お疲れ様です。院長です。

1月27日の月曜日でございます。

なんでも今日は「国旗制定記念日」なんだそうですよ。

では元気にネタいきましょう。

もしも夢を自由に操ることができれば、どんなテーマパークも敵わない素敵な体験ができるんじゃないでしょうか。

そんなあなたの”夢”を実現する鍵は「明晰夢」です。

「明晰夢」とは、それが夢であると認識できる夢のことで、夢の世界の中を自分の思い通りコントロールすることができるようになると考えられています。

既に明晰夢を見る確率を上げるスマホのアプリが登場しているそうなんですが、果たして本当に効果はあるのでしょうか？

アメリカの神経科学者らが検証を行ったところ、就寝前のトレーニングと組み合わせ、アプリから特定の合図を送ることで、明晰夢を見る確率が格段に高まるそうなんです。

夢が夢であると認識できる明晰夢は、夢を自分の好きなようにコントロールすることが可能なだけでなく、研究者にとっても夢や意識の謎を解明する手がかりになるかもしれない興味深い現象です。

ですが問題はそれを見る方法です。

ある調査によれば、およそ半分の人たちが、そもそも明晰夢を一度も見たことがないと言い、一方で毎月1度は見るという人は約20％もいるそうです。

滅多に見れない夢など、研究ツールとしては非効率的このうえないわけで、どうにか明晰夢を手軽に見る方法はないものか？

既にスマートフォン用に公開されている明晰夢アプリがいくつか存在します。

それらを使用することで、明晰夢へと誘ってくれると謳われているのですが、果たしてその宣伝文句は本当なのでしょうか？

そこで、米国ノースウェスタン大学の神経学者、カレン・コンコリー氏らは、いくつかの明晰夢アプリの効果を調査する研究を行いました。

調査の結果、その一部は確かに明晰夢へと誘ってくれるようです。

特に注目されるのは、「標的明晰夢再活性化法（TLR法）」と呼ばれる方法を利用したアプリだそうです。

TLR法とは、眠っている最中に「音」を聴かせたり、「ニオイ」を嗅がせたりして、特定の記憶を蘇らせる方法のことで、たとえば、夜、眠る前に目を閉じてリラックスし、音や軽い振動といった合図があるたびに、明晰夢を見るよう意識してみます。

するとその合図と夢が紐づくので、睡眠中にその合図が出されることでその記憶が思い出されて、明晰夢を見やすくなるという仕掛けなんだとか…。

今回の実験では、その合図を出すためにスマホのアプリが利用されました。

なお、この研究の本来の目的は、アプリを検証することではなく、TLR法が家庭でも効果があるのか確かめることでした。

その結果、実験の初日でいきなり明晰夢を見られた人は17％だったとか…。

TLR法を行なっていないグループでは5％だったので、確かにTLR法には明晰夢を誘発する効果があるらしいことがうかがえます。

参加者の夢の内容にも興味深い変化が現れているそうなんです。

たとえば、ある参加者の夢では、職場の同僚が音に反応し、それが何であるかを調べようとしていたそうです。

また別の参加者は、音を調べたら、それがただの合図だったのでがっかりしたという夢を見たんだとか…。

こうした結果について、コンコリー氏は、「劇的な増加でしょう。普通なら明晰夢を見たとしても、せいぜい週に一度くらいのものなのですから」と、プレスリリースで述べています。

なお、これまでの研究では、その翌日の気分が前向きになるなど、明晰夢にはポジティブな効果が確認されているという話です。

普段明晰夢を見ないという人も、アプリを使えばその効果を手軽に利用できるのだとしたら、試さない手はないのではないでしょうか…。

研究チームの次の目標は、被験者が目を覚ますことなく明晰夢を見られるアプローチを探すことであるそうです。

まぁ、夢そのものが、まだ解明されてない事だらけですから、そのうち自由自在に好きな夢が見れる日がくるかもしれませんね。

ではまた〜。








京都　中京区　円町　弘泉堂鍼灸接骨院