火星移住計画(続)
2018年11月02日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
11月2日の金曜日でございます。
明日は文化の日でお休みです。
11月に入り、寒さがグッと増した感もありますが、まだ日差しがあると少し暑いですな。
体感温度は、日によってかなり違いますが、夜明けの時刻は日増しに遅くなってるでやんす。
いつも5時40分頃起きだすんですが、今ではまだ夜明け前です。
これからドンドン遅くなりますねぇ…。
そして当然、夜になるのも早いわけで、もう夕方5時には暗くなってきてますもんね。
こういった季節の移ろいも、太陽があって月があってと、地球と宇宙を取り巻く環境のなせる技ですもんね。
そんな宇宙に思いを馳せる、火星移住のお話を昨日書きましたが、今日はその続編と言いますか…
昨日の話では、火星に人類が降り立つ、最低条件として宇宙放射線を何とかしないと無理だわねって話でした。
で、今日の話は、その問題を全く違う角度から、解決しちゃうことが出来るんじゃないの的なお話となっております。
まあ、火星移住って事がすでに凄まじく飛躍した話ではあるんですが、今日の話はさらに荒唐無稽なお話です。
ですが、決して根も葉もない話ではござらん。
では、とりあえず、話を前進させますと昨日の話では、仮に火星まで人類が飛べたとしても、宇宙放射線てのが厄介で、移住など考えるならこの問題をクリアしなきゃいけないよって話でした。
ここで、考えられる手段として、例えば防護服、それからシェルターのような施設なんかが考えられます。
ですが、とりあえず着陸するだけならともかく、移住となるとそれでは不便ですしシェルターをつくることすらままならないでしょう。
地球では、磁場と大気がこの放射線を遮断してくれているわけで、それを人工的に作るなんてことはちょっと難しい話です。
となると、無理やんけって話になるんですが、この問題について、全く別の方法で回避しようと考えてる学者さん達も少なからず存在します。
今日は、その全く別の方法についてのお話ですが、これもまぁ、実現するかどうかは分かりません。
が、可能性がある以上はって考えるのが、人類の進歩の根源でもありますし、否定は出来ません。
では、どういうアプローチなのかと言いますと、そもそも放射線を排除できぬなら、放射線を無害にしてしまえばいいという考え方です。
これも、放射線になんらかの手を加え、無害化するって話なら、まぁありそうですけど、そうではありません。
放射線が今のままであっても、無害化する方法…
それは、我々人類が、進化して放射線に対して耐性をもてば良いという事なんです。
はい。
無茶やな(笑)
つまりは、放射線を浴びても問題ない身体に、人類が進化すれば火星移住も問題なくなるというお話なんですね。
当然、我々の代では無理な話ですが、これはあくまで、「進化」させる場合であって、個々の遺伝子を強くすることは今でも可能な部分はあるんですって。
ハーバード大学の遺伝学者で、合成生物学の第一人者であるジョージ・チャーチさんは、宇宙旅行におけるリスクを減らすひとつの有望な方法は、宇宙飛行士に生物工学による改変を施すことだと主張しておられます。
チャーチさんは、長期にわたる宇宙旅行にとって役に立ちそうな遺伝子を、これまでに40個以上も見つけています。
それらの一部を紹介すると、放射線耐性を与える遺伝子、CTNNBI、硬い骨をつくる遺伝子、LRP5、酸素の薄い場所でも生きられる遺伝子などです。
このチャーチさんは、抗老研究をしているデイヴィッド・シンクレアなど、一流の生物学者と共同で、ハーヴァード大学医学大学院に「宇宙遺伝学のためのコンソーシアム」ってのを立ち上げられました。
このコンソーシアムは、宇宙における人間の健康を研究し、宇宙探査を促進することを目的としています。
宇宙飛行士が生態を変える方法として、チャーチは「ウイルス由来の遺伝子治療やマイクロバイオーム治療、エピゲノム治療」を想定しているそうなんです。。
つまりは、予防医学の一種として宇宙飛行士に遺伝子治療を施すことは、それほど無茶な話でもないと…。
まず、遺伝子操作により、放射線耐性を上げたり、酸素が少なくとも生きられたりと「宇宙向け」な身体に変化させるわけですな。
仮に、ここまでは成功したとしても、この遺伝子操作がどういった影響を与えるのか、そこは計りしれません。
ですが、こういった研究もすすめていかなければ、全て机上の空論と化しますから、慎重なる前進をさせていかなければならないわけですよ。
まず、一番大事なのは、変異させれば命に関わる遺伝子はどれか、つまり「触れてはならない」遺伝子はどれかを特定することです。
そりゃ、そうやな。
まず、これをハッキリさせとかんと変にいじってワヤになったら大変ですもんね。
それから、永続的で継承される変化を起こすために、遺伝子を追加、削除、改変することです。
この計画、まだ実験段階ですが、結構進んでまして、まず最初の段階でこのブログにも何度も登場している、緩歩類の節足動物クマムシに固有の遺伝子「Dsup(Damage Suppressor)」てのを人間の細胞に結合させる計画なんだそうです。
ご存知の通り、クマムシってヤツは放射線にも強く、真空でも生きられるってシロモノですからその遺伝子を取り込めば、人類はより宇宙に適合できるようになると…
その他、彼の研究室では、がんを防ぐP53遺伝子を人工的に構築しているそうなんです。
これは、ゾウが大量にもっている遺伝子だそうで、ゾウはこの遺伝子のおかげで、がんで死ぬことはないそうなんです。
いや、そうか言うてこんなんアカンでしょ(笑)
クマムシの遺伝子を結合ってあんた、そんなもん人体に取りこんで大丈夫なんかいな…。
もう、この手の科学者には、倫理も道徳もなにもなく、ただただ目的を遂行することしか頭にないんでしょうけど、誰か止めないとね(笑)
とは思うんですが、仮に地球が滅びる運命で、火星に逃げなきゃいかんとしたら、こういう事も必要なのかもなぁ〜とか…。
例えば、来月、地球が滅亡します、全員死にます。希望者はどうなるか分かりませんけど、火星でも生きられる遺伝子操作を施し、火星に逃げて下さい。
とかなったら、そりゃ、みんな一か八か遺伝子操作でも何でも受け入れますわな。
でも、今から研究してないと、「その時」手も足も出ないもんね…。
良いか悪いかの論議は、無意味なのかもしれませんが、わたくし的には滅びるのも運命かと思いますけどね。
ま、我々の生きてるうちは大丈夫だから言える事かもしれませんがね。
このネタは、これからも続報をお届けしたいと思います。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月2日の金曜日でございます。
明日は文化の日でお休みです。
11月に入り、寒さがグッと増した感もありますが、まだ日差しがあると少し暑いですな。
体感温度は、日によってかなり違いますが、夜明けの時刻は日増しに遅くなってるでやんす。
いつも5時40分頃起きだすんですが、今ではまだ夜明け前です。
これからドンドン遅くなりますねぇ…。
そして当然、夜になるのも早いわけで、もう夕方5時には暗くなってきてますもんね。
こういった季節の移ろいも、太陽があって月があってと、地球と宇宙を取り巻く環境のなせる技ですもんね。
そんな宇宙に思いを馳せる、火星移住のお話を昨日書きましたが、今日はその続編と言いますか…
昨日の話では、火星に人類が降り立つ、最低条件として宇宙放射線を何とかしないと無理だわねって話でした。
で、今日の話は、その問題を全く違う角度から、解決しちゃうことが出来るんじゃないの的なお話となっております。
まあ、火星移住って事がすでに凄まじく飛躍した話ではあるんですが、今日の話はさらに荒唐無稽なお話です。
ですが、決して根も葉もない話ではござらん。
では、とりあえず、話を前進させますと昨日の話では、仮に火星まで人類が飛べたとしても、宇宙放射線てのが厄介で、移住など考えるならこの問題をクリアしなきゃいけないよって話でした。
ここで、考えられる手段として、例えば防護服、それからシェルターのような施設なんかが考えられます。
ですが、とりあえず着陸するだけならともかく、移住となるとそれでは不便ですしシェルターをつくることすらままならないでしょう。
地球では、磁場と大気がこの放射線を遮断してくれているわけで、それを人工的に作るなんてことはちょっと難しい話です。
となると、無理やんけって話になるんですが、この問題について、全く別の方法で回避しようと考えてる学者さん達も少なからず存在します。
今日は、その全く別の方法についてのお話ですが、これもまぁ、実現するかどうかは分かりません。
が、可能性がある以上はって考えるのが、人類の進歩の根源でもありますし、否定は出来ません。
では、どういうアプローチなのかと言いますと、そもそも放射線を排除できぬなら、放射線を無害にしてしまえばいいという考え方です。
これも、放射線になんらかの手を加え、無害化するって話なら、まぁありそうですけど、そうではありません。
放射線が今のままであっても、無害化する方法…
それは、我々人類が、進化して放射線に対して耐性をもてば良いという事なんです。
はい。
無茶やな(笑)
つまりは、放射線を浴びても問題ない身体に、人類が進化すれば火星移住も問題なくなるというお話なんですね。
当然、我々の代では無理な話ですが、これはあくまで、「進化」させる場合であって、個々の遺伝子を強くすることは今でも可能な部分はあるんですって。
ハーバード大学の遺伝学者で、合成生物学の第一人者であるジョージ・チャーチさんは、宇宙旅行におけるリスクを減らすひとつの有望な方法は、宇宙飛行士に生物工学による改変を施すことだと主張しておられます。
チャーチさんは、長期にわたる宇宙旅行にとって役に立ちそうな遺伝子を、これまでに40個以上も見つけています。
それらの一部を紹介すると、放射線耐性を与える遺伝子、CTNNBI、硬い骨をつくる遺伝子、LRP5、酸素の薄い場所でも生きられる遺伝子などです。
このチャーチさんは、抗老研究をしているデイヴィッド・シンクレアなど、一流の生物学者と共同で、ハーヴァード大学医学大学院に「宇宙遺伝学のためのコンソーシアム」ってのを立ち上げられました。
このコンソーシアムは、宇宙における人間の健康を研究し、宇宙探査を促進することを目的としています。
宇宙飛行士が生態を変える方法として、チャーチは「ウイルス由来の遺伝子治療やマイクロバイオーム治療、エピゲノム治療」を想定しているそうなんです。。
つまりは、予防医学の一種として宇宙飛行士に遺伝子治療を施すことは、それほど無茶な話でもないと…。
まず、遺伝子操作により、放射線耐性を上げたり、酸素が少なくとも生きられたりと「宇宙向け」な身体に変化させるわけですな。
仮に、ここまでは成功したとしても、この遺伝子操作がどういった影響を与えるのか、そこは計りしれません。
ですが、こういった研究もすすめていかなければ、全て机上の空論と化しますから、慎重なる前進をさせていかなければならないわけですよ。
まず、一番大事なのは、変異させれば命に関わる遺伝子はどれか、つまり「触れてはならない」遺伝子はどれかを特定することです。
そりゃ、そうやな。
まず、これをハッキリさせとかんと変にいじってワヤになったら大変ですもんね。
それから、永続的で継承される変化を起こすために、遺伝子を追加、削除、改変することです。
この計画、まだ実験段階ですが、結構進んでまして、まず最初の段階でこのブログにも何度も登場している、緩歩類の節足動物クマムシに固有の遺伝子「Dsup(Damage Suppressor)」てのを人間の細胞に結合させる計画なんだそうです。
ご存知の通り、クマムシってヤツは放射線にも強く、真空でも生きられるってシロモノですからその遺伝子を取り込めば、人類はより宇宙に適合できるようになると…
その他、彼の研究室では、がんを防ぐP53遺伝子を人工的に構築しているそうなんです。
これは、ゾウが大量にもっている遺伝子だそうで、ゾウはこの遺伝子のおかげで、がんで死ぬことはないそうなんです。
いや、そうか言うてこんなんアカンでしょ(笑)
クマムシの遺伝子を結合ってあんた、そんなもん人体に取りこんで大丈夫なんかいな…。
もう、この手の科学者には、倫理も道徳もなにもなく、ただただ目的を遂行することしか頭にないんでしょうけど、誰か止めないとね(笑)
とは思うんですが、仮に地球が滅びる運命で、火星に逃げなきゃいかんとしたら、こういう事も必要なのかもなぁ〜とか…。
例えば、来月、地球が滅亡します、全員死にます。希望者はどうなるか分かりませんけど、火星でも生きられる遺伝子操作を施し、火星に逃げて下さい。
とかなったら、そりゃ、みんな一か八か遺伝子操作でも何でも受け入れますわな。
でも、今から研究してないと、「その時」手も足も出ないもんね…。
良いか悪いかの論議は、無意味なのかもしれませんが、わたくし的には滅びるのも運命かと思いますけどね。
ま、我々の生きてるうちは大丈夫だから言える事かもしれませんがね。
このネタは、これからも続報をお届けしたいと思います。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院