弘泉堂ブログ
弘泉堂鍼灸接骨院
その痛み…治せます!
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2016年08月14日 [スタッフのこと]

I'll sweat much.

おはようございます

サンデーカヨです

8月14日。


みなさんお盆休みでしょうか。
当院でも13日から16日まで休院となっております。

暦の上では「秋」なんですが…

そんなふうには思えないほど残暑厳しく、毎日うだるような暑さです。


この時期は、外にいても、部屋の中にいても、寝てるだけでも、汗をかきます。

汗をかいたままだと気持ち悪いし、
人前であまり汗をかいていると恥ずかしいですね…


汗は嫌なものです。

それでも、汗には我々が生きるのに非常に大切な役割があります。

今日は大切な汗についてのお話です。




そもそも汗ってなんでしょうか?


『汗(あせ)とは、哺乳類が皮膚の汗腺から分泌する液体。
 およそ99%が水であるが、さまざまな物質(主に塩分)を含む』



では、そもそもほとんど水の液体である汗を、体の表面から出す必要があるんでしょうか?



その答えは、体のいらない熱を捨てるため


人は恒温動物なので、常に体内で熱を産み出しています。そのため深部体温は37度くらいです。

体内の細胞や酵素の機能を効率よく働かせるためには、体温を36度前後に保つのがもっともよいとされています。


なので、熱を作ると同時に捨て続けていかねばなりません。

時に、頭を使いすぎたり、運動して筋肉に熱がこもった時や、夏の暑さで体内に熱がこもりすぎた時には、どうにかしていらない余熱を捨てる必要があります。


ここで登場するのが汗。
汗が体の外へでて蒸発することで、余計な熱を外に逃がします。

この仕組みを排熱機構といい、人がオーバーヒートしないためにとても大事な仕組みなのです。


そもそも、発汗は哺乳類の多くに見られます。

しかし、体の冷却のために大量に汗をかくのはヒトやウマなどの限られた種類にとどまると考えられています。

特に人は皮膚が毛に覆われてないことから、発汗能力が抜群に高く、これが、人間が炎天下でもマラソンのような長距離走を行える理由だそうです。


しかし、汗をかくと体内のナトリウム(塩)などのミネラルも同時に排出されてしまいます。

失った塩分は、また食事で補給する必要があります。
ヒトが塩味を好むのはこのためで、汗をかく職業の人ほど塩分が多い食事を摂る傾向があります。


高血圧の方は、塩分を控えなきゃと思い、極端に塩分を摂らないようにしがちですが、夏場はある程度塩分をとってください。

でないと、汗がかけなくなって、熱中症や熱性痙攣(けいれん)になってしまいます。




ということで、汗かきはいいことd(^_^o)


どんどん汗をかいて、代謝をよくして、
しっかり熱を外に出してください。




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京都 中京 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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