2017年02月08日 [からだのこと]
最近、虫垂炎とか盲腸とか聞かなくなったねぇ…
お疲れ様です。院長です。
2月8日水曜日です。
少々、春めいてきましたか?いや、まだまだ
立春過ぎたのに、全然春っぽくねえっす。
まぁ、後1ヶ月半ほどで桜どうのって話題出てますから、そろそろ春入りってとこですね。
昨日、新種の動物のお話をしましたけど、なかなか反響ありましたよ。
うんうん。
やっぱ、造っちゃイカンよね。
人類に限らず、生物が地球上に誕生し、現在にいたるまで自然の摂理と言うか進化の過程でも、他の力が介在したことはないはずなんですよね。
猿が類人猿に進化し、そこからヒトになったとしても、誰かが操作したんじゃおまへんやん?
そこはねぇ…
って昨日の話から、今日も人体の進化の話的な…
今日のテーマは「虫垂」です。
人類の進化において、「虫垂」ほど科学者たちを悩ませてきた器官はないそうなんですよね。
かのチャールズ・ダーウィンは、昔、霊長類が樹上生活をしていたころ、木の葉を食べて消化するために使われていた器官だと主張しています。
不要になってから、ずいぶんと長い歴史を経てきたものの、いまだに人体に虫垂として残り続けていると説かれもしてきました。
ところが、このほど電子ジャーナルの「Comptes Rendus Palevol」に発表された論文によれば、虫垂は進化に逆行するどころか、身体に必要なものとして進化を遂げてきた重要な器官だと説明されているらしいんですよ。
虫垂なんて不要と盲腸の手術で切除してしまった人は、数多く存在するでしょうが、かえって人体にはダメージがおよぶとも指摘されています。
そんなこと言われても…
もう切っちゃってないよ(^^;
って方、いますよねぇ…
幸いと言えるかどうか、私はまだ虫垂持ってます。
で、同論文の発表のもととなる研究には、欧米各国および南アフリカの大学の研究者たちが参加されてます。
世界各地で533の哺乳類を調べ、虫垂の働きを調査しました。
虫垂をもたない哺乳類も少なくはないものの、1つの種のなかに虫垂を有する個体が出ると、種の繁栄に伴って虫垂が消えることは殆どないことが判明したそうです。
つまり、進化の過程で無くなることはないと…
また、虫垂を有する哺乳類と虫垂をもたない哺乳類を比較してみると、虫垂を有する哺乳動物のほうが、盲腸内にリンパ組織による高い免疫系が整っていることが明らかだったそうなんですね。
虫垂のリンパ組織は、特定の良性バクテリアの成長を活性化させ、腸内細菌の培養に役立っていると説明されています。
免疫を高めるうえで、虫垂が重要な役割を果たしているということは、盲腸の手術なんかで切除してしまったらアカンのちゃうん?
これについては、通常の生活に支障をきたすことはないそうですが、今回の発表論文では、虫垂切除後に若干の免疫力低下は避けられないと警告されてます。
病気の快復に、少しですが周囲より時間がかかるといった傾向も観察されているんだとか…
んん〜…
ほな、確実にあった方がよろしいな。
そもそも、虫垂の役目ってのが善玉菌の備蓄機能があり、今日においても、この機能が失われたわけではないですが、食糧事情の大幅な改善により善玉菌を摂取しやすいことから、さほどこの機能は重要視されていないと見られています。
一方、草食動物にとって虫垂は生命維持に欠かせない器官であり、虫垂は草の繊維を構成するセルロースを分解するバクテリアの棲息場所となっており、食物の分解に欠かせません。
この部分が、ダーウィンのいう「霊長類が樹上生活をしていたころ、木の葉を食べて消化するために使われていた器官」てことですね。
ですから、この部分だけがクローズされたことにより、木の葉も食べないし、善玉菌も食物から摂取できることから必要ないと判断されてきたんでしょうねぇ…。
こういった、医学の進歩に伴って、古い常識が塗り替えられていく事は、非常に良い事なんですが、医学界って意外と情報交換がないって言うか、医者が何でも知ってると思ったら大間違い(笑)
医者には、免許更新がないんですよね。
ですから、その先生が免許を取ったのがいつかによっては、とんでもない知識をもったままって方も、正直おられます。
日々勉強されて、新しく知識をえられているお医者さまなら良いんですがねぇ…。
古い知識を持ったままのお医者様なら、結構バッサリやっちゃうかもしれませんねぇ(笑)
ま、普通の方というか、よほど医学の知識のある方じゃないと、その先生がどんな先生かは分かるはずもありません。
ですから、この辺は、医療人として医者としてのモラルが問われる部分でしょうし、最低限のルールやと思いますけどねぇ…
って感じで、最後は医者批判になってますが(笑)
実際、医者が一番偉いんやから、ちゃんとしろやって感じですわ(笑)
てことで、今日も最新の情報を得れる様に勉強します…
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月8日水曜日です。
少々、春めいてきましたか?いや、まだまだ
立春過ぎたのに、全然春っぽくねえっす。
まぁ、後1ヶ月半ほどで桜どうのって話題出てますから、そろそろ春入りってとこですね。
昨日、新種の動物のお話をしましたけど、なかなか反響ありましたよ。
うんうん。
やっぱ、造っちゃイカンよね。
人類に限らず、生物が地球上に誕生し、現在にいたるまで自然の摂理と言うか進化の過程でも、他の力が介在したことはないはずなんですよね。
猿が類人猿に進化し、そこからヒトになったとしても、誰かが操作したんじゃおまへんやん?
そこはねぇ…
って昨日の話から、今日も人体の進化の話的な…
今日のテーマは「虫垂」です。
人類の進化において、「虫垂」ほど科学者たちを悩ませてきた器官はないそうなんですよね。
かのチャールズ・ダーウィンは、昔、霊長類が樹上生活をしていたころ、木の葉を食べて消化するために使われていた器官だと主張しています。
不要になってから、ずいぶんと長い歴史を経てきたものの、いまだに人体に虫垂として残り続けていると説かれもしてきました。
ところが、このほど電子ジャーナルの「Comptes Rendus Palevol」に発表された論文によれば、虫垂は進化に逆行するどころか、身体に必要なものとして進化を遂げてきた重要な器官だと説明されているらしいんですよ。
虫垂なんて不要と盲腸の手術で切除してしまった人は、数多く存在するでしょうが、かえって人体にはダメージがおよぶとも指摘されています。
そんなこと言われても…
もう切っちゃってないよ(^^;
って方、いますよねぇ…
幸いと言えるかどうか、私はまだ虫垂持ってます。
で、同論文の発表のもととなる研究には、欧米各国および南アフリカの大学の研究者たちが参加されてます。
世界各地で533の哺乳類を調べ、虫垂の働きを調査しました。
虫垂をもたない哺乳類も少なくはないものの、1つの種のなかに虫垂を有する個体が出ると、種の繁栄に伴って虫垂が消えることは殆どないことが判明したそうです。
つまり、進化の過程で無くなることはないと…
また、虫垂を有する哺乳類と虫垂をもたない哺乳類を比較してみると、虫垂を有する哺乳動物のほうが、盲腸内にリンパ組織による高い免疫系が整っていることが明らかだったそうなんですね。
虫垂のリンパ組織は、特定の良性バクテリアの成長を活性化させ、腸内細菌の培養に役立っていると説明されています。
免疫を高めるうえで、虫垂が重要な役割を果たしているということは、盲腸の手術なんかで切除してしまったらアカンのちゃうん?
これについては、通常の生活に支障をきたすことはないそうですが、今回の発表論文では、虫垂切除後に若干の免疫力低下は避けられないと警告されてます。
病気の快復に、少しですが周囲より時間がかかるといった傾向も観察されているんだとか…
んん〜…
ほな、確実にあった方がよろしいな。
そもそも、虫垂の役目ってのが善玉菌の備蓄機能があり、今日においても、この機能が失われたわけではないですが、食糧事情の大幅な改善により善玉菌を摂取しやすいことから、さほどこの機能は重要視されていないと見られています。
一方、草食動物にとって虫垂は生命維持に欠かせない器官であり、虫垂は草の繊維を構成するセルロースを分解するバクテリアの棲息場所となっており、食物の分解に欠かせません。
この部分が、ダーウィンのいう「霊長類が樹上生活をしていたころ、木の葉を食べて消化するために使われていた器官」てことですね。
ですから、この部分だけがクローズされたことにより、木の葉も食べないし、善玉菌も食物から摂取できることから必要ないと判断されてきたんでしょうねぇ…。
こういった、医学の進歩に伴って、古い常識が塗り替えられていく事は、非常に良い事なんですが、医学界って意外と情報交換がないって言うか、医者が何でも知ってると思ったら大間違い(笑)
医者には、免許更新がないんですよね。
ですから、その先生が免許を取ったのがいつかによっては、とんでもない知識をもったままって方も、正直おられます。
日々勉強されて、新しく知識をえられているお医者さまなら良いんですがねぇ…。
古い知識を持ったままのお医者様なら、結構バッサリやっちゃうかもしれませんねぇ(笑)
ま、普通の方というか、よほど医学の知識のある方じゃないと、その先生がどんな先生かは分かるはずもありません。
ですから、この辺は、医療人として医者としてのモラルが問われる部分でしょうし、最低限のルールやと思いますけどねぇ…
って感じで、最後は医者批判になってますが(笑)
実際、医者が一番偉いんやから、ちゃんとしろやって感じですわ(笑)
てことで、今日も最新の情報を得れる様に勉強します…
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院