2024年05月03日 [色々なこと]
地震、月震2
お疲れ様です。院長です。
5月3日の金曜日でございます。
いよいよ本気のゴールデンウィークですなぁ。
当院も、今日から6日までお休みでございます。
例年だと3日から5日までなんですが、今年は5日が日曜日ってことで、6日もお休みです。
まぁ、4連休となると、休み過ぎな感もありますが、まぁそこは素直に休みます。
のんびりしますわ。
では今日も元気にネタいきましょう。
ついこの間のこのブログで、「月震」について紹介しましたが、今日も月震についてのお話です。
この月震とは地球の震動、つまり「地震」の月における表現です。
月の震動だから、「月震」と…。
で、この月の地震活動「月震」は想像以上に活発だったことが分かったそうです。
1970年代のアポロデータの再分析で明らかになりました。
この地震が起きるのはもちろん、地球だけではありません。
月でも火星でも多くの惑星で地震が起きています。
1970年代のNASAのアポロ計画のデータを再分析したところ、「月震」は考えられている以上に活発に起きていることが明らかとなったそうです。
このアポロのデータは危うく廃棄されるところを、日本人の研究者が救い出したものなんだそうです。
それをまた別の日本の研究者が丹念に分析し、これまで知られていた1万3000回の月震以外に、2万2000回の月震が記録されていることを突き止めたそうです。
1970年代のアポロ計画で月面に設置された月震計には、これまでの記録の約3倍にあたる、合計3万5000回の月震が記録されていたわけなんです。
地面が揺れることに違いはないんですが、月の月震は地球の地震とは少々違ったメカニズムで発生すると考えられています。
地球の地震は主に地殻プレート(NASAによれば月にはないもの)の移動によって起きますが、月の地震「月震」を生み出すのは、緩やかな温度変化や隕石の衝突などなんだそうです。
最近の研究によると、月はだんだんと縮んでおり、そのせいで月震が起きている可能性もあるという話です。
いずれにせよ日本の強烈な地震より揺れは弱いそうで体感できないほどだとか…。
1969〜1977年にかけて、アポロ計画の宇宙飛行士は、2種類の月震計を月面に設置してきました。
1つは、月震波の3次元的な動きを長い周期で検出するタイプ。
もう1つは、もっと短い周期の揺れを検出するタイプでした。
これまで確認されてきた月震計が記録した1万3000回の月震は、すべて長周期的なデータとして検出されたものでした。
短周期のデータは、月の昼と夜の温度差によるノイズが大きいことや、データを地球に送信する際の問題などのために、ほとんど無視されてきました。
それどころか、危うく永遠に失われるところだったそうなんです。
アポロ計画を完了したNASAは、新たなミッションを行うために、月震計から資金を引き上げたんですね。
その際、長周期データは保管されましたが、短周期データは放棄されてしまったんですって。
ですが、これを守った日本人の研究者がいたわけなんです。
それはテキサス大学の地球物理学者、中村吉雄名誉教授(すで退職されているそうです)でした。
彼は1万2000本の記録テープを保管しました。
それはのちにデジタルデータに変換されました。
そして今回、これを3ヶ月かけて見直したのが、東京大学の小野寺圭祐博士でした。
彼がこのデータのノイズを取り除いて調べたところ、月震と思われるものが3万件も記録されていることが判明。
それをさらに精査して、そのうち2万2000件が本物の月震であることを突き止めたそうです。
新たに発見された月震は、月面がこれまで考えられていたよりずっと頻繁に揺れていることだけでなく、それが発生する地点も想像以上に浅いことを示しているそうです。
それは、こうした月震がこれまで考えられていた以上に断層と関係していることを示唆しているということらしいです。
こうした月の地震をもっとよく理解するには、さらなるデータが必要になります。
2023年8月、インドの月探査機チャンドラヤーン3号の着陸機「ヴィクラム」が、アポロ計画以来となる月震を検出しました。
こうしたデータが、今後の月震研究を支えてくれることでしょう。
小野寺氏と中村氏は、2024年2月に50年以上ぶりに月面に到達した米国の民間企業「インテュイティブ・マシーンズ」が打ち上げた月着陸船「オデュッセウス」や、将来NASAが月面着陸船に搭載する月震計が、今回の研究を裏付けてくれることを期待しているそうです。
ここ数年、この「月」に関する研究がエライ進んでる気がするんですが、やはり人類移住計画なんでしょうか。
ま、わたくし院長が生きてるうちは無理でしょうけど、次世代、もしくはその次の世代の方たちには、月での生活っていう選択肢もあるかもね。
その頃の地球は、もう住めたもんじゃないのかも…。
まず、地球を何とかする方が先決な気もしますが、この研究も見守りましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月3日の金曜日でございます。
いよいよ本気のゴールデンウィークですなぁ。
当院も、今日から6日までお休みでございます。
例年だと3日から5日までなんですが、今年は5日が日曜日ってことで、6日もお休みです。
まぁ、4連休となると、休み過ぎな感もありますが、まぁそこは素直に休みます。
のんびりしますわ。
では今日も元気にネタいきましょう。
ついこの間のこのブログで、「月震」について紹介しましたが、今日も月震についてのお話です。
この月震とは地球の震動、つまり「地震」の月における表現です。
月の震動だから、「月震」と…。
で、この月の地震活動「月震」は想像以上に活発だったことが分かったそうです。
1970年代のアポロデータの再分析で明らかになりました。
この地震が起きるのはもちろん、地球だけではありません。
月でも火星でも多くの惑星で地震が起きています。
1970年代のNASAのアポロ計画のデータを再分析したところ、「月震」は考えられている以上に活発に起きていることが明らかとなったそうです。
このアポロのデータは危うく廃棄されるところを、日本人の研究者が救い出したものなんだそうです。
それをまた別の日本の研究者が丹念に分析し、これまで知られていた1万3000回の月震以外に、2万2000回の月震が記録されていることを突き止めたそうです。
1970年代のアポロ計画で月面に設置された月震計には、これまでの記録の約3倍にあたる、合計3万5000回の月震が記録されていたわけなんです。
地面が揺れることに違いはないんですが、月の月震は地球の地震とは少々違ったメカニズムで発生すると考えられています。
地球の地震は主に地殻プレート(NASAによれば月にはないもの)の移動によって起きますが、月の地震「月震」を生み出すのは、緩やかな温度変化や隕石の衝突などなんだそうです。
最近の研究によると、月はだんだんと縮んでおり、そのせいで月震が起きている可能性もあるという話です。
いずれにせよ日本の強烈な地震より揺れは弱いそうで体感できないほどだとか…。
1969〜1977年にかけて、アポロ計画の宇宙飛行士は、2種類の月震計を月面に設置してきました。
1つは、月震波の3次元的な動きを長い周期で検出するタイプ。
もう1つは、もっと短い周期の揺れを検出するタイプでした。
これまで確認されてきた月震計が記録した1万3000回の月震は、すべて長周期的なデータとして検出されたものでした。
短周期のデータは、月の昼と夜の温度差によるノイズが大きいことや、データを地球に送信する際の問題などのために、ほとんど無視されてきました。
それどころか、危うく永遠に失われるところだったそうなんです。
アポロ計画を完了したNASAは、新たなミッションを行うために、月震計から資金を引き上げたんですね。
その際、長周期データは保管されましたが、短周期データは放棄されてしまったんですって。
ですが、これを守った日本人の研究者がいたわけなんです。
それはテキサス大学の地球物理学者、中村吉雄名誉教授(すで退職されているそうです)でした。
彼は1万2000本の記録テープを保管しました。
それはのちにデジタルデータに変換されました。
そして今回、これを3ヶ月かけて見直したのが、東京大学の小野寺圭祐博士でした。
彼がこのデータのノイズを取り除いて調べたところ、月震と思われるものが3万件も記録されていることが判明。
それをさらに精査して、そのうち2万2000件が本物の月震であることを突き止めたそうです。
新たに発見された月震は、月面がこれまで考えられていたよりずっと頻繁に揺れていることだけでなく、それが発生する地点も想像以上に浅いことを示しているそうです。
それは、こうした月震がこれまで考えられていた以上に断層と関係していることを示唆しているということらしいです。
こうした月の地震をもっとよく理解するには、さらなるデータが必要になります。
2023年8月、インドの月探査機チャンドラヤーン3号の着陸機「ヴィクラム」が、アポロ計画以来となる月震を検出しました。
こうしたデータが、今後の月震研究を支えてくれることでしょう。
小野寺氏と中村氏は、2024年2月に50年以上ぶりに月面に到達した米国の民間企業「インテュイティブ・マシーンズ」が打ち上げた月着陸船「オデュッセウス」や、将来NASAが月面着陸船に搭載する月震計が、今回の研究を裏付けてくれることを期待しているそうです。
ここ数年、この「月」に関する研究がエライ進んでる気がするんですが、やはり人類移住計画なんでしょうか。
ま、わたくし院長が生きてるうちは無理でしょうけど、次世代、もしくはその次の世代の方たちには、月での生活っていう選択肢もあるかもね。
その頃の地球は、もう住めたもんじゃないのかも…。
まず、地球を何とかする方が先決な気もしますが、この研究も見守りましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院