オンライン診療。
2018年09月17日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
9月17日の月曜日でございます。
本日は敬老の日って事で、お休みなんだなぁ。
当院も連休って事で、のんびりさせていただいております。
だいぶ秋っぽくなってはきましたが、まだ日が照ると暑い。
やはり本格的な秋は10月からスタートですよね。
んで、11月の半ばからは、ついに冬がやってきます。
冬は冬の楽しみがありますから、それはそれで楽しみやもんね。
ってことで、まだまだ秋にもなり切ってませんが、早くクリスマスこないかねーなテンションで、今日もネタに突入しましょう。
今や、パソコン、スマホなどの通信機器が無い生活なんぞ想像も出来ませんよね。
わたくしは、あんまり得意ではないですが、SNSなどの普及で情報通信という分野は、凄まじく飛躍しております。
そしてこのICT(情報通信)技術の波は、医療の世界にも波及してきているわけですよ。
一昔前では映画の世界だった、ビデオ通話機能を使って診察を受ける「オンライン診療」が解禁されました。
そして健康保険も使えるようになるって話で、医師不足や医療の偏在が叫ばれるなかで、切り札となりますか…。
スマホ画面などからビデオ通話で話しかけてくる医師に自宅で答える。こんなシーンが日常になるわけですよ。
しかもこのオンライン診療が、今年保険適用になったんですよ。
ICTを活用した新しい医療の形態で、もともとは「遠隔診療」と呼ばれ、へき地や離島など過疎地域への医療支援として活用が想定されていました。
その流れが変わったのが2015年で、厚生労働省から離島、へき地の患者に限定しないと解釈できる通達が出されたそうなんです。
これが事実上の「解禁」となり、ビデオ通話機能を使った診療のプラットホームを提供する医療系IT企業の参入が相次ぎました。
医療機関が対応していれば、ビデオ通話でオンライン診療を受けられるようになったわけなんです。
このサイトは、オンライン診療を受けられる病院とそのアプリを紹介しています。
ちなみに京都府下では、14院、オンライン診療を受けられる病院がありました。
いや〜、あるんやねぇ…。
保険適応になるってことで、2018年度の診療報酬改定で、「オンライン診療料」「オンライン医学管理料」ってのが新たに追加されました。
糖尿病や認知症など継続した治療が必要な慢性疾患が対象で、これに先立って厚生労働省は「オンライン診療ガイドライン」を発表。
これまで曖昧だった運用ルールが明確化され、「オンライン診療」という新しい名前が付けられたわけなんです。
ついに、医療もここまできたか〜って感じですけど、はたしてそんなんでちゃんと診療できるんでしょうか…
って疑問はおそらく誰しもが思う事でしょう。
ですが、メリットとしてとにかく、あの病院の待ち時間がなくなりますわな。
5分の診察を受けるのに数時間待たされ、そのために仕事を休むなんて人も多いわけですよ。
そして、病院の待合室で他の病気に感染するなんてこともなくなります。
ですが、健康保険を適用するには、それ以前にも6カ月間治療を受けていること、3カ月に1回は対面診療を組み合わせることなどの条件が付きました。
これはまぁ、そうでしょう。
今回、保険適用となったのは高血圧や糖尿病、認知症など、まぁ慢性的な疾患で、ある程度症状の安定している患者に限られます。
こうなると、普段病院に通わない人などは、全く対象からは外れるんですが、いわゆる高齢者の慢性疾患が、オンラインで出来るようになり、その患者さんが病院に来なくなったとしたら、かなり空くんじゃないでしょうかね。
そういう意味では、オンライン診療の恩恵は誰にでもあると言えるかもしれません。
それから、これは保険診療ではないので、いわゆる自由診療、実費となるわけですが、心療内科や精神科といった、いわゆるカウンセリングが必要な疾患などにも有効と考えられています。
実際、病院に行ってカウンセリングを受けて帰るのなら、自宅にいながらそれが出来るとなると、外出恐怖のあるパニック症候群の患者さんなどにはすごくメリットがあると思います。
まぁ当然、触診や聴診が出来ないわけですから、診療科目は限られますが、これから確実に需要は増えるでしょうし、それに伴い現場の声があがることで保険適用の幅も見直されると思います。
厚生労働省の調査によると、遠隔診療が進んだ米国では遠隔医療を提供するネットワークが200ほどあり、3500カ所の施設を通して遠隔診療サービスが提供されているそうです。
運用についても学会を中心にさまざまな実務ガイドラインや倫理規範が作成されています。
日本でも今年4月には保険診療でオンライン診療を活用している医師が発起人となり、オンライン診療研究会が発足しました。
まずは2年後、20年の診療報酬改定を見据えて、エビデンスを積み重ねていくことが期待されますね。
まだまだ改善の余地だらけでしょうけど、これからは主流になっていく気がします。
わたくし世代の人達が、もう数十年したら後期高齢者になるわけですが、この世代はパソコン、スマホを使えますからね。
今のシニア層にはまだ浸透しにくいかもしれませんが、今から色々改良を重ね、数十年後は「かかりつけ医」がオンライン化されてるかもしれませんよね。
これは、実現しそうですね。
老後が楽しみや(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月17日の月曜日でございます。
本日は敬老の日って事で、お休みなんだなぁ。
当院も連休って事で、のんびりさせていただいております。
だいぶ秋っぽくなってはきましたが、まだ日が照ると暑い。
やはり本格的な秋は10月からスタートですよね。
んで、11月の半ばからは、ついに冬がやってきます。
冬は冬の楽しみがありますから、それはそれで楽しみやもんね。
ってことで、まだまだ秋にもなり切ってませんが、早くクリスマスこないかねーなテンションで、今日もネタに突入しましょう。
今や、パソコン、スマホなどの通信機器が無い生活なんぞ想像も出来ませんよね。
わたくしは、あんまり得意ではないですが、SNSなどの普及で情報通信という分野は、凄まじく飛躍しております。
そしてこのICT(情報通信)技術の波は、医療の世界にも波及してきているわけですよ。
一昔前では映画の世界だった、ビデオ通話機能を使って診察を受ける「オンライン診療」が解禁されました。
そして健康保険も使えるようになるって話で、医師不足や医療の偏在が叫ばれるなかで、切り札となりますか…。
スマホ画面などからビデオ通話で話しかけてくる医師に自宅で答える。こんなシーンが日常になるわけですよ。
しかもこのオンライン診療が、今年保険適用になったんですよ。
ICTを活用した新しい医療の形態で、もともとは「遠隔診療」と呼ばれ、へき地や離島など過疎地域への医療支援として活用が想定されていました。
その流れが変わったのが2015年で、厚生労働省から離島、へき地の患者に限定しないと解釈できる通達が出されたそうなんです。
これが事実上の「解禁」となり、ビデオ通話機能を使った診療のプラットホームを提供する医療系IT企業の参入が相次ぎました。
医療機関が対応していれば、ビデオ通話でオンライン診療を受けられるようになったわけなんです。
このサイトは、オンライン診療を受けられる病院とそのアプリを紹介しています。
ちなみに京都府下では、14院、オンライン診療を受けられる病院がありました。
いや〜、あるんやねぇ…。
保険適応になるってことで、2018年度の診療報酬改定で、「オンライン診療料」「オンライン医学管理料」ってのが新たに追加されました。
糖尿病や認知症など継続した治療が必要な慢性疾患が対象で、これに先立って厚生労働省は「オンライン診療ガイドライン」を発表。
これまで曖昧だった運用ルールが明確化され、「オンライン診療」という新しい名前が付けられたわけなんです。
ついに、医療もここまできたか〜って感じですけど、はたしてそんなんでちゃんと診療できるんでしょうか…
って疑問はおそらく誰しもが思う事でしょう。
ですが、メリットとしてとにかく、あの病院の待ち時間がなくなりますわな。
5分の診察を受けるのに数時間待たされ、そのために仕事を休むなんて人も多いわけですよ。
そして、病院の待合室で他の病気に感染するなんてこともなくなります。
ですが、健康保険を適用するには、それ以前にも6カ月間治療を受けていること、3カ月に1回は対面診療を組み合わせることなどの条件が付きました。
これはまぁ、そうでしょう。
今回、保険適用となったのは高血圧や糖尿病、認知症など、まぁ慢性的な疾患で、ある程度症状の安定している患者に限られます。
こうなると、普段病院に通わない人などは、全く対象からは外れるんですが、いわゆる高齢者の慢性疾患が、オンラインで出来るようになり、その患者さんが病院に来なくなったとしたら、かなり空くんじゃないでしょうかね。
そういう意味では、オンライン診療の恩恵は誰にでもあると言えるかもしれません。
それから、これは保険診療ではないので、いわゆる自由診療、実費となるわけですが、心療内科や精神科といった、いわゆるカウンセリングが必要な疾患などにも有効と考えられています。
実際、病院に行ってカウンセリングを受けて帰るのなら、自宅にいながらそれが出来るとなると、外出恐怖のあるパニック症候群の患者さんなどにはすごくメリットがあると思います。
まぁ当然、触診や聴診が出来ないわけですから、診療科目は限られますが、これから確実に需要は増えるでしょうし、それに伴い現場の声があがることで保険適用の幅も見直されると思います。
厚生労働省の調査によると、遠隔診療が進んだ米国では遠隔医療を提供するネットワークが200ほどあり、3500カ所の施設を通して遠隔診療サービスが提供されているそうです。
運用についても学会を中心にさまざまな実務ガイドラインや倫理規範が作成されています。
日本でも今年4月には保険診療でオンライン診療を活用している医師が発起人となり、オンライン診療研究会が発足しました。
まずは2年後、20年の診療報酬改定を見据えて、エビデンスを積み重ねていくことが期待されますね。
まだまだ改善の余地だらけでしょうけど、これからは主流になっていく気がします。
わたくし世代の人達が、もう数十年したら後期高齢者になるわけですが、この世代はパソコン、スマホを使えますからね。
今のシニア層にはまだ浸透しにくいかもしれませんが、今から色々改良を重ね、数十年後は「かかりつけ医」がオンライン化されてるかもしれませんよね。
これは、実現しそうですね。
老後が楽しみや(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院