2024年06月25日 [動物のこと]
猫のなきごえ
お疲れ様です。院長です。
6月25日の火曜日でございます。
もうすぐ7月ですなぁ…。
では、今日も元気にネタいきますよ〜。
今日はみんな大好き、猫に関するお話です。
ま、嫌いな人もいますけどね(笑)
猫を飼っている人なら知っていると思いますが、猫は人間に対して鳴き声で何かを知らせようとします。
また、名前を呼ぶと返事をするように鳴く猫も多いです。
猫の鳴き声のボキャブラリーは割と多く、人間とコミュニケーションをとっているであろうことはわかるんですが、自然界で暮らす猫は、小さな子猫が母親に対して鳴くことはあっても、基本的にはあまり鳴かないそうなんです。
ではなぜ猫は、人間に対して鳴くのでしょう?
人間が猫に鳴き声で合図をするようにしつけたのでしょうか?
実際にはその逆のようなんですね。
人間を鳴き声で操ろうとしているふしがあるという話なんです。
自然界において、猫が鳴くのは子猫が母親の注意を引くための最初のサインとして現れます。
米カリフォルニア州サクラメントの猫の行動学研究者、ミケル・デルガド氏によると、大人の猫でも、お世話をして欲しいとき、何かの要求があるときは子猫が母親に鳴くのと同じように鳴くそうなんです。
猫は誰かの注意を引くためにニャーニャー鳴くよう進化したのです。
約1万2000年前に人間に飼われるようになって、猫はニャーと鳴いて人間の反応を引き出すことを学んだのです(ミケル・デルガド氏)
しかし、子猫が母猫に鳴くのと同じように猫が人間にニャーと鳴くからといって、必ずしも猫が人間のことを母親だと思っているわけではありません。
子猫は生後2〜4ヶ月で母親から離れるのが一般的で、その後親離れをして独り立ちします。
そのため、いくら大人の猫が、子猫が母猫に鳴くように人間に向かって鳴いても、それは彼らが人間が母親だと思っているからでは当然ありません。
では猫は人間を何だと思っているのでしょう?
猫は人間、特に飼い主を一応仲間だと思っているとは思いますが、私たちのことをなんだと思っているかは具体的にはわかりません(ミケル・デルガド氏)
かつてのイギリスの研究によると、猫は人間を人間と認識していおらず、大きな同族と思っているふしがあるという話もあります。
なんでも猫は、鳴くことによって人間をしつけている可能性すらあるんだとか…。
人間は猫が鳴くとなんらかの反応をする傾向があり、そこから猫は鳴けば人間がなにかしてくれると学習します。
ドアのそばで鳴いたら人間がドアを開けてくれ、エサの皿の近くで鳴いたら、エサをもらえるという具合です。
つまり鳴けば、人間はいつでもどこでも猫に注目してくれるわけなんです。
私たち人間サイドからすれば、猫をしつけているつもりかもしれませんが、逆に猫が私たちをしつけているのだとも考えられると…。
ですから、猫に鳴かれたときの反応には注意が必要です。
猫に特定の行動を連想させるような条件づけをしている可能性があるからです。
猫は人間の口から発せられるすべての音が鳴き声だと信じているわけではありません。
猫の発声は非常に正確で、その聴覚は当然ながら人間よりもずっと鋭いです。
猫はニャーと鳴くだけでなく、チュッチュとさえずったり、悲しそうな声をあげたり、シャーと威嚇したり、はっきりした意味をもつさまざまな音を発します。
猫は音を非常によく聞き分けることができ、人間の普通の話し声と赤ちゃん言葉をちゃんと区別することができるという話です。
人間と猫という異種間の会話は、なにも珍しいことではないのかもしれません。
哺乳類がほかの種の鳴き声に反応する例はほかにもあります。
例えば、シカは人間の赤ちゃんの鳴き声に反応することが知られています。
救難信号を発する声の周波数は、種を超えて非常に似ているらしいですし、あらゆる種類の生きものが音を使ってコミュニケートしているため、異種間でもやりとりしているいるのは驚くべきことではないのかもしれません。
ですから、猫がニャーと鳴くことに必ずしも理由づけがある必要はありません。
飼い主とただおしゃべりしたいためだけにニャーと鳴く猫もいるそうです。
2018年のハンガリーの研究によると、猫は女性とより親密な関係を築きやすいことがわかっています。
その理由は男性より女性の方が猫に対してよく話しかけるからだそうです。
つまり、猫はおしゃべり好きが多いとも考えられますな。
まぁ、猫が話せない以上、答えは出ないんですけどね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月25日の火曜日でございます。
もうすぐ7月ですなぁ…。
では、今日も元気にネタいきますよ〜。
今日はみんな大好き、猫に関するお話です。
ま、嫌いな人もいますけどね(笑)
猫を飼っている人なら知っていると思いますが、猫は人間に対して鳴き声で何かを知らせようとします。
また、名前を呼ぶと返事をするように鳴く猫も多いです。
猫の鳴き声のボキャブラリーは割と多く、人間とコミュニケーションをとっているであろうことはわかるんですが、自然界で暮らす猫は、小さな子猫が母親に対して鳴くことはあっても、基本的にはあまり鳴かないそうなんです。
ではなぜ猫は、人間に対して鳴くのでしょう?
人間が猫に鳴き声で合図をするようにしつけたのでしょうか?
実際にはその逆のようなんですね。
人間を鳴き声で操ろうとしているふしがあるという話なんです。
自然界において、猫が鳴くのは子猫が母親の注意を引くための最初のサインとして現れます。
米カリフォルニア州サクラメントの猫の行動学研究者、ミケル・デルガド氏によると、大人の猫でも、お世話をして欲しいとき、何かの要求があるときは子猫が母親に鳴くのと同じように鳴くそうなんです。
猫は誰かの注意を引くためにニャーニャー鳴くよう進化したのです。
約1万2000年前に人間に飼われるようになって、猫はニャーと鳴いて人間の反応を引き出すことを学んだのです(ミケル・デルガド氏)
しかし、子猫が母猫に鳴くのと同じように猫が人間にニャーと鳴くからといって、必ずしも猫が人間のことを母親だと思っているわけではありません。
子猫は生後2〜4ヶ月で母親から離れるのが一般的で、その後親離れをして独り立ちします。
そのため、いくら大人の猫が、子猫が母猫に鳴くように人間に向かって鳴いても、それは彼らが人間が母親だと思っているからでは当然ありません。
では猫は人間を何だと思っているのでしょう?
猫は人間、特に飼い主を一応仲間だと思っているとは思いますが、私たちのことをなんだと思っているかは具体的にはわかりません(ミケル・デルガド氏)
かつてのイギリスの研究によると、猫は人間を人間と認識していおらず、大きな同族と思っているふしがあるという話もあります。
なんでも猫は、鳴くことによって人間をしつけている可能性すらあるんだとか…。
人間は猫が鳴くとなんらかの反応をする傾向があり、そこから猫は鳴けば人間がなにかしてくれると学習します。
ドアのそばで鳴いたら人間がドアを開けてくれ、エサの皿の近くで鳴いたら、エサをもらえるという具合です。
つまり鳴けば、人間はいつでもどこでも猫に注目してくれるわけなんです。
私たち人間サイドからすれば、猫をしつけているつもりかもしれませんが、逆に猫が私たちをしつけているのだとも考えられると…。
ですから、猫に鳴かれたときの反応には注意が必要です。
猫に特定の行動を連想させるような条件づけをしている可能性があるからです。
猫は人間の口から発せられるすべての音が鳴き声だと信じているわけではありません。
猫の発声は非常に正確で、その聴覚は当然ながら人間よりもずっと鋭いです。
猫はニャーと鳴くだけでなく、チュッチュとさえずったり、悲しそうな声をあげたり、シャーと威嚇したり、はっきりした意味をもつさまざまな音を発します。
猫は音を非常によく聞き分けることができ、人間の普通の話し声と赤ちゃん言葉をちゃんと区別することができるという話です。
人間と猫という異種間の会話は、なにも珍しいことではないのかもしれません。
哺乳類がほかの種の鳴き声に反応する例はほかにもあります。
例えば、シカは人間の赤ちゃんの鳴き声に反応することが知られています。
救難信号を発する声の周波数は、種を超えて非常に似ているらしいですし、あらゆる種類の生きものが音を使ってコミュニケートしているため、異種間でもやりとりしているいるのは驚くべきことではないのかもしれません。
ですから、猫がニャーと鳴くことに必ずしも理由づけがある必要はありません。
飼い主とただおしゃべりしたいためだけにニャーと鳴く猫もいるそうです。
2018年のハンガリーの研究によると、猫は女性とより親密な関係を築きやすいことがわかっています。
その理由は男性より女性の方が猫に対してよく話しかけるからだそうです。
つまり、猫はおしゃべり好きが多いとも考えられますな。
まぁ、猫が話せない以上、答えは出ないんですけどね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院