2024年11月13日 [色々なこと]
カンブリア爆発
お疲れ様です。院長です。
11月13日の水曜日でございます。
今日は、いい膝の日だそうです。
では元気にネタいきましょう。
なんでも、かつて月の影響で地球の1日の長さが2時間も伸びて、それがカンブリア爆発の引き金になった可能性があるとかないとか…。
「カンブリア爆発」といっても地球が爆発したわけではありません。
古生代カンブリア紀に起きたとされる、地球最大の爆発的な進化のことをそう呼んでいるんですが、実はこの現象に、月が関係しているかもしれないという話です。
7億〜2億年前、月の影響で2度にわたって地球の自転が一気に減速し、その結果、1日が2時間以上長くなり、日照時間が急激に伸びたんです。
新たな研究によると、これが生物の多様性が爆発的に増える結果につながった可能性があるという事らしいんですが…。
「1日の長さの変化は、太陽エネルギーの分布や温度に影響を与え、気象や大気の力学を左右する可能性がある」と、最新の研究では説明されています。
現在、月は地球から38万4400km離れたところをぐるぐる周回しています。
ですが、誕生してから常にそこにあったわけではありません。
かつて月はもっと地球のそばにいたそうなんですよ。
現在、地球の1日は24時間ですが、大昔はもっと短かったといわれています。
20〜10億年前は1日が19時間だったとされ、7000万年前は1日が現代より30分短かったと考えられているそうです。
自転にブレーキがかかっているのは、月のせいなんです。
月は地球に引力を及ぼし、その運動エネルギーを吸い取って、地球から遠ざかります。
こうして地球の自転は遅くなり、1日が長くなっていくという論理らしいです。
ですが、月が遠ざかるスピードの推定は今のところ大まかなもので、大きな欠陥があるそうです。
と言うのも、そのモデルに従って15億年も過去へさかのぼると、地球と月が衝突してしまうことになるんだそうです。
成都理工大学(中国)の地質学チームによる今回の研究では、7億〜2億年前の海で集められた岩をもとに、地球の自転の歴史を明らかにしようと試みています。
潮汐の影響を受けて形成された堆積物の層や岩石は「タイダライト(Tidalites)」と呼ばれ、潮汐の強さが記録されています。
そこで研究チームは、月と地球との間で働く潮汐力のモデルとこれらのデータを組み合わせ、地球の自転速度を割り出してみることにしました。
その結果、7億〜2億年前の期間において地球の1日が2.2時間長くなっていたことが明らかになったそうなんです。
そしてこの間、月はおよそ2万0000km遠ざかったと推測されました。
ですがこの間、地球の自転が一定の割合で減速したわけではありません。
それが一気にスピードダウンした時期が2つほどあったそうなんです。
それはグラフにすると階段のようなラインとなり、一度スピードダウンすると、その速度でしばらく安定します。
減速期間の1つである6億5000万〜5億年前にかけては、「カンブリア爆発」として知られる生命の劇的な多様化が起きました。
もう1つの3億4000万〜2億8000万年前の時期においては、大規模な氷河が地球をおおっていました。
研究チームの仮説によれば、カンブリア爆発は、1日が長くなり、太陽の光に照らされる時間が長くなったことが引き金になったという話です。
それによって酸素が急激に増え、生物の多様化を強力に後押ししました。
ならば、そのきっかけは月だったと言えるのかもしれないわけです。
ただし、これはあくまで仮説で、研究チームは、こうした結果について慎重に解釈する必要があると注意をうながしています。
また今回の研究は、氷河が急速に地球を覆ったことが地球の自転にブレーキをかけたという仮説に対して懐疑的です。
研究チームによるなら、むしろ減速の大部分は潮汐力の直接的な影響だと考えられるそうです。
まぁ、全部仮説の域を出てないような…。
そこまで興味もないですが、謎のままってのもなんですしねぇ。
この研究も今後を見守りましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月13日の水曜日でございます。
今日は、いい膝の日だそうです。
では元気にネタいきましょう。
なんでも、かつて月の影響で地球の1日の長さが2時間も伸びて、それがカンブリア爆発の引き金になった可能性があるとかないとか…。
「カンブリア爆発」といっても地球が爆発したわけではありません。
古生代カンブリア紀に起きたとされる、地球最大の爆発的な進化のことをそう呼んでいるんですが、実はこの現象に、月が関係しているかもしれないという話です。
7億〜2億年前、月の影響で2度にわたって地球の自転が一気に減速し、その結果、1日が2時間以上長くなり、日照時間が急激に伸びたんです。
新たな研究によると、これが生物の多様性が爆発的に増える結果につながった可能性があるという事らしいんですが…。
「1日の長さの変化は、太陽エネルギーの分布や温度に影響を与え、気象や大気の力学を左右する可能性がある」と、最新の研究では説明されています。
現在、月は地球から38万4400km離れたところをぐるぐる周回しています。
ですが、誕生してから常にそこにあったわけではありません。
かつて月はもっと地球のそばにいたそうなんですよ。
現在、地球の1日は24時間ですが、大昔はもっと短かったといわれています。
20〜10億年前は1日が19時間だったとされ、7000万年前は1日が現代より30分短かったと考えられているそうです。
自転にブレーキがかかっているのは、月のせいなんです。
月は地球に引力を及ぼし、その運動エネルギーを吸い取って、地球から遠ざかります。
こうして地球の自転は遅くなり、1日が長くなっていくという論理らしいです。
ですが、月が遠ざかるスピードの推定は今のところ大まかなもので、大きな欠陥があるそうです。
と言うのも、そのモデルに従って15億年も過去へさかのぼると、地球と月が衝突してしまうことになるんだそうです。
成都理工大学(中国)の地質学チームによる今回の研究では、7億〜2億年前の海で集められた岩をもとに、地球の自転の歴史を明らかにしようと試みています。
潮汐の影響を受けて形成された堆積物の層や岩石は「タイダライト(Tidalites)」と呼ばれ、潮汐の強さが記録されています。
そこで研究チームは、月と地球との間で働く潮汐力のモデルとこれらのデータを組み合わせ、地球の自転速度を割り出してみることにしました。
その結果、7億〜2億年前の期間において地球の1日が2.2時間長くなっていたことが明らかになったそうなんです。
そしてこの間、月はおよそ2万0000km遠ざかったと推測されました。
ですがこの間、地球の自転が一定の割合で減速したわけではありません。
それが一気にスピードダウンした時期が2つほどあったそうなんです。
それはグラフにすると階段のようなラインとなり、一度スピードダウンすると、その速度でしばらく安定します。
減速期間の1つである6億5000万〜5億年前にかけては、「カンブリア爆発」として知られる生命の劇的な多様化が起きました。
もう1つの3億4000万〜2億8000万年前の時期においては、大規模な氷河が地球をおおっていました。
研究チームの仮説によれば、カンブリア爆発は、1日が長くなり、太陽の光に照らされる時間が長くなったことが引き金になったという話です。
それによって酸素が急激に増え、生物の多様化を強力に後押ししました。
ならば、そのきっかけは月だったと言えるのかもしれないわけです。
ただし、これはあくまで仮説で、研究チームは、こうした結果について慎重に解釈する必要があると注意をうながしています。
また今回の研究は、氷河が急速に地球を覆ったことが地球の自転にブレーキをかけたという仮説に対して懐疑的です。
研究チームによるなら、むしろ減速の大部分は潮汐力の直接的な影響だと考えられるそうです。
まぁ、全部仮説の域を出てないような…。
そこまで興味もないですが、謎のままってのもなんですしねぇ。
この研究も今後を見守りましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院