことになっちゃうんですが、これ、自分自身にも使えますよね。
例えば悪い知らせになり得る内容のものならば、悪い結果になった場合をみこして、夜に結果を聞くようにすると、少しでもダメージを抑えられるわけですよ。
逆に、悪い結果になった場合、そのまま戦う、もしく逃げるといった行動に出なければいけない知らせの場合は、すぐにマックスボルテージで動けるように、朝に知らせを聞くと…
どっちでもええわって思われるかもしれませんけど、こういったホルモンの分泌バランス一つで、人間は命に関わったりもするわけで、一概にバカにはできません。
今日の話は覚えておいて損はないので、是非その時がきたら活用して下さい。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院