メガキレラ
2018年06月20日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
6月20日の水曜日でございます。
6月もいよいよ後半戦に突入ですが、まだまだ季節は梅雨。
もう、後3週間ちょっとかなぁ…
今年は、ここまで予想通り、雨が少ないと思うんですけど、それでもスッキリはしませんよね。
はやいとこ、スカッと晴れて欲しいもんです。
ま、晴れたら、晴れたで暑すぎて辛いんですけどね。
雨よりはマシですからね。
ってな感じのスタートですが、今日もちゃんとネタは用意してあります。
昨日、イモリのお話の中で、両生類と爬虫類の進化の話をちょっとしたと思います。
今日は、そんな爬虫類の中でも「トカゲ」にスポットを当てたいと思います。
なんと、最古のトカゲの化石が発見されました。これは全てのトカゲの母となる可能性があるという事です。
2億4000万年前に生きていたトカゲやヘビの共通祖先との見解です。
今回新たに調べられた化石標本が、トカゲやヘビを含む全ての爬虫類有鱗目(ゆうりんもく)の共通祖先と考えられ、「全てのトカゲの母」として研究者は色めきだってます。
科学誌「ネイチャー」で、先月発表された論文によりますと、メガキレラと名付けられたこの化石の生物は2億4000万年前にはすでに生息していたと考えられるようです。
ですが、実はこのメガキレラの化石は、イタリア・アルプスで20年前に発見されていたんです。
ですが、当時は有鱗目に関連があるかもしれないな?程度で、十分な証拠もなかったため、直接の祖先であることを科学的に説明できなかったそうなんです。
メガキレラの詳しい特徴が、はっきりと識別できなかったことに加え、その頃はまだ科学者が有鱗目の進化史を総合的に理解していなかったことが原因と考えられます。
ですが最近になって化石標本を、イタリア北部の研究施設に持ち込み、マイクロCTスキャンであらためて調査したそうなんです。
結果、この動物の非常に詳細な画像が得られ、化石が埋まっている岩の内部さえ見ることができ、これによってメガキレラが古代の有鱗目だったことをはっきりと示す特徴がついに明らかになったわけです。
論文の著者ティアゴ・シモエス氏は、4年以上かけて有鱗目の系統樹を作り上げ、爬虫類についての史上最大のデータベースを構築しました。
これは、現生のものも絶滅したものも含め、主要なトカゲやヘビの系統発生学的データを網羅しているという優れもののようです。
鳥類と並んで、有鱗目は地球上で最も多様性に富み、最も広く分布している四肢動物のグループです。
しかし意外にも、その進化的な起源についてはほとんど何もわかっていませんでした。
今回の発見のおかげで、古代の有鱗目がどのよう生き延び、どのようにいまのトカゲやヘビに至ったのかについての理解が深まったと…
すごいねぇ。
まぁ、進化論的な事に、そこまで興味があるわけじゃないですが、こういった進化の過程を一つ、一つ解明していくことによってさらなる発見があるんでしょう。
昨日の話のイモリといい、まだまだ分かってないことだらけなんやなぁ〜。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月20日の水曜日でございます。
6月もいよいよ後半戦に突入ですが、まだまだ季節は梅雨。
もう、後3週間ちょっとかなぁ…
今年は、ここまで予想通り、雨が少ないと思うんですけど、それでもスッキリはしませんよね。
はやいとこ、スカッと晴れて欲しいもんです。
ま、晴れたら、晴れたで暑すぎて辛いんですけどね。
雨よりはマシですからね。
ってな感じのスタートですが、今日もちゃんとネタは用意してあります。
昨日、イモリのお話の中で、両生類と爬虫類の進化の話をちょっとしたと思います。
今日は、そんな爬虫類の中でも「トカゲ」にスポットを当てたいと思います。
なんと、最古のトカゲの化石が発見されました。これは全てのトカゲの母となる可能性があるという事です。
2億4000万年前に生きていたトカゲやヘビの共通祖先との見解です。
今回新たに調べられた化石標本が、トカゲやヘビを含む全ての爬虫類有鱗目(ゆうりんもく)の共通祖先と考えられ、「全てのトカゲの母」として研究者は色めきだってます。
科学誌「ネイチャー」で、先月発表された論文によりますと、メガキレラと名付けられたこの化石の生物は2億4000万年前にはすでに生息していたと考えられるようです。
ですが、実はこのメガキレラの化石は、イタリア・アルプスで20年前に発見されていたんです。
ですが、当時は有鱗目に関連があるかもしれないな?程度で、十分な証拠もなかったため、直接の祖先であることを科学的に説明できなかったそうなんです。
メガキレラの詳しい特徴が、はっきりと識別できなかったことに加え、その頃はまだ科学者が有鱗目の進化史を総合的に理解していなかったことが原因と考えられます。
ですが最近になって化石標本を、イタリア北部の研究施設に持ち込み、マイクロCTスキャンであらためて調査したそうなんです。
結果、この動物の非常に詳細な画像が得られ、化石が埋まっている岩の内部さえ見ることができ、これによってメガキレラが古代の有鱗目だったことをはっきりと示す特徴がついに明らかになったわけです。
論文の著者ティアゴ・シモエス氏は、4年以上かけて有鱗目の系統樹を作り上げ、爬虫類についての史上最大のデータベースを構築しました。
これは、現生のものも絶滅したものも含め、主要なトカゲやヘビの系統発生学的データを網羅しているという優れもののようです。
鳥類と並んで、有鱗目は地球上で最も多様性に富み、最も広く分布している四肢動物のグループです。
しかし意外にも、その進化的な起源についてはほとんど何もわかっていませんでした。
今回の発見のおかげで、古代の有鱗目がどのよう生き延び、どのようにいまのトカゲやヘビに至ったのかについての理解が深まったと…
すごいねぇ。
まぁ、進化論的な事に、そこまで興味があるわけじゃないですが、こういった進化の過程を一つ、一つ解明していくことによってさらなる発見があるんでしょう。
昨日の話のイモリといい、まだまだ分かってないことだらけなんやなぁ〜。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院