2024年10月14日 [色々なこと]
レゴ革命
お疲れ様です。院長です。
10月14日の月曜日でございます。
本日はスポーツの日でございます。
では今日も元気にネタいきましょう。
なんでも、LEGOブロックが2032年までに石油由来プラスチックから、再生可能素材への切り替えを発表したんだとか…。
デンマークの玩具企業「LEGO」が販売する、組み立てできるカラフルなプラスチック製ブロックは、世界中で世代を超えて愛されています。
そんなLEGOの未来をよりグリーンにするための新たな取り組みが注目を集めています。
LEGOは2032年までに、石油由来のプラスチックを再生可能なリサイクル素材に置き換える計画を発表しました。
二酸化炭素排出を37%削減することを目指しているそうで、環境に配慮したこの動きは、玩具業界全体に波及する可能性があります。
LEGOブロックの特徴は、カラフルでシンプルで単純明快。
説明書などがなくても誰でも遊べる点にあります。
低年齢層向けのものから、大人向けの高度なテクニックを要するものまで、種類が豊富なのも魅力です。
また知育玩具としての人気も高いんです。
現在では若い世代のプログラミング教育を担うマインドストームやスパイクといったロボットモデルも登場して、競技会も活発に開かれているそうです。
そんなLEGOブロックですが、現在は石油由来のABS樹脂を原料として作られています。
プラスチックの一種であるこの素材は、燃えにくく丈夫な反面、リサイクルが困難で近年では、最大で1300年、海中で形を変えず残存し、環境を汚染するマイクロプラスチックに分解する可能性があることがわかっています。
その生産過程では、1kgのブロックを作るために、約2kgもの石油が使われているという話です。
そこでLEGO社では2032年までに、原料を再生可能なリサイクル素材にすべて置き換える目標を立て、その実現に向けた取り組みを行っているわけです。
LEGO社をはじめとする玩具業界では、「環境にやさしいオモチャ」への転換を目指す動きが加速しており、おそらく今後5〜10年で、玩具の素材は大きく変わっていくだろうと予測されています。
もちろん、そこまでの過程は簡単なものではないはずで、まず材料の移行には膨大な資金が必要となります。
この材料の変更により、LEGOブロックの製造コストは大幅に上昇するでしょう。
それはもしかすると、店頭に並ぶ際の価格にも影響を与えるかもしれません。
最終的には消費者が、「環境にやさしい」商品を作るための費用を、間接的にも負担することになるのでしょうか…。
LEGO社は次のように語っています。
私たちは持続可能性に注力する家族経営の企業として、顧客に追加料金の負担を強いることなく、より安全な素材のための支払いができることを光栄に思います。
つまり消費価格に上乗せすることなく、安全な素材への移行を実現する決意であるらしいです。
ですが、コストの上昇でも価格を変更しないという言葉も、絶対とは言い切れません。
そうなると問題になるのが、粗悪で安価な類似品の登場です。
実はLEGO社の特許は1988年に切れており、以後は世界各地でさまざまな類似品が登場しているそうなんです。
フィンランドで押収された中国製のEnlightenというブロックは、パッケージがあまりにもLEGOブロックとそっくりだったそうです。
そのためLEGO社は廃棄を求める裁判を起こしましたが、中国のメーカー側は裁判を欠席。
最終的に「消費者を粗悪品から守るため」、勝訴したLEGO社が自腹で回収して廃棄処分にしたんだとか…。
確かに消費者としては、価格が上がるのは辛いところではあります。
ですがLEGO社では長期的に見れば材料価格の低減につながることも期待しているとのことです。
LEGO社の収益は今年の上半期で13%も増加したとされ、このまま継続的な成長が見込めれば、価格を据え置いたままでの原材料の移行も現実性を増します。
LEGOブロックは子どもたちにとって、そしてかつて遊んだ思い出を大切にしたい大人にとっても、素晴らしい玩具です。
値段に関しては、消費者もある程度環境問題に対しての協力ではないですが、そこまでひどい金額じゃなければ納得するんじゃないでしょうかね。
このLEGOの試み自体が素晴らしいと思いますよ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月14日の月曜日でございます。
本日はスポーツの日でございます。
では今日も元気にネタいきましょう。
なんでも、LEGOブロックが2032年までに石油由来プラスチックから、再生可能素材への切り替えを発表したんだとか…。
デンマークの玩具企業「LEGO」が販売する、組み立てできるカラフルなプラスチック製ブロックは、世界中で世代を超えて愛されています。
そんなLEGOの未来をよりグリーンにするための新たな取り組みが注目を集めています。
LEGOは2032年までに、石油由来のプラスチックを再生可能なリサイクル素材に置き換える計画を発表しました。
二酸化炭素排出を37%削減することを目指しているそうで、環境に配慮したこの動きは、玩具業界全体に波及する可能性があります。
LEGOブロックの特徴は、カラフルでシンプルで単純明快。
説明書などがなくても誰でも遊べる点にあります。
低年齢層向けのものから、大人向けの高度なテクニックを要するものまで、種類が豊富なのも魅力です。
また知育玩具としての人気も高いんです。
現在では若い世代のプログラミング教育を担うマインドストームやスパイクといったロボットモデルも登場して、競技会も活発に開かれているそうです。
そんなLEGOブロックですが、現在は石油由来のABS樹脂を原料として作られています。
プラスチックの一種であるこの素材は、燃えにくく丈夫な反面、リサイクルが困難で近年では、最大で1300年、海中で形を変えず残存し、環境を汚染するマイクロプラスチックに分解する可能性があることがわかっています。
その生産過程では、1kgのブロックを作るために、約2kgもの石油が使われているという話です。
そこでLEGO社では2032年までに、原料を再生可能なリサイクル素材にすべて置き換える目標を立て、その実現に向けた取り組みを行っているわけです。
LEGO社をはじめとする玩具業界では、「環境にやさしいオモチャ」への転換を目指す動きが加速しており、おそらく今後5〜10年で、玩具の素材は大きく変わっていくだろうと予測されています。
もちろん、そこまでの過程は簡単なものではないはずで、まず材料の移行には膨大な資金が必要となります。
この材料の変更により、LEGOブロックの製造コストは大幅に上昇するでしょう。
それはもしかすると、店頭に並ぶ際の価格にも影響を与えるかもしれません。
最終的には消費者が、「環境にやさしい」商品を作るための費用を、間接的にも負担することになるのでしょうか…。
LEGO社は次のように語っています。
私たちは持続可能性に注力する家族経営の企業として、顧客に追加料金の負担を強いることなく、より安全な素材のための支払いができることを光栄に思います。
つまり消費価格に上乗せすることなく、安全な素材への移行を実現する決意であるらしいです。
ですが、コストの上昇でも価格を変更しないという言葉も、絶対とは言い切れません。
そうなると問題になるのが、粗悪で安価な類似品の登場です。
実はLEGO社の特許は1988年に切れており、以後は世界各地でさまざまな類似品が登場しているそうなんです。
フィンランドで押収された中国製のEnlightenというブロックは、パッケージがあまりにもLEGOブロックとそっくりだったそうです。
そのためLEGO社は廃棄を求める裁判を起こしましたが、中国のメーカー側は裁判を欠席。
最終的に「消費者を粗悪品から守るため」、勝訴したLEGO社が自腹で回収して廃棄処分にしたんだとか…。
確かに消費者としては、価格が上がるのは辛いところではあります。
ですがLEGO社では長期的に見れば材料価格の低減につながることも期待しているとのことです。
LEGO社の収益は今年の上半期で13%も増加したとされ、このまま継続的な成長が見込めれば、価格を据え置いたままでの原材料の移行も現実性を増します。
LEGOブロックは子どもたちにとって、そしてかつて遊んだ思い出を大切にしたい大人にとっても、素晴らしい玩具です。
値段に関しては、消費者もある程度環境問題に対しての協力ではないですが、そこまでひどい金額じゃなければ納得するんじゃないでしょうかね。
このLEGOの試み自体が素晴らしいと思いますよ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院