2024年07月26日 [色々なこと]
太陽の磁場反転
お疲れ様です。院長です。
7月26日の金曜日でございます。
7月最後の週末ってことで、賑わうとこは賑わうんでしょうねぇ。
では今日も元気にネタいきましょう。
地球を明るく照らしてくれる太陽ではまもなく、磁場が反転するという重大な出来事が起きようとしているそうなんです。
もう少し詳しくいうと「磁極」の逆転という現象です。
たとえば地球は大きな1つの磁石のようなもので、南極から北極へと磁力が向かっているとしましょう。
実際に、この磁力があるからコンパスの針は北を向くわけです。
つまり南極にN極が、北極にS極があるわけで、太陽にもこのような磁極があるんですが、それが間もなく入れ替わろうとしているってことなんです。
なんだか世界の終わりかのような、とんでもない出来事が迫っているような印象がありますが、決してそのようなことではありません。
太陽では定期的に磁極の逆転が起きているそうです。
ですから今回も乗り越えられるはずだと…。
太陽の磁極の逆転を理解するには、まず太陽の周期を知っておかねばなりません。
太陽の活動は約11年周期で変動しており、これを「太陽活動周期」といいます。
その活動は黒点の数や太陽フレアなどの変化として現れ、活動レベルのピークである「極大期」ともっとも弱くなる「極小期」を繰り返します。
ちなみに現在は極大期に近づいており、2024年後半から2026年前半のどこかでそのピークに達すると予測されています。
最近、世界各地でオーロラが目撃されているのはそのためなんだとか…。
あまり知られていませんが、じつは太陽活動周期とはまた別の周期が太陽にはあります。
それが20世紀初頭にアメリカの天文学者、ジョージ・ヘール氏らによって解明された「ヘール周期」というものです。
ヘール周期は太陽活動周期の11年に、さらに11年を足した磁場の終期のことで、この22年の周期がひと巡りする間に、太陽の磁場が逆転し、また元に戻ります。
こうした周期は太陽の磁場が関係しているので、ヘール周期が太陽活動周期のちょうど2倍なのは偶然ではないし、両周期は密接に関連しています。
太陽の活動がもっとも弱い極小期には、太陽の磁場は、N極とS極がはっきりと分かれた地球のような状態(双極子)になります。
ですが極大期に向かうにつれて、磁場はずっと複雑になり、N極とS極の区別がはっきりしなくなるんですね。
極大期が過ぎ、再び極小期に向かうと、またも双極子に近づきます。
ただしこのときの磁極は逆転しており、最初とは真逆になっているってわけです。
今後数年以内に起きようとしている磁場の逆転では、太陽の北半球にあったN極がS極となり、南半球ではその逆になります。
その結果、地球の地磁気と同じような向きになるわけです。
では、なぜ太陽の磁場の逆転が起きるのでしょう?
その原動力は「黒点」という太陽表面に現れる黒っぽい斑点です。
ここは磁気的に複雑な領域で、赤道近くに現れたときは、その向きが古い磁場に一致します。
一方、極に近いところに現れた場合は、新たな磁場の向きに一致すると…。
これを「ヘールの法則」といいます。
ですが、磁極逆転の正確なメカニズムはまだわかっておらず、それを矛盾なく説明できるような数学的なモデルはまだないそうなんです。
磁極の逆転はある時点でパッと切り替わるような現象ではありません。
11年かけて、双極子 > 複雑な状態 > 双極子の各フェイズが徐々に移り変わるわけです。
磁極が完全に逆転するには1、2年かかるそうですが、それも絶対ではないんだそうです。
2019年12月に終了した第24太陽活動周期では5年近くもかかったらしです。
いずれにせよ、それは緩やかに起きるので、いつ逆転したのか気づくことはありません。
ですが、磁場の反転の副作用のようなものはあるそうなんです。
それはこのところ太陽がびっくりするくらい活発で、強力な太陽フレアやコロナ質量放出を繰り返し、地球に強力な太陽嵐を引き起こしているのもその一例だそうです。
ただし、磁極の逆転が直接的な引き金となってこうした派手な太陽の活動を引き起こしているわけではなく、それらが発生するタイミングが同じなだけなんだそうです。
宇宙の天気が荒れるのは一般に太陽極大期ですが、この時、太陽の磁場もまた複雑になっているわけなんです。
もう一つの副作用も悪いものではありません。
太陽の磁場が変化すると、赤道から太陽圏内に広がる「太陽圏電流シート」が大きく波打ち、宇宙線に対するより強力なバリアとなるそうなんです。
なお、こうした磁極の逆転を観察すれば、次の太陽活動周期の様子を予測することもできるわけです。
磁極の逆転が今後数年以内に起これば、次の周期は活発なものになるでしょうし、もっとゆっくり起きるのならば穏やかなものになるという事らしです。
まぁ、気づかなくて、特に問題がないならどっちでもいいです(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月26日の金曜日でございます。
7月最後の週末ってことで、賑わうとこは賑わうんでしょうねぇ。
では今日も元気にネタいきましょう。
地球を明るく照らしてくれる太陽ではまもなく、磁場が反転するという重大な出来事が起きようとしているそうなんです。
もう少し詳しくいうと「磁極」の逆転という現象です。
たとえば地球は大きな1つの磁石のようなもので、南極から北極へと磁力が向かっているとしましょう。
実際に、この磁力があるからコンパスの針は北を向くわけです。
つまり南極にN極が、北極にS極があるわけで、太陽にもこのような磁極があるんですが、それが間もなく入れ替わろうとしているってことなんです。
なんだか世界の終わりかのような、とんでもない出来事が迫っているような印象がありますが、決してそのようなことではありません。
太陽では定期的に磁極の逆転が起きているそうです。
ですから今回も乗り越えられるはずだと…。
太陽の磁極の逆転を理解するには、まず太陽の周期を知っておかねばなりません。
太陽の活動は約11年周期で変動しており、これを「太陽活動周期」といいます。
その活動は黒点の数や太陽フレアなどの変化として現れ、活動レベルのピークである「極大期」ともっとも弱くなる「極小期」を繰り返します。
ちなみに現在は極大期に近づいており、2024年後半から2026年前半のどこかでそのピークに達すると予測されています。
最近、世界各地でオーロラが目撃されているのはそのためなんだとか…。
あまり知られていませんが、じつは太陽活動周期とはまた別の周期が太陽にはあります。
それが20世紀初頭にアメリカの天文学者、ジョージ・ヘール氏らによって解明された「ヘール周期」というものです。
ヘール周期は太陽活動周期の11年に、さらに11年を足した磁場の終期のことで、この22年の周期がひと巡りする間に、太陽の磁場が逆転し、また元に戻ります。
こうした周期は太陽の磁場が関係しているので、ヘール周期が太陽活動周期のちょうど2倍なのは偶然ではないし、両周期は密接に関連しています。
太陽の活動がもっとも弱い極小期には、太陽の磁場は、N極とS極がはっきりと分かれた地球のような状態(双極子)になります。
ですが極大期に向かうにつれて、磁場はずっと複雑になり、N極とS極の区別がはっきりしなくなるんですね。
極大期が過ぎ、再び極小期に向かうと、またも双極子に近づきます。
ただしこのときの磁極は逆転しており、最初とは真逆になっているってわけです。
今後数年以内に起きようとしている磁場の逆転では、太陽の北半球にあったN極がS極となり、南半球ではその逆になります。
その結果、地球の地磁気と同じような向きになるわけです。
では、なぜ太陽の磁場の逆転が起きるのでしょう?
その原動力は「黒点」という太陽表面に現れる黒っぽい斑点です。
ここは磁気的に複雑な領域で、赤道近くに現れたときは、その向きが古い磁場に一致します。
一方、極に近いところに現れた場合は、新たな磁場の向きに一致すると…。
これを「ヘールの法則」といいます。
ですが、磁極逆転の正確なメカニズムはまだわかっておらず、それを矛盾なく説明できるような数学的なモデルはまだないそうなんです。
磁極の逆転はある時点でパッと切り替わるような現象ではありません。
11年かけて、双極子 > 複雑な状態 > 双極子の各フェイズが徐々に移り変わるわけです。
磁極が完全に逆転するには1、2年かかるそうですが、それも絶対ではないんだそうです。
2019年12月に終了した第24太陽活動周期では5年近くもかかったらしです。
いずれにせよ、それは緩やかに起きるので、いつ逆転したのか気づくことはありません。
ですが、磁場の反転の副作用のようなものはあるそうなんです。
それはこのところ太陽がびっくりするくらい活発で、強力な太陽フレアやコロナ質量放出を繰り返し、地球に強力な太陽嵐を引き起こしているのもその一例だそうです。
ただし、磁極の逆転が直接的な引き金となってこうした派手な太陽の活動を引き起こしているわけではなく、それらが発生するタイミングが同じなだけなんだそうです。
宇宙の天気が荒れるのは一般に太陽極大期ですが、この時、太陽の磁場もまた複雑になっているわけなんです。
もう一つの副作用も悪いものではありません。
太陽の磁場が変化すると、赤道から太陽圏内に広がる「太陽圏電流シート」が大きく波打ち、宇宙線に対するより強力なバリアとなるそうなんです。
なお、こうした磁極の逆転を観察すれば、次の太陽活動周期の様子を予測することもできるわけです。
磁極の逆転が今後数年以内に起これば、次の周期は活発なものになるでしょうし、もっとゆっくり起きるのならば穏やかなものになるという事らしです。
まぁ、気づかなくて、特に問題がないならどっちでもいいです(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院