何もかも忘れるまで飲んだろうやないの。
2018年11月13日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
11月13日の火曜日でございます。
今週あたりから、少しずつ冬型になってくそうでそろそろ寒くなるかねぇ…
紅葉はまだまだなんですが、道はちょっと混んできてますし、人も増え、観光モードに京都市内が切り替わります。
わたくし院長は、基本徒歩での移動ばかりですので、そこまで問題ないですが、車を中心に日々移動されてる方はかなりの混雑に、時間を取られてしまうことでしょうねぇ…。
ほんと、京都ってどこにでも紅葉スポットがあるんで、もう混む場所なんて特定できませんよね。
まぁ、観光都市の定めですし、住民である我々も何かしらの恩恵を受けますからねぇ…。
うちなんか直接観光客の方とは縁はないですが、地元に旅行者がお金を落としてくれるおかげで儲かる人達がいて、その方たちがまた地元で経済を消費すると…。
そう考えると、どっからでも何人でもこいやぁ〜って気もしますが、やはり混むのは嫌だねぇ(笑)
それと、旅行者なんかですと、夜になると歓楽街へて出掛けたりして、まぁ楽しくご飲食される分にはいいんですが、中にはそこでのトラブルも多くなるってな話しも聞きますね。
お酒が入るとどうも凶暴化する人が一定数いるようですが、お酒は楽しく飲まなきゃね。
ってことで、今日は飲酒についてのお話ですが、お酒を飲んで記憶が飛ぶことってよくありますよね。
え。
よくはない?
わたくし院長は、しょっちゅうありますよ(笑)
けっこう頻繁にあれ?ってなってますが、今日はこの記憶経路のお話をいたしましょう。
太古の昔から、人類はお酒とともにあったと考えられ、各国の食文化に密接にかかわりあってきましたが、知らず知らずのうちにアルコール依存症になる危険性ももちろんはらんでいます。
最新の研究によると、アルコールは脳の記憶の形成経路を乗っ取って、神経細胞で作られるタンパク質を変化させてしまうことがわかったということなんです。
アルコールに対する、飢えや欲求が生じるのはこのためだと考えられるわけですな。
それはほんの数杯飲んだだけで、分子レベルでは記憶が形成される方法が変わってしまうそうなんです。
んん〜…
これは空恐ろしい話やん?
脳の記憶形成経路が乗っ取られるとか、そりゃ記憶も飛ぶわってなもんですな(笑)
とか笑い事ではなく、先に進みましょう。
この研究は、ドラッグの依存性に関する調査の一環として行われたもので、ドラッグ、アルコールなどの嗜好性依存物質は、それが毒であるにもかかわらず、乱用すると報酬記憶が形成されてしまうそうなんです。
アルコールでも鎮静剤でも、その他のどんなドラッグでも、体に悪い副作用があるわけです。
例えばアルコールなら、飲酒者なら誰しも経験のある、二日酔いってのもそうですし、その他ドラッグなどは禁断症状が出たりするわけです。
ここで、問題なのはこういった嫌な経験があるにも関わらず、どうして報酬と感じられてしまうのかってことなんですよ。
なぜ悪いものではなく、良いものと記憶されてしまうのか?
これを分子レベルで突き止めようとする研究なわけですね。
この研究を色々な実験を繰り返し行った結果、アルコールは特に、ドーパミン2様受容体という、記憶をコード化するとき、それを嬉しいものとして記憶するか、嫌なものとして記憶するかを決定している経路を乗っ取って、それが良いものと記憶させてしまうらしいんですね。
このために、アルコールがもっと欲しいという気持ちになってしまうんだそうです。
これはもちろん、量や体質にもよるようなんですが、通常、ワイン1杯でその経路が活性化しだすんだそうです。
つまり、アルコールを良いものだと認識しだすって事ですね。
そして、大体1時間位で元に戻るそうなんですが、1時間の間に3杯も飲めば、24時間は正常な状態には戻らなくなるといいますから、これはエライ事ですな。
この1時間に3杯ってのも、最初の1杯目ですでにこの経路が発動し、お酒がお酒を呼び込んでいる可能性があるってわけです。
これは、何となく分かるなぁ…。
というのも、酒席なんかで、そこまで飲みたくないと思っていても、とりあえず乾杯だけはって1杯飲んだらとまらなくなるっていう経験、酒好きならありますよね。
これらもすでに脳の記憶が、酒はいいものだと認識してしまってるからなのか、脳が勝手に飲まそうとするんじゃ、そりゃ飲んじゃうよねぇ…
まして、わたくし院長のように、毎日それなりの量を飲酒する人なら、24時間、常に正常な状態ではないってことになりゃしませんか(笑)
んん〜…
確かに、夕方位になってくると今日は何を食べて何を飲もうとか、そんなことが頭をよぎる時間が長くなっていってる気がしますが、あれは脳がアルコールによってゴニョゴニョされてるんでしょうか…。
てなことが分かっていても、やめようとは思わないのは、もはや脳がやられてるのかもねぇ…
脳に影響があるとなると多少ビビりますが、飲んじゃうのもこういった回路のせいやんって変に開き直って余計に飲んじゃいそうな(笑)
これからの季節、どうしても酒席が多くなりますんで、まぁトラブルのないように楽しく飲まないとね。
やっぱ、「酒は百薬の長」のはずですから…
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月13日の火曜日でございます。
今週あたりから、少しずつ冬型になってくそうでそろそろ寒くなるかねぇ…
紅葉はまだまだなんですが、道はちょっと混んできてますし、人も増え、観光モードに京都市内が切り替わります。
わたくし院長は、基本徒歩での移動ばかりですので、そこまで問題ないですが、車を中心に日々移動されてる方はかなりの混雑に、時間を取られてしまうことでしょうねぇ…。
ほんと、京都ってどこにでも紅葉スポットがあるんで、もう混む場所なんて特定できませんよね。
まぁ、観光都市の定めですし、住民である我々も何かしらの恩恵を受けますからねぇ…。
うちなんか直接観光客の方とは縁はないですが、地元に旅行者がお金を落としてくれるおかげで儲かる人達がいて、その方たちがまた地元で経済を消費すると…。
そう考えると、どっからでも何人でもこいやぁ〜って気もしますが、やはり混むのは嫌だねぇ(笑)
それと、旅行者なんかですと、夜になると歓楽街へて出掛けたりして、まぁ楽しくご飲食される分にはいいんですが、中にはそこでのトラブルも多くなるってな話しも聞きますね。
お酒が入るとどうも凶暴化する人が一定数いるようですが、お酒は楽しく飲まなきゃね。
ってことで、今日は飲酒についてのお話ですが、お酒を飲んで記憶が飛ぶことってよくありますよね。
え。
よくはない?
わたくし院長は、しょっちゅうありますよ(笑)
けっこう頻繁にあれ?ってなってますが、今日はこの記憶経路のお話をいたしましょう。
太古の昔から、人類はお酒とともにあったと考えられ、各国の食文化に密接にかかわりあってきましたが、知らず知らずのうちにアルコール依存症になる危険性ももちろんはらんでいます。
最新の研究によると、アルコールは脳の記憶の形成経路を乗っ取って、神経細胞で作られるタンパク質を変化させてしまうことがわかったということなんです。
アルコールに対する、飢えや欲求が生じるのはこのためだと考えられるわけですな。
それはほんの数杯飲んだだけで、分子レベルでは記憶が形成される方法が変わってしまうそうなんです。
んん〜…
これは空恐ろしい話やん?
脳の記憶形成経路が乗っ取られるとか、そりゃ記憶も飛ぶわってなもんですな(笑)
とか笑い事ではなく、先に進みましょう。
この研究は、ドラッグの依存性に関する調査の一環として行われたもので、ドラッグ、アルコールなどの嗜好性依存物質は、それが毒であるにもかかわらず、乱用すると報酬記憶が形成されてしまうそうなんです。
アルコールでも鎮静剤でも、その他のどんなドラッグでも、体に悪い副作用があるわけです。
例えばアルコールなら、飲酒者なら誰しも経験のある、二日酔いってのもそうですし、その他ドラッグなどは禁断症状が出たりするわけです。
ここで、問題なのはこういった嫌な経験があるにも関わらず、どうして報酬と感じられてしまうのかってことなんですよ。
なぜ悪いものではなく、良いものと記憶されてしまうのか?
これを分子レベルで突き止めようとする研究なわけですね。
この研究を色々な実験を繰り返し行った結果、アルコールは特に、ドーパミン2様受容体という、記憶をコード化するとき、それを嬉しいものとして記憶するか、嫌なものとして記憶するかを決定している経路を乗っ取って、それが良いものと記憶させてしまうらしいんですね。
このために、アルコールがもっと欲しいという気持ちになってしまうんだそうです。
これはもちろん、量や体質にもよるようなんですが、通常、ワイン1杯でその経路が活性化しだすんだそうです。
つまり、アルコールを良いものだと認識しだすって事ですね。
そして、大体1時間位で元に戻るそうなんですが、1時間の間に3杯も飲めば、24時間は正常な状態には戻らなくなるといいますから、これはエライ事ですな。
この1時間に3杯ってのも、最初の1杯目ですでにこの経路が発動し、お酒がお酒を呼び込んでいる可能性があるってわけです。
これは、何となく分かるなぁ…。
というのも、酒席なんかで、そこまで飲みたくないと思っていても、とりあえず乾杯だけはって1杯飲んだらとまらなくなるっていう経験、酒好きならありますよね。
これらもすでに脳の記憶が、酒はいいものだと認識してしまってるからなのか、脳が勝手に飲まそうとするんじゃ、そりゃ飲んじゃうよねぇ…
まして、わたくし院長のように、毎日それなりの量を飲酒する人なら、24時間、常に正常な状態ではないってことになりゃしませんか(笑)
んん〜…
確かに、夕方位になってくると今日は何を食べて何を飲もうとか、そんなことが頭をよぎる時間が長くなっていってる気がしますが、あれは脳がアルコールによってゴニョゴニョされてるんでしょうか…。
てなことが分かっていても、やめようとは思わないのは、もはや脳がやられてるのかもねぇ…
脳に影響があるとなると多少ビビりますが、飲んじゃうのもこういった回路のせいやんって変に開き直って余計に飲んじゃいそうな(笑)
これからの季節、どうしても酒席が多くなりますんで、まぁトラブルのないように楽しく飲まないとね。
やっぱ、「酒は百薬の長」のはずですから…
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院