2024年11月05日 [動物のこと]
ケブカザイの氷漬け
お疲れ様です。院長です。
11月5日の火曜日でございます。
今日は世界津波の日なんだそうです。
では元気にネタいきましょう。
なんでも、シベリアの永久凍土から3万2000年前のケブカザイの遺体を発見、なんと、毛や皮膚、臓器も残されていたそうなんです。
シベリアの大地をおおう永久凍土で3万2000年以上氷漬けになっていた子供の「ケブカサイ」の遺体が発見されたそうです。
4歳前後で死亡したと思われるこのケブカサイは、右半分は捕食されていたものの、左側は皮膚と毛、臓器も残されていたそうです。
更新世後期を生きたケブカサイは、マンモスに次いで巨大な草食動物だったようですが、今回の発見により、氷河期の生態系をより深く理解する手がかりが得られるかもしれないと関係者は語っております。
ケブカサイは更新世後期(12万6000〜1万1700年前)にユーラシア大陸北部に生息していたサイの仲間です。
当時のシベリアでマンモスに次いで2番目に大きな草食動物と考えられており、頭から胴長は約4m、体重は3〜4トンに達したといわれています。
体長4mで3〜4トンって、重すぎない?
トンって1000キロですから、3000キロでしょ?
1mに対して1トンて計算ですから、ハンパな重さではないですな。
人間の身長にあてはめたら、このサイズで1.5〜2トンくらいってことですもんね。
もう体積的におかしい(笑)
わたくし院長くらいなら、1.7トン超(笑)
つまり、1700キロですぜ?
よほど中身がびっちり詰まってないとだめですねぇ。
さらにこのケブカサイ、現代のサイとは違い、その名の通り厚い被毛に覆われていました。
鼻づらには2本の角があり、前の方は特に大きく、現代のサイの角よりも鋭く刀のようなものだったとされています。
今回発見された3万2000年前の4歳頃と思われるケブカサイの子供のミイラは、2020年8月にサハ共和国を流れるティレフチャフ(Tirekhtyakh)川の岸辺で発見されました。
どのような状況で発見されたのか、詳しいことは不明なままだそうです。
ですが、ストックホルム大学の進化ゲノム学者ラブ・ダレン教授によれば、その地域には永久凍土に埋もれたマンモスの牙を掘り出して販売する牙ハンターがおり、彼らによって発見されたのではないかということらしいです。
ケブカサイの子の遺体は、右側は保存状態が良好でしたが、左側は動物に食べられたらしく、かなり損傷が激しく腸の大半は失われていたそうです。
半分だけ喰われてるとか、どういう状況で凍り付いたんでしょうね?
まぁ、寒いから腐るってことはないにしても、半分喰われた状態で助かってたのも不思議です。
背中には、脂肪がつまった最大13cmのこぶがあったそうです。
これは北極圏に生息する動物によく見られるもので、エサが乏しい冬にエネルギー源となってくれるものなんだそうです。
意外なのはその毛皮の色でした。
今回のケブカサイの毛は薄茶色で、その下にはさらに色が薄い柔らかな被毛に覆われていたそうです。
こうした子供の標本のほか、これまでに発見された標本もあわせて考えると、若いケブカサイの毛皮は金髪に近いほど明るい色だったと考えられるということらしです。
ですが成長するにつれてだんだんと色が濃く、ゴワゴワとした厚い毛皮になっていくようです。
なおダレン氏によると、このような保存状態のいい標本に巡り会えるチャンスは、1万回に1回程度の確率であるということでした。
それでも毎年のようにきわめて美しい標本が発見されるのは、永久凍土の下にはそれだけ大量の動物が氷漬けになっているからだということです。
今後も保存状態の良い、珍しい絶滅した動物たちの姿を見ることができるかもしれませんね。
この永久凍土も、徐々になくなってきてるって話ですしねぇ。
これらの活動も今後に期待ですな。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月5日の火曜日でございます。
今日は世界津波の日なんだそうです。
では元気にネタいきましょう。
なんでも、シベリアの永久凍土から3万2000年前のケブカザイの遺体を発見、なんと、毛や皮膚、臓器も残されていたそうなんです。
シベリアの大地をおおう永久凍土で3万2000年以上氷漬けになっていた子供の「ケブカサイ」の遺体が発見されたそうです。
4歳前後で死亡したと思われるこのケブカサイは、右半分は捕食されていたものの、左側は皮膚と毛、臓器も残されていたそうです。
更新世後期を生きたケブカサイは、マンモスに次いで巨大な草食動物だったようですが、今回の発見により、氷河期の生態系をより深く理解する手がかりが得られるかもしれないと関係者は語っております。
ケブカサイは更新世後期(12万6000〜1万1700年前)にユーラシア大陸北部に生息していたサイの仲間です。
当時のシベリアでマンモスに次いで2番目に大きな草食動物と考えられており、頭から胴長は約4m、体重は3〜4トンに達したといわれています。
体長4mで3〜4トンって、重すぎない?
トンって1000キロですから、3000キロでしょ?
1mに対して1トンて計算ですから、ハンパな重さではないですな。
人間の身長にあてはめたら、このサイズで1.5〜2トンくらいってことですもんね。
もう体積的におかしい(笑)
わたくし院長くらいなら、1.7トン超(笑)
つまり、1700キロですぜ?
よほど中身がびっちり詰まってないとだめですねぇ。
さらにこのケブカサイ、現代のサイとは違い、その名の通り厚い被毛に覆われていました。
鼻づらには2本の角があり、前の方は特に大きく、現代のサイの角よりも鋭く刀のようなものだったとされています。
今回発見された3万2000年前の4歳頃と思われるケブカサイの子供のミイラは、2020年8月にサハ共和国を流れるティレフチャフ(Tirekhtyakh)川の岸辺で発見されました。
どのような状況で発見されたのか、詳しいことは不明なままだそうです。
ですが、ストックホルム大学の進化ゲノム学者ラブ・ダレン教授によれば、その地域には永久凍土に埋もれたマンモスの牙を掘り出して販売する牙ハンターがおり、彼らによって発見されたのではないかということらしいです。
ケブカサイの子の遺体は、右側は保存状態が良好でしたが、左側は動物に食べられたらしく、かなり損傷が激しく腸の大半は失われていたそうです。
半分だけ喰われてるとか、どういう状況で凍り付いたんでしょうね?
まぁ、寒いから腐るってことはないにしても、半分喰われた状態で助かってたのも不思議です。
背中には、脂肪がつまった最大13cmのこぶがあったそうです。
これは北極圏に生息する動物によく見られるもので、エサが乏しい冬にエネルギー源となってくれるものなんだそうです。
意外なのはその毛皮の色でした。
今回のケブカサイの毛は薄茶色で、その下にはさらに色が薄い柔らかな被毛に覆われていたそうです。
こうした子供の標本のほか、これまでに発見された標本もあわせて考えると、若いケブカサイの毛皮は金髪に近いほど明るい色だったと考えられるということらしです。
ですが成長するにつれてだんだんと色が濃く、ゴワゴワとした厚い毛皮になっていくようです。
なおダレン氏によると、このような保存状態のいい標本に巡り会えるチャンスは、1万回に1回程度の確率であるということでした。
それでも毎年のようにきわめて美しい標本が発見されるのは、永久凍土の下にはそれだけ大量の動物が氷漬けになっているからだということです。
今後も保存状態の良い、珍しい絶滅した動物たちの姿を見ることができるかもしれませんね。
この永久凍土も、徐々になくなってきてるって話ですしねぇ。
これらの活動も今後に期待ですな。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院