2018年05月01日 [色々なこと]
AI rights(AIに人権を)
お疲れ様です。院長です。
5月1日の火曜日でございます。
今日は…
休みじゃないよ。
昨日まで連休させていただいて、明日からまた5連休…。
さぁ、今日のテンションはいかに(笑)
明日からのバカンスを考えると、もう今日はやる気しかありまへん。
どっからでもかかってこい。おう(笑)
ってな具合に、へんなテンションで始まりましたが、まぁ今日と言う日だけは勘弁してくれ。
こんな日は、どんなネタがいいかと考えてたんですが、まぁこんな日もあんな日もあらへけど、今日は割と常連なネタ…
しかも、続報的なのいってみましょう。
去年の10月と11月に書いた記事に、サウジアラビアが、世界に先駆けロボットに市民権を付与したなんてお話を書きましたが、人工知能やロボット産業の急成長を受け、それを巡る動きが世界で活発化してきてるんですよ。
現在、「ロボットは人として扱うべきなのか?」という疑問を巡り、ヨーロッパの政治家と専門家らが対立しているってお話です。
この議題が持ち上がったのは2017年1月のことで、欧州議会の報告書で「ロボットの法的地位」を与えるよう助言されたことがきっかけだそうです。
法的地位ねぇ…
これを欧州会議とかで話し合うとこまでいってんですから、もう日本は完全に出遅れてます。
欧州会議って、何となく分かります?
世界でもっとも強力な権限を持つ立法機関のひとつといわれるすぎょい会議なんですよ(笑)
そんなとこで、ええおっさん等が真顔でロボットに市民権をとか話し合ってんですから、もう時代は変わったねぇ…
とは言え、実はこれらには明確な目的があるんですよね。
そのロボットに法的地位を与える目的とは、人工知能によって損害が生じた場合に、責任を課せるようにするってことがポイントなんですよ。
まぁ、人工であれ何であれ、「知能」があればそこで独自の判断をするわけで、それが必ずしも正しいわけではないってことなんかなぁ…
わたくしなんかの、浅はかな考えでは、そんなもん、作ったもんの責任やろ。ってだけで終了なんですが…
ですが、このロボットに人権をって考えに、専門家たちは真っ向批判してきたわけです。
14ヶ国のAIの専門家156名のグループは、欧州委員会の動きに反対するために公開書簡を記しました。
例えば、ロボットを製造した企業が、ロボットによる損害の責任から免責される恐れがあるし、それどころかロボットに人として損害賠償が支払われたり、権利が与えられる可能性も考えられるわけですからねぇ…
まぁ、人権を与えるってことは、そのロボットにも何らかの権利と義務は発生するんでしょうし、こう言ったことも起こり得るわねぇ…。
ここまでの経緯として、ロボット産業の急速な成長を受けて、昨年、欧州議会議員は「安全性とセキュリティの標準レベルを保証」するためにルール作りが必要であると懸念を表明しました。
そして議決の投票が行われ、特に自動運転車に関連して、ロボット産業の規制基準を策定するよう欧州委員会に要請することが可決されました。
ま、ここまでは分かる。
この業界の急成長と、AIの技術向上のスピードを考えると、早いとこ手を打たないとと考えた議会の決断は素晴らしいと思いますよ。
このタイミングでの決議ですから、かなり早いですしね。
日本じゃ考えられませんよ。
未だに自動運転についても、分かってない人の方が多いんじゃないの?
わたくし院長も分かってませんしねぇ…。
で、この欧州議員たちは、ここから話を飛躍させて、ロボットと人工知能に対応する欧州機関を設置し、技術・倫理・規制に関連する公的な信頼性を供与するべきだと提案したわけです。
で、この流れで、長期的にはロボットに「電子人」としての法的地位を与えることも求め、これによって、ロボットは「引き起こした損害に対して責任を負える」ようになるってことになったわけです。
こうやって順を追えば、まぁそうかなぁとも思いますが、法的地位ってのになんか引っかかりを感じるのは、わたしだけなんかなぁ…。
例えば、家事全般とか完全にこなすAIロボットが発売されたとしますやん?
そりゃもう、命令すればなんでもしてくれるわけですわ。
それを、家の中で使用していて、例えば料理していて火事になると…。
この責任を、そのAIに取らせるったって、取りようがなくないですかね?
この場合、「持ち主」が損害を被るだけで済みますが、例えばこんな家事ロボットが、買い物に出かけて、外で他人とトラブルになり、ケガでもさせてしまうと…。
こうなりゃ、このAIの所持者の責任でしょ?
ケガさせたのはAIなんだから、そいつに責任取らせろなんておかしいやんねぇ…。
ですが、ロボットに関連する規制基準は、米国をはじめ、すでに数ヶ国で検討されているのも事実です。
まだまだ結論は出ないでしょうが、そうこうするうちに「完璧な」アンドロイドが登場しそうですよねぇ…。
AIとは「人工知能」なわけで、放っておいても学習するんですからねぇ…。
彼らを作りだすのは人間ですが、それはもはや「子供を作る」のと同じことなのかもしれません。
ですから、子供でもAIでも、「成人」するまでは誰かの管理下にあるべきですが、そこからは一つの「人格」として権限を与えるべきなのかもしれません。
ま、ドラえもんが犯罪を犯しても、のび太やのび太のパパの責任って感じじゃないのは確かやけどね。
もう、ドラえもんはドラえもんとしての人格を持ってしまってるし、彼には責任能力がある気がします。
損害賠償するだけの私財はなくても、彼らにはお金を生み出す力があるもんね。
24時間休みなしでも働けるしねぇ…。
そう考えると、欧州の考え方が正しいのかもしれませんが、こうなるとやはりアレが気になってきます。
技術的特異点、シンギュラリティ(Singularity)って奴ですね。
難しくは、wikiで勉強してくれりゃいいですが、簡単に言うとAIが人間を越えてしまう地点を指してんです。
これが一説には2045年辺りに来るって予想ですから、もうすぐそこですよ。
さぁ、それまでにキチンと世界の法を整備できるんでしょうか…。
そういった意味でも、今回の欧州での事案はこれからも注目が集まりますね。
この話題も、続報が入り次第、お伝えしていきたいと思いますのことよ。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月1日の火曜日でございます。
今日は…
休みじゃないよ。
昨日まで連休させていただいて、明日からまた5連休…。
さぁ、今日のテンションはいかに(笑)
明日からのバカンスを考えると、もう今日はやる気しかありまへん。
どっからでもかかってこい。おう(笑)
ってな具合に、へんなテンションで始まりましたが、まぁ今日と言う日だけは勘弁してくれ。
こんな日は、どんなネタがいいかと考えてたんですが、まぁこんな日もあんな日もあらへけど、今日は割と常連なネタ…
しかも、続報的なのいってみましょう。
去年の10月と11月に書いた記事に、サウジアラビアが、世界に先駆けロボットに市民権を付与したなんてお話を書きましたが、人工知能やロボット産業の急成長を受け、それを巡る動きが世界で活発化してきてるんですよ。
現在、「ロボットは人として扱うべきなのか?」という疑問を巡り、ヨーロッパの政治家と専門家らが対立しているってお話です。
この議題が持ち上がったのは2017年1月のことで、欧州議会の報告書で「ロボットの法的地位」を与えるよう助言されたことがきっかけだそうです。
法的地位ねぇ…
これを欧州会議とかで話し合うとこまでいってんですから、もう日本は完全に出遅れてます。
欧州会議って、何となく分かります?
世界でもっとも強力な権限を持つ立法機関のひとつといわれるすぎょい会議なんですよ(笑)
そんなとこで、ええおっさん等が真顔でロボットに市民権をとか話し合ってんですから、もう時代は変わったねぇ…
とは言え、実はこれらには明確な目的があるんですよね。
そのロボットに法的地位を与える目的とは、人工知能によって損害が生じた場合に、責任を課せるようにするってことがポイントなんですよ。
まぁ、人工であれ何であれ、「知能」があればそこで独自の判断をするわけで、それが必ずしも正しいわけではないってことなんかなぁ…
わたくしなんかの、浅はかな考えでは、そんなもん、作ったもんの責任やろ。ってだけで終了なんですが…
ですが、このロボットに人権をって考えに、専門家たちは真っ向批判してきたわけです。
14ヶ国のAIの専門家156名のグループは、欧州委員会の動きに反対するために公開書簡を記しました。
例えば、ロボットを製造した企業が、ロボットによる損害の責任から免責される恐れがあるし、それどころかロボットに人として損害賠償が支払われたり、権利が与えられる可能性も考えられるわけですからねぇ…
まぁ、人権を与えるってことは、そのロボットにも何らかの権利と義務は発生するんでしょうし、こう言ったことも起こり得るわねぇ…。
ここまでの経緯として、ロボット産業の急速な成長を受けて、昨年、欧州議会議員は「安全性とセキュリティの標準レベルを保証」するためにルール作りが必要であると懸念を表明しました。
そして議決の投票が行われ、特に自動運転車に関連して、ロボット産業の規制基準を策定するよう欧州委員会に要請することが可決されました。
ま、ここまでは分かる。
この業界の急成長と、AIの技術向上のスピードを考えると、早いとこ手を打たないとと考えた議会の決断は素晴らしいと思いますよ。
このタイミングでの決議ですから、かなり早いですしね。
日本じゃ考えられませんよ。
未だに自動運転についても、分かってない人の方が多いんじゃないの?
わたくし院長も分かってませんしねぇ…。
で、この欧州議員たちは、ここから話を飛躍させて、ロボットと人工知能に対応する欧州機関を設置し、技術・倫理・規制に関連する公的な信頼性を供与するべきだと提案したわけです。
で、この流れで、長期的にはロボットに「電子人」としての法的地位を与えることも求め、これによって、ロボットは「引き起こした損害に対して責任を負える」ようになるってことになったわけです。
こうやって順を追えば、まぁそうかなぁとも思いますが、法的地位ってのになんか引っかかりを感じるのは、わたしだけなんかなぁ…。
例えば、家事全般とか完全にこなすAIロボットが発売されたとしますやん?
そりゃもう、命令すればなんでもしてくれるわけですわ。
それを、家の中で使用していて、例えば料理していて火事になると…。
この責任を、そのAIに取らせるったって、取りようがなくないですかね?
この場合、「持ち主」が損害を被るだけで済みますが、例えばこんな家事ロボットが、買い物に出かけて、外で他人とトラブルになり、ケガでもさせてしまうと…。
こうなりゃ、このAIの所持者の責任でしょ?
ケガさせたのはAIなんだから、そいつに責任取らせろなんておかしいやんねぇ…。
ですが、ロボットに関連する規制基準は、米国をはじめ、すでに数ヶ国で検討されているのも事実です。
まだまだ結論は出ないでしょうが、そうこうするうちに「完璧な」アンドロイドが登場しそうですよねぇ…。
AIとは「人工知能」なわけで、放っておいても学習するんですからねぇ…。
彼らを作りだすのは人間ですが、それはもはや「子供を作る」のと同じことなのかもしれません。
ですから、子供でもAIでも、「成人」するまでは誰かの管理下にあるべきですが、そこからは一つの「人格」として権限を与えるべきなのかもしれません。
ま、ドラえもんが犯罪を犯しても、のび太やのび太のパパの責任って感じじゃないのは確かやけどね。
もう、ドラえもんはドラえもんとしての人格を持ってしまってるし、彼には責任能力がある気がします。
損害賠償するだけの私財はなくても、彼らにはお金を生み出す力があるもんね。
24時間休みなしでも働けるしねぇ…。
そう考えると、欧州の考え方が正しいのかもしれませんが、こうなるとやはりアレが気になってきます。
技術的特異点、シンギュラリティ(Singularity)って奴ですね。
難しくは、wikiで勉強してくれりゃいいですが、簡単に言うとAIが人間を越えてしまう地点を指してんです。
これが一説には2045年辺りに来るって予想ですから、もうすぐそこですよ。
さぁ、それまでにキチンと世界の法を整備できるんでしょうか…。
そういった意味でも、今回の欧州での事案はこれからも注目が集まりますね。
この話題も、続報が入り次第、お伝えしていきたいと思いますのことよ。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院