弘泉堂鍼灸接骨院
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夏前のダイエットな話。3
2018年07月04日 [ダイエットのこと]
お疲れ様です。院長です。

7月4日の水曜日でございます。

7月4日といえば、「7月4日に生まれて」って映画を思いだすのは我々世代だけですかね?

トムクルーズ主演の戦争映画ですが、まぁなかなかの大作だと思います。

って、今日のネタには全く関係ないですが…

そうですね。

今日は、一昨日から続いてますダイエットネタの第3話でございます。

昨日はインスリンと言う物質が、「脂肪」を作ることを促進し、尚且つ今ついてる「皮下脂肪」の分解を止めようとする働きがあるって話までしましたよね。

つまり、ダイエットを行うにあたり、インスリンは出ちゃまずいホルモンなわけで、これを出さないようにした方が有利でしょって話でした。

で、糖質を摂取した時に、血糖値が上がる=インスリンが出ると言うわけですから、血糖値を上げたくないわけですね。

では、糖質をゼロにしちゃえばいいって事ですが、それは無理な話で…

ですから、まずはインスリンが出にくい状況を作るのが大事です。

では、どんな時にインスリンが出やすいかと言うと、「血糖値の急上昇」が起こった時なんですね。

これはどういう時かと言うと、血糖値が下がった状態に、糖質が血中に入ると、その反動で急上昇を招くと…。

では、この血糖値が下がった状態、「低血糖」状態とはどういう状態かというと、簡単に言えば血中に糖質がない、エネルギーがない状態…

つまり、空腹状態なわけですね。

そこへ、糖質を入れると血糖値は「急上昇」して、結果的にインスリンがドバっと出ちゃうわけです。

でもこれは当たり前の状態ですよね。

例えば、朝7時に朝食を取り、次に12時の昼食までの5時間、何も口にしなければ確実に低血糖状態になってるわけです。

で、ここでお昼に糖質たっぷりの食事を取ると…。

ここで、例えばうどん一杯とか、パスタ一皿とかカロリー的には大したことなくても、「糖」は全開ですから、血糖値はグンと上がります。

つまり、ここで血糖値の急上昇が起こるわけです。

そしてインスリンがドッと出ると…

分かります?

食べる量とか、カロリーではなく、まず食べるタイミングが非常に悪いわけですね。

これ、朝食を取ったと仮定してますからまだマシですけど、朝食抜く方って意外と多いでしょ?

そうなると、さらに昼食前には低血糖になってるわけですよ。

そりゃ、前日の夜から、次の日の昼ですもんね。

かなりの低血糖ですから、かなりの急上昇を招くわけです。

では、これを避けるためにはどうすればいいのか…。

これが低インスリンダイエットの核なんですが、インスリンの分泌を最低限に抑えるには、血糖値の急上昇を招く、低血糖状態を作らない事が大事なんです。

つまり、食事の間隔を出来るだけ開けずに、空腹状態を作らないってことがポイントになるわけです。

これに一番良いのは、「食事の回数を増やす」ということなんですよ。

ってなると、食べる回数が増えるから、カロリーオーバーしそうに感じるでしょ?

ここからが大事なんですが、まず最初は今まで食べてたカロリーを変えずに、回数だけ倍にするって方法を実践して貰いたいんですね。

基本、1日3食食べてた人なら、6回に増やします。朝食と昼食の間に1回、昼食と夕食の間にさらに1回、そして夕食から就寝までに1回と…

ここで、よく寝る前に食っちゃ太るって思ってる方もいらっしゃいますが、これも少し勘違いで…

寝る前に食べたら、その後身体を動かさないから太るって思いがちですが、そもそも身体を動かしてカロリーを消費しようという考えが間違いです。

就寝前にマラソンでもするなら別ですが、家でくつろいでるわけですから、それが7時からであろうが、9時からであろうがほぼ関係ありません。

ま、さすがに寝る直前に食べると、胸やけしたりしますから、そこは避けるにしても、7時頃夕飯をとったら、9時くらいにもう1回食べるみたいな感じがベストです。

こうやって、カロリーを変えないで、回数だけ増やすというやり方をすれば、空腹状態が極端に減ります。

そして、もうひとつ、満腹状態もなくなります。

ですから、常に血糖値は安定したままということになり、次に糖質を身体に入れた時も、インスリンの急激な分泌は抑えられるわけです。

それと、身体は、いつもカロリーが適度に摂取されますから、あえて栄養を貯めようとせず、入った分は消費するというスムーズな代謝活動が生まれるわけです。

まず、これを行いましょう。

この状態では、絶対に空腹になりませんから、ダイエットも全然辛くないですから…。

この状態を作れたら、ここからダイエットって感じに思って下さい。

この状態は非常にフラットですから、ここから例えばウォーキングをするとか、少し食事を減らすとかすると、ダイレクトに痩せていきます。

そりゃ、余ったものがない状態ですから、ここからは「やればやるほど」痩せていきます。

おまけに身体に無理をかけてないので、長続きしますし慣れればダイエットしてることも意識しなくなりますから…

絶対、おすすめなダイエット法でございます。

いかがでしたか?

ご理解いただけましたでしょうか。

夏前のダイエット特集、明日は最後となりますので、楽しみにしといてください。

また明日〜




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