2024年05月17日 [色々なこと]
火星人現る。
お疲れ様です。院長です。
5月17日の金曜日でございます。
もうすぐ梅雨ですなぁ。
では今日も元気にネタにいきましょう。
なんでも、火星で夢の岩を発見したんだそうです。
水の存在を示す岩石は、生命存在の鍵となるんだとか…。
現在火星を調査しているNASAの探査車「パーセバランス」が、科学者たちからの期待に見事応えてくれたようです。
太古の火星に生命が存在したかどうかを現代に伝える岩石を発見したそうなんです。
その岩石は、かつて火星に水が存在しただろうことを強く示唆するもので、地球からパーセバランスを打ち上げる際、その目的地選びの決め手にもなった最重要サンプルです。
それは水の存在どころか生物の痕跡までとどめている可能性があるんだそうです。
かつて火星に生命が存在したのだとしたら、その岩石から化石が見つかることもありうるんだとか…。
その岩石が採取された「マージン・ユニット」は、ジェゼロ・クレーターの西側のリム沿いにある帯状の地域です。
軌道からの観測では、火星でもっとも炭酸塩が豊富な地域であることが確認されており、その側には河川デルタもあります。
こうした特徴は、パーセバランス(パーサヴィアランス)の目的地としてジェゼロ・クレーターが選ばれる決め手の1つだったほど重要なものです。
とりわけ注目されたのは「ブンゼン・ピーク」と呼ばれる岩石で、かなり背の高い岩で、その表面には興味深い質感があるそうです。
ポイントは、垂直に立っていることから作業中にホコリをかぶりにくいところで、これが大切なのは、表面にホコリが付着すると、岩石の化学的性質を隠してしまうためだそうです。
パーセバランスが事前に行った分析では、ブンゼン・ピークは75%が炭酸塩の粒で、それらがほぼ純粋なシリカで固められたものであることが確認されています。
カリフォルニア工科大学のパーセバランスのプロジェクトに参加するカリフォルニア工科大学のケン・ファーレイ氏は、「これこそがジェゼロ・クレーターで見つけたいと思っていた物です」と、NASAのブログで語っています。
科学者がそこまでこの岩石を求めてたのは、それを構成する鉱物のほぼすべてが、地球では水の中で作られるものだからです。
さらに岩石が形成された当時の気候まで伝えてくれます。
さらに地球では、岩石から古代の有機物や生物の痕跡が見つかることがしばしばあるそうで、微生物の細胞のまわりに直に炭酸塩鉱物が形成されるので、うまく化石になるんだとか…。
たとえば、地球最古の生命の証拠の1つである「ストロマトライト」は、こうしてできたものなんだそうです。
それほどまでに重要なこのサンプルは「コメット・ガイザー」と命名され、火星で採取されたサンプルの中でも最優先で地球に送られるべきものとなっています。
このサンプルをさらに特別なものにしているのは、微晶質の岩石であることです。
つまり、顕微鏡でしか見えない小さな結晶でできているんです。
地球のものなら、先カンブリア時代のチャートのように、シアノバクテリアの化石ができていることがあります。
スウェーデン研究所(RISE)のサンドラ・シリエストレム氏は、「シリカと炭酸塩の一部は微晶質であるため、かつてそこで生息していたかもしれない微生物の痕跡を今に残しているかもしれません」と語っています。
しかもコメット・ガイザーは、パーセバランスが採取したサンプルではもっとも古いものである可能性もあるという話です。
パーセバランスのミッションはこれで終わりではなく、これからも調査が続けられます。
ですがコメット・ガイザーのようなサンプルは、ジェゼロ・クレーターについてのとある仮説を裏付けています。
すなわち、ここはかつては湖だったと考えられるんだそうです。
これまでに判明しているマージン・ユニットの岩石の特徴は、それが古代の湖の岸辺に沿って形成されたらしいことを示唆しています。
とはいえ、炭酸塩やシリカにはまた違った形成プロセスもあるため、今の時点ではまだ最終的な結論ではありません。
それでも、素晴らしい岩石のサンプルが採取されたことに科学者たちは興奮を隠しきれないようです。
サンプルが地球に送られてきたとき、最終的な答えが出るのかもしれません。
ロマンがありますなぁ…。
ま、火星にそこまで興味はないですけど、この研究も今後に期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月17日の金曜日でございます。
もうすぐ梅雨ですなぁ。
では今日も元気にネタにいきましょう。
なんでも、火星で夢の岩を発見したんだそうです。
水の存在を示す岩石は、生命存在の鍵となるんだとか…。
現在火星を調査しているNASAの探査車「パーセバランス」が、科学者たちからの期待に見事応えてくれたようです。
太古の火星に生命が存在したかどうかを現代に伝える岩石を発見したそうなんです。
その岩石は、かつて火星に水が存在しただろうことを強く示唆するもので、地球からパーセバランスを打ち上げる際、その目的地選びの決め手にもなった最重要サンプルです。
それは水の存在どころか生物の痕跡までとどめている可能性があるんだそうです。
かつて火星に生命が存在したのだとしたら、その岩石から化石が見つかることもありうるんだとか…。
その岩石が採取された「マージン・ユニット」は、ジェゼロ・クレーターの西側のリム沿いにある帯状の地域です。
軌道からの観測では、火星でもっとも炭酸塩が豊富な地域であることが確認されており、その側には河川デルタもあります。
こうした特徴は、パーセバランス(パーサヴィアランス)の目的地としてジェゼロ・クレーターが選ばれる決め手の1つだったほど重要なものです。
とりわけ注目されたのは「ブンゼン・ピーク」と呼ばれる岩石で、かなり背の高い岩で、その表面には興味深い質感があるそうです。
ポイントは、垂直に立っていることから作業中にホコリをかぶりにくいところで、これが大切なのは、表面にホコリが付着すると、岩石の化学的性質を隠してしまうためだそうです。
パーセバランスが事前に行った分析では、ブンゼン・ピークは75%が炭酸塩の粒で、それらがほぼ純粋なシリカで固められたものであることが確認されています。
カリフォルニア工科大学のパーセバランスのプロジェクトに参加するカリフォルニア工科大学のケン・ファーレイ氏は、「これこそがジェゼロ・クレーターで見つけたいと思っていた物です」と、NASAのブログで語っています。
科学者がそこまでこの岩石を求めてたのは、それを構成する鉱物のほぼすべてが、地球では水の中で作られるものだからです。
さらに岩石が形成された当時の気候まで伝えてくれます。
さらに地球では、岩石から古代の有機物や生物の痕跡が見つかることがしばしばあるそうで、微生物の細胞のまわりに直に炭酸塩鉱物が形成されるので、うまく化石になるんだとか…。
たとえば、地球最古の生命の証拠の1つである「ストロマトライト」は、こうしてできたものなんだそうです。
それほどまでに重要なこのサンプルは「コメット・ガイザー」と命名され、火星で採取されたサンプルの中でも最優先で地球に送られるべきものとなっています。
このサンプルをさらに特別なものにしているのは、微晶質の岩石であることです。
つまり、顕微鏡でしか見えない小さな結晶でできているんです。
地球のものなら、先カンブリア時代のチャートのように、シアノバクテリアの化石ができていることがあります。
スウェーデン研究所(RISE)のサンドラ・シリエストレム氏は、「シリカと炭酸塩の一部は微晶質であるため、かつてそこで生息していたかもしれない微生物の痕跡を今に残しているかもしれません」と語っています。
しかもコメット・ガイザーは、パーセバランスが採取したサンプルではもっとも古いものである可能性もあるという話です。
パーセバランスのミッションはこれで終わりではなく、これからも調査が続けられます。
ですがコメット・ガイザーのようなサンプルは、ジェゼロ・クレーターについてのとある仮説を裏付けています。
すなわち、ここはかつては湖だったと考えられるんだそうです。
これまでに判明しているマージン・ユニットの岩石の特徴は、それが古代の湖の岸辺に沿って形成されたらしいことを示唆しています。
とはいえ、炭酸塩やシリカにはまた違った形成プロセスもあるため、今の時点ではまだ最終的な結論ではありません。
それでも、素晴らしい岩石のサンプルが採取されたことに科学者たちは興奮を隠しきれないようです。
サンプルが地球に送られてきたとき、最終的な答えが出るのかもしれません。
ロマンがありますなぁ…。
ま、火星にそこまで興味はないですけど、この研究も今後に期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院