2017年08月01日 [動物のこと]
ライオンがキング
お疲れ様です。院長です。
8月1日火曜日でございます。
さぁさぁ来た来た8月です。
海に山に、レジャーにとみんな楽しい夏休み(笑)
とか言っても、普通の人達はお盆位しか休みはおまへんよね。
という事で、当院のお盆休みは「8月13(日)、14(月)、15(火)、16(水)」となっております。
あと約2週間でお盆休みですなぁ…。
頑張ろ(笑)
てことで、8月一発目のブログですが、今日はそんな夏休みにもってこいの、心休まるかつシビアなお話…。
どうですか?この写真
ライオンとヒョウの写真です。
アフリカのライオンとヒョウは、友達と呼べるような関係ではありません。
それどころか、ライオンはヒョウを殺す習性さえもってます。
そんな、ライオンとヒョウなんですが、このほどタンザニアのンゴロンゴロ保護区で関係者を非常に驚かせる光景が目撃されました。
5歳のメスライオンが、生後数週のヒョウの子どもに授乳していたというから、まるでドラマみたいでしょ?
で、結構、こういう異種に育てられた動物(たまに人間もいるよね)の話ってききません?
猫が子犬を育てたりとか、その逆だったりとか、豚と犬とか猫とか、比較的うんうん。あるよね。的に捉えられる話ですよね。
まぁ、最近じゃ聞きませんけど、昔は猿に育てられた少女とか、オオカミに育てられた少年とかよくありました。
ですが今回の、ライオンとヒョウに関して、「前例のないこと」です。
と話すのは、世界各地でネコ科動物を保護する非営利団体パンセラの代表兼最高保護責任者のルーク・ハンター氏で「野生でこんな行動は見たことがありません」という事らしいです。
ライオンとヒョウが出会うまでの経緯や、ヒョウの本当の母親がどこにいるのかは全く不明だそうですが、今のところは、メスライオンの攻撃本能を母性本能が上回っているように見えるとハンター氏は語っています。
というのも、このメスライオンは実の子どもを数匹やぶの中に隠して育てている最中でしかも、タンザニアの非営利動物保護団体コペライオンによると、その子どもたちは例のヒョウの子とほぼ同じ年齢だということです。
この団体は、このメスライオンをこれからも追跡調査し続けるそうです。
まぁ、こうした出来事は例外的ではありますが、ライオンがヒョウを育てることは生理的には可能だそうです。
どちらの種も母乳にそれほど違いがなく、育児の期間も大きく変わらないからだそうですが、考えるべき要素はほかにあるようで…
最良の未来を願うとしても、この幼いヒョウを待ち受ける試練は大変なものとなると思わなければいけないそうです。
この辺がドラマにない現実なのかもしれませんが…
このヒョウの子どもが生き延びるのは不可能ではないようですが、まず、今後このヒョウにどんな展開が待ち受けてるか考えてみましょう。
第一に、メスライオンはヒョウを巣穴に連れ帰ることになるだろうとハンター氏は推測しています。
ですよね。
いくらヒョウっつっても、こんな子供だと、肉食獣全てが天敵となっちゃいます。
で、いつかライオンは巣穴に戻るわけです。そしてそこには数頭の子どもライオンたちが空腹で待ってるわけですね。
うまくいけば、ヒョウが現れたことにライオンの子どもたちが大騒ぎせず、メスライオンはヒョウの世話を続けるかもしれないとのことですが…
それでも、巣穴での期間を安全に過ごすのは容易ではないと推測されるそうです。
ハンター氏によれば、サバンナでは危険にさらされるため、1回の出産で生まれたライオンの子どもたちが1年以内に死ぬ確率は、平均で約50%にもなるそうです。
したがって、まだ弱く幼いこのヒョウがメスライオンの子どもたちに加われたとしても、厳しい将来が待ってるということです。
ライオンの子どもでさえ、巣穴での育児期間を生き抜くこと自体が難しいというわけですね。
そして、第二に、ヒョウの子どもがライオンの群れに迎え入れてもらう必要があるわけです。
メスのライオンは出産に際して単独行動を取るそうです。
そして、群れから離れて出産し、子どもが生後6〜8週くらいに達すると群れに戻る習性だそうです。
で、この時、ほかのライオンがヒョウを目に留めるやいなや殺してしまう可能性が高いというのが、ハンター氏の一番の懸念だそうです。
まぁ、そうですよねぇ…
仮に子ライオン達は、何となく混ざってりゃ仲間だと思うかもしれませんが、事の次第を知らない他の群れのライオンからすると、子ヒョウなんてただのエサやし(^^;
今回の例では、育ててる母ライオンの母性が、子ヒョウを守っているわけですが、ほかのライオンたちに母性を強めるホルモンは出ておらず、今回のメスライオンがヒョウの子を育てるなかで何らかのつながりを育んだとしても、他のライオン達には何の関係もありませんよね。
仮にそれを回避できたとしても、ストーリーの結末はあまり変わらないそうで…
母親からはぐれた生後7〜8カ月のヒョウが自力で生き延びた事例もあるそうですが、普通、ヒョウは生後12〜14カ月ごろまで母親と一緒に行動を共にします。
今回、メスライオンが群れに戻るまでこのヒョウが生きられても、その時点でまだ生後2カ月でしかないわけで、自力で生きるには幼すぎます。
ライオンのメスは、驚くほど献身的で熱心な母親だということですが、果たしてこの子ヒョウの運命はいかなるものか…
このストーリーが微笑ましい結末を迎えるには、ちょっとした奇跡が必要かもしれませんね。
いかが?
ここで終われば心温まるストーリー的でしょ?
この先どうなるか、続報がもし入ればお知らせしますが、子ヒョウに頑張って生きろと願うしかないですね。
子ヒョウも頑張っとるんやし…
頑張ろ(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月1日火曜日でございます。
さぁさぁ来た来た8月です。
海に山に、レジャーにとみんな楽しい夏休み(笑)
とか言っても、普通の人達はお盆位しか休みはおまへんよね。
という事で、当院のお盆休みは「8月13(日)、14(月)、15(火)、16(水)」となっております。
あと約2週間でお盆休みですなぁ…。
頑張ろ(笑)
てことで、8月一発目のブログですが、今日はそんな夏休みにもってこいの、心休まるかつシビアなお話…。
どうですか?この写真
ライオンとヒョウの写真です。
アフリカのライオンとヒョウは、友達と呼べるような関係ではありません。
それどころか、ライオンはヒョウを殺す習性さえもってます。
そんな、ライオンとヒョウなんですが、このほどタンザニアのンゴロンゴロ保護区で関係者を非常に驚かせる光景が目撃されました。
5歳のメスライオンが、生後数週のヒョウの子どもに授乳していたというから、まるでドラマみたいでしょ?
で、結構、こういう異種に育てられた動物(たまに人間もいるよね)の話ってききません?
猫が子犬を育てたりとか、その逆だったりとか、豚と犬とか猫とか、比較的うんうん。あるよね。的に捉えられる話ですよね。
まぁ、最近じゃ聞きませんけど、昔は猿に育てられた少女とか、オオカミに育てられた少年とかよくありました。
ですが今回の、ライオンとヒョウに関して、「前例のないこと」です。
と話すのは、世界各地でネコ科動物を保護する非営利団体パンセラの代表兼最高保護責任者のルーク・ハンター氏で「野生でこんな行動は見たことがありません」という事らしいです。
ライオンとヒョウが出会うまでの経緯や、ヒョウの本当の母親がどこにいるのかは全く不明だそうですが、今のところは、メスライオンの攻撃本能を母性本能が上回っているように見えるとハンター氏は語っています。
というのも、このメスライオンは実の子どもを数匹やぶの中に隠して育てている最中でしかも、タンザニアの非営利動物保護団体コペライオンによると、その子どもたちは例のヒョウの子とほぼ同じ年齢だということです。
この団体は、このメスライオンをこれからも追跡調査し続けるそうです。
まぁ、こうした出来事は例外的ではありますが、ライオンがヒョウを育てることは生理的には可能だそうです。
どちらの種も母乳にそれほど違いがなく、育児の期間も大きく変わらないからだそうですが、考えるべき要素はほかにあるようで…
最良の未来を願うとしても、この幼いヒョウを待ち受ける試練は大変なものとなると思わなければいけないそうです。
この辺がドラマにない現実なのかもしれませんが…
このヒョウの子どもが生き延びるのは不可能ではないようですが、まず、今後このヒョウにどんな展開が待ち受けてるか考えてみましょう。
第一に、メスライオンはヒョウを巣穴に連れ帰ることになるだろうとハンター氏は推測しています。
ですよね。
いくらヒョウっつっても、こんな子供だと、肉食獣全てが天敵となっちゃいます。
で、いつかライオンは巣穴に戻るわけです。そしてそこには数頭の子どもライオンたちが空腹で待ってるわけですね。
うまくいけば、ヒョウが現れたことにライオンの子どもたちが大騒ぎせず、メスライオンはヒョウの世話を続けるかもしれないとのことですが…
それでも、巣穴での期間を安全に過ごすのは容易ではないと推測されるそうです。
ハンター氏によれば、サバンナでは危険にさらされるため、1回の出産で生まれたライオンの子どもたちが1年以内に死ぬ確率は、平均で約50%にもなるそうです。
したがって、まだ弱く幼いこのヒョウがメスライオンの子どもたちに加われたとしても、厳しい将来が待ってるということです。
ライオンの子どもでさえ、巣穴での育児期間を生き抜くこと自体が難しいというわけですね。
そして、第二に、ヒョウの子どもがライオンの群れに迎え入れてもらう必要があるわけです。
メスのライオンは出産に際して単独行動を取るそうです。
そして、群れから離れて出産し、子どもが生後6〜8週くらいに達すると群れに戻る習性だそうです。
で、この時、ほかのライオンがヒョウを目に留めるやいなや殺してしまう可能性が高いというのが、ハンター氏の一番の懸念だそうです。
まぁ、そうですよねぇ…
仮に子ライオン達は、何となく混ざってりゃ仲間だと思うかもしれませんが、事の次第を知らない他の群れのライオンからすると、子ヒョウなんてただのエサやし(^^;
今回の例では、育ててる母ライオンの母性が、子ヒョウを守っているわけですが、ほかのライオンたちに母性を強めるホルモンは出ておらず、今回のメスライオンがヒョウの子を育てるなかで何らかのつながりを育んだとしても、他のライオン達には何の関係もありませんよね。
仮にそれを回避できたとしても、ストーリーの結末はあまり変わらないそうで…
母親からはぐれた生後7〜8カ月のヒョウが自力で生き延びた事例もあるそうですが、普通、ヒョウは生後12〜14カ月ごろまで母親と一緒に行動を共にします。
今回、メスライオンが群れに戻るまでこのヒョウが生きられても、その時点でまだ生後2カ月でしかないわけで、自力で生きるには幼すぎます。
ライオンのメスは、驚くほど献身的で熱心な母親だということですが、果たしてこの子ヒョウの運命はいかなるものか…
このストーリーが微笑ましい結末を迎えるには、ちょっとした奇跡が必要かもしれませんね。
いかが?
ここで終われば心温まるストーリー的でしょ?
この先どうなるか、続報がもし入ればお知らせしますが、子ヒョウに頑張って生きろと願うしかないですね。
子ヒョウも頑張っとるんやし…
頑張ろ(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院