
2025年01月29日 [からだのこと]
アンチエイジングと旅行
お疲れ様です。院長です。
1月29日の水曜日でございます。
なんでも今日は「昭和基地開設記念日」なんだそうです。
では今日も元気にネタいきましょう。
老化を防ぐとされる方法は数多くありますが、究極のアンチエイジングは旅に出ることかもしれないんだそうです。
最新の研究によると、旅行は「体のエントロピー増大」を防ぎ、老化の予防や健康維持に最高と考えられるそうなんです。
だが宇宙論などで語られるエントロピーが、人体の老化といったいどんな関係にあるのでしょうか?
そしてなぜ旅行がエントロピー増大を防いでくれるのでしょう?
あまり難しいことは考えず、まずは研究者の話を聞いてみましょう。
そもそもエントロピーとは、「物事がどれくらいバラバラになっているか」を表す用語です。
専門的には熱力学や統計力学の用語なんですが、ここであまり難しく考えず、自分の部屋を想像してみると分かりやすいです。
もしも部屋がきちっと片付いているならば、「エントロピーが小さい」。
それとは反対に部屋がごちゃごちゃと散らかっているなら「エントロピーが大きい」。
また別の例を挙げると、水を冷やしてできる氷は、水の分子が整っているので、エントロピーが小さい。
だが氷が溶けて水になると、分子があちこち動き回るのでエントロピーが大きくなる。
要するにエントロピーは、物事がどれくらい「整っているのか」、あるいは「乱雑なのか」を表すわけです。
これを人体に当てはめるなら、若いうちは体がきちんと整っており、エントロピーが低いわけですが、年をとるにつれて乱雑になり、エントロピーは増大していくわけです。
すると老化し、健康も失われていきます。
ですから若さや健康を保つ秘訣は、体のエントロピーを低く維持することだと考えることもできるわけですね。
そしてオーストラリア、エディス・コーワン大学の博士課程の学生フ・ファンリ氏によれば、そのための最高の方法が旅行に行くことなのだといっています。
その理由は、旅先で出会う新しい環境やリラックス体験などが、心身の健康を高めてくれるからだと、フ氏はプレスリリースで説明しています。
旅行は単なるレジャーや娯楽ではなく、身体や心の健康にイイと期待できます(フ・ファンリ氏)
旅先では、普段とはまるで違う場所で刺激的な経験をすることになるでしょう。
すると、ストレス反応が刺激され、新陳代謝や自己組織化機能がアップすると考えられます。
外部から侵入してくる細菌やウイルスから獲得免疫系が強化されることもあるんだそうです。
人体組織の修復や再生をうながすホルモンが分泌され、人体に備わった治癒力も高まるかもしれないと…。
「簡単に言えば、体の防御システムが強靭になるのです(フ・ファンリ氏)
また旅行でゆったりとリラックスして過ごせば、慢性的なストレスが和らぎ、免疫システムの過剰な活性化が抑えられます。
これも自己防御システムの正常化をうながします。
たっぷりと遊んで楽しめば、筋肉や関節の緊張がほぐされ、体の代謝バランスを保ちやすくもなると…。
「これにより臓器や組織は低エントロピー状態を維持できるようになります(フ・ファンリ氏)
なお旅行といっても、なにも遠くへ行くばかりではありません。
近くの温泉やハイキング・登山・ウォーキング・サイクリングといった活動も立派な旅行といえるんだそうです。
身近なところでのびのびと体を動かせば、新陳代謝・エネルギー消費・物質の変換をうながし、自己組織化システムを調整する手助けになります。
特に体をよく動かす活動は、血液循環を改善し、栄養素の流れや老廃物の排出をうながす効果があります。
適度な運動なら、骨・筋肉・関節にプラスで、体の摩耗防止システムをサポートしてくれるでしょう。
一方で、普段とはまるで違う環境に行く旅行では、感染症や怪我、事故などのトラブルに見舞われる危険も当然あります。
それはかえってエントロピーを増大させることになるので、注意が必要とのことです。
まぁ、遠くに行くのは逆に疲れますけど、近くでのんびりってんなら良いですよね。
刺激的な街に出るのもいいかもしれませんね。
いつも違うことをするっていうのは、重要です。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月29日の水曜日でございます。
なんでも今日は「昭和基地開設記念日」なんだそうです。
では今日も元気にネタいきましょう。
老化を防ぐとされる方法は数多くありますが、究極のアンチエイジングは旅に出ることかもしれないんだそうです。
最新の研究によると、旅行は「体のエントロピー増大」を防ぎ、老化の予防や健康維持に最高と考えられるそうなんです。
だが宇宙論などで語られるエントロピーが、人体の老化といったいどんな関係にあるのでしょうか?
そしてなぜ旅行がエントロピー増大を防いでくれるのでしょう?
あまり難しいことは考えず、まずは研究者の話を聞いてみましょう。
そもそもエントロピーとは、「物事がどれくらいバラバラになっているか」を表す用語です。
専門的には熱力学や統計力学の用語なんですが、ここであまり難しく考えず、自分の部屋を想像してみると分かりやすいです。
もしも部屋がきちっと片付いているならば、「エントロピーが小さい」。
それとは反対に部屋がごちゃごちゃと散らかっているなら「エントロピーが大きい」。
また別の例を挙げると、水を冷やしてできる氷は、水の分子が整っているので、エントロピーが小さい。
だが氷が溶けて水になると、分子があちこち動き回るのでエントロピーが大きくなる。
要するにエントロピーは、物事がどれくらい「整っているのか」、あるいは「乱雑なのか」を表すわけです。
これを人体に当てはめるなら、若いうちは体がきちんと整っており、エントロピーが低いわけですが、年をとるにつれて乱雑になり、エントロピーは増大していくわけです。
すると老化し、健康も失われていきます。
ですから若さや健康を保つ秘訣は、体のエントロピーを低く維持することだと考えることもできるわけですね。
そしてオーストラリア、エディス・コーワン大学の博士課程の学生フ・ファンリ氏によれば、そのための最高の方法が旅行に行くことなのだといっています。
その理由は、旅先で出会う新しい環境やリラックス体験などが、心身の健康を高めてくれるからだと、フ氏はプレスリリースで説明しています。
旅行は単なるレジャーや娯楽ではなく、身体や心の健康にイイと期待できます(フ・ファンリ氏)
旅先では、普段とはまるで違う場所で刺激的な経験をすることになるでしょう。
すると、ストレス反応が刺激され、新陳代謝や自己組織化機能がアップすると考えられます。
外部から侵入してくる細菌やウイルスから獲得免疫系が強化されることもあるんだそうです。
人体組織の修復や再生をうながすホルモンが分泌され、人体に備わった治癒力も高まるかもしれないと…。
「簡単に言えば、体の防御システムが強靭になるのです(フ・ファンリ氏)
また旅行でゆったりとリラックスして過ごせば、慢性的なストレスが和らぎ、免疫システムの過剰な活性化が抑えられます。
これも自己防御システムの正常化をうながします。
たっぷりと遊んで楽しめば、筋肉や関節の緊張がほぐされ、体の代謝バランスを保ちやすくもなると…。
「これにより臓器や組織は低エントロピー状態を維持できるようになります(フ・ファンリ氏)
なお旅行といっても、なにも遠くへ行くばかりではありません。
近くの温泉やハイキング・登山・ウォーキング・サイクリングといった活動も立派な旅行といえるんだそうです。
身近なところでのびのびと体を動かせば、新陳代謝・エネルギー消費・物質の変換をうながし、自己組織化システムを調整する手助けになります。
特に体をよく動かす活動は、血液循環を改善し、栄養素の流れや老廃物の排出をうながす効果があります。
適度な運動なら、骨・筋肉・関節にプラスで、体の摩耗防止システムをサポートしてくれるでしょう。
一方で、普段とはまるで違う環境に行く旅行では、感染症や怪我、事故などのトラブルに見舞われる危険も当然あります。
それはかえってエントロピーを増大させることになるので、注意が必要とのことです。
まぁ、遠くに行くのは逆に疲れますけど、近くでのんびりってんなら良いですよね。
刺激的な街に出るのもいいかもしれませんね。
いつも違うことをするっていうのは、重要です。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院