2017年02月01日 [からだのこと]
MOLIENDO CAFE
お疲れ様です。院長です。
2月1日水曜日です。
ついに2月やがな…
もうすぐ節分、そして立春…
春やな(笑)
私、院長は春生まれ。
早く暖ったかくならへんかなぁ〜♡
ってことで、今日も春を待ちつついつものように頑張ります。
このブログを書くときも、必ずお共はコーヒーなんですが、今日は久々のカフェインネタをいってみよ。
カフェインには加齢とともに酷くなる炎症を和らげる効果があるかもしれない…
どんなものでも過剰摂取は害となりますが、ある程度のカフェインの摂取が体に良いとする研究は様々あります。
このたび、最新の研究により、カフェインが免疫系に作用していることが分かりました。
これによりコーヒーやお茶が、2型糖尿病、心臓血管系疾患、認知症といった症状に効果を発揮する理由が分かる可能性が出てきたわけです。
これまでも、カフェインやコーヒーが健康に良いとする研究結果を示した論文はいくつもありますが、反対にコーヒー、特にホットコーヒーがある種の癌のリスクを高めるとする研究もわずかながら存在しています。
今日ご紹介する研究は、数あるカフェインの研究の中でも、カフェインが免疫系に作用するメカニズムを探った数少ないものとなってます。
カフェインがアデノシンという分子の効果を阻害することはかなり昔から知られていました。
そして、カフェイン飲料を飲んで眠れなくなるのは、脳のアデノシン受容体が阻害されるためだと考えられています。
一方で、アデノシンを阻害することは、体内では炎症分子の産生を抑えることにつながっていると考えることも出来るようなんですよ。
研究は加齢に関する調査から始まって、スタンフォード大学とボルドー大学の研究者は、長期調査に参加している114人の遺伝子を解析しました。
ここでは遺伝子コードそのものではなく、蛋白質を作るために特定の遺伝子をどれだけ利用しているかが焦点だったと…
その結果、60〜89歳の高齢者はインフラマソームという複合体の中で免疫分子が増加していることが明らかとなりました。
これこそが、インターロイキン-1という免疫系の大物を活発にさせる細胞内の免疫蛋白質の正体なんです。
インターロイキンは感染症との戦いにおいて重要な分子ですが、あまりにも長い間使いすぎてしまうと心疾患、癌、アルツハイマーといった慢性疾患に結びつくと言われています。
高齢の被験者のうち、12名はこうした炎症分子の量が多く、11名は少なかった。そして炎症分子の少ないグループの方が、血圧がより低く、動脈が柔軟で、90歳以上生きた身内が多いなど、より健康的だったといいます。
また循環する血液の中に含まれるDNAとRNAの分解生成物(アデニンやアデノシンなど)も少なかったと…。
こうした分子はインフラマソームを刺激することが知られているため、健康だったグループで炎症が少ない理由について説明できるかもしれません。
実際、こうした分解生成物を細胞に投与することで、炎症分子が大量生産されることが確認されています。
カフェインが登場するのはこの場面で、脳内のアデノシンの作用を阻害するカフェインは、免疫細胞内のアデニンとアデノシンの作用も阻害し、炎症を防いでいたと考えられています。
アンケートの回答からは、炎症が少なかったグループは、コーヒー、清涼飲料水、お茶といったカフェイン入り飲料を多く飲んでいることが確認されています。
そして実際に血中のカフェイン濃度はインターロイキン-1のような炎症分子の少なさと相関関係があり、インフラマソームを刺激するアデニンなどの分子を細胞に投与した後でそれをカフェインに浸けると、炎症分子の産生が強く抑えられたとの事。
これだけの物証では、確定は出来ませんがまたひとつ、カフェインの謎がとける鍵は見つかったようですね。
そもそも、カフェインの依存性などは、認められていますが実際に何故依存するかが、全て解明されてるわけではありません。
そりゃ、そうやね。だってコーヒー飲めへん人もおるからね。
こういった依存性も含めたあらゆる事がまだ謎に包まれたカフェイン、私は毎日死ぬほど摂取してます。
では、抗炎症効果があるのかないのか…
これは…
分かりません(笑)
が、何となく集中力を上げるのに効果があるのは、実感しておりますよ。はい。
てな感じで、今日もコーヒー片手に頑張るわけですが、このカフェインの謎、これからも追い続けたいと思います。
では、今日も頑張ろ(笑)
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月1日水曜日です。
ついに2月やがな…
もうすぐ節分、そして立春…
春やな(笑)
私、院長は春生まれ。
早く暖ったかくならへんかなぁ〜♡
ってことで、今日も春を待ちつついつものように頑張ります。
このブログを書くときも、必ずお共はコーヒーなんですが、今日は久々のカフェインネタをいってみよ。
カフェインには加齢とともに酷くなる炎症を和らげる効果があるかもしれない…
どんなものでも過剰摂取は害となりますが、ある程度のカフェインの摂取が体に良いとする研究は様々あります。
このたび、最新の研究により、カフェインが免疫系に作用していることが分かりました。
これによりコーヒーやお茶が、2型糖尿病、心臓血管系疾患、認知症といった症状に効果を発揮する理由が分かる可能性が出てきたわけです。
これまでも、カフェインやコーヒーが健康に良いとする研究結果を示した論文はいくつもありますが、反対にコーヒー、特にホットコーヒーがある種の癌のリスクを高めるとする研究もわずかながら存在しています。
今日ご紹介する研究は、数あるカフェインの研究の中でも、カフェインが免疫系に作用するメカニズムを探った数少ないものとなってます。
カフェインがアデノシンという分子の効果を阻害することはかなり昔から知られていました。
そして、カフェイン飲料を飲んで眠れなくなるのは、脳のアデノシン受容体が阻害されるためだと考えられています。
一方で、アデノシンを阻害することは、体内では炎症分子の産生を抑えることにつながっていると考えることも出来るようなんですよ。
研究は加齢に関する調査から始まって、スタンフォード大学とボルドー大学の研究者は、長期調査に参加している114人の遺伝子を解析しました。
ここでは遺伝子コードそのものではなく、蛋白質を作るために特定の遺伝子をどれだけ利用しているかが焦点だったと…
その結果、60〜89歳の高齢者はインフラマソームという複合体の中で免疫分子が増加していることが明らかとなりました。
これこそが、インターロイキン-1という免疫系の大物を活発にさせる細胞内の免疫蛋白質の正体なんです。
インターロイキンは感染症との戦いにおいて重要な分子ですが、あまりにも長い間使いすぎてしまうと心疾患、癌、アルツハイマーといった慢性疾患に結びつくと言われています。
高齢の被験者のうち、12名はこうした炎症分子の量が多く、11名は少なかった。そして炎症分子の少ないグループの方が、血圧がより低く、動脈が柔軟で、90歳以上生きた身内が多いなど、より健康的だったといいます。
また循環する血液の中に含まれるDNAとRNAの分解生成物(アデニンやアデノシンなど)も少なかったと…。
こうした分子はインフラマソームを刺激することが知られているため、健康だったグループで炎症が少ない理由について説明できるかもしれません。
実際、こうした分解生成物を細胞に投与することで、炎症分子が大量生産されることが確認されています。
カフェインが登場するのはこの場面で、脳内のアデノシンの作用を阻害するカフェインは、免疫細胞内のアデニンとアデノシンの作用も阻害し、炎症を防いでいたと考えられています。
アンケートの回答からは、炎症が少なかったグループは、コーヒー、清涼飲料水、お茶といったカフェイン入り飲料を多く飲んでいることが確認されています。
そして実際に血中のカフェイン濃度はインターロイキン-1のような炎症分子の少なさと相関関係があり、インフラマソームを刺激するアデニンなどの分子を細胞に投与した後でそれをカフェインに浸けると、炎症分子の産生が強く抑えられたとの事。
これだけの物証では、確定は出来ませんがまたひとつ、カフェインの謎がとける鍵は見つかったようですね。
そもそも、カフェインの依存性などは、認められていますが実際に何故依存するかが、全て解明されてるわけではありません。
そりゃ、そうやね。だってコーヒー飲めへん人もおるからね。
こういった依存性も含めたあらゆる事がまだ謎に包まれたカフェイン、私は毎日死ぬほど摂取してます。
では、抗炎症効果があるのかないのか…
これは…
分かりません(笑)
が、何となく集中力を上げるのに効果があるのは、実感しておりますよ。はい。
てな感じで、今日もコーヒー片手に頑張るわけですが、このカフェインの謎、これからも追い続けたいと思います。
では、今日も頑張ろ(笑)
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院