
2025年03月12日 [動物のこと]
世界最小猫
お疲れ様です。院長です。
3月12日の水曜日でございます。
なんでも今日は「世界反サイバー検閲デー」なんだそうです。
では元気にネタいきましょう。
中国で初期人類が住んでいたとされる洞窟の奥深くから、手のひらに収まるほど小さなネコの化石が発見されたそうなんです。
おそらくは世界最小のネコ科で新種であろうことが認定されました。
生きているときは、小さくてさぞかし、可愛らしかったこのでしょうこのネコは、「Prionailurus kurteni(プリオナイルルス・クルテニ)」と命名されました。
学名の「Prionailurus kurteni(プリオナイルルス・クルテニ)」は「ベンガルヤマネコ属」のことだそうです。
「Prionailurus kurteni(プリオナイルルス・クルテニ)」が生きていたのは30万年前で、すでに絶滅していますが、ベンガルヤマネコ属は、今日でも南アジアなどで生息しています。
中国科学院の研究チームによれば、ペットのイエネコより明らかに小さく、現存する最小種のネコと同じか、もしかしたらそれよりも小さいと考えられるそうです。
今日も生きているネコ科で最小のものは、体長37〜52cm、体重約1.0〜2.5kgの「クロアシネコヤマネコ」と、体長35〜48cm、体重約0.9〜1.6kgの「サビイロネコ」だそうです。
中国安徽省(あんきょうしょう)の「華龍洞」にある洞窟で発見された「Prionailurus kurteni(プリオナイルルス・クルテニ)」は、これらと同等か、それより小さいと考えられています。
推定体長は35〜50cm、体重は1kgほどで、手のひらに収まるサイズだという話です。
中国科学院の古脊椎動物与古人類研究所の研究者ジャンズオ・チーガオ氏は、「第四紀(258万8000年前〜現代)の洞窟ではネコは珍しくありませんが、こんなに小さなネコは驚きです」と語っています。
このネコの特徴を明らかにしたのは、下顎の破片と2本の歯だけでしたが、それでも貴重な手がかりを提供しました。
古いベンガルヤマネコ属のの仲間は開けた森林で暮らしており、そのために骨がすぐに劣化してしまうため、残されている化石が非常に少ないと言われています。
今回の「Prionailurus kurteni(プリオナイルルス・クルテニ)」は、洞窟内だったおかげでうまい具合に化石になってくれたようです。
なぜこのネコは洞窟内にいたのでしょう?
確かなことは不明ですが、華龍洞は初期人類が暮らしていたことで知られる洞窟です。
チーガオ氏は、当時の人間の食べ物を漁っていたネズミを追い求めて、「Prionailurus kurteni(プリオナイルルス・クルテニ)」は洞窟内を探索していた可能性があるとみているそうです。
ベンガルヤマネコ属がイエネコとマヌルネコと進化的に近い関係にあることは以前から知られていましたが、今回の新種の発見は、それを裏付ける化石証拠を初めて提供した事になります。
ベンガルヤマネコ属は、南アジアや東南アジアの森林ではもっともバラエティ豊かなグループで、日本ではイリオモテヤマネコがその仲間です。
今回の化石は、このグループが過去においても多種多様だったことを示しています。
また、この化石は、ネコの起源を探るうえでも大切なデータとなります。
研究チームは今後、中国や世界で発見されながらも、これまであまり詳しく研究されてこなかったネコの化石を体系的に調査する予定だそうです。
実はこのネコ、洞窟内で暮らしていた人間に飼われてたなんてことはないですかね?
そんなに小さくて可愛いなら、飼うって選択肢もあったかもよ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月12日の水曜日でございます。
なんでも今日は「世界反サイバー検閲デー」なんだそうです。
では元気にネタいきましょう。
中国で初期人類が住んでいたとされる洞窟の奥深くから、手のひらに収まるほど小さなネコの化石が発見されたそうなんです。
おそらくは世界最小のネコ科で新種であろうことが認定されました。
生きているときは、小さくてさぞかし、可愛らしかったこのでしょうこのネコは、「Prionailurus kurteni(プリオナイルルス・クルテニ)」と命名されました。
学名の「Prionailurus kurteni(プリオナイルルス・クルテニ)」は「ベンガルヤマネコ属」のことだそうです。
「Prionailurus kurteni(プリオナイルルス・クルテニ)」が生きていたのは30万年前で、すでに絶滅していますが、ベンガルヤマネコ属は、今日でも南アジアなどで生息しています。
中国科学院の研究チームによれば、ペットのイエネコより明らかに小さく、現存する最小種のネコと同じか、もしかしたらそれよりも小さいと考えられるそうです。
今日も生きているネコ科で最小のものは、体長37〜52cm、体重約1.0〜2.5kgの「クロアシネコヤマネコ」と、体長35〜48cm、体重約0.9〜1.6kgの「サビイロネコ」だそうです。
中国安徽省(あんきょうしょう)の「華龍洞」にある洞窟で発見された「Prionailurus kurteni(プリオナイルルス・クルテニ)」は、これらと同等か、それより小さいと考えられています。
推定体長は35〜50cm、体重は1kgほどで、手のひらに収まるサイズだという話です。
中国科学院の古脊椎動物与古人類研究所の研究者ジャンズオ・チーガオ氏は、「第四紀(258万8000年前〜現代)の洞窟ではネコは珍しくありませんが、こんなに小さなネコは驚きです」と語っています。
このネコの特徴を明らかにしたのは、下顎の破片と2本の歯だけでしたが、それでも貴重な手がかりを提供しました。
古いベンガルヤマネコ属のの仲間は開けた森林で暮らしており、そのために骨がすぐに劣化してしまうため、残されている化石が非常に少ないと言われています。
今回の「Prionailurus kurteni(プリオナイルルス・クルテニ)」は、洞窟内だったおかげでうまい具合に化石になってくれたようです。
なぜこのネコは洞窟内にいたのでしょう?
確かなことは不明ですが、華龍洞は初期人類が暮らしていたことで知られる洞窟です。
チーガオ氏は、当時の人間の食べ物を漁っていたネズミを追い求めて、「Prionailurus kurteni(プリオナイルルス・クルテニ)」は洞窟内を探索していた可能性があるとみているそうです。
ベンガルヤマネコ属がイエネコとマヌルネコと進化的に近い関係にあることは以前から知られていましたが、今回の新種の発見は、それを裏付ける化石証拠を初めて提供した事になります。
ベンガルヤマネコ属は、南アジアや東南アジアの森林ではもっともバラエティ豊かなグループで、日本ではイリオモテヤマネコがその仲間です。
今回の化石は、このグループが過去においても多種多様だったことを示しています。
また、この化石は、ネコの起源を探るうえでも大切なデータとなります。
研究チームは今後、中国や世界で発見されながらも、これまであまり詳しく研究されてこなかったネコの化石を体系的に調査する予定だそうです。
実はこのネコ、洞窟内で暮らしていた人間に飼われてたなんてことはないですかね?
そんなに小さくて可愛いなら、飼うって選択肢もあったかもよ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院