2017年01月30日 [動物のこと]
bat but bad.
お疲れ様です。院長です。
1月30日月曜日。
あ〜…
明日で1月も終わりだよ。
つまり1/12終了です。おお…
これを後11回書いたら、またお正月かいな(笑)
ってことで、若干の焦りを感じつつ、今日のお話。
蝙蝠って漢字わかります?
髑髏これは(どくろ)
蝋燭これは(ろうそく)
何となく同じ種類的な難しさ…
蝙蝠これは(こうもり)と読みますねん。
コウモリ…
と言えば、バットマン。わりと正義の味方的な感じですが、実際のコウモリはあんまりそんなイメージとはちゃいますよね。
どっちか言うと、悪者って言うか邪悪なイメージですな。
まぁ、私は京都市内で主に生息してますから、滅多にコウモリを目撃することはありません。
ってことで、何故か突然のコウモリネタですが、コウモリと言えば「吸血」ですよね。
吸血コウモリ(チスイコウモリ)はその名の通り動物の血液を吸う生き物です。
主に鳥の血液が主食でしたが、ついに人間の血がメニューに載ってしまったようなんですなぁ〜…。
人間の血の味をしめてしまったのかどうかはわかりませんが、確実に彼らは人間の血を吸っており、これによる健康被害が懸念されているわけですわ。
ブラジル、ペルナンブコ連邦大学のエンリコ・ベルナルド氏は、カティンバウ国立公園内に生息するデスモドゥス・エカウデータというコウモリの糞70サンプルを調査しました。
すると、その結果、3サンプルから人間の血液の証拠であるDNAが発見されたんやて。
このコウモリは通常は大型の鳥を餌としており、夜間に単一の獲物からスプーン1杯ほどの血液を吸い取るらしいです。
ですが、そもそも、脂質が豊富な鳥の血液は適応していますが、蛋白質が豊富な哺乳類の血液には適応していないはずやったらしいんよね。
これまでの研究からは、ブタとヤギの血液しか与えられない状況を作ると、多くのコウモリが血液に手を出さず、飢え死にする個体も確認されているそう。
つまり、哺乳類の血液は、彼らからするとエサではないようで…
しかし、人間の侵入が新しい血液に挑戦するよう促している可能性があるそうです。
国立公園内には現在数家族が暮らしており、森林伐採や狩猟によってホウカンチョウやシギダチョウのようなコウモリの通常の餌の数が減少を続けているってやつ。
自然界のピラミッドを壊し続ける人間ですが、こんなところにも弊害がでてるわけですな。
そして、ベルナルド氏のチームは、人間の血液以外にも検査したサンプルのほとんどに近隣の農家で飼われているニワトリの血液が含まれていることも発見しました。
コウモリはこうした環境(人間が侵入してきた)に適応しつつあり、新しい資源を利用している、とベルナルド氏は推測してます。
過去には、似たような状況において、吸血コウモリが侵入してきた野生のブタを狙い始めたという事例もあるそうです。
専門家は、こうしたコウモリの新たな行動のために病気が広まる可能性を懸念しているわけですね。
吸血コウモリは狂犬病を媒介しており、ブラジルでは時折そのアウトブレイクが起きることもあるそうで…
まぁ、難病と言われる疾患も、最初は動物の媒介ってパターンはかなり多いですからねぇ…。
米ジョージア大学アセンズ校のダニエル・ベッカー氏は、この種が媒介する感染症を調査する必要があると話しています。
過去の調査では、このコウモリからハンタウイルスとよばれる呼吸器疾患を起こすウィルスが発見されてるそうなんですよね。
こうやって、また未知の疾患が生まれるわけですな。
そして、それがしばらく猛威をふるい、人類を恐怖に陥れる…
でもしばらくすると、医学の進歩がそこをも超えていく…
ってことを繰り返してるんですが、そもそものスタートは、人間が彼らのテリトリーを侵食したことが始まりです。
ここに立ち返っていかないと、いつか人類の英知をこえるウィルスが、生まれちゃう気がするんですがねぇ…
ってことで、今日はこの
「蝙蝠」
この漢字だけ覚えましょうか(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月30日月曜日。
あ〜…
明日で1月も終わりだよ。
つまり1/12終了です。おお…
これを後11回書いたら、またお正月かいな(笑)
ってことで、若干の焦りを感じつつ、今日のお話。
蝙蝠って漢字わかります?
髑髏これは(どくろ)
蝋燭これは(ろうそく)
何となく同じ種類的な難しさ…
蝙蝠これは(こうもり)と読みますねん。
コウモリ…
と言えば、バットマン。わりと正義の味方的な感じですが、実際のコウモリはあんまりそんなイメージとはちゃいますよね。
どっちか言うと、悪者って言うか邪悪なイメージですな。
まぁ、私は京都市内で主に生息してますから、滅多にコウモリを目撃することはありません。
ってことで、何故か突然のコウモリネタですが、コウモリと言えば「吸血」ですよね。
吸血コウモリ(チスイコウモリ)はその名の通り動物の血液を吸う生き物です。
主に鳥の血液が主食でしたが、ついに人間の血がメニューに載ってしまったようなんですなぁ〜…。
人間の血の味をしめてしまったのかどうかはわかりませんが、確実に彼らは人間の血を吸っており、これによる健康被害が懸念されているわけですわ。
ブラジル、ペルナンブコ連邦大学のエンリコ・ベルナルド氏は、カティンバウ国立公園内に生息するデスモドゥス・エカウデータというコウモリの糞70サンプルを調査しました。
すると、その結果、3サンプルから人間の血液の証拠であるDNAが発見されたんやて。
このコウモリは通常は大型の鳥を餌としており、夜間に単一の獲物からスプーン1杯ほどの血液を吸い取るらしいです。
ですが、そもそも、脂質が豊富な鳥の血液は適応していますが、蛋白質が豊富な哺乳類の血液には適応していないはずやったらしいんよね。
これまでの研究からは、ブタとヤギの血液しか与えられない状況を作ると、多くのコウモリが血液に手を出さず、飢え死にする個体も確認されているそう。
つまり、哺乳類の血液は、彼らからするとエサではないようで…
しかし、人間の侵入が新しい血液に挑戦するよう促している可能性があるそうです。
国立公園内には現在数家族が暮らしており、森林伐採や狩猟によってホウカンチョウやシギダチョウのようなコウモリの通常の餌の数が減少を続けているってやつ。
自然界のピラミッドを壊し続ける人間ですが、こんなところにも弊害がでてるわけですな。
そして、ベルナルド氏のチームは、人間の血液以外にも検査したサンプルのほとんどに近隣の農家で飼われているニワトリの血液が含まれていることも発見しました。
コウモリはこうした環境(人間が侵入してきた)に適応しつつあり、新しい資源を利用している、とベルナルド氏は推測してます。
過去には、似たような状況において、吸血コウモリが侵入してきた野生のブタを狙い始めたという事例もあるそうです。
専門家は、こうしたコウモリの新たな行動のために病気が広まる可能性を懸念しているわけですね。
吸血コウモリは狂犬病を媒介しており、ブラジルでは時折そのアウトブレイクが起きることもあるそうで…
まぁ、難病と言われる疾患も、最初は動物の媒介ってパターンはかなり多いですからねぇ…。
米ジョージア大学アセンズ校のダニエル・ベッカー氏は、この種が媒介する感染症を調査する必要があると話しています。
過去の調査では、このコウモリからハンタウイルスとよばれる呼吸器疾患を起こすウィルスが発見されてるそうなんですよね。
こうやって、また未知の疾患が生まれるわけですな。
そして、それがしばらく猛威をふるい、人類を恐怖に陥れる…
でもしばらくすると、医学の進歩がそこをも超えていく…
ってことを繰り返してるんですが、そもそものスタートは、人間が彼らのテリトリーを侵食したことが始まりです。
ここに立ち返っていかないと、いつか人類の英知をこえるウィルスが、生まれちゃう気がするんですがねぇ…
ってことで、今日はこの
「蝙蝠」
この漢字だけ覚えましょうか(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院