2024年12月15日 [からだのこと]
(407)サンデーイルネス(仮)良性発作性頭位めまいについて
お疲れ様です。院長です。
12月15日のサンデーイルネスでございます。
12月も半分終わってしましました。
今年も残すところ2週間ちょいでございます。
ここら辺からはかなり、あらゆることが忙しなくなり、気づけばクリスマスがきています。
クリスマスを過ぎたら、もう下手に悪あがきをするより、年明けからで良いことと、そうでないことを仕分けして、出来る範囲でいいかってなりだします。
まぁもうここまで来たら慌てても仕方ないですしね。
今年中でも、来年初めでも大体のことはそうそう変わりません。
大掃除も大事ですが、普段から小まめに掃除してたら、そこまで慌てることもないですから…。
そんな年末がもう押し寄せてきています。
慌てず騒がず、じっくりと年末を楽しみましょう。
年末には年末にしかない、独特の空気がありますし、浮かれる気持ちもわかりますしね。
クリスマスまであと10日。
この10日間がおそらく一年で一番バタバタするんでしょうけど、それも込みで年末ですから、楽しんでいきましょう。
て事で、本題に入ってきましょう。
本日のイルネス辞典は、「良性発作性頭位めまい」について解説していきたいと思います。
まずどんな病気かと言う事ですが、耳が原因で起こるめまいのなかで最も頻度の高いもので、寝返りをうったり、寝ていて急に上半身を起こしたり、座っていて急に振り向いたり、棚の上のものを取ろうとして急に上を向いたりした時に、急激に回転性の激しいめまいが起こる病気です。
昔、結核(けっかく)にかかってストレプトマイシンを使った人、交通事故などで頭の外傷を受けた人、あるいは慢性中耳炎(まんせいちゅうじえん)のある人などに多く起こります。
原因は何かと言いますと、内耳の前庭器官(ぜんていきかん)は、頭が地面に対してどのような位置にあるかを感じるための機能をもっています。
良性発作性頭位めまいは、前庭器官に異常が生じたために、頭の位置の変化を過敏に感じてしまう結果起こる病気と考えられています。
前庭器官の耳石器(じせきき)の上には、炭酸カルシウムでできている耳石が多数のっていますが、この耳石が本来の位置から外れて、別の種類の前庭器官である半規管(はんきかん)のクプラに付着したり、半規管のなかに遊離したりして、それが頭を動かした際に動いて半規管を刺激するのが原因であるという説が有力になっています。
症状の現れ方としましては、前述したように、何気なしに頭を動かしたり、朝起きようとして枕から頭を上げたりしたあとなどに、急激な回転性のめまいが起こります。
めまいは長くても数十秒で消失します。
また、何回か同じ動作を繰り返していると、だんだん軽くなるのが特徴です。
吐き気を伴うことがありますが、難聴や耳鳴りなどの聴覚の症状は起こりません。
めまいが起こる頭の位置で眼振(がんしん)が現れ、次第に増強、減弱します。聴力検査、温度眼振検査では異常を認めないことがほとんどです。
では治療の方法としましては、良性といわれるように、一般には比較的早いうちにめまいはなくなります。
めまいが少し軽くなってきたら、積極的にめまいが起こりやすい頭の位置をとるといったリハビリテーションをすることも治癒を早めます。
また最近では、頭位変換療法と呼ばれる、遊離した耳石を元にもどす方法が開発され、良好な成績を上げています。
あまり心配することはありません。
しかし、この病気に似た症状で、内耳の障害でなく脳の病気の場合があるので、専門医の診断が必要になります。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月15日のサンデーイルネスでございます。
12月も半分終わってしましました。
今年も残すところ2週間ちょいでございます。
ここら辺からはかなり、あらゆることが忙しなくなり、気づけばクリスマスがきています。
クリスマスを過ぎたら、もう下手に悪あがきをするより、年明けからで良いことと、そうでないことを仕分けして、出来る範囲でいいかってなりだします。
まぁもうここまで来たら慌てても仕方ないですしね。
今年中でも、来年初めでも大体のことはそうそう変わりません。
大掃除も大事ですが、普段から小まめに掃除してたら、そこまで慌てることもないですから…。
そんな年末がもう押し寄せてきています。
慌てず騒がず、じっくりと年末を楽しみましょう。
年末には年末にしかない、独特の空気がありますし、浮かれる気持ちもわかりますしね。
クリスマスまであと10日。
この10日間がおそらく一年で一番バタバタするんでしょうけど、それも込みで年末ですから、楽しんでいきましょう。
て事で、本題に入ってきましょう。
本日のイルネス辞典は、「良性発作性頭位めまい」について解説していきたいと思います。
まずどんな病気かと言う事ですが、耳が原因で起こるめまいのなかで最も頻度の高いもので、寝返りをうったり、寝ていて急に上半身を起こしたり、座っていて急に振り向いたり、棚の上のものを取ろうとして急に上を向いたりした時に、急激に回転性の激しいめまいが起こる病気です。
昔、結核(けっかく)にかかってストレプトマイシンを使った人、交通事故などで頭の外傷を受けた人、あるいは慢性中耳炎(まんせいちゅうじえん)のある人などに多く起こります。
原因は何かと言いますと、内耳の前庭器官(ぜんていきかん)は、頭が地面に対してどのような位置にあるかを感じるための機能をもっています。
良性発作性頭位めまいは、前庭器官に異常が生じたために、頭の位置の変化を過敏に感じてしまう結果起こる病気と考えられています。
前庭器官の耳石器(じせきき)の上には、炭酸カルシウムでできている耳石が多数のっていますが、この耳石が本来の位置から外れて、別の種類の前庭器官である半規管(はんきかん)のクプラに付着したり、半規管のなかに遊離したりして、それが頭を動かした際に動いて半規管を刺激するのが原因であるという説が有力になっています。
症状の現れ方としましては、前述したように、何気なしに頭を動かしたり、朝起きようとして枕から頭を上げたりしたあとなどに、急激な回転性のめまいが起こります。
めまいは長くても数十秒で消失します。
また、何回か同じ動作を繰り返していると、だんだん軽くなるのが特徴です。
吐き気を伴うことがありますが、難聴や耳鳴りなどの聴覚の症状は起こりません。
めまいが起こる頭の位置で眼振(がんしん)が現れ、次第に増強、減弱します。聴力検査、温度眼振検査では異常を認めないことがほとんどです。
では治療の方法としましては、良性といわれるように、一般には比較的早いうちにめまいはなくなります。
めまいが少し軽くなってきたら、積極的にめまいが起こりやすい頭の位置をとるといったリハビリテーションをすることも治癒を早めます。
また最近では、頭位変換療法と呼ばれる、遊離した耳石を元にもどす方法が開発され、良好な成績を上げています。
あまり心配することはありません。
しかし、この病気に似た症状で、内耳の障害でなく脳の病気の場合があるので、専門医の診断が必要になります。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院