MOONあなたは知ってるの
2018年10月10日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
10月10日の水曜日でございます。
わたくし世代だと、もう体育の日としか思えませんが、今日はただの水曜日になっちゃってんのよ。
絶対、10月10日の方が良いと思うんですけどねぇ…。
そして、10月も1/3が終わりました。
早いもんですわ…。
このままでは、あっちゅう間に年末ですわ。
てことで、今日もネタにいきますが、昨日は宇宙の壮大な話でした。
宇宙と言えば無数の星たちが主役ですが、星にも色々あるわけで、その中でも我々地球人には、非常に馴染みの深い星といえば「月」って星がありますよね。
これは、星と言っても、地球の「衛星」ってやつで惑星ではないんですよ。
では、衛星ってなに?って話ですが「人工衛星」の衛星と同じで、惑星の周りを公転している星をそう呼ぶわけです。
ですから、月は地球の衛星ってことで、地球の周りをぐるぐる回ってるわけですね。
まぁ、月が衛星であろうが恒星であろうが惑星であろうが、実際我々にはそれほど関係ないんですが、月はずっと地球の周りを回ってるわけです。
で、月は地球のように自転しながら地球の周りを公転してるんですが、自転の周期と公転の周期が同じため、地球に見せる「顔」は常に一定方向なんですよね。
ちょっと分かりずらいですが、これを自転と公転の同期といって、互いの重力に引かれて共通重心の周りを公転している二つの天体の一方または両方が、常に相手に同じ面を向けて回転する現象なんです。
つまり、月の裏側は誰も見たことがないわけです。多分…
アポロが月面直陸してますけど、それはいわゆる「顔」の面なので、月の裏側まで行ったわけではないんですよね。
ですから、昔から、月の反対側には生命体がいるだの、ウサギが餅ついてるだの、色々噂されてるわけです。
今日は、そんなどこか神秘的な月についてお話しようかと思っとるわけです。
月には満ち欠けがあるますよね。
まぁ、もちろん実際に欠けてるわけではないですが、そういう見え方を周期的にします。
その中でも「満月」の夜には犯罪率が上がるって話、聞いたことないですか?
実際に普段よりも逮捕者が多くなり、病院では入院患者が増え、子供も妙に落ち着きがなくなるとも言われており、これらの話は比較的昔から言い伝えられているんです。
では本当に、満月が人間の行動に影響するという証拠はあるのでしょうか?
実は、満月と犯罪の関係性については、これまでも様々な研究結果が報告されています。
古くは、1980年代に発表された論文では、満月の間に人の行動が普段よりもおかしくなるとは言い難いと結論づけられてたりします。
新しい研究では、1つは2009年の研究で、1999〜2005年の間の、ドイツで発生した悪質な暴行事件23,000件以上が調べられたんですが、やはり事件の数と月相とに関係は見出されなかった。
もう1つは2016年の研究で、2014年にアメリカ13州およびワシントンD.C.で発生した犯罪が調査されました。
ただし、この研究では屋内で発生したものと、屋外で発生したものを区別して分析が行われていました。
結果、屋内の犯罪については月との関係は見当たりませんでした。
が…
屋外については、月の輝きがかなりの影響を与えていたという結果がでたそうです。
つまり、月が明るくなるにつれて犯罪活動が増加していたという事です。
月の明かり…
これについて満月犯罪増加論否定派は、考えられる原因として、満月の明るさは、逮捕されるリスクには影響しないけど、活動がしやすい程度には照らしてくれるので、犯罪者にとって都合がいいからではないかと考えています。
まぁ、確かに月明かりでは、ヒトの顔などを確実に認識できるほどの明るさはないですが、手元が暗すぎるという事もないですし、そういう意味では仕事がしやすそうですよね。
また明るい夜のほうが、外出する人が多い可能性もあるとのこと。
要するに、狙われる人の数が増えるというわけですね。
これも、何となくわかりますね。
で、実のところ、犯罪と満月との関係を説明しうるのは、犯罪のしやすさぐらいしかないということになっちゃうわけなんですよね。
まぁ、科学的には解明できない何かがあるって言えば、科学者は解明できない時点で、そんなものは無いって言いますから、結局立証できない以上、そんなもんは迷信だと…
ではなぜ、未だに月が人を犯罪や反社会的行為に駆り立てるなどと信じられているのでしょう?
その答えとしては、何となく知ってること、本当だろうと思う事に対して、意識が向かいやすいっていう人間の傾向にあるのかもしれません。
たとえば、満月の晩は、犯罪が増えるとあなたがどこかで聞いたことがあったとします。
すると、たまたまそれを見たり、また聞いたりした場合、普段以上に意識が向かい、やはりと思い込むわけです。
認知心理学では、これを「確証バイアス」と呼ぶんだそうです。
そしてこの確証バイアスが働くと、自分が信じたい情報ばかりを集め、反対の情報はまったく集めようとしないばかりか、あっても無視してしまうという身勝手さ(笑)
こういった心理的要素も加わり、そういう伝説的なものが、いつまでも語り継がれてるだけだろうってのが、専門家な考えのようです。
まぁ、満月になると変身しちゃう狼男なんてのもいるくらいですし、そういった刷り込みは、我々も行われてるのかもしれません。
因みに、次の満月は今月25日です。
試しに、月を見てみて自分で試してみるのもいいかもね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月10日の水曜日でございます。
わたくし世代だと、もう体育の日としか思えませんが、今日はただの水曜日になっちゃってんのよ。
絶対、10月10日の方が良いと思うんですけどねぇ…。
そして、10月も1/3が終わりました。
早いもんですわ…。
このままでは、あっちゅう間に年末ですわ。
てことで、今日もネタにいきますが、昨日は宇宙の壮大な話でした。
宇宙と言えば無数の星たちが主役ですが、星にも色々あるわけで、その中でも我々地球人には、非常に馴染みの深い星といえば「月」って星がありますよね。
これは、星と言っても、地球の「衛星」ってやつで惑星ではないんですよ。
では、衛星ってなに?って話ですが「人工衛星」の衛星と同じで、惑星の周りを公転している星をそう呼ぶわけです。
ですから、月は地球の衛星ってことで、地球の周りをぐるぐる回ってるわけですね。
まぁ、月が衛星であろうが恒星であろうが惑星であろうが、実際我々にはそれほど関係ないんですが、月はずっと地球の周りを回ってるわけです。
で、月は地球のように自転しながら地球の周りを公転してるんですが、自転の周期と公転の周期が同じため、地球に見せる「顔」は常に一定方向なんですよね。
ちょっと分かりずらいですが、これを自転と公転の同期といって、互いの重力に引かれて共通重心の周りを公転している二つの天体の一方または両方が、常に相手に同じ面を向けて回転する現象なんです。
つまり、月の裏側は誰も見たことがないわけです。多分…
アポロが月面直陸してますけど、それはいわゆる「顔」の面なので、月の裏側まで行ったわけではないんですよね。
ですから、昔から、月の反対側には生命体がいるだの、ウサギが餅ついてるだの、色々噂されてるわけです。
今日は、そんなどこか神秘的な月についてお話しようかと思っとるわけです。
月には満ち欠けがあるますよね。
まぁ、もちろん実際に欠けてるわけではないですが、そういう見え方を周期的にします。
その中でも「満月」の夜には犯罪率が上がるって話、聞いたことないですか?
実際に普段よりも逮捕者が多くなり、病院では入院患者が増え、子供も妙に落ち着きがなくなるとも言われており、これらの話は比較的昔から言い伝えられているんです。
では本当に、満月が人間の行動に影響するという証拠はあるのでしょうか?
実は、満月と犯罪の関係性については、これまでも様々な研究結果が報告されています。
古くは、1980年代に発表された論文では、満月の間に人の行動が普段よりもおかしくなるとは言い難いと結論づけられてたりします。
新しい研究では、1つは2009年の研究で、1999〜2005年の間の、ドイツで発生した悪質な暴行事件23,000件以上が調べられたんですが、やはり事件の数と月相とに関係は見出されなかった。
もう1つは2016年の研究で、2014年にアメリカ13州およびワシントンD.C.で発生した犯罪が調査されました。
ただし、この研究では屋内で発生したものと、屋外で発生したものを区別して分析が行われていました。
結果、屋内の犯罪については月との関係は見当たりませんでした。
が…
屋外については、月の輝きがかなりの影響を与えていたという結果がでたそうです。
つまり、月が明るくなるにつれて犯罪活動が増加していたという事です。
月の明かり…
これについて満月犯罪増加論否定派は、考えられる原因として、満月の明るさは、逮捕されるリスクには影響しないけど、活動がしやすい程度には照らしてくれるので、犯罪者にとって都合がいいからではないかと考えています。
まぁ、確かに月明かりでは、ヒトの顔などを確実に認識できるほどの明るさはないですが、手元が暗すぎるという事もないですし、そういう意味では仕事がしやすそうですよね。
また明るい夜のほうが、外出する人が多い可能性もあるとのこと。
要するに、狙われる人の数が増えるというわけですね。
これも、何となくわかりますね。
で、実のところ、犯罪と満月との関係を説明しうるのは、犯罪のしやすさぐらいしかないということになっちゃうわけなんですよね。
まぁ、科学的には解明できない何かがあるって言えば、科学者は解明できない時点で、そんなものは無いって言いますから、結局立証できない以上、そんなもんは迷信だと…
ではなぜ、未だに月が人を犯罪や反社会的行為に駆り立てるなどと信じられているのでしょう?
その答えとしては、何となく知ってること、本当だろうと思う事に対して、意識が向かいやすいっていう人間の傾向にあるのかもしれません。
たとえば、満月の晩は、犯罪が増えるとあなたがどこかで聞いたことがあったとします。
すると、たまたまそれを見たり、また聞いたりした場合、普段以上に意識が向かい、やはりと思い込むわけです。
認知心理学では、これを「確証バイアス」と呼ぶんだそうです。
そしてこの確証バイアスが働くと、自分が信じたい情報ばかりを集め、反対の情報はまったく集めようとしないばかりか、あっても無視してしまうという身勝手さ(笑)
こういった心理的要素も加わり、そういう伝説的なものが、いつまでも語り継がれてるだけだろうってのが、専門家な考えのようです。
まぁ、満月になると変身しちゃう狼男なんてのもいるくらいですし、そういった刷り込みは、我々も行われてるのかもしれません。
因みに、次の満月は今月25日です。
試しに、月を見てみて自分で試してみるのもいいかもね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院