2024年06月27日 [動物のこと]
キラービービール
お疲れ様です。院長です。
6月27日の木曜日でございます。
今月も支払い週間がきましたねぇ。
では今日も元気にネタいきましょう。
今日はこれからの季節にもってこいのビールのお話。
ですが、ただのビールではございません。
なんでも、微生物学者らが殺人バチの腸内酵母でビールを開発したんだとか…。
イギリスの大学の微生物学者たちがある昆虫の腸内の酵母を使って作ったビールが話題になっているそうです。
その昆虫とはなんとハチ。
「キラービー(killer bee:殺人バチ)」の名で知られるアフリカナイズドミツバチです。
そんなユニークなビール、その名も「キラービービール(Killer Bee Beer)」を開発したカーディフ大学薬学部の微生物学者らによると、きっかけはアフリカのナミビアを訪問したことだという話なんです。
ウエールズを拠点とするカーディフ大学薬学部で微生物を研究する科学者たちは、ナミビアの「キラービー(killer bee:殺人バチ)から抽出した酵母を使い、ユニークなクラフトビール「キラービービール(Killer Bee Beer)」を醸造しました。
世界初かもしれないこのビールは、科学とハチの研究から特別なものを生み出すプロジェクトの中で思いがけなくできたものです。
きっかけは、カーディフ大学の微生物学者らが、持続可能な環境開発の取り組みでナミビアを訪れたときのことでした。
そこで現地で生息するキラービー(アフリカナイズドミツバチ)に興味を抱き、自然死した個体の腸内から酵母 Saccharomyces cerevisiae (サッカロミセス・セレビシエ) のサンプル採取を思いつきました。
ビール酵母として一般的に知られるサッカロミセス・セレビシエは、ミツバチの腸内細菌叢に含まれています。
大学に戻った彼らはその後、その酵母とウェールズ産ミツバチの酵母を使い、世にも珍しいビールを何度か醸造してみたと…。
現在研究チームは、近年問題になっているスーパーバグ(超多剤耐性菌)など、薬剤耐性をもつ細菌感染症の治療薬の開発を課題とし、特定の植物の受粉がその手がかりになる可能性を探っています。
そこで「ファーマビー(Pharmabees)プロジェクト」なるものを立ち上げ、大学の敷地内で養蜂するなどして、スーパーバグに打ち勝つような、新たな抗菌性をもつはちみつ、名付けて「スーパーハニー」の生産を促進中だそうです。
今回のビールは、その取り組みのついでにできたおまけのようなものですが、今ではミツバチの研究資金になりそうな「キラービービール」の販売計画を立て、醸造業者を探しているそうです。
ミツバチ属のアフリカナイズドミツバチ(別名アフリカ化ミツバチ)は、タンザニア原産のアフリカミツバチとセイヨウミツバチの交雑種で、ブラジルからアメリカ南部にかけて生息しています。
このミツバチは熱帯に生息するアフリカミツバチの性質から、生命力が強く養蜂向きとされるが、一方で防衛本能も強く、脅威とみなした相手に集団で猛烈に攻撃する凶暴性があるそうです。
実際、過去にアメリカなどで人が犠牲になったことから、殺人バチと呼ばれるようになりましたが、近年では過剰な報道により必要以上に恐れられている、との見解もあるそうです。
また、おとなしいイタリアミツバチとの交雑が進んだことで、その攻撃性も徐々に薄れているそうです。
てことですが、残念ながら肝心のビールの味などはまだ明かされてないもようです。
酵母そのものは特別なものではなさそうですけどまぁ、インパクトはありますよね。
まぁ〜…。
飲んでみたいかと聞かれると、別に。
としか答えられませんけどね(笑)
ま、どっちでもいいです(笑)
それよりも、このチームの本来のプロジェクト、スーパーハニーのほうもとても気になります。
このチームを率いるレス・ベイリー教授は、ハチが作るはちみつやプロポリスなどの副産物がスーパー耐性菌感染症の治療に役立つことを期待しているそうなんです。
どちらも今後に期待ということで…。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月27日の木曜日でございます。
今月も支払い週間がきましたねぇ。
では今日も元気にネタいきましょう。
今日はこれからの季節にもってこいのビールのお話。
ですが、ただのビールではございません。
なんでも、微生物学者らが殺人バチの腸内酵母でビールを開発したんだとか…。
イギリスの大学の微生物学者たちがある昆虫の腸内の酵母を使って作ったビールが話題になっているそうです。
その昆虫とはなんとハチ。
「キラービー(killer bee:殺人バチ)」の名で知られるアフリカナイズドミツバチです。
そんなユニークなビール、その名も「キラービービール(Killer Bee Beer)」を開発したカーディフ大学薬学部の微生物学者らによると、きっかけはアフリカのナミビアを訪問したことだという話なんです。
ウエールズを拠点とするカーディフ大学薬学部で微生物を研究する科学者たちは、ナミビアの「キラービー(killer bee:殺人バチ)から抽出した酵母を使い、ユニークなクラフトビール「キラービービール(Killer Bee Beer)」を醸造しました。
世界初かもしれないこのビールは、科学とハチの研究から特別なものを生み出すプロジェクトの中で思いがけなくできたものです。
きっかけは、カーディフ大学の微生物学者らが、持続可能な環境開発の取り組みでナミビアを訪れたときのことでした。
そこで現地で生息するキラービー(アフリカナイズドミツバチ)に興味を抱き、自然死した個体の腸内から酵母 Saccharomyces cerevisiae (サッカロミセス・セレビシエ) のサンプル採取を思いつきました。
ビール酵母として一般的に知られるサッカロミセス・セレビシエは、ミツバチの腸内細菌叢に含まれています。
大学に戻った彼らはその後、その酵母とウェールズ産ミツバチの酵母を使い、世にも珍しいビールを何度か醸造してみたと…。
現在研究チームは、近年問題になっているスーパーバグ(超多剤耐性菌)など、薬剤耐性をもつ細菌感染症の治療薬の開発を課題とし、特定の植物の受粉がその手がかりになる可能性を探っています。
そこで「ファーマビー(Pharmabees)プロジェクト」なるものを立ち上げ、大学の敷地内で養蜂するなどして、スーパーバグに打ち勝つような、新たな抗菌性をもつはちみつ、名付けて「スーパーハニー」の生産を促進中だそうです。
今回のビールは、その取り組みのついでにできたおまけのようなものですが、今ではミツバチの研究資金になりそうな「キラービービール」の販売計画を立て、醸造業者を探しているそうです。
ミツバチ属のアフリカナイズドミツバチ(別名アフリカ化ミツバチ)は、タンザニア原産のアフリカミツバチとセイヨウミツバチの交雑種で、ブラジルからアメリカ南部にかけて生息しています。
このミツバチは熱帯に生息するアフリカミツバチの性質から、生命力が強く養蜂向きとされるが、一方で防衛本能も強く、脅威とみなした相手に集団で猛烈に攻撃する凶暴性があるそうです。
実際、過去にアメリカなどで人が犠牲になったことから、殺人バチと呼ばれるようになりましたが、近年では過剰な報道により必要以上に恐れられている、との見解もあるそうです。
また、おとなしいイタリアミツバチとの交雑が進んだことで、その攻撃性も徐々に薄れているそうです。
てことですが、残念ながら肝心のビールの味などはまだ明かされてないもようです。
酵母そのものは特別なものではなさそうですけどまぁ、インパクトはありますよね。
まぁ〜…。
飲んでみたいかと聞かれると、別に。
としか答えられませんけどね(笑)
ま、どっちでもいいです(笑)
それよりも、このチームの本来のプロジェクト、スーパーハニーのほうもとても気になります。
このチームを率いるレス・ベイリー教授は、ハチが作るはちみつやプロポリスなどの副産物がスーパー耐性菌感染症の治療に役立つことを期待しているそうなんです。
どちらも今後に期待ということで…。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院