2017年01月22日 [スタッフのこと]
この熱はいつか冷めるのか…?
おはようございます
サンデーカヨです。
今日は1月22日。
先週は高熱のお話をしました。風邪や肺炎、膀胱炎など、熱がでるのはなにか細菌やウイルスによる感染症が原因であることがほとんどです。
ただ、心因性発熱というものもあります。これは病原体とは関係なく発熱してしまいます。心因性発熱とは何でしょう。今日はそのお話をします。
人には自律神経があり、内臓や体の調整を司っています。自律神経は、その場その場に応じて最適な体の状態にするべく、細やかに反応しています。
例えば嫌なことがあったり、敵に遭遇した時、すぐに交感神経が反応して、体を興奮状態にするべく血圧を上げて体温が上昇します。
これがしばらくして収まれば、また元の体温に戻るのですが、仕事や家庭問題などにより、ずっとストレスを感じている状態が続いてしまうと、体温が下がらなくなり、常に熱っぽい状態が続くようになってしまうのです。
なお、炎症があって体温が上昇するときは「発熱物質」というものが体の中で発生するのですが、心因性発熱の場合は「発熱物質」は関係していません。
そのため、一般的な解熱剤を飲んでも、熱は下がりません。
一般的な解熱剤は「発熱物質をつくらせないようにする薬」だからです。
また、心因性発熱の場合は感染症ならで起こるはずの炎症反応もないので、血液検査をしても「どこも異常なし」と言われるだけです。
交感神経が活発になりそれによって直接体温が上がってきている時は、検査では異常が発見できないのです。原因不明の熱として医者もさじを投げます…
もし「最近ストレスがあって頭がボーッと熱いなぁ…」
「最近疲れてるせいか、微熱があってしんどいなぁ…」
という時は、解熱剤を飲まずに、とにかくゆっくり休んで下さい。
しっかり睡眠と食事をとり、心おだやかに過ごしていれば治ってきます(^^)
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
サンデーカヨです。
今日は1月22日。
先週は高熱のお話をしました。風邪や肺炎、膀胱炎など、熱がでるのはなにか細菌やウイルスによる感染症が原因であることがほとんどです。
ただ、心因性発熱というものもあります。これは病原体とは関係なく発熱してしまいます。心因性発熱とは何でしょう。今日はそのお話をします。
人には自律神経があり、内臓や体の調整を司っています。自律神経は、その場その場に応じて最適な体の状態にするべく、細やかに反応しています。
例えば嫌なことがあったり、敵に遭遇した時、すぐに交感神経が反応して、体を興奮状態にするべく血圧を上げて体温が上昇します。
これがしばらくして収まれば、また元の体温に戻るのですが、仕事や家庭問題などにより、ずっとストレスを感じている状態が続いてしまうと、体温が下がらなくなり、常に熱っぽい状態が続くようになってしまうのです。
なお、炎症があって体温が上昇するときは「発熱物質」というものが体の中で発生するのですが、心因性発熱の場合は「発熱物質」は関係していません。
そのため、一般的な解熱剤を飲んでも、熱は下がりません。
一般的な解熱剤は「発熱物質をつくらせないようにする薬」だからです。
また、心因性発熱の場合は感染症ならで起こるはずの炎症反応もないので、血液検査をしても「どこも異常なし」と言われるだけです。
交感神経が活発になりそれによって直接体温が上がってきている時は、検査では異常が発見できないのです。原因不明の熱として医者もさじを投げます…
もし「最近ストレスがあって頭がボーッと熱いなぁ…」
「最近疲れてるせいか、微熱があってしんどいなぁ…」
という時は、解熱剤を飲まずに、とにかくゆっくり休んで下さい。
しっかり睡眠と食事をとり、心おだやかに過ごしていれば治ってきます(^^)
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院