2025年01月03日 [色々なこと]
可視光通信
お疲れ様です。院長です。
1月3日の金曜日でございます。
さすがに三が日と言うだけあって、今日で正月も終わりかなーって気がしますが、今年は曜日の並び的に、明日明後日もまだお休みです。
では元気にネタいきましょう。
5Gに続く次世代ワイヤレス通信技術「6G」では、人間自身をアンテナ替わりに使って、ウェアラブル電子機器などを充電できるようになるかもしれないそうです。
6Gはまだ開発段階ですが、2030年までに開始されると予想されています。
マサチューセッツ大学アマースト校の研究者によると、6G通信に可視光通信(VLC)が利用された場合、人体をアンテナとして使用して、漏れたエネルギーを収集して利用することができるんだとか…。
気が早いと思うかもしれませんが、世界の研究者たちは次なる通信システム「6G」をどのようなものにするべきか、さまざまな可能性を探っています。
その有力候補とされるのが、「可視光通信(VLC)」と呼ばれるものです。
これはLEDの光の明滅を利用して情報を送信する技術で、いわば光ファイバーのワイヤレス版とみなすことができます。
その仕組みについて、マサチューセッツ大学アマースト校のション・ジエ教授(Jie Xiong)は、プレスリリースで次のように説明しています。
電波信号で情報のワイヤレス送信をする代わりに、LEDの光を使って情報を送信します。
LEDならば、1秒間に最大100万回オンオフできます。
こうした可視光通信の大きなメリットの1つは、そのためのインフラがすでに普及していることです。
データを送信するためのLEDは、ごくお馴染みのものです。
家庭でもオフィスでも、LED電球はどこにでもあります。
それを受ける受信機も身の回りにたくさんあります。
スマホ・タブレット・ノートPCなど、カメラを搭載したものなら何でもOKです。
で、ション教授によれば、じつはLEDからエネルギーが漏れているそうなんです。
その原因は、そこから「サイドチャネル高周波信号」すなわち電波が放出されることです。
つまり、可視光通信システムはエネルギー漏れが大きいという弱点があるんです。
ならば、この漏れたエネルギーを集められれば、それを有効活用できるのではないでしょうか?
これがション教授らが考案した冴えたアイデアなわけです。
そこで教授らはまずは銅線でアンテナを作り、漏れた高周波信号をキャッチできないかどうか試してみました。
さらにコイルの巻き方を工夫するなどして、アンテナの効率改善も図りました。
そうこうするうちに、面白いことに気がつきました。
それはアンテナが接触する物体にによって、効率が変わるということでした。
ならばとばかりに、プラスチック・段ボール・木材・鋼鉄など、さまざまな素材を試してみました。
そして最終的にたどり着いたのが人体だったというわけです。
驚いたことに、このアンテナを人体に触れさせておくと、漏れた高周波信号の収集性能がコイル単体だけの場合に比べて10倍にもアップしました。
この発見から開発されたのが、「Bracelet+」というデバイスでした。
これは腕にはめるブレスレットに銅線コイルを仕込んだもので、可視光通信から漏れるエネルギーを効率的に回収してくれます。
ちなみに、同じものを指輪・ベルト・アンクレット・ネックレスでも作れるそうですが、性能と使用感のバランスの点で、ブレスレット型がベストだったとのことです。
さらに安価で、50セント(今なら75円程度)足らずで作れるのも魅力です。
ション教授の最終的な目標は、「あらゆるソースから廃棄エネルギーを集めて、未来の電力を供給すること」であるそうです。
まぁ、理解はできませんが、すごいことなんでしょう。
常に技術は進化しています。
もうついていけないというより、ついていこうという気がしませんけどね(笑)
わたくし院長、今の便利で満足しております。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月3日の金曜日でございます。
さすがに三が日と言うだけあって、今日で正月も終わりかなーって気がしますが、今年は曜日の並び的に、明日明後日もまだお休みです。
では元気にネタいきましょう。
5Gに続く次世代ワイヤレス通信技術「6G」では、人間自身をアンテナ替わりに使って、ウェアラブル電子機器などを充電できるようになるかもしれないそうです。
6Gはまだ開発段階ですが、2030年までに開始されると予想されています。
マサチューセッツ大学アマースト校の研究者によると、6G通信に可視光通信(VLC)が利用された場合、人体をアンテナとして使用して、漏れたエネルギーを収集して利用することができるんだとか…。
気が早いと思うかもしれませんが、世界の研究者たちは次なる通信システム「6G」をどのようなものにするべきか、さまざまな可能性を探っています。
その有力候補とされるのが、「可視光通信(VLC)」と呼ばれるものです。
これはLEDの光の明滅を利用して情報を送信する技術で、いわば光ファイバーのワイヤレス版とみなすことができます。
その仕組みについて、マサチューセッツ大学アマースト校のション・ジエ教授(Jie Xiong)は、プレスリリースで次のように説明しています。
電波信号で情報のワイヤレス送信をする代わりに、LEDの光を使って情報を送信します。
LEDならば、1秒間に最大100万回オンオフできます。
こうした可視光通信の大きなメリットの1つは、そのためのインフラがすでに普及していることです。
データを送信するためのLEDは、ごくお馴染みのものです。
家庭でもオフィスでも、LED電球はどこにでもあります。
それを受ける受信機も身の回りにたくさんあります。
スマホ・タブレット・ノートPCなど、カメラを搭載したものなら何でもOKです。
で、ション教授によれば、じつはLEDからエネルギーが漏れているそうなんです。
その原因は、そこから「サイドチャネル高周波信号」すなわち電波が放出されることです。
つまり、可視光通信システムはエネルギー漏れが大きいという弱点があるんです。
ならば、この漏れたエネルギーを集められれば、それを有効活用できるのではないでしょうか?
これがション教授らが考案した冴えたアイデアなわけです。
そこで教授らはまずは銅線でアンテナを作り、漏れた高周波信号をキャッチできないかどうか試してみました。
さらにコイルの巻き方を工夫するなどして、アンテナの効率改善も図りました。
そうこうするうちに、面白いことに気がつきました。
それはアンテナが接触する物体にによって、効率が変わるということでした。
ならばとばかりに、プラスチック・段ボール・木材・鋼鉄など、さまざまな素材を試してみました。
そして最終的にたどり着いたのが人体だったというわけです。
驚いたことに、このアンテナを人体に触れさせておくと、漏れた高周波信号の収集性能がコイル単体だけの場合に比べて10倍にもアップしました。
この発見から開発されたのが、「Bracelet+」というデバイスでした。
これは腕にはめるブレスレットに銅線コイルを仕込んだもので、可視光通信から漏れるエネルギーを効率的に回収してくれます。
ちなみに、同じものを指輪・ベルト・アンクレット・ネックレスでも作れるそうですが、性能と使用感のバランスの点で、ブレスレット型がベストだったとのことです。
さらに安価で、50セント(今なら75円程度)足らずで作れるのも魅力です。
ション教授の最終的な目標は、「あらゆるソースから廃棄エネルギーを集めて、未来の電力を供給すること」であるそうです。
まぁ、理解はできませんが、すごいことなんでしょう。
常に技術は進化しています。
もうついていけないというより、ついていこうという気がしませんけどね(笑)
わたくし院長、今の便利で満足しております。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院