2024年09月19日 [色々なこと]
火星の海
お疲れ様です。院長です。
9月19日の木曜日でございます。
9月19日で、クイックルの日…。
なんだそうです。
では今日も元気にネタいきましょう。
今日はロマン広がる宇宙ネタでございます。
なんでも、火星から大量の液体、水が発見されたそうなんですが、どうも場所が深すぎて採取は困難なんだとか…。
NASAの火星探査機「インサイト」が取得したデータの新たな分析結果から、火星の岩石質外殻の奥深くに液体の水があることがわかったそうなんです。
その地下水は極めて多く、地表にあれば火星全体を覆う深さ1〜2kmの海になるほどの量だという話です。
30億年以上前、豊富に存在した火星の水はどこへ行ったのか?
その謎を追う人々にとっては、求めていた答えかもしれない大ニュースなんだそうです。
ただし、将来的にその水が利用できる可能性は極めて低いそうなんです。
その液体の水は、地上から11.5〜20kmの深さにある岩石の細かい亀裂や隙間にたまったもので、深すぎて掘り出すことが難しいんだそうですよ。
ですが、水があるという事は、そこには火星の生命が生き延びている可能性もあるわけですよね。
火星の水がどう循環しているのか解明することは、その気候や地上・地下の変遷を理解するうえで大切なことです。
その出発点としてまずやるべきは、水がどこに、どれだけあるかのか明らかにすることです。
現スクリップス海洋研究所(米国)のヴァシャン・ライト氏らは、そのために火星の地震(火震)を利用することにしました。
地震の波(地震波)を調べれば、それが伝わってきた地中がどのような状態だったのか知ることができます。
そこでライト氏らは、この地球で地下水脈や油田をマッピングするために使用されるものと同じ岩石物理モデルを用いて、2022年12月21日に眠りについた火星探査機「インサイト」が集めた火震のデータを分析しました。
その結果、火星の地下には、液体の水がたまった破砕火成岩の層があるだろうと推測されたわけなんです。
液体の水が大量に存在することが明確になれば、かつての火星の気候がどのようなものだったのかを知る大きなヒントとなります。
それどころか、そこに生命がいないとも限らないわけです。
研究チームは、火星で生命の証拠はまだ見つかっていませんが、少なくとも原理的には生命を維持できる場所を特定したとは主張しているそうです。
川が流れた跡や、三角州、湖の堆積物、水が変質させた岩石など、かつて火星に豊富な水があっただろうことを示す痕跡はいくつも残されています。
ところが、30億年以上前、火星が大気を失うと、そうした水もまたどこかへ消えてしまったようなんです。
今回の発見は、消えた水は宇宙へと逃げたのではなく、地殻に染み込んだらしいことを示しているわけですね。
インサイトは、2018年にNASAによって火星に送られ、2022年にミッションを終えました。
その間集められた地殻・マントル・コア・大気のデータは、火星を知るうえで欠かせないものです。
火震についていえば、インサイトは最大マグニチュード5の揺れを検出しています。
それらは隕石の衝突や火山活動によるもので、火震波となって火星の内部を伝わります。
こうしたデータからは、地上から5kmほどの上部地殻に水や氷がないことが判明しているという事らしいです。
このことから、極地を除くに地域には、たとえ凍ったものだったとしても地下水がほとんどないらしいと推測できます。
ですが今回の研究では、それよりもっと深い地殻を分析し、そこには豊富な水が残されているだろうことを明らかにしたわけです。
仮に火星の地殻がどこも同じような状態なのだとすれば、その水量は大昔の火星に存在した古代の海を上回ると考えられるそうです。
なんかすごいね。
火星にそこまで興味はないですが、これらの記事は普通に面白いです。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月19日の木曜日でございます。
9月19日で、クイックルの日…。
なんだそうです。
では今日も元気にネタいきましょう。
今日はロマン広がる宇宙ネタでございます。
なんでも、火星から大量の液体、水が発見されたそうなんですが、どうも場所が深すぎて採取は困難なんだとか…。
NASAの火星探査機「インサイト」が取得したデータの新たな分析結果から、火星の岩石質外殻の奥深くに液体の水があることがわかったそうなんです。
その地下水は極めて多く、地表にあれば火星全体を覆う深さ1〜2kmの海になるほどの量だという話です。
30億年以上前、豊富に存在した火星の水はどこへ行ったのか?
その謎を追う人々にとっては、求めていた答えかもしれない大ニュースなんだそうです。
ただし、将来的にその水が利用できる可能性は極めて低いそうなんです。
その液体の水は、地上から11.5〜20kmの深さにある岩石の細かい亀裂や隙間にたまったもので、深すぎて掘り出すことが難しいんだそうですよ。
ですが、水があるという事は、そこには火星の生命が生き延びている可能性もあるわけですよね。
火星の水がどう循環しているのか解明することは、その気候や地上・地下の変遷を理解するうえで大切なことです。
その出発点としてまずやるべきは、水がどこに、どれだけあるかのか明らかにすることです。
現スクリップス海洋研究所(米国)のヴァシャン・ライト氏らは、そのために火星の地震(火震)を利用することにしました。
地震の波(地震波)を調べれば、それが伝わってきた地中がどのような状態だったのか知ることができます。
そこでライト氏らは、この地球で地下水脈や油田をマッピングするために使用されるものと同じ岩石物理モデルを用いて、2022年12月21日に眠りについた火星探査機「インサイト」が集めた火震のデータを分析しました。
その結果、火星の地下には、液体の水がたまった破砕火成岩の層があるだろうと推測されたわけなんです。
液体の水が大量に存在することが明確になれば、かつての火星の気候がどのようなものだったのかを知る大きなヒントとなります。
それどころか、そこに生命がいないとも限らないわけです。
研究チームは、火星で生命の証拠はまだ見つかっていませんが、少なくとも原理的には生命を維持できる場所を特定したとは主張しているそうです。
川が流れた跡や、三角州、湖の堆積物、水が変質させた岩石など、かつて火星に豊富な水があっただろうことを示す痕跡はいくつも残されています。
ところが、30億年以上前、火星が大気を失うと、そうした水もまたどこかへ消えてしまったようなんです。
今回の発見は、消えた水は宇宙へと逃げたのではなく、地殻に染み込んだらしいことを示しているわけですね。
インサイトは、2018年にNASAによって火星に送られ、2022年にミッションを終えました。
その間集められた地殻・マントル・コア・大気のデータは、火星を知るうえで欠かせないものです。
火震についていえば、インサイトは最大マグニチュード5の揺れを検出しています。
それらは隕石の衝突や火山活動によるもので、火震波となって火星の内部を伝わります。
こうしたデータからは、地上から5kmほどの上部地殻に水や氷がないことが判明しているという事らしいです。
このことから、極地を除くに地域には、たとえ凍ったものだったとしても地下水がほとんどないらしいと推測できます。
ですが今回の研究では、それよりもっと深い地殻を分析し、そこには豊富な水が残されているだろうことを明らかにしたわけです。
仮に火星の地殻がどこも同じような状態なのだとすれば、その水量は大昔の火星に存在した古代の海を上回ると考えられるそうです。
なんかすごいね。
火星にそこまで興味はないですが、これらの記事は普通に面白いです。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院