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2024年12月26日 [からだのこと]

アルコールとAGA

お疲れ様です。院長です。

12月26日の木曜日でございます。

クリスマスが過ぎ、年末感が出だしましたね〜。

では元気にネタいきましょう。

なんでも、飲酒と男性の脱毛には何らかの関係性があるようです。

最近ではアルコールを摂取することで健康に悪影響を及ぼすという研究結果が数多く報告されていますが、では髪の毛はどうなんでしょう?

お酒を飲むことで、男性型脱毛症(AGA)になり、進行してしまう可能性はあるのでしょうか?

気になっている人も多いでしょう。

これまで、お酒を飲む人は、飲まない人に比べてAGAになりやすいといわれており、最新の研究では本当にそうなのかをきちんと調べてみたそうです。

では、はたしてどうだったのでしょう?

男性型脱毛症(AGA)は、思春期以降に発症する進行性の脱毛症のことです。

典型的なものは、こめかみの上から徐々に薄くなり、生え際の後退により特徴的な「M字」パターンとなります。

また、頭頂部の毛髪は細くなり、薄毛や禿髪となり、かなり目立つ部分の容姿を大きく変貌させるため、その人の心に大きな打撃となることも多いです。

その原因としては、主に遺伝やホルモンなどが関係するとされていますが、タバコや食事、ストレスなども挙げられています。

ではお酒はどうなんでしょう?

ほどほどなら美味しくて楽しいお酒ですが、それが健康に与える悪影響は周知の通りです。

肝臓・心血管系のダメージやがんなど、さまざまな病気につながる恐れがあります。

となると、気になるのはそれが髪の毛に及ぼす影響です。

これまでは、アルコールを代謝したときにできる「アセトアルデヒド」(二日酔いの原因)が頭皮の免疫に干渉し、薄毛が進行すると考えられていました。

ただし、これはあくまで仮説であって、きちんとした裏付けがあるわけではありませんでした。

そこで韓国、釜山大学のキム・ユンハク教授らは、実際のところ、お酒で薄毛になるのかどうか、過去に行われた関連研究の統計的レビューとメタ分析をして確かめてみることにしたそうなんです。

その結果は、お酒を飲むと薄毛になる危険性が1.4倍になるというものでした。

過去の研究の中には、確かにお酒と薄毛の関連を示すものがありました。

ただし、これにはちょっと注意が必要で、全体的に見れば、お酒と薄毛の関係に統計的な有意性が認められなかったからです。

つまり、1.4倍という結果を偶然以上のものとみなすことはできないと…。

この時のデータでは、たまたまそうだった以上のことが言えないと言う事なんですね。

また違うデータを調べてみれば、違う結果になる可能性は十分にあります。

実際、お酒と薄毛に軽い関連性があるという研究があった一方、より信頼性の高いデータを調べた研究では、そのような証拠は見出されませんでした。

逆に、お酒を飲んでも薄毛にならないという証拠が見つかったわけでもありません。

わかったのは、お酒で薄毛になるリスクについては、今後も研究を続ける必要があるということだけでした。

キム教授らは、お酒とAGAの影響をもっと詳しく知るために、大規模で、しっかり管理されたグループから得られたデータで研究するべきだろうと、プレスリリースで述べています。

まぁ、こればっかりは遺伝だけでもないと思いますし、生活習慣だけでもないでしょう。

因みにわたくし院長、毎日結構な量のお酒を飲みますが、今のところハゲてはいません。

さらに言うと、父親はそこそこハゲてます(笑)

そう考えると多分、ハゲるかそうかは、運しだいって事じゃないですかね。

ではまた〜。








京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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