
2025年03月19日 [色々なこと]
海底都市
お疲れ様です。院長です。
3月19日の水曜日でございます。
何でも今日は「カメラ発明記念日」なんだそうですよ。
では元気にネタいきましょう。
海底都市、ロマンあふれる響きですね。
実際に人類は、古くから海中に住むことを夢見てきました。
宇宙より身近ですもんね。
現在イギリスの企業「DEEP」は「海中に恒久的な人間の居住地を作る」という壮大な計画に取り組んでいるそうなんです。
この海底コロニーに賛同した匿名の億万長者が資金提供を行っているそうですから、もしかしたら本当に実現するかもしれないんだとか…。
人間は昔から海中への好奇心を抱き続けてきました。
伝説によれば、紀元前4世紀のアレクサンドロス大王はガラス瓶に入って海に潜ったという記録もあるそうです。
こうした探究はその後も続けられ、2023年3月1日には、元アメリカ海軍ダイバーで研究者のジョセフ・ディトゥリ博士が水中で100日暮らすというチャレンジを行い、みごと成功しました。
「人類の恒久的な海中滞在」を目指すDEEP社の試みは、そうした歴史の最新の章なわけです。
DEEP社の挑戦の核となるのが「センティネル」という移動式海底住居ユニットです。
いわば住宅サイズの潜水艦のようなもので、その開発は、英国南西部グロスタシャーにある施設で進められています。
恒久的な滞在を目指すものであるだけあって、設備も充実しています。
寝室6室・キッチン・バスルーム(トイレ付き)を備えており、レクリエーションエリアもあるそうです。
1つのセンティネルは最大6人が暮らすことを想定していますが、複数のセンチネルを連結することで、より大規模な海底研究施設の建設も可能だそうです。
また、海底暮らしを実現するために採用された特殊な鋼材は、水深200mの深海の水圧にも耐えられます。
このセンティネルは2027年に運用予定だそうですが、Deep社はひとまず80mの深さにセンティネルを設置し、そこで人間が28日間滞在することを目指しています。
より深い領域への挑戦はそれからだそうです。
プロジェクトの主な目的は、海の研究や探査を支援すること。
これが実現すれば、研究者や探検家たちは、海中に長期間滞在し、未知の領域の解明に取り組めるようになります。
ですが同社のマイク・シャックルフォードCEOがThe Guardianに対して語る長期的なビジョンはもっと野心的です。
かなりお金のかかりそうなプロジェクトですが、会社の夢の実現を手助けしているのはとても裕福な匿名の個人投資家1人なんだそうです。
その人物から多額の資金提供を受けているそうですが詳細は明らかにされておらず、いったい誰がバックについているのかは謎に包まれているんだそうです。
ですがその人物のおかげで、このプロジェクトの現実味が上がってきているのは確かです。
人間は陸上での生活に適した体を持っています。
一般的な人間は、水中に潜るには多少の体の調整が不可欠です。
例えば深海に潜るダイバーは、飽和潜水という技術を使います。
深海では高い水圧を受けることになるため、窒素などの気体が体に溶けやすくなり、そのせいで窒素酔いのような症状が出ます。
そこで潜る前に加圧して、体に気体が溶けないようにするそうです。
こうした準備はセンティネルでも必要になるでしょう。
Deep社の科学研究ディレクター、ドーン・カーナギスは、同社のブログでこれを「飽和の原理」と呼び、これこそが長期間深海に滞在するための鍵であると説明しています。
「一度飽和に達すれば、ダイバーは数日間、あるいは数週間や数ヶ月でも(中略)海底に留まることができます」「必要なのは、滞在する場所と生命維持の基本(食物、水、酸素)だけです」
とは言え、これまでの連続水中滞在の最長記録は前出のジョセフ・ディトゥリ博士の100日間なので、さらに長く海中にとどまり続けた場合、人体にどのような影響があるのかはわかりません。
特に、太陽光を浴びない環境や狭い空間での共同生活がメンタルヘルスに与える影響は大きな課題となるでしょう。
睡眠障害やストレスの増加も懸念されます。
さらに理論上は可能なことも、言うのとやるのとでは大違いという問題もあります。
現在、Deep社はきちんと管理された水深80mの湖でセンティネルの試験を行っています。
ですが、これが海になれば、海洋生物や悪天候、近くを航行する船舶など、さらに考慮せねばならない要素が加わることになります。
2023年に5人の犠牲者を出した潜水艇タイタン沈没事故のような事態が起こらないとも限らないわけです。
とは言え、宇宙に移住すると考えた場合、海中のほうが格段に簡単な気はしますね。
この海中都市がどこまで出来るかは分かりませんが、これなら最悪人類は海中生活出来る気はします。
ま、わたくし院長が生きてるうちは、とてもじゃないけど無理ですけど…。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月19日の水曜日でございます。
何でも今日は「カメラ発明記念日」なんだそうですよ。
では元気にネタいきましょう。
海底都市、ロマンあふれる響きですね。
実際に人類は、古くから海中に住むことを夢見てきました。
宇宙より身近ですもんね。
現在イギリスの企業「DEEP」は「海中に恒久的な人間の居住地を作る」という壮大な計画に取り組んでいるそうなんです。
この海底コロニーに賛同した匿名の億万長者が資金提供を行っているそうですから、もしかしたら本当に実現するかもしれないんだとか…。
人間は昔から海中への好奇心を抱き続けてきました。
伝説によれば、紀元前4世紀のアレクサンドロス大王はガラス瓶に入って海に潜ったという記録もあるそうです。
こうした探究はその後も続けられ、2023年3月1日には、元アメリカ海軍ダイバーで研究者のジョセフ・ディトゥリ博士が水中で100日暮らすというチャレンジを行い、みごと成功しました。
「人類の恒久的な海中滞在」を目指すDEEP社の試みは、そうした歴史の最新の章なわけです。
DEEP社の挑戦の核となるのが「センティネル」という移動式海底住居ユニットです。
いわば住宅サイズの潜水艦のようなもので、その開発は、英国南西部グロスタシャーにある施設で進められています。
恒久的な滞在を目指すものであるだけあって、設備も充実しています。
寝室6室・キッチン・バスルーム(トイレ付き)を備えており、レクリエーションエリアもあるそうです。
1つのセンティネルは最大6人が暮らすことを想定していますが、複数のセンチネルを連結することで、より大規模な海底研究施設の建設も可能だそうです。
また、海底暮らしを実現するために採用された特殊な鋼材は、水深200mの深海の水圧にも耐えられます。
このセンティネルは2027年に運用予定だそうですが、Deep社はひとまず80mの深さにセンティネルを設置し、そこで人間が28日間滞在することを目指しています。
より深い領域への挑戦はそれからだそうです。
プロジェクトの主な目的は、海の研究や探査を支援すること。
これが実現すれば、研究者や探検家たちは、海中に長期間滞在し、未知の領域の解明に取り組めるようになります。
ですが同社のマイク・シャックルフォードCEOがThe Guardianに対して語る長期的なビジョンはもっと野心的です。
かなりお金のかかりそうなプロジェクトですが、会社の夢の実現を手助けしているのはとても裕福な匿名の個人投資家1人なんだそうです。
その人物から多額の資金提供を受けているそうですが詳細は明らかにされておらず、いったい誰がバックについているのかは謎に包まれているんだそうです。
ですがその人物のおかげで、このプロジェクトの現実味が上がってきているのは確かです。
人間は陸上での生活に適した体を持っています。
一般的な人間は、水中に潜るには多少の体の調整が不可欠です。
例えば深海に潜るダイバーは、飽和潜水という技術を使います。
深海では高い水圧を受けることになるため、窒素などの気体が体に溶けやすくなり、そのせいで窒素酔いのような症状が出ます。
そこで潜る前に加圧して、体に気体が溶けないようにするそうです。
こうした準備はセンティネルでも必要になるでしょう。
Deep社の科学研究ディレクター、ドーン・カーナギスは、同社のブログでこれを「飽和の原理」と呼び、これこそが長期間深海に滞在するための鍵であると説明しています。
「一度飽和に達すれば、ダイバーは数日間、あるいは数週間や数ヶ月でも(中略)海底に留まることができます」「必要なのは、滞在する場所と生命維持の基本(食物、水、酸素)だけです」
とは言え、これまでの連続水中滞在の最長記録は前出のジョセフ・ディトゥリ博士の100日間なので、さらに長く海中にとどまり続けた場合、人体にどのような影響があるのかはわかりません。
特に、太陽光を浴びない環境や狭い空間での共同生活がメンタルヘルスに与える影響は大きな課題となるでしょう。
睡眠障害やストレスの増加も懸念されます。
さらに理論上は可能なことも、言うのとやるのとでは大違いという問題もあります。
現在、Deep社はきちんと管理された水深80mの湖でセンティネルの試験を行っています。
ですが、これが海になれば、海洋生物や悪天候、近くを航行する船舶など、さらに考慮せねばならない要素が加わることになります。
2023年に5人の犠牲者を出した潜水艇タイタン沈没事故のような事態が起こらないとも限らないわけです。
とは言え、宇宙に移住すると考えた場合、海中のほうが格段に簡単な気はしますね。
この海中都市がどこまで出来るかは分かりませんが、これなら最悪人類は海中生活出来る気はします。
ま、わたくし院長が生きてるうちは、とてもじゃないけど無理ですけど…。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院