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2024年05月23日 [色々なこと]

(続)×5ヴォイニッチ手稿

お疲れ様です。院長です。

5月23日の木曜日でございます。

では、今日も元気にネタにいきましょう。

今日はこのブログでも、何度か紹介させていただいた、「ヴォイニッチ手稿」についての最新ニュースでございます。

ヴォイニッチ手稿…。

ご存じない方もおられるかもしれませんが、過去のブログでも読んでみてください。

1回目が2016年9月8日、2回目が2017年9月18日、3回目が2017年9月28日…

4回目が2018年2月12日、5回目が2023年2月20日と、過去に5回も書いてます。

ま、簡単に言うと、1912年にイタリアで発見された古文書(写本)で、有名になってるのが、未解読の文字が記され、多数の奇妙な絵が描かれていることにあるんです。

つまり、何が書かれてるかよくわからないわけです。

となると、人間て生き物はですね、解読したがるじゃないですか。

そして長年に渡り、あらゆる国のあらゆる科学者、学者、識者たちが解読しようとしてるわけです。

で、今日のお話は、ついに!今度こそ本当か?

そのヴォイニッチ手稿の一部を解読したというお話です。

まぁ、これ、よくあるんですがどこかのだれかが「解読した!」と言っても、「そう解釈できなくもない」ってレベルのことが多かったりするんですよね。

そして、最初にいっておくと、もはや正解はないでしょう。

こういう意味だ!って誰かが言っても、答え合わせできないんですから、仮に正解であったとしても、証明できませんからね。

てなものでも、ああでもないこうでもないと、ロマンを求めるわけですねぇ。

で、今回は女性の性に関することが書かれているんだという話です。

ちょっと今回、長くなりそうなんで、二部構成に致しますね。     

謎多き写本で知られる「ヴォイニッチ手稿」は、5人の異なる筆写者によるものと考えられているんですが、その文章は暗号化されており、未だ解読されていません。

そして、最近新たな説が浮上してきました。

1912年にイタリアでこれを発見した古書蒐集家の名にちなんで名付けられたヴォイニッチ手稿は、謎の文字とほぼ全ページに描かれた挿絵を特徴とする羊皮紙の古文書です。

オーストラリア、マッコーリー大学のキーガン・ブリュワー氏らが『Social History of Medicine』で発表した論文によれば、この手稿の主題の1つは中世ヨーロッパにおける「女性の性と生殖」であると考えられるそうなんです。

ヴォイニッチ手稿が書かれた時代ははっきりと分かっていません。

ですが、放射性炭素年代測定の結果によれば、羊皮紙に使われている羊は、95%の確率で1404〜1438年に死んだだろうことを示しているそうなんです。

ですが、それは必ずしもその時代に書かれたという意味ではなく、もっと後に書かれた可能性もあるわけです。

実際、このヴォイニッチ手稿の一番古い所有者は、判明している範囲では神聖ローマ皇帝ルドルフ2世の関係者でその生没年は1552〜1612年とされています。

また、そこに記載されている挿絵のいくつか(例えば、星座のシンボル、王冠のデザイン、アゲハ型マーロンという城壁のデザイン)から、これが南ゲルマンか北イタリアの文化圏で作られただろうことがうかがえます。

ほとんどすべてのページに挿絵が描かれており、そのモチーフの多くは植物で、銀河や星雲らしきものもあります。

ですがそれらの中には、その当時の薬草や天文学の写本にはあまり見られない描かれ方をしているものがいくつかあります。

例えば、裸の女性が手にする物体が、その性器のそばやそれに向かって描かれていたりします。

オーストラリア、マッコーリー大学のキーガン・ブリュワー氏らによるなら、こうした挿絵の裏には、中世後期の婦人科学や性科学的な意味合いが隠されている可能性があると考えているようです。

そのことを裏付けるかのように、ヴォイニッチ手稿には裸の女性も多く描かれています。

今回の発見はこのあたりのことがキーポイントになってきます。

てことで、長くなってますので、この辺で今日は終わりにして、続きはまた明日。

ではまた〜。







京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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