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2025年02月10日 [からだのこと]

犬とAIとガン発見

お疲れ様です。院長です。

2月10日の月曜日でございます。

2月も1/3が過ぎてしまいました。

それでなくても2月は日数も少ないですし、いつの間にか祝日も2日あるんですよね。

いつの間にかっても、もう6年にはなるんですけどね。

天皇誕生日が、令和と共にやってきてますから、今回6回目の令和天皇誕生日ってわけです。

あ、今日じゃないですよ(笑)

今月23日がそうであります。

平成天皇誕生日は12月23日で、令和天皇誕生日が2月23日…。

いや、別に何もないですけど(笑)

では元気にネタいきましょう。

がん発見の救世主として、驚くべきコンビが登場しました。

優れた嗅覚を持つ犬とAIがタックを組んだことで、人間の息から、がんを嗅ぎ分ける精度が大幅にアップしたそうなんです。

まず、犬が人間の息からがん特有の匂いを嗅ぎ分け、AIがその反応を解析します。

その結果、94%という精度で4種類のがんを検出することに成功しました。

さらにこの技術は、がんの早期段階での検出にも効果を発揮しているということで、人間を救ってくれる鍵となるこの頼もしいコンビについて見ていきましょう。

イスラエルの企業「スポットイットアーリー(SpotitEarly)」が開発したこの技術は、犬の「驚異的な嗅覚能力」とAIの「機械学習による解析力」を融合させたものです。

犬は呼気中に含まれるがん特有の分子を識別できる能力を持つことで知られています。

この研究では、ラブラドール・レトリバーが乳がん、肺がん、大腸がん、前立腺がんの呼気サンプルを嗅ぎ分けるよう訓練されました。

さらにがんの匂いを感じ取ると、その場で座る仕草をするように指示したそうです。

犬の仕草からがんを判断するのは、一見簡単そうに見えますが、人間が犬の微細な仕草を常に的確に読み取るのは難しいので、そこでAIの登場なわけです。

AIは機械学習とコンピュータビジョンを使って、犬が示す仕草を高精度で解析し、「陽性」または「陰性」の結果を導き出します。

研究チームはイスラエル国内の医療機関と連携し、約1400人から提供された呼気サンプルを調査しました。

その中で、261人が乳がん、肺がん、大腸がん、前立腺がんのいずれかと診断されていましたが、犬とAIのコンビは245人を正確に検出したそうです。

さらに、誤検出(陰性サンプルを陽性と判断すること)は全体のわずか60件にとどまったそうです。

このシステムを開発した企業「SpotitEarly」は、現在、さらなる臨床試験をアメリカで計画しており、2026年までに初期結果を発表する予定だそうです。

次の試験では、より小型で訓練しやすいビーグル犬を採用する計画もあるんだとか…。

がんの早期発見は生存率の向上に直結する重要な課題ですが、従来の検査方法には限界がありました。

例えば、放射線を伴うマンモグラフィーやCTスキャン、侵襲的な大腸内視鏡検査は、患者に負担をかける場合が多いですし、また、費用や検査プロセスへの理解不足などにより、検査の受診率が低いという問題もあります。

犬とAIのコンビなら、ただ呼吸した息を使うだけなので、効率的で患者に優しいがん検査法を実現する可能性を秘めています。

特に医療資源が限られた地域でも手軽に利用できるため、がんの早期発見と治療への道を大きく広げることが期待されています。

が、当然ながら、犬は生き物ですし機械じゃないので、量産は出来ません。

この方法が一般的に使えるようになるには、それなりの数の犬を訓練しなければいけないので、現実的には無理な気もするんですが(笑)

ではまた〜。




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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