2024年03月07日 [動物のこと]
ヤギの感受性
お疲れ様です。院長です。
3月7日の木曜日でございます。
3月も1週間過ぎましたが、まだ春と言うには寒い日も多いですな。
今年はそれでもまだ暖かい方かなとも思いますが、もうちょっとポカポカして欲しいね。
て言うても、すぐ暑くなるんでしょうけど…。
そんな感じで、今日もネタにいきましょう。
なんでも、ヤギは人間の声を聞いただけで喜びや怒りの感情を読み取れることが判明したそうなんですよ。
なんでまたヤギ?って感じはしますが、ヤギは感受性が豊かなんでしょうか。
集団で生活するヤギは、社交的で感情豊かな動物で、犬に匹敵するコミュニケーション能力を持っているそうなんですが、新たな研究によると、ヤギは人間の声に込められた感情を読み取ることができるそうです。
香港城市大学(中国)とローハンプトン大学(英国)の研究チームによれば、ヤギは喜びや怒りといった感情を人間の声から敏感に察知するという話しです。
ヤギが人間の顔の表情を読み取れることは以前からわかっていたそうなんですが、声だけでも感情を読み取れることを証明したのは今回の研究が初めてだそうです。
顔の表情からも読み取れるのか…。
これはかなり賢い動物ってことですな。
ヤギって、あまり馴染みがないですからねぇ…。
どうやらヤギたちは、人間との長い付き合いの中で、この能力を身につけたと考えられるそうなんです。
研究チームは、イングランド南東部ボートン・モンチェルシーにあるヤギの保護施設「Buttercups Sanctuary for Goats」にいるヤギたちに人間の声を録音した音声を聴かせる実験を行ないました。
ここは飼育放棄されたり、捨てられたり虐待を受けたヤギたちに永遠の家を提供している施設があるそうなんです。
ヤギたちに聞かせた人間の声は、喜びや怒りといった感情を含んだもので、怒りから喜びへ、喜びから怒りへと声のニュアンスを変化させています。
すると驚くべきことに、ヤギの75%が、人間の感情の変化にはっきり反応を示したそうなんです。
たとえば、声が喜びから怒りへと変わったとします。
するとヤギたちは、声がする方をじっと見つめ、注意を向けるんだそうです。
怒りだけに反応するわけではなく、怒りから喜びへ変わってもやはり注目するんだそうです。
英国ローハンプトン大学のマリアンヌ・メイソン博士は、こうした行動は「ヤギが人間の声のサイン、すなわち感情を識別できるという初めての証拠」であると説明しています。
とはいっても、中にはあまり反応しないヤギもいたそうですが…(笑)
こうした反応の差は、ヤギによって声の感情を認識する力に違いがあるからかもしれませんし、あるいは生まれ育った環境など、何か外的な要因があるのかもしれないとのことです。
ま、これは人間でも同じですわね。
何要因かは別としても、全く空気が読めない人って、いいか悪いかは別としても、一定数いますからね。
ですが1つ興味深いのは、声に注目するヤギたちの心拍が上がるといった、体の変化が見られなかったことだそうです。
つまり、ヤギたちは声に含まれる感情を読み取りながらも、それを気にしてストレスを感じたりはしてないということなんだそうです。
なるほど…。
という事は、怒りの感情に警戒するとかいう反応でもないって事でしょうね。
こうした新事実は、ヤギと人間の関係をより良いものにする大切なヒントになるでしょうね。
たとえば、ヤギと仲良くなりたいのなら、怒気を含んだ声はやめて、やさしく語りかけてあげましょう。
敵意がないことをわかってくれるはずですから…。
人間同士では当たり前のことですが、同じことがヤギにも言えるのかもしれないわけなんですね。
香港城市大学のアラン・マケリゴット教授は、人間の声がヤギをはじめとする家畜に与える影響を解明するために、さらなる研究が必要であると述べています。
私たちの声は、想像以上に動物たちの心に伝わっているようなんですな。
まぁ、ヤギに話しかけることは今後無いかもしれませんが、もしヤギと話す機会があれば、覚えておいて下さい(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月7日の木曜日でございます。
3月も1週間過ぎましたが、まだ春と言うには寒い日も多いですな。
今年はそれでもまだ暖かい方かなとも思いますが、もうちょっとポカポカして欲しいね。
て言うても、すぐ暑くなるんでしょうけど…。
そんな感じで、今日もネタにいきましょう。
なんでも、ヤギは人間の声を聞いただけで喜びや怒りの感情を読み取れることが判明したそうなんですよ。
なんでまたヤギ?って感じはしますが、ヤギは感受性が豊かなんでしょうか。
集団で生活するヤギは、社交的で感情豊かな動物で、犬に匹敵するコミュニケーション能力を持っているそうなんですが、新たな研究によると、ヤギは人間の声に込められた感情を読み取ることができるそうです。
香港城市大学(中国)とローハンプトン大学(英国)の研究チームによれば、ヤギは喜びや怒りといった感情を人間の声から敏感に察知するという話しです。
ヤギが人間の顔の表情を読み取れることは以前からわかっていたそうなんですが、声だけでも感情を読み取れることを証明したのは今回の研究が初めてだそうです。
顔の表情からも読み取れるのか…。
これはかなり賢い動物ってことですな。
ヤギって、あまり馴染みがないですからねぇ…。
どうやらヤギたちは、人間との長い付き合いの中で、この能力を身につけたと考えられるそうなんです。
研究チームは、イングランド南東部ボートン・モンチェルシーにあるヤギの保護施設「Buttercups Sanctuary for Goats」にいるヤギたちに人間の声を録音した音声を聴かせる実験を行ないました。
ここは飼育放棄されたり、捨てられたり虐待を受けたヤギたちに永遠の家を提供している施設があるそうなんです。
ヤギたちに聞かせた人間の声は、喜びや怒りといった感情を含んだもので、怒りから喜びへ、喜びから怒りへと声のニュアンスを変化させています。
すると驚くべきことに、ヤギの75%が、人間の感情の変化にはっきり反応を示したそうなんです。
たとえば、声が喜びから怒りへと変わったとします。
するとヤギたちは、声がする方をじっと見つめ、注意を向けるんだそうです。
怒りだけに反応するわけではなく、怒りから喜びへ変わってもやはり注目するんだそうです。
英国ローハンプトン大学のマリアンヌ・メイソン博士は、こうした行動は「ヤギが人間の声のサイン、すなわち感情を識別できるという初めての証拠」であると説明しています。
とはいっても、中にはあまり反応しないヤギもいたそうですが…(笑)
こうした反応の差は、ヤギによって声の感情を認識する力に違いがあるからかもしれませんし、あるいは生まれ育った環境など、何か外的な要因があるのかもしれないとのことです。
ま、これは人間でも同じですわね。
何要因かは別としても、全く空気が読めない人って、いいか悪いかは別としても、一定数いますからね。
ですが1つ興味深いのは、声に注目するヤギたちの心拍が上がるといった、体の変化が見られなかったことだそうです。
つまり、ヤギたちは声に含まれる感情を読み取りながらも、それを気にしてストレスを感じたりはしてないということなんだそうです。
なるほど…。
という事は、怒りの感情に警戒するとかいう反応でもないって事でしょうね。
こうした新事実は、ヤギと人間の関係をより良いものにする大切なヒントになるでしょうね。
たとえば、ヤギと仲良くなりたいのなら、怒気を含んだ声はやめて、やさしく語りかけてあげましょう。
敵意がないことをわかってくれるはずですから…。
人間同士では当たり前のことですが、同じことがヤギにも言えるのかもしれないわけなんですね。
香港城市大学のアラン・マケリゴット教授は、人間の声がヤギをはじめとする家畜に与える影響を解明するために、さらなる研究が必要であると述べています。
私たちの声は、想像以上に動物たちの心に伝わっているようなんですな。
まぁ、ヤギに話しかけることは今後無いかもしれませんが、もしヤギと話す機会があれば、覚えておいて下さい(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院