2024年07月04日 [色々なこと]
宇宙からの電波信号
お疲れ様です。院長です。
7月4日の木曜日です。
7月4日になると毎年思い出すんですが、昔「7月4日に生まれて」って映画があったんですよね。
観てませんけど(笑)
では今日も元気にネタいきましょう。
なんでも、今宇宙ではこれまでに例のない電波信号が天文学者たちを困惑させているだとか…。
このこれまでに観測されたことのない宇宙からの奇妙な電波信号は、国際的な天文学者チームによって発見されました。
既知の周期的な電波シグナルは、一般的に数秒からほんの数分の1秒とごく短いものですが、今回新たに発見された電波過渡現象「ASKAP J1935+2148」は1時間近くと圧倒的に長いそうなんです。
それだけではなく、この現象の電波には3つの異なる状態があり、それらが切り替わりながら地球で検出されるそうなんです。
その発生源としては「中性子星」や「白色矮星」が疑われていますが、現時点では不明で、その正体は謎に包まれているそうです。
今までも広大な宇宙の彼方から、散発的な電波のバーストが検出されることがあります。
こうした謎めいた現象を「電波過渡現象」というそうです。
電波過渡現象にはいくつかの種類があり、たった一度きりのものもあれば、一定のパターンで点いたり消えたりするものもあります。
ですが、そのほとんどは「パルサー」と呼ばれる自転する「中性子星」が発生源だとされています。
パルサーは電波のビームを放ちながら数秒から数分の1秒というすごいスピードでぐるぐる回っているそうです。
ですからまるで宇宙の灯台のように、ビームが地球に向くたびにそれが電波を放っているように見えると…。
ですがシドニー大学をはじめとする国際的な天文学者チームが最近発見した電波過渡現象は、これまでに観測されたことのない、まったく未知のタイプでした。
その電波過渡現象の名は「ASKAP J1935+2148」といい、その周期はこれまでの最長で、なんと1時間近くもあったそうです。
これを検出したのは、西オーストラリアの奥地にあるオーストラリア連邦科学産業研究機構「CSIRO」のASKAP電波望遠鏡でした。
この望遠鏡は視野が非常に広く、さっと広範囲を調べることができます。
ですから、新しい宇宙の現象を探すのが得意だとされてます。
ASKAP電波望遠鏡で「GRB 221009A」と呼ばれるガンマ線バーストを観測していた研究チームは、偶然発見された、あるシグナルに釘付けになりました。
それが「円偏光」していたからでした。
つまり、その電波がまるで螺旋を描くように移動していたんです。
その後、南アフリカにあるより感度の高いMeerKAT電波望遠鏡もあわせ、天文学者たちは数ヶ月にわたってこの異様なシグナルをじっくりと観察しました。
ASKAP J1935+2148は電波過渡現象の中でも「長周期電波過渡現象」に分類されます。
このグループはほかに2つしか見つかっていないそうですが、その中でもASKAP J1935+2148の周期は圧倒的で、53.8分と最長の周期をもちます。
それだけではなく、ASKAP J1935+2148には3つの状態があるんです。
第1の状態では、直線偏光の明るいパルスが10〜50秒続く。
第2の状態では、円偏光パルスがほんの370ミリ秒だけ閃く。
そして第3の状態は、パルスがまったくない消灯された状態です。
こうした複数の状態は、電波パルスの発生源から生じる複雑な磁場とプラズマの流れが、その周囲にある強い磁場と相互作用することで生じている可能性があります。
中性子星でも同様のパターンが見られますが、現在の理論では、ASKAP J1935+2148のやたらと長い周期を説明することはできないそうです。
何ともミステリアスな話ですが、結論としてじゃー何なのか…。
現時点でASKAP J1935+2148の発生源の正体は謎に包まれているんですが、今回の研究チームが有力視しているのは、ゆっくりと自転する中性子星だそうです。
可能性としては、「白色矮星」(星が一生を終えたときにできる、地球サイズの燃えカスのような天体)の線も否定できないという意見もあります。
ですが、ゆっくりと自転する白色矮星で長い周期を説明できるとしても、今回のような電波を放つことはないので、やはり中性子星の可能性がより高いようですが、それでもまだ謎なわけです。
宇宙は広いですからね〜。
こういった謎が解明されるかどうか…。
まぁ、そこまで興味もないですが期待しましょう(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月4日の木曜日です。
7月4日になると毎年思い出すんですが、昔「7月4日に生まれて」って映画があったんですよね。
観てませんけど(笑)
では今日も元気にネタいきましょう。
なんでも、今宇宙ではこれまでに例のない電波信号が天文学者たちを困惑させているだとか…。
このこれまでに観測されたことのない宇宙からの奇妙な電波信号は、国際的な天文学者チームによって発見されました。
既知の周期的な電波シグナルは、一般的に数秒からほんの数分の1秒とごく短いものですが、今回新たに発見された電波過渡現象「ASKAP J1935+2148」は1時間近くと圧倒的に長いそうなんです。
それだけではなく、この現象の電波には3つの異なる状態があり、それらが切り替わりながら地球で検出されるそうなんです。
その発生源としては「中性子星」や「白色矮星」が疑われていますが、現時点では不明で、その正体は謎に包まれているそうです。
今までも広大な宇宙の彼方から、散発的な電波のバーストが検出されることがあります。
こうした謎めいた現象を「電波過渡現象」というそうです。
電波過渡現象にはいくつかの種類があり、たった一度きりのものもあれば、一定のパターンで点いたり消えたりするものもあります。
ですが、そのほとんどは「パルサー」と呼ばれる自転する「中性子星」が発生源だとされています。
パルサーは電波のビームを放ちながら数秒から数分の1秒というすごいスピードでぐるぐる回っているそうです。
ですからまるで宇宙の灯台のように、ビームが地球に向くたびにそれが電波を放っているように見えると…。
ですがシドニー大学をはじめとする国際的な天文学者チームが最近発見した電波過渡現象は、これまでに観測されたことのない、まったく未知のタイプでした。
その電波過渡現象の名は「ASKAP J1935+2148」といい、その周期はこれまでの最長で、なんと1時間近くもあったそうです。
これを検出したのは、西オーストラリアの奥地にあるオーストラリア連邦科学産業研究機構「CSIRO」のASKAP電波望遠鏡でした。
この望遠鏡は視野が非常に広く、さっと広範囲を調べることができます。
ですから、新しい宇宙の現象を探すのが得意だとされてます。
ASKAP電波望遠鏡で「GRB 221009A」と呼ばれるガンマ線バーストを観測していた研究チームは、偶然発見された、あるシグナルに釘付けになりました。
それが「円偏光」していたからでした。
つまり、その電波がまるで螺旋を描くように移動していたんです。
その後、南アフリカにあるより感度の高いMeerKAT電波望遠鏡もあわせ、天文学者たちは数ヶ月にわたってこの異様なシグナルをじっくりと観察しました。
ASKAP J1935+2148は電波過渡現象の中でも「長周期電波過渡現象」に分類されます。
このグループはほかに2つしか見つかっていないそうですが、その中でもASKAP J1935+2148の周期は圧倒的で、53.8分と最長の周期をもちます。
それだけではなく、ASKAP J1935+2148には3つの状態があるんです。
第1の状態では、直線偏光の明るいパルスが10〜50秒続く。
第2の状態では、円偏光パルスがほんの370ミリ秒だけ閃く。
そして第3の状態は、パルスがまったくない消灯された状態です。
こうした複数の状態は、電波パルスの発生源から生じる複雑な磁場とプラズマの流れが、その周囲にある強い磁場と相互作用することで生じている可能性があります。
中性子星でも同様のパターンが見られますが、現在の理論では、ASKAP J1935+2148のやたらと長い周期を説明することはできないそうです。
何ともミステリアスな話ですが、結論としてじゃー何なのか…。
現時点でASKAP J1935+2148の発生源の正体は謎に包まれているんですが、今回の研究チームが有力視しているのは、ゆっくりと自転する中性子星だそうです。
可能性としては、「白色矮星」(星が一生を終えたときにできる、地球サイズの燃えカスのような天体)の線も否定できないという意見もあります。
ですが、ゆっくりと自転する白色矮星で長い周期を説明できるとしても、今回のような電波を放つことはないので、やはり中性子星の可能性がより高いようですが、それでもまだ謎なわけです。
宇宙は広いですからね〜。
こういった謎が解明されるかどうか…。
まぁ、そこまで興味もないですが期待しましょう(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院