2024年05月13日 [スタッフのこと]
デカフェコーヒー
お疲れ様です。院長です。
5月13日の月曜日でございます。
5月も中盤ですねぇ。
では今日も元気にネタいきましょう。
今日はアメリカのカフェインレスコーヒー「デカフェ」に関するお話しでございます。
わたくし院長、かなりコーヒーを飲みます。
ですが、味にこだわりがないので、なんでも飲みます。
あ、砂糖やミルクは入れません。
そのままのコーヒーを飲みます。
で、コーヒーには様々な健康上の利点が報告されているんですが、カフェインには覚醒効果があることから寝る前に飲むと眠れなくなってしまうという人もいらっしゃります。
これも慣れだと思うんですけどね。
コーヒーは好きでも、カフェインが苦手な人や、いつでもコーヒーを楽しみたい人は、カフェインを取り除いた「デカフェ」コーヒーを飲むという選択肢もあります。
ですがデカフェコーヒーは果たして安全なのでしょうか?
アメリカのデカフェコーヒーの場合、コーヒー豆からカフェインを取り除く過程で発がん性が疑われる化学物質を使用している場合があり、健康被害が出てからじゃ遅いとアメリカ食品医薬品局(FDA)に使用禁止を求める嘆願書を提出している団体もあるんだとか…。
問題の化学物質は「塩化メチレン(ジクロロメタン)」という有機溶媒で、機械の油の洗浄など、産業界ではさまざまな用途に使われる有機溶剤です。
これにコーヒーの生豆を入れるとカフェインが取り除かれるので、アメリカなどの一部の国では、「デカフェ」コーヒーを作る際に使用されることがあります。
ちなみに日本では、塩化メチレンの使用は認可されていないので大丈夫だと思います。
塩化メチレンは沸点が低いため、脱カフェインの過程や、その後の焙煎などによって、最終的にできるデカフェコーヒーにはほとんど検出できない程度にしか残りません。
それでも、人体に接触すると炎症を引き起こすほか、中枢神経の抑制や、肝機能障害を起こすといった毒性が知られている化学物質です。
さらに発がん性も強く疑われており、国際がん研究機関によるリスク評価では「ヒトに対する発がん性がおそらくある」とされています。
このような毒性から日本では、塩化メチレンでデカフェを作ることは認められていないわけなんです。
またアメリカでも、塩化メチレンは連邦政府が2019年にペンキ剥離剤としての使用を禁止するなど、一部を除きほぼ全面的な使用禁止が検討されています。
ですが少なくとも現時点において、デカフェの製造に塩化メチレンの使用は禁止されていません。
現在の法律では、「カフェインレス・ローストコーヒーおよびカフェインレス水溶性コーヒーエキス(インスタントコーヒー)に含まれる量が10ppm(0.001%)を超えない」限り、塩化メチレンの使用が認められているそうなんです。
もちろんアメリカ人もこうした状況を好ましく思っているわけではありません。
たとえば、昨年末にいくつかの団体が、カフェインレスコーヒー製造における塩化メチレンの使用を禁止するよう食品医薬品局に請願書を提出したそうです。
環境防衛基金のマリア・ドア氏は、現在の法規制について「何十年も前のものであり、明らかに時代遅れ」と、CNNの取材に対して語っています。
ごく微量な塩化メチレンかもしれませんが、もっと安全な脱カフェイン法があり、実際にそれが行われているのですから、あえて塩化メチレンを使う必要はありませんと…。
まぁ、もっともな意見ですね。
日本では、そもそもこの「デカフェ」というもの自体、あまり認知されてませんしね。
コーヒーを飲む人はかなり多いとは思うんですが、カフェインを取りたくないって人があまりいないんじゃないでしょうかね。
よくわかりませんが…。
どちらにせよ、日本では塩化メチレンによる脱カフェインが認められていないので、国内産のデカフェコーヒーはほぼ安心といえるでしょう。
ですが、もし海外でカフェインレスコーヒーを飲みたくなったら、製品の製造法をチェックしてみましょう。
「スイス・ウォーター・プロセス(Swiss Water Process)」という脱カフェイン法ならは、塩化メチレンを使用しないので、そう明記された商品ならば安心であるそうです。
日本国内で海外のデカフェを買うときも、どのような方法でデカフェにしているのかを表示確認すると安心かもしれませんな。
ま、わたくし院長が思うには、カフェインありきのコーヒーだろ?ってことですが(笑)
ほどほどの量なら、体に悪いってことはないですからね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月13日の月曜日でございます。
5月も中盤ですねぇ。
では今日も元気にネタいきましょう。
今日はアメリカのカフェインレスコーヒー「デカフェ」に関するお話しでございます。
わたくし院長、かなりコーヒーを飲みます。
ですが、味にこだわりがないので、なんでも飲みます。
あ、砂糖やミルクは入れません。
そのままのコーヒーを飲みます。
で、コーヒーには様々な健康上の利点が報告されているんですが、カフェインには覚醒効果があることから寝る前に飲むと眠れなくなってしまうという人もいらっしゃります。
これも慣れだと思うんですけどね。
コーヒーは好きでも、カフェインが苦手な人や、いつでもコーヒーを楽しみたい人は、カフェインを取り除いた「デカフェ」コーヒーを飲むという選択肢もあります。
ですがデカフェコーヒーは果たして安全なのでしょうか?
アメリカのデカフェコーヒーの場合、コーヒー豆からカフェインを取り除く過程で発がん性が疑われる化学物質を使用している場合があり、健康被害が出てからじゃ遅いとアメリカ食品医薬品局(FDA)に使用禁止を求める嘆願書を提出している団体もあるんだとか…。
問題の化学物質は「塩化メチレン(ジクロロメタン)」という有機溶媒で、機械の油の洗浄など、産業界ではさまざまな用途に使われる有機溶剤です。
これにコーヒーの生豆を入れるとカフェインが取り除かれるので、アメリカなどの一部の国では、「デカフェ」コーヒーを作る際に使用されることがあります。
ちなみに日本では、塩化メチレンの使用は認可されていないので大丈夫だと思います。
塩化メチレンは沸点が低いため、脱カフェインの過程や、その後の焙煎などによって、最終的にできるデカフェコーヒーにはほとんど検出できない程度にしか残りません。
それでも、人体に接触すると炎症を引き起こすほか、中枢神経の抑制や、肝機能障害を起こすといった毒性が知られている化学物質です。
さらに発がん性も強く疑われており、国際がん研究機関によるリスク評価では「ヒトに対する発がん性がおそらくある」とされています。
このような毒性から日本では、塩化メチレンでデカフェを作ることは認められていないわけなんです。
またアメリカでも、塩化メチレンは連邦政府が2019年にペンキ剥離剤としての使用を禁止するなど、一部を除きほぼ全面的な使用禁止が検討されています。
ですが少なくとも現時点において、デカフェの製造に塩化メチレンの使用は禁止されていません。
現在の法律では、「カフェインレス・ローストコーヒーおよびカフェインレス水溶性コーヒーエキス(インスタントコーヒー)に含まれる量が10ppm(0.001%)を超えない」限り、塩化メチレンの使用が認められているそうなんです。
もちろんアメリカ人もこうした状況を好ましく思っているわけではありません。
たとえば、昨年末にいくつかの団体が、カフェインレスコーヒー製造における塩化メチレンの使用を禁止するよう食品医薬品局に請願書を提出したそうです。
環境防衛基金のマリア・ドア氏は、現在の法規制について「何十年も前のものであり、明らかに時代遅れ」と、CNNの取材に対して語っています。
ごく微量な塩化メチレンかもしれませんが、もっと安全な脱カフェイン法があり、実際にそれが行われているのですから、あえて塩化メチレンを使う必要はありませんと…。
まぁ、もっともな意見ですね。
日本では、そもそもこの「デカフェ」というもの自体、あまり認知されてませんしね。
コーヒーを飲む人はかなり多いとは思うんですが、カフェインを取りたくないって人があまりいないんじゃないでしょうかね。
よくわかりませんが…。
どちらにせよ、日本では塩化メチレンによる脱カフェインが認められていないので、国内産のデカフェコーヒーはほぼ安心といえるでしょう。
ですが、もし海外でカフェインレスコーヒーを飲みたくなったら、製品の製造法をチェックしてみましょう。
「スイス・ウォーター・プロセス(Swiss Water Process)」という脱カフェイン法ならは、塩化メチレンを使用しないので、そう明記された商品ならば安心であるそうです。
日本国内で海外のデカフェを買うときも、どのような方法でデカフェにしているのかを表示確認すると安心かもしれませんな。
ま、わたくし院長が思うには、カフェインありきのコーヒーだろ?ってことですが(笑)
ほどほどの量なら、体に悪いってことはないですからね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院